MEMO

■最近テレビで連日報道されているオセロの中島の件、一体誰がそんなに興味あるんだ?? と思っている方も多いんじゃないかと思うんですが、それ、僕です。僕! 前から中島のことがずっと気になっていたんですよ。大丈夫なのかなって。でもこんなに複雑なことになっていたとは驚きでした。

変な人にマインドコントロールされて同居生活の上全財産吸い取られるっていうのは、辺見マリもまったく同じパターンで被害に遭っていた記憶があるんですが、中島の場合はマインドコントロールとは別に心の病も患っているっぽいのが気になります。3年くらい前にも、当時やってたブログの内容がおかしいとちょっと話題にもなっていましたよね。誰かに監視されているみたいな内容で…。後から言うのもなんですが、前兆があったんだからここまでこじれる前に誰かが止めるとか、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁという気がします。
あと、テレビでは樹木希林とかぐっさんとか、全然関係ない人に話を聞いていますが、どうせ聞くならもうちょっと近しくしていた人の話が聞きたい気がします。同じ事務所の人はどう思っていたんでしょうか。鶴瓶とか。
 

■そんな中島と同じマンションに住んでいることでもお馴染みの今ちゃんがやってる番組「KOZY’S NIGHT 負け犬勝ち犬」ですが、先日の「サイコパス番付」の回、面白かったです。ゲストにオリラジの2人とケンコバを呼んで、メインの今田・東野とともに誰がいちばんサイコパスな思考の持ち主かをテストしていくという内容です。視聴者も自分でチェックできる構成になっていたのでやってみましたが、僕はいたって平凡な思考だということが判明してとりあえずほっとしましたです。というかややもすると、サイコパスにいいように利用されてしまう側ですよ。気をつけないといけません。

番組ではサイコパスな人は常に人の隙ができる瞬間を伺っていて、とっさに言い訳をしたり誤魔化すのがうまい、みたいなことを言っていましたが、それを聞いていて頭に浮かんだ人物がいました。もちろんあくまでテレビを見ていて受ける印象ですが…、ロンブーの淳ですよ。そのまんま当てはまるじゃないですかと思ってしまいました。

以前淳がいいとも増刊号でしゃべっていたエピソードを思い出したんですが、あるときお風呂の水を出しっ放しにして溢れさせ、下の階まで漏水させてしまったことがあったそうなんですね。その際マンションの管理人が下の階からのクレームに対応するため淳の部屋のチャイムを鳴らしたそうなんですが、ヤバイと思って淳の取った行動というのが、とっさに床に溜まった水をすくって天井にぶっかけた後にドアを開け、「いやー、うちも上の階から漏れてきたようなんですよ」って答えたっていうんですね。
共演者に「そんなウソついたってすぐバレるじゃん」って突っ込まれていましたが、「いや、そうやって一度管理人を上の階へ確認に行かしている間に、改めてどう対応するかじっくり考える時間ができるじゃないですか。あれ(天井に水をかけたこと)をとっさに思いついた自分は我ながらアイデアマンだと思いましたね」みたいな感じでまるで武勇伝のように嬉々として語っているのを見て、もうなんか発想がすごいわと思った記憶があったんですが、これってまさにサイコパスそのものの考え方じゃないですか。ぜひ今度は淳を呼んでじっくり検証して頂きたいと思います。
 

■あと最近見たテレビで面白かったと言えば、「アメトーーク」の「ちゃんとしてなきゃいけない芸人」の回。これって、けっこう深いテーマだと思うんですよね。なんでちゃんとしていないことを笑える芸人とそうじゃない芸人がいるのか。これは本人の自尊心とか、こうなりたい・なりたくないという気持ちからくるものなのか、それとも他の芸人や視聴者などの関係性の中から少しずつ各々のポジションとして醸成されていくものなのか…。

でも思ったのが、やっぱり受け手の第一印象なんですよね。この人はちょっと抜けてそうなタイプかなと思って、実際そのとおりだったりすると期待どおりの安心感から笑えるし、しっかりしてそうだと思ったのに予想外なヘマをされると、不安が先に立ってちょっと引いてしまうというか。だから見た目がちゃんとしていて、更に自分が人からどう見られているかに敏感で、なるべくその期待に応えようと動いてしまうという、この三拍子が揃っている人が”ちゃんとしてなきゃいけない芸人”になっちゃうんだろうなぁと。

僕は別にちゃんとしているわけではないけど、例えば変な冗談みたいなことを言ってしまったとして、人から「そんなこという人だと思わなかった」なんて言われたら、今度から絶対に言わないようにしようってすごく気にしてしまうタイプなので、その気苦労みたいなものがなんか分かると思ったのでした。

番組の途中でオードリーの若林とインパルスの板倉がキスをしないといけないようなくだりがあったけど、ひやひやしましたもんね。本当にしたらどうしようって。あれもしやってたら誰も得しない、いたたまれない状況になってたんだろうなぁ。
ということで、ちゃんとしてなきゃいけない芸人の人達にはやっぱりこれからも期待を裏切ることなくちゃんとしていてほしいと思います。