MEMO

ずっと使っていたRSSリーダーの「livedoor Reader」(現・Live Dwango Reader。以下LDR)が今日でサービス終了になっちゃうんですよね。

【重要】Live Dwango Reader/LDR Pocketサービス終了のお知らせ(LDR / LDRポケット 開発日誌 2017.7.24)

僕のネット生活はずっとLDRとともにあったので、心にぽっかり穴の空いたような悲しさがあります。

WikipediaによるとLDRは2006年4月20日にサービス開始となっているんだけど、僕はいつ頃から使っていたのかなぁと思い、このサイト内を検索してみたら2件だけヒットしました。

サイトを巡回する際はWWWCに加えて、ブラウザのお