MEMO

Pixar Animation Studios
ピクサーの立役者、エド・キャットムル、スティーブ・ジョブズ、ジョン・ラセターの3ショットが掲載されています。
ピクサーとジョブズについてのエピソードは以前、「メイキング・オブ・ピクサー」という本で読みましたが、ジョブズがピクサーに対してやったことって一見ただお金を出しただけのようにも見えるんだけど、絶対他のスポンサーでは今のピクサーはあり得なかったとしか言いようのないことをやっているんですよね。なんでそんな判断ができるんだっていう。本当に不思議です。

ジョブズとぼくらは勝ったのか?はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記さん)
ドワンゴの人が書く、アップルファンから見た回顧。今を知った上でこうやって振り返ると、すべての出来事があらかじめ決められて動いていたかのような錯覚に陥ります。やっぱり常人には理解不能です。

Steve Jobs の思い出まつひろのガレージライフさん)
こちらはアップルで働いていた方の思い出話。僕がはじめてiPod miniを手にしたとき、マイクロドライブにちょっとした”がわ”を付けるだけでこんな素敵なデバイスになるなんて、まるで魔法のようだなぁと思った記憶がありますが、もちろん本当にジョブズがステッキ振り回して魔法をかけていたなんてことはなく、優秀な社員の方々がジョブズに認められる製品を完成させるべく死にものぐるいの努力をしたおかげなんですね(ってそりゃ当然な話ですが)。
あと組織のつくり方っていうんでしょうか。恐ろしいほど徹底してますね。ジョブズに関する逸話はどれも常軌を逸していてすさまじいです。

茂木健一郎「Windowsは糞」 ← 元Microsoft副社長の西和彦氏が生放送中にブチギレRIDE THE WAVEさん)
笑った。この番組、ゲストの人選を見て「これは何かあるな」と思ってタイムシフト予約していたんですが、こんなことになっていたとは。にしてもネットで、しかも2ちゃんねるでここまで西さんが擁護されているのって史上初なんじゃないでしょうか。茂木さんどんだけ嫌われてるの。
まあでもこれはやっぱり茂木さんが責められても仕方ないのかもしれませんね~。こういう発言は周囲にどんな人がいるか確認してからしないとね。何かを褒めるときに、別の何かをけなしてしまうのって、僕も無意識にやってしまいがちなので気をつけないといけません。

TOPICSアニメ

このサイトでは何度か紹介しているのでおなじみ(なはず)のゲームソフト「ラビッツ・パーティー」シリーズですが、ゲーム情報サイトdoope!さんによるとラビッツ発売元のユービーアイソフトがCATVチャンネルのニコロデオンと提携し、2013年からアニメーションシリーズを放送開始することが明らかになったそうです。

しかも、アニメーションを手掛けるのが「ウォレスとグルミット」でおなじみのアードマン・アニメーションズとのこと! この情報自体は2010年に発表されていたそうなんですが、ラビッツファンなのに全然知りませんでした…。とにかくあのアードマンが手掛けるのなら間違いないと思いますので、完成を期待して待ちたいと思います。

ただ、ニコロデオンは2009年に日本撤退していて視聴不能な上、ラビッツ自体も国内ではほぼ無名の存在ですのでパッケージ等が発売される可能性も非常に低そうなのが気がかりです。どうにか国内でも見られるように今から”スッポン”に向かってお祈りしないといけないかもしれません。

「ラビッツ」のアニメシリーズが2013年にスタート!Ubisoftがニコロデオンとの提携を発表doope!さん 2011.10.6)

ラビッツ・パーティー タイムトラベル(公式サイト)…海外向けにはラビッツシリーズの公式サイトがあるんですが、日本向けにはないので1月に発売されたWii5作目のサイトにリンク。最新作という意味では3DS版の「ラビッツ タイム・トラベル」もありますが、こちらは2Dアクションなので内容は別モノです。
今後の予定としては11月にXbox360のKinect向けに「Raving Rabbids: Alive & Kicking」というタイトルが発売されますが、今のところ国内販売は未定。また、派生元のレイマンシリーズ最新作「Rayman Origins」がマルチプラットフォームで発売予定ですが、国内向けには現在PlayStation Vita用のみが正式発表されています(発売時期は未定)。

Aardman(公式サイト)…長編作品の最新作はドリームワークスと共同制作した「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」。この作品は国内では劇場公開されなかったので知名度は低いですがDVDは発売されています。そして今年はソニー・ピクチャーズとの共同制作第1弾作品「アーサー・クリスマスの大冒険」が公開。こちらは日本でも11/23に公開される予定です。

[Wii]ラビッツ・パーティー TV Party(2009.1.22)
[本]ウォレスとグルミット ザ・コンプリート・ブック(2009.7.29)

MEMO

追悼 Steave Jobs(Apple)

月並みな言葉ですが、まさに1つの時代の終わりですね…。
今日も昨日に続いてiPhoneネタを書いてあったんですが、なぜかUPするのを忘れてて、あとで更新しようと思っていたらこの訃報ですよ。

何年か前に、「アップルはふざけきった企業」みたいなことを書いたことがありましたが、アップルやジョブズに対して愛憎入り交じった感情を抱いていた人も多いんじゃないでしょうか。そういう一筋縄でいかないところが、知れば知るほど好きになってしまうのでした。
本当は去年はじめてMacを買ったばっかりの僕なんかが知ったようなこと語るべきではないんですけどね。でも今もMacにはFlashをインストールしてないんですよ。だってジョブズが入れない方がいいってジョブズが言ってたからね。

TOPICSアニメ

ソニー・クリエイティブプロダクツのキャラクター、「うさぎのモフィ」の新しいアニメーションが制作されることが発表されました。モフィのアニメというと公式サイトで連載されていたショートアニメがありますがそれとは別物で、なんとイタリア国営放送と、同じくイタリアのアニメーション制作会社Misseri Studioとの共同制作となるそうです。
テレビ用5分×26話のシリーズとして作られるそうで、欧米やアジア圏など、海外での放送や商品化も前提に展開していくんだそうです。

Misseri Studioというと日本でも放送されたことのある「A.E.I.O.U.」や「ミオ&マオ」といった作品でも知られるように、一風変わったコマ撮りアニメーションを得意とするスタジオですが、今作でも綿(コットン)を使用したストップフレームアニメーションという世界初となる方法が採用されているそうです。公開されている写真を見ると、モフィの世界観を表現するのにぴったりあっていて、ぐっと期待が高まりました。

ちなみに「うさぎのモフィ」は2007年にソニー・クリエイティブプロダクツが創立30周年を記念し、「リラックマ」の作者として知られるコンドウアキさんと共同制作したオリジナルキャラクターで、翌2008年に絵本が2冊発売されているんですが、その後はやや停滞気味な展開となっていたのでした。
今年に入ってからは5月に主婦と生活社のWebサイト上でショートコミックを連載開始するとともに、新キャラクターの「こねこのソラ」を登場させるなど、新たな展開が続いていたのですが、ここにきてこんな大ネタが来るとは予想していませんでした。

ソニー・クリエイティブプロダクツとしても、最近は海外のキャラクターを国内で展開するのが中心になっていると思うので、逆にオリジナルキャラクターを海外展開するというのはかなり思い切った展開なんじゃないでしょうか。ぜひ成功して新たな国民的キャラクターに育てていってほしいなぁと思います。
作品の完成は2013年2月ということでかなり先ですが、それまで楽しみに待ちたいと思います。

ソニーCP、伊社とアニメ制作 14年めど30カ国で放送(日本経済新聞 2011.10.3)
ソニー・クリエイティブ プロダクツ オリジナルキャラクター「うさぎのモフィ」のアニメーション 国際共同制作 スタート(ソニー・クリエイティブプロダクツ 2011.10.3)…PDFです。画像はこちらのリリースにあります。

うさぎのモフィ(公式サイト)
うさぎのモフィ 連載ショートコミック(主婦と生活社)
akibako コンドウアキのWeb(公式サイト)

[本]うさぎのモフィ2 わすれんぼうの森(2008.12.5)

MEMO

■次期iPhone、iOSのリリース日など、Apple関連のニュースがいろいろ発表されました。

iPhone 4S 発表、国内でも10月14日発売。ソフトバンクと au から
iPhone 4S vs. iPhone 4 詳細比較チャート
新 iPod nano はマルチタッチ対応、iPod touch には白バージョン追加
iOS 5 は10月12日リリース
iCloud は10月12日開始、iTunes Matchは米国限定スタート
(以上、Engadget Japaneseより)

事前のリークどおりauからもiPhoneの発売が決定するなど、注目すべき点もありましたが、iPhone5が発表されるのではと期待を膨らませすぎた人にとっては「iPhone4S」というマイナーチェンジ版のみの発表はやや肩すかしだった様子です。僕もiPod touchユーザーとして新touchの登場に期待していたんですが、白バージョンの追加と値下げのみに留まりちょっと残念でした。CPUやメモリはそのままでもいいからカメラの性能をもうちょっとだけUPしてほしいんだけどなぁ。せめて200万画素くらいあればいいのに。
でも8GBモデルが16800円とは驚異の価格ですね。あれだけ身銭切って10000円も値下げしたニンテンドー3DSともあまり変わらないっていう。もっと売れてもいいと思いますよ、この値段なら。

発表後にいろんな反応を見るためTwitterでいろいろ検索してみたんですが、すると、
「独占が崩れてソフトバンクざまぁ」
というお決まりのフレーズにはじまり(実際には社名じゃなくて別の1文字だったりしますが自粛)、
「仲間はずれのドコモざまぁ」
というものから、
「iPhone5が出ると思って必死に我慢していた3GS厨ざまぁ」
「iPhone5独占供給の噂に浮かれていたau厨ざまぁ」
「白iPhone4なんていう中途半端なもの買ったやつざまぁ」
といった具合に全方位に向けて「ざまぁ」の大合唱が繰り広げられて正直吹きました。僕はNTTが嫌いなので、前にも書いたようにドコモざまぁ派で通したいと思いますが、世の中にはいろんな派閥があるようです。

ところで気になるiPhone5についてですが、結局のところいろいろ出ていた噂は全部がデタラメだったということなんでしょうかね。来年発表されるとしても6月になるのか秋になるのかが気になるところです。それによっては「勢いでiPhone4Sなんて買っちゃったやつざまぁ」という新たな煽り文句が加わりかねませんしね(笑)。

MEMOMOVIE

ディズニー、「カーズ2」をBlu-ray 3D化 -e-move対応。キャラのトミカ付き限定版も

ピクサー最新作「カーズ2」のDVD/ブルーレイが12/2に発売だそうです。

僕も1ヶ月前くらいに劇場で見てきました(以降、若干ネタバレ感想あるので一応注意です)。以前、前作ファンとしては見るのが不安みたいなことを書きましたが、そんな気持ちをあっさり吹き飛ばしてくれるいつものピクサークオリティな作品に仕上がっていました。冒頭、重々しい雰囲気の場面から始まったのでちょっと戸惑いましたが、そこから先はカーズの世界観を継承しながらも、まったく新しい作品といった感じになっていて。スパイアクションになっているとはびっくりしました。

ただ、この映画を誰かに勧めるとして、「ここがよかった!」と説明しにくい感じはちょっとしました。もちろん映像面では文句の付け所のないハイクオリティなシーンの連続なんだけど、それはピクサーなんだから当然だし。むしろそれ以外の部分、ストーリー展開が若干分かりづらいところや、いろいろ詰め込みすぎてとっちらかり気味な印象が残ってしまう気がしました。前作のファンならメーターの新しい一面を見ることができたり、初見の人よりもより多くの楽しみ方ができるとは思うんですけどね。

石油利権みたいな話がテーマの1つになっているんですが、これを深いと感じるか物足りないと感じるかで、映画そのものの印象が大きく変わってくるような気もします。

あとPerfumeの「ポリリズム」が劇中歌(日本版ではエンディングも)に起用されていることでも話題を呼びましたが、この点は大満足でした。てっきりハリウッド版ゴジラのラルクみたいにどうでもいい使われ方をしているのかと思ったら、日本にいるシーンで長時間流れていて、場面にもぴったり合っていたし。さすがラセター自身がPerfumeのファンだと公言しているだけはあります。

ちなみに今回見に行った映画館は7月に新装オープンしたTOHOシネマズ渋谷でした。約300席あるSCREEN3での上映でしたが9月の平日午前の回ということで、席には僕以外に2組しかいませんでした。しかもどちらもなぜか端の席だったので、ど真ん中の席で視界に他の人の姿が入らないというほとんど貸し切り状態で鑑賞することができました。この劇場の3D設備は「Sony Digital Cinema 3D」というRealDをベースにした方式だったんですが、これまで見た方式(「トイ・ストーリー3」のIMAX 3Dと「ヒックとドラゴン」のDolby 3D)と比べると明らかに画面が暗く感じました。3D表現自体は「トイ・ストーリー3」よりも使いこなした印象でしたが、やっぱり画面は明るい方がいいなぁと思いましたです。

長々と書いてしまいましたが、作品についてはいろいろ見逃しているところもありそうなのでDVDが出たらもう一度見てみようと思います。