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ソラカラちゃんのはりぼて

■阿佐ヶ谷では昨日まで七夕まつりが開催中でした。近々撮ってきたはりぼての写真をUPしようと思っています。去年はもたもたしていたら結局スルーしたままになっちゃったので、どうせなら2年分UPしようかな。
 

■近所のスーパーに東京ヤクルトスワローズのマスコット、燕太郎がやってくるというのでちょこっと見に行ってみました。

燕太郎とヤクルトくん
▲ヤクルトの販促イベントということで、ヤクルトくんというきぐるみと一緒です。

燕太郎というと、最近までつば九郎のバージョン違いかと思っていた程度の知識しかなかった僕ですが、そうは言っても球団マスコットといえばキャラクター界のスターです。そんな存在が見慣れたスーパーを闊歩する(しかも特に人だかりとかできていない)というのは、なかなかシュールな光景でありました。

ただ、ちょっと気になることが。燕太郎のTwitterにはにせものを示唆するツイートがあるんですね。

にせものちゅういだよ!(燕太郎ひとごと日記)

にせ燕太郎出没の話は度々あるらしく、ブログには燕太郎直々に偽物と本物の見分け方を解説したエントリーがあるのですが、これだと正直よく分かりません…。とりあえず、見比べてみてヘルメット、背番号、靴の3点の違いを確認しましたが、昔の燕太郎は背番号102で靴は履いていなかったそうなので、僕が見たのは旧バージョンの燕太郎をまとったただのつばめ、ということなのかもしれません。

(どうせにせものなら、つば九郎が見たかった…)

と思わず声が出かかりそうになりましたが、現在「Mission 燕 Possible」というマスコット生命を掛けた任務を遂行中の燕太郎に掛ける言葉ではないですね(笑)。これからも頑張ってスターとしての揺るぎない地位を確立してほしいと思うのでした。

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宇部市のエコキャラ「エコハちゃん」 着ぐるみ姿で「ピカチュウ」そっくり?

イラストでは似てないのに、きぐるみになると妙に似てしまったキャラの話ですが、テレビでも報道されていたそうですね。確かに似てると言われたら似てるけど、悪質さはそんなにない気がするので、穏便な方向で丸くおさめることができればいいんじゃないかなぁと思います。

これだったら2年前にカービィに似ていると話題になったうめ丸くん(石川県で開催している百万石菓子百工展のキャラ)の方が悪質さでは上と思います。担当者は似てないと言い張ってたようだし…。このキャラってとっくにお蔵入りになっているのかと思ったらいまだに使われているようで、カービィ好きとしてはちょっと悲しいです。
 

■少し前に「ほげちゃん」という絵本を紹介しましたが、作者のやぎたみこさんが手掛けた他の作品も読んでみたくなり、図書館で「おはぎちゃん」「くうたん」「かめだらけおうこく」「おにころちゃんとりゅうのはな」の4冊を読んでみたところ、どれもすっごく面白くて感動しました。どの作品も物語の発想そのものが面白いんだけど、家の中や庭のシーンといった生活空間の描き方がすごいんですよね。どこか懐かしいような、でも現代にもこういう家庭がきっとあるだろうっていう絶妙なラインの生活感があって、そこへ異形のキャラクターが登場することによって、現実と空想世界がシームレスに共存する独特の世界が構築されているんです。

これどうやって描いているのかなぁと思っていたら、こちらの絵本ナビに掲載されているおはなしによると、家の間取りの模型を作って、それを元に描いているんだそうですね。それで妙なリアルさがあるだなぁと納得。にしてもそこまで手間を掛けているとはびっくりです。
 

■先日、神奈川県立川崎図書館でちょっと面白そうな展示をやっているということで見に行ってきました。

社史にみる企業キャラクター

この図書館は、科学や産業技術に関する図書など、ビジネス関連の資料の収蔵に特化した施設なんだそうですが、特に珍しいのがいろんな企業の社史をコレクションしていて一般にも開放しているんですね。と言ってもまあ、一般の人は社史なんて見てもしょうがないし…と思われがちなところを、調べ方によっては面白い事実が発見できたりもしますよと広く興味を持ってもらうために企画されたのが今回の展示、ということのようです。

実際の展示はリンク先に掲載されている写真がほぼ全景なので、それほど展示物自体に見ごたえがあるわけではないのですが、関連イベントとして実際に調べた司書の方のおはなしが聞けるミニ講座というのがあって、これがすごく面白かったんですよね。社史に書かれたいろんな企業キャラクターの知られざるエピソードを紹介するといった旨の内容だったんですが、本当に知らないことばかりで、もし「へぇ~ボタン」があったらずっと連打しっぱなしであっただろう1時間半でした。内容はざっくりメモしてきたのであとでまとめてみようかなとは思っているんだけど、このミニ講座は来月9/7(水)に2回目があるそうなので、できたら実際に聞きに行ってみることをおすすめしますです。

