COLUMN懐かし

実家に帰っていたときに、いろいろ荷物の整理をしたんですが、その時にずっと行方不明になっていた郵便局の通帳を発見したのでした。

ユウちゃん貯金通帳
これがその通帳の写真なんですが、子供の時に作った通帳なのでイラスト入りなんですね。リスの男の子と女の子が描かれています。

郵便局には「ユウちゃん・アイちゃん」というキャラクターがいましたが、上のイラストとは見た目が全然違います。Wikipediaのユウちゃんの項によると、馴染みのあるユウちゃんは1990年にモデルチェンジされた2代目とのことなので、それ以前に発行されているこの通帳のキャラは初代ユウちゃんということなんでしょう。

ただ、Wikipediaに掲載されている初代ユウちゃんの画像とも全然違うんですね。これはおそらく、初代ユウちゃんは1962年~1990年と活躍期間が長かったため、その間に何度かマイナーチェンジをしていたのではと推測されます。

だけどもう1点気になるのはその横に描かれている女の子ですよ。再びWikipediaソースであれですが、ユウちゃんの妹のアイちゃんが設定されたのは2代目になってからなんですよね。ということは、この子に関してはアイちゃんではなく、ただのリスの女の子なのかもしれません。

ちなみに長らく活躍してきたユウちゃん・アイちゃんですが、昨年の郵政民営化のどさくさに紛れて降板させられちゃったのでした。新しいマスコットも存在しないので、今は子供用の通帳も存在しないのではと思われます。

合理化もいいけど、これまでPRに貢献してきたキャラクターをなくすことはないのに…と思うのは僕だけでしょうか。大人の都合で消えていったユウちゃん、アイちゃんのことを思うと少し胸が痛みます。小泉さんの言っていた、「痛みをともなう構造改革」の痛みって、こういうことだったんですね…(←たぶん違う)。