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今年はピングー誕生30周年ということで、スペシャルDVDが発売されるそうなので紹介です。

ピングー30周年 スペシャルDVDボックス「The Best of PINGU」
[DVD]ピングー30周年 スペシャルDVDボックス「The Best of PINGU」(amazon)

ポニーキャニオン 2010.3.17発売 定価5250円
品番:PCBX-60812

このDVDはピングーの全エピソード154話の中から、WEB投票により選ばれた上位30話を収録したというもの。更に映像特典として、1980年と1986年に制作されたパイロットフィルム、ピングー唯一の長編作品「しあわせな結婚式」が収録されるそうです。

選りすぐりの作品を見るにはよさそうなDVDですが、やっぱり全部揃えてしまいたいという人のために、以下に通常版DVDも紹介しておきます。リンクはAmazonにしていますが、どれもマーケットプレイスにしか在庫がないようなので公式のピングーマーケットに在庫があるものはそっちで購入した方がいいかもしれません。

[DVD]ピングー シリーズ1
[DVD]ピングー シリーズ2
[DVD]ピングー シリーズ3
[DVD]ピングー シリーズ4…以上4つの定価は各2625円。
[DVD]PINGU SERIES 6…価格は4095円(公式サイトでは2625円になってるけどたぶん間違い)。ぬいぐるみ付きの「PINGU DVD SERIES 6 SPECIAL BOX」(10290円)もあります。

以上のDVDは基本的に各シリーズごと全作品が収録されていますが、シリーズ4だけ日本で公開されていない作品が2話あるみたいで、それが抜けています。「シリーズ6」のDVD(両バージョンとも)には制作現場の様子を撮影した「ホット・アニメーション スタジオツアー」という映像特典も収録されています。

そして「シリーズ5」だけが2つのDVDに分かれて発売されていて、しかもタイトルが違っているという、ちょっとややこしい状態になっています。

[DVD]ピングー あたらしいおはなしシリーズ1
[DVD]ピングー あたらしいおはなしシリーズ2…各2625円。

シリーズ5は元々25周年の時に発売されたDVDボックスに収録されたのが最初で、↑の2つはその単品版として後に発売されたもののようです。

[DVD]ピングー25周年記念 ベリースペシャルDVDボックス…9500円。

ちなみに、なんで「あたらしいおはなし」と銘打たれているかと言うと、ピングーは元々スイスで制作されていた作品でしたが、「シリーズ4」制作後の2002年にイギリスのヒット・エンターテインメントがピングーの権利を取得し、それからは制作もイギリスのホット・アニメーションスタジオが手掛けることになったんですね。なので、前シリーズと区別するためにこうしたタイトルにしたんでしょうけど、結局ややこしいので次のシリーズではそのまま「シリーズ6」としたんだと思われます。

さらっとリンクするだけにしようかと思ったら、すごく長くなってしまいました。長くなったついでにもうひとネタ書いておくと、シリーズ1の最終話にあたる「ピングーの夢」という作品は子供が見るとトラウマになるとかで日本以外の多くの国では放送されていないらしいです。でも今回発売されるDVDには収録されているから、日本では人気が高いようです。それだけ強く印象に残っているということなのかもしれませんね。

ピングーオフィシャルサイト
ピングー30周年スペシャルサイト
Pingu Channel…YouTube上の公式チャンネル。
K & Chieko’s Pingu Gallery-J(ファンサイト)…ディスコグラフィーのコーナーに各エピソードのオリジナルタイトル、日本語タイトルがまとめられています。
[本]ピングーバイブル―公式キャラクターブック(amazon)…20周年時に発売されたファンブック。こういうのもまた発売してほしいな。

ピングーの新作がテレビ放送開始です(2004.4.11)…ちなみに現在はTV放送していないっぽいです。

MEMO

■最近、BPO(放送倫理・番組向上機構)のサイトで公開されている視聴者の意見のページを毎月チェックしています。世の中でどんなことが不適切・不謹慎と言われるかが分かって面白いです。ちなみに先月寄せられた意見の一部を抜粋してみるとこんな感じです。

・同僚を亡くした遭難者に「今振り返ってこの富士登山はいかがでしたか?」と質問
・「巨大リップクリームを作る」という企画で多量の原料を地面にばら撒く
・夫の浮気が原因で離婚した人に対して「浮気しなくちゃいけない状況になった旦那がかわいそう」
・アメリカのプロゴルファーの件に関して「黒人だけにクロ」と発言
・お笑いコントで「火垂るの墓」の節子をネタにする
・駅伝で解説者が選手を名指しして糖尿病であると発言
・イギリスから来た女性歌手に対して「外見とは裏腹な声」と紹介
・警察に逮捕された芸人の出演シーンをカットなしで放送
・「目も潤み心ワクワク未亡人」という川柳を紹介
・「匿名・匿住所でも買い取る」とするバイク買取CM、窃盗を助長しないか
・先生が生徒に「突然ですが、明日からお休みします」と発表するCM
・マンションの一室で、炭火で鶏肉を焼く
・少女が超能力で母親を殺し、生き返らせてまた殺すというアニメを放送
・「一人っ子はわがまま」と決めつけるような発言をする出演者が多い

「これは見たなー」と思うものから、「そんなことあったの?」と思うものまでいろいろありました。川柳のやつはもし番組を見てたら絶対笑っていたなぁ、なんて思ってしまいますが、やっぱり不謹慎なので笑ったらダメなんでしょうね。ちなみに「黒人だけに~」発言はデヴィ夫人らしいです。思わずデヴィ夫人ならしょーがないと納得してしまいがちだけど、一応国際的な人なんだからそういうところはちゃんとしてほしいなぁ。
 

■不謹慎つながりですが、今週の「やりすぎコージー」ですごい映像が放送されていましたね。田原総一朗が昔ディレクターを務めたドキュメンタリー番組の内容がほんの少しだけ放送されていたんですが、すごすぎてびっくりしました。3つ流れたうちの1つは高橋英二という役者ががんに冒されて死ぬまでを追ったドキュメンタリーだったんですが、その人がやりたいと言ったことを全部やらせてあげて、それをカメラに収めていったそうなんですね。
んである時、国会議事堂に散弾銃を撃ちたいと言い出したそうなんですが、驚くことにそれを実際にやらせてあげたんだそうです。番組では空き地の影から議事堂に向けて銃を撃つ直前までの場面と、病死後、棺桶に入っているシーンが放送されていました。
田原さんによると、「視聴率を上げるにはNHKが絶対に作れない番組を作るしかなかった。仕事のためならなんでもやった」とのことでしたが、ほんの40年くらい前でそこまでの無茶苦茶がまかり通っていたとは知りませんでした。こんなものを見せられると、マンションで炭火焼肉くらいかわいいものだと思ってしまいますが、時代で価値観も変わっていきますからね。そういう時代も経て今があるっていうことなんでしょうね。

ちなみに残り2つの内容については”僕の中のインターネット自主規制”に思いっきり引っ掛かる内容なので書けません。気になる人は勝手に調べてみてね。