ちなみに定員40名となっていますが、僕が行った1回目は自分を入れてたったの9人しか参加者がいなかったので、多分申し込めば参加できると思います。派手さこそまったくないイベントですが、公共図書館で企業キャラクターをテーマにした企画を行うというのは非常に珍しいと思うので、もっと注目されてもいいんじゃないかなぁと思います。

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■日曜日に「もりやすじの世界展」を見に丸善丸の内本店まで行ってきました。もりやすじさんは日本のアニメーション黎明期から活躍されていたアニメーターで、とっても愛らしい動物や子供のイラストを描かれる方としても知られているんですね。いつか原画を見てみたいと思っていたのでした。

アニメーションに関するスケッチや、幼年雑誌や書籍に掲載された挿絵などが展示されていましたが、どの作品も純朴さにあふれた陰りのない世界が描かれていて、本当にいいなーって思いました。

どうせ行くならということで、小田部洋一さんとひこねのりおさんのトークショーが開かれる時間に行ったんですが、さすがに会場は多くの人で混み合っていました。お2人ともりさんとの思い出話などを中心に、当時のアニメーションの制作話を聞くことができたんですが、それより何より動くお2人を間近で見ることができたのがいちばんの感動でした(笑)。進行のなみきたかしさんによると、ひこねさんは以前(10~20年くらい前?)大病を患っていて、内心「もう長くないな」なんて思っていた時期もあったそうなんですが、今ではそんなことを感じさせないくらいお元気そうでした。

会場にはもりさんの画集が2種類販売されていたんですが、10000円と5000円というなかなか手の出ない価格なんだよねぇと眺めていたところ、よく見たらその隣に今回の展覧会の図録(2100円)が販売されているじゃないですか。これなら買える! ということで買ってきました。

もりやすじの世界展図録
▲2枚のポストカードのうち上は告知用のもので、下は販売されていたものです。このくまさんと同じ絵柄のTシャツも販売されていました。

図録に収録されているのは子供向け書籍に掲載されていたイラストが中心ですが、企画段階の「アルプスの少女ハイジ」のスケッチも何点か掲載されていました。この頃のハイジは三つ編みだったんですね。これはこれですごくかわいくて、小田部さんが仰っていた「今でももりやすじデザインのハイジを見たかったという声をよく聞く」という気持ちもちょっと理解できました。

ちなみにこの図録は発行元のアニドウ・フィルムのサイトでも販売されてるので、行けなかった人は要チェックです。図録によるともりさんがイラストを手掛けた「ふしぎなかばん」という絵本の復刻予定もあるそうです。なんだかアニドウという組織は11月に活動休止してしまうそうですが、復刻には影響ないんだよね? 楽しみにしたいと思います。

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ガキ使名物キャラ「おばちゃん3号」死去
なんと、あの顔デカおばちゃんが亡くなってしまうとは。最近だと昨年の「山崎新喜劇」に出演していたのが記憶にあるけど、印象深いといえばやっぱり松ちゃんとメンチの切り合いしていた回です。「2頭身やん」という突っ込みが忘れられません。悲しいはずなのに思い出すと笑ってしまいそうになるおばちゃん…、すごい人でした。

昨日はミュージシャンのレイ・ハラカミさん、作家の小松左京さん、アゴタ・クリフトスさんと、訃報続きの1日となってしまいました。驚きとともに残念です。
 

■昨日はニンテンドー3DSの電撃値下げにもびっくりでした。

任天堂、ニンテンドー3DSを8月11日より1万円値下げ!(GAME Watch)
ニンテンドー3DSを価格改定前に購入されたみなさまへ

いきなり1万円もの値下げとは。既に購入した人向けにもファミコンとゲームボーイアドバンスのダウンロードソフトが計20タイトルもプレゼントされるとのことで、すごいです。これを機に低空飛行気味の3DSにも勢いが出ればいいなと思いました。

ただ、これでいいのかな…という気もちょっとします。というのも、3DSがイマイチぱっとしていないのって、本体価格ももちろん1つの要因だとは思うけど、いちばんの理由ってソフトじゃないですか。それだけのお金を使うのなら、魅力的なソフトが生まれる仕組みを作るために使った方がいいような…と思ったけど、直近の状況を変える策としては不適かぁ。

というか年末から来年にかけて定番タイトルがコンスタントにリリースされる様子だし、時期が来れば売れるだろうと、もうちょっと楽観視しているものとばかり思っていたので、任天堂がここまで危機感を抱いていたという事実にびっくりですよ。ニンテンドウ64のときも発売9ヶ月で本体を8000円値下げして、新規ソフトの価格帯をこれまでの9800円から6800円にいきなり落としたことがあったけど、今回は半年足らずで1万円なのでインパクトとしてはもっと上になるのかな。今後の普及にどんな影響があるのか、それともないのか…気になります。

あと、既に購入した人向けのプレゼントも、既にめぼしいタイトル全部持ってる人、旧作で遊ばない人や元々任天堂タイトルに興味ない人の場合だとそれほど魅力を感じない気がするので、新作ソフトの割引券とか、別の選択肢があったらもっとよかったかなぁと思いました。
とりあえず僕はどれにも該当しないので、ゲームボーイアドバンスソフトの残り5本が何かを予想しながらワクワクして待ちたいと思います。

先日は、PS3とPSPのソフトを無料でもらったばかりだし、今年はソフトをもらってばっかりですね。

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HICEE|CMギャラリー

香椎由宇さんが出演するハイシーのCMに「いいとこドリ」っていうキャラクターが出てきますが、ちょっとコワくないですか? 口がパカって開くシーンが。最初見たときぞくっとしたんだけど、狙ってやってるのかそうでないのかが分からないのでCM作った人に聞いてみたいです。
 

ブルボン プチシリーズ

こちらもCMで見ますが、先月からブルボン「プチ」のパッケージに「プチクマ」というキャラクターが登場していますね。商品にあわせて24種類のキャラがいるようです。と言っても顔やコスチュームなどに変化はないので、単に色が違うだけなのかなと思ったら、↑の公式サイトをよく見るとキャラごとに名前とキャッチフレーズ、それから5秒程度の自己紹介ムービーというのが公開されていて、ちゃんとそれぞれに性格付けがされているようです。このこっそり細かい感じがいいですね。
 

「テレビを見ないって選択肢も」東京タワーのノッポン兄、地デジ化に辛口ツイート

さて、ノッポン兄もこんなこと言っているとおり、気がついたらもうアナログ放送終了まで1日になっちゃいました。テレビっ子としてはせっかくなので終了の瞬間を目撃しようと思っていたんだけど、よく考えたら僕の住んでるところはケーブルテレビが入ってて、既に「デジアナ変換」というアナログテレビでもデジタル放送が見られるサービスが始まっているために見られないのでした。がっかり。

ところでPRキャラの地デジカはやっぱりしばらくすると見られなくなるんでしょうかね~。それとも来年へと延期になった東北3県にお引っ越し? ちょっと気になります。

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■先日、「借りぐらしのアリエッティ」をレンタルして見ました。なんか評判はあまりよくないみたいだったので全然期待せずに鑑賞したのですが、それがよかったのか、すごくいい映画だなぁと思いました。余計なものがなく、シンプルで、すっと胸の中に入ってくる感じがよかったです。(以下ネタバレあり感想なので注意)

この映画、小人の少女、アリエッティと人間の少年、翔という2人が物語の軸になっているんですが、もうこの時点で儚いんですよね。だって、最後には別れがあると予感させられるじゃないですか(もちろんアリエッティが人間になって結ばれる、みたいなことだってやれるけど、いくらなんでもそんな興ざめENDなわけないし)。それが物語全体のなんとも言えないトーンを醸し出しています。

あともう1つポイントなのが翔のキャラクター。普通にお目に掛かるレベルをちょっと超えるお金持ちの家の子で、しかも病弱な美少年っていう現実味のない、まさに絵に描いたような設定になっています。で、本来なら人間側の翔に自然と感情移入してしまいがちなところなんだけど、これらの設定のせいで若干距離を置かれてしまうんですね。
お金持ちっていうのは、現代の日本を舞台にしているのにどこか浮き世離れした世界を描くことにも貢献していますが、ここまでやるのにはまだ理由がある気がしました。

これは多分、アリエッティの存在が客席から見ても、翔から見てもファンタジーなのと同じように、翔に関してもアリエッティから見ても、客席から見てもファンタジーな存在になるように描かれているのかなぁと思いました。つまり、アリエッティと翔は感情移入する対象としては対等の存在になっていると。

アリエッティにとって、翔の存在がファンタジーだとすると対する現実側にいるのが、野性的で頼りがいのあるスピラーとなるわけですが、翔の場合はこれが「病気と向き合い生きる気持ち」となります。一時のファンタジーを共有し、胸に刻んだ後、生き残るための現実へとそれぞれ帰還していくという意味では、やっぱり2人は対等の存在と言えます。
そしてそんな2人のファンタジーを鑑賞し、胸に刻んだ客席の人達は、映画館の外という現実へとそれぞれ帰還していくわけです。