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読売新聞日曜版にて連載中の漫画「あたしンち」の公式ファンブックが発売されました。

あたしンち公式ファンブック
[本]あたしンち公式ファンブック(amazon)

メディアファクトリー 2010.3.5発売 924円
ISBN:978-4-8401-3233-6

これまでに発売された単行本15巻分の作品をいろいろな側面から解きほぐしていて、タチバナ家の人々はもちろん、個性的な脇役たちについてのあれこれについてや、タチバナ家の間取りやルールなどの小ネタも収録されていて、あたしンちファンなら楽しめること受け合いの内容になっています。

中でも発見だったのがみんなが暮らしている街の地図。作品上は断片的にしか出てこないのでよく分からなかったけど、2つの鉄道路線にはさまれた地区になっているんですね。これは漫画では練馬区の光が丘周辺を、アニメ版では西東京市をモデルにしているんだとか。前から都内のどこかがモデルになっているんだろうけどどの辺なんだろうと気になっていたのでなるほどー、と思いました。
あとは作品中では1度も登場していないユズヒコの部活動についての話もびっくり。まさかそんな裏設定があったとは。

その他には有名人の方に「マイベストあたしンち」を選んでもらっているコーナーもあって、その中の角田光代さんのお母さんについての話にもありましたが、なぜか「あたしンち」の登場人物には読み手やその周囲の人を投影させてしまう、不思議な感覚がありますよね。この本に収録されている作者のけらえいこさんへのインタビューによると、登場人物は身のまわりにいる人をモデルにしているとあるので、やっぱりそのあたりの人物像の作り方に秘訣があるんでしょうね。

せっかくなので僕もマイベストあたしンちを選んでみました。大好きなエピソードはたくさんあるんですが、特に大好きなのがこのシーン(9巻P101より)。
あたしンちのヒトコマ
これ、特に4コマ目のみかんの「脳の回転絶賛停止中!」とでも言うような表情がかわいいというか、愛おしくなってしまうんですよね。それってやっぱり僕にもみかんみたいにぼーっとしすぎて意識が宇宙へ飛んでってしまう経験があるから、なんでしょうか。

残念ながらアニメの方は昨年終わっちゃって寂しい思いをしましたが、そんな中で、こうした本が発売されるのはファンとしては嬉しいですね。漫画の方は末永く続いてほしいです。

[本]あたしンち公式ファンブック(出版社の紹介ページ)
あたしンちWEB(公式サイト)

「あたしンち」がお引っ越し(2004.11.2)

MEMO

■3/18に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」のキタナシュランのコーナーに名古屋開府400年事業のマスコット、はち丸くんがちらっと出てましたね。

貴さん「時給800円ぐらい?」
手を振るはち丸くん
はち丸(ちがう!)

貴さん「名古屋でオススメのきたなうまいお店は?」
考えるはち丸くん
はち丸(そうだな~)

お手上げはち丸くん
はち丸(わかりましぇ~ん)

それにしても板東英二オススメの喫茶店「西アサヒ」のタマゴサンドとイチゴミルクは本気でおいしそうでした。食べてみたい!