TOPICSDVD,絵本

オリックス・バファローズの”萌えるマスコット”として人気のバファローベルが、写真集に続いて今度は絵本になっちゃうそうです。

バファローベルのえほん ベルとおにいちゃん
[本]バファローベルのえほん ベルとおにいちゃん/幸池重季(amazon)

ぴあ 2012.3.23発売 1050円
ISBN:978-4-8356-1808-1

「ベルとおにいちゃん」、このタイトルと表紙イラストを見る限り、お兄ちゃんのバファローブルも登場するようですので、ブルくんとそのファンの方も拗ねなくてよさそうです(笑)。

作・画はキャラクターをデザインした幸池重季さんによるものですが、タッチが公式イラストのものではなくて、きぐるみをベースにしたデザインで描かれてますよね。これにはちょっと驚きました。
公式イラストも魅力的だし、完成度の高いものでしたが、昨今のきぐるみ人気を踏まえて、そちらをベースに描き起こした方が受け入れられやすいと判断したんでしょうね。
そんなわけで、二次元から三次元、そして再び二次元へ戻ってくるという複雑な工程を経てリデザインされたわけですが、きぐるみならではと思われていたかわいさがしっかり再現されていて、さすがだと思いました。バファローブルの方はきぐるみよりもかっこよくなっている気がするので、この絵を元に再きぐるみ化したらもっとよくなるかも…、ってそこまでやったらさすがにややこしいか(笑)。
発売前なので絵の感想ばっかりになってますが、兄妹の絆が描かれているというストーリーの方にも期待です。

ちなみに、セブンネットショッピングで購入するとオリジナルポストカード(非売品)が1枚ついてくる特典があるそうです。このポストカードにはランダムでバファローベルのサインが入っているとのことなので、ネットで買うならAmazonよりもこちらの方がよさそうです。
 

更に、発表はこちらの方が先でしたが、バファローベルはDVDにもなっちゃうそうですね。せっかくなのであわせて紹介です。

ベルといっしょ。
[DVD]ベルといっしょ。(amazon)

ポニーキャニオン 2012.3.21発売 3990円
品番:PCBP-12076

どんな中身なのかは不明ですが、バファローズの本拠地である神戸の街を舞台に、バファローベルがいろいろやってくれる内容らしいです。収録時間は60分とのことなので、けっこうありますね。

こちらは完全にバファローベルメインの構成になっているようですので、結局ブルくんは拗ねモード発動しそうな感じです(笑)。この兄妹間格差を埋めるためにも、今度はバファローブルメインでも何かやってほしいな。

マスコット紹介(オリックス・バファローズ)
イラスト、キャラクター制作のAUN(幸池重季さんのサイト)
かわいすぎるプロ野球マスコット バファローベルの萌える絵本が発売!(ぴあ関西版WEB 2012.2.27)…発売日の3/23には球団直営店「Bs SHOP」にてイベントを予定しているそうです。今回は都内でのイベントはないのかな? 追加で発表されるかもしれないのでチェックです。
“かわいすぎる”マスコットキャラ「バファローベル」のDVDが3/21に発売(はてなブックマークニュース 2012.2.24)

[本]バファローベル公式フォトブック ベルがいっぱい(2011.10.22)

TOPICSショップ

3月16日、東京駅一番街にある東京キャラクターストリートにキデイランドが手掛ける新しいショップ「K-spot東京駅店」がオープンするそうです。
「K-spot」って聞いたことある人もいると思うんですけど、キデイランド原宿店の1Fにあった独立スペースと同じ名称ですね。あのスペースは、キデイランドが一押しする特定のキャラクター商品を期間限定で販売するという店舗で、流行発信基地的な意味合いを持たせた展開を行っていました。今回新規にできる店舗もそのコンセプトは継承されているようで、初回は「秘密結社 鷹の爪」グッズが並べられるようです。

ちなみに、同日には同じくキデイランドがプロデュースする「ミッフィースタイル東京駅店」と「ハローキティショップ東京駅店」もお目見えします。ミッフィースタイルは梅田、吉祥寺に続いて3店舗目、ハローキティショップは吉祥寺に続いて2店舗目です。
なお、東京キャラクターストリートにはキデイランドがプロデュースするショップがすでに3店舗あるので(「スヌーピータウンミニ」「カピバラさんキュルッとショップ」「リラックマストア」)、平行して継続するのなら一気に倍増することになりますね。

そんな感じでキデイランドではここ数年、1つのキャラクターに特化したショップを複合的に出店する展開を行っていますが、今年はもうひとつ大きな動きがあって、2年前に建て替えのため閉店した原宿店のリニューアルオープンをこの夏に控えているんですよね。現在は少し離れた場所に原宿キャットストリート店という名称の仮店舗での営業を行っていますが、やっぱりキデイランドといえば表参道沿いのイメージが強いので、今から開店が待ち遠しいです。

それに、人気キャラクターに特化した店舗展開もいいけど、いろんなキャラクターの商品が裾野広く展開されているお店の方が、やっぱり新しい発見が多い分楽しいと思うんですよね。そういう部分でのパワーアップにも期待したいです。
ところで、新・原宿店にもK-spotってできるんでしょうか。ちょっと気になります。できてからのお楽しみかな?

キデイランド(公式サイト)
3月16日(金)OPEN!!K-spot produced by KIDDYLAND @ 東京駅一番街キャラクターストリート(キデイランドの告知ページ)
キデイランドプロデュース『ミッフィースタイル東京駅店』、『ハローキティショップ東京駅店』3月16日(金)オープン!!(PR TIMES 2012.2.17)

キデイランド原宿店、建替えのため8月末で閉店(2010.6.13)

TOPICSGAME

この前昨年のまとめコラムを書きましたが、その際にざっくり自分のブログの過去ログを見返したんですけど、それで思ったのが「ゲームに関する話題が多いな~」ってことでして。ゲーム好きですよね。自分ではそんなにやってる意識はないんですけどね。

とか言いながら、今はまってるゲームがあるので紹介するんですが、こちらです。

電波人間のRPG
[3DS]電波人間のRPG
ジニアス・ソノリティ 2012.2.8発売 800円

ニンテンドー3DSのダウンロードソフトで、一応クリアもしたんですが面白かったです。800円という価格なので、ものすごくコンパクトに作られているんですが、その中に僕がRPGに求める要素のすべてが見事に詰まっていて感動しました。「そうそう、こういうのやりたかったんだよ!」って。
ディレクターの方(山名学さん)が昔ドラクエ作ってた人というのもあって、第一印象としてはドラクエに似ているなぁと思ったんですが、ずっと続けているとドラクエというよりウィザードリィに近い感覚を覚えました。シンプルな分、かなりストイックな作りになっていて、見た目に反して後半に行くに従いけっこう容赦ないバランスになってるんですね。

このゲームには電波人間と呼ばれるキャラクターを捕まえるモードがあって、そこで仲間にしたキャラでパーティを編成して冒険するという流れになっているんですが、この電波人間にはちょっと変わったギミックがあって、現実世界に飛んでいる電波を元にキャラクターを作っているんですね(どうも無線LANのMACアドレスから固有のキャラクターを生成しているらしい)。なので家の中を飛んでいる電波人間を全部捕まえ終わり、更にもっといろんなタイプの仲間が欲しいと思ったら外の電波が多そうなところへ出かけていって、何も見えない空中に3DSをかざして捕まえるという、端から見るとちょっと危険な作業が必要になったりもします(笑)。

電波人間捕獲中の画面
▲ちなみに捕獲モードでは3DS内蔵のカメラを使用していて、現実の風景に電波人間が飛んでいるかのような演出がされています。

このシステムが面白いと思ったのは、パーティが全滅したときのペナルティなんですよね。全滅するとせっかく捕まえた電波人間たちが元いた場所に帰っちゃうので、また同じ電波人間を仲間にしたいと思ったら、再び捕まえ場所まで行って再捕獲しないといけないんです。お布施を払って復活させることもできるけど、やたらと高額だったりして。

だったら新しい電波人間を捕まえればいいっていう話なんですが、やっぱり前のキャラを連れ戻したくなってしまうんですよね。
これがもし出会うキャラが全くのランダムで決まっているのなら、捨て駒的な感じで割り切れたんだと思いますが、以前捕まえた場所に行ったら同じキャラが居るかもしれないって言われたら、じゃあまた仲間にしないとってなるんですよね。
この辺が絶妙だなぁって。単に奇をてらっただけのシステムっぽく見えるのに、キャラクターに愛着を持たせられる仕組みになっていたり、しっかりゲーム性にも結びつけられているところが、すごいなと思ったのでした。

続編の話があるならぜひ今度はパッケージソフトのボリュームで遊んでみたいと思いました。はい。

電波人間のしょう
▲主人公の電波人間だけはランダムで決まるみたいなんですが、僕のは「しょう」というキャラクターでした。特別強くはないけどちっこくてかわいいです。

電波人間のRPG(公式サイト)…上2枚の画像は素材集からお借りしました。
ジニアス・ソノリティ…ポケモンの外伝作品などの開発でおなじみ。パブリッシャーとしては今作が初めての作品となります。ちなみに一部の有名ゲームブロガーには直接メーカーから紹介記事の執筆依頼が来たそうですが、当サイトは自主的に紹介しただけです。さすがにね。

TOPICSCM

大阪市交通局のICカード「OSAKA PiTaPa」のキャラクター、「ぴたポン!」が登場するテレビCMが放送されているそうで、ネット上でもロングバージョンが公開されています。

ぴたポン!テレビCM放映中!(OSAKA PiTaPa)

「ぴたポン!のうた」という軽快な歌にあわせて、ぴたポン!がいろんなお店でカードを使う様子が描かれています。
ぴたポン!はアランジアロンゾが手掛けたキャラクターですが、このCMはぬいぐるみアニメーションになっていて、らしさが活かされているところもいいな~って思いましたです。あと大阪弁がすっごくかわいいです。やっぱりアランジアロンゾのキャラには大阪弁がはまりますね。

どのくらいの頻度で放送されているんでしょうか。テレビで見られない地域に住む1人として、ちょっとうらやましいなぁと思うのでした。

OSAKA PiTaPa(公式サイト)…ぴたポン!グッズが当たるアンケートも実施中です。
アランジアロンゾ(公式サイト)

[本]カッパでもどうにかやっている/アランジアロンゾ(2007.4.2)

TOPICSMUSIC,TV

2007年にNHK「みんなのうた」で放送され、人気を博した「おしりかじり虫」が新曲をひっさげ5年ぶりに帰ってくることが発表されました。

新曲のタイトルは「おしりの山はエベレスト」。前作と同じく、うるまでるびが作詞、作曲、アニメーション、歌を手掛けます。今度のおしりかじり虫はよりおいしいおしりを求めて日本を飛び出しエベレストへの登頂を目指すことになるというストーリーになっているそうです。曲調もダンサブルで早口なヨーデル調とのことで、前作とはがらっと変わった印象になりそうです。

オンエアは4月・5月ということで、実際に曲を聴けるのはもう少し先になりそうですが、楽しみです。

帰ってきたおしりかじり虫、5年ぶりの新曲でエベレスト登頂(ナタリー 2012.2.1)
[CD+DVD]おしりの山はエベレスト/おしりかじり虫(amazon)…DVD付きのCDも4/25に発売予定です。

うるまでるびデラックス(公式サイト)…昨年は絵本「白オバケ黒オバケのみつけて絵本」シリーズを2冊発売し好評の様子。コトと共同開発したiPadアプリ版もリリースされています。
[本]ドドボンゴのさがしもの/うるまでるび+いとうとしこ(amazon)…他にドドボンゴも絵本化されています。1/24、学研教育出版より。

うるまでるびの展覧会「ア・ラ・モード」を見に行った(2008.3.4)

TOPICSレポート

1/18~1/23まで松屋銀座にて「キヨノサチコ絵本原画の世界 ノンタン展」が開催中です。ノンタンと言えば小さい頃すごく好きだった絵本ですよ。ということで見に行ってきました。

ノンタン展
▲会場入口では立体ノンタンがお出迎え。

展示物のメインとなる絵本の原画だけでもかなりの点数があり、見ごたえ十分でした。中でも注目はノンタン誕生の前に描かれた「あかんべぎつね」の原画。全編初公開だそうです。
この作品を持ち込みしたところ、出版社の人に主人公はきつねよりももっと身近な動物の方がいいと言われ、描き直して生まれたのがノンタンだったそうです。「あかんべぎつね」と「あかんべノンタン」、見比べてみると絵の感じもおはなしの内容もほとんど同じなのに、受ける印象はかなり違うんですよね。これがノンタンのキャラクター性(見た目や、名前の響きの可愛らしさ…など)の差なんでしょうか。不思議です。

キヨノさんの創作ノートなども展示されているんですが、その中に混じって漫画雑誌の「少女コミック」も展示されていました。1960年代の号で「ララとドラ」という漫画が掲載されているページなんですが、作者を確認するとキヨノさんのお名前が。絵本作家になる前は漫画家としても活動されていたんですね。知りませんでした。
(ちなみに、前夫のおおともやすおみさんも1950年代の貸本漫画時代にオオトモヨシヤスという名義で漫画作品を多数発表されていたそうなので、実は漫画家夫婦だったようです)

場内では、2000年代に入って制作された3DCGアニメーション「げんき げんき ノンタン」も上映されていましたが、僕の中でのノンタンのアニメといえばやっぱり「ウゴウゴルーガ」の中で放送されていた「ノンタンといっしょ」の方ですよ。当時毎日見てましたもんね。
このアニメ、デビューしたばかりだったタレントの千秋がノンタンの声を担当しているんですが、びっくりするくらいイメージにぴったりなんですよね。その後知ることになる千秋の性格もわがままで自分勝手そうなところがノンタンそっくりで2度びっくりでしたし(←あくまでテレビ越しのイメージですよ)。
新しい方は別の声優さんが担当されていますが、やっぱり千秋のノンタンをもう一度見たいなと思ってしまいました。

会場を出たところのノンタングッズ売り場には、ぬいぐるみや文房具、子供向けの生活用品などたくさんのグッズが並べられていて驚きでした。こんなに点数あるんだと。デビューから35年たってもこんなに人気ってすごいです。
残念ながらキヨノさんは数年前にお亡くなりになりましたが、ノンタンはこれからもずっとずっと愛される作品として残り続けていくんだろうなと思いましたです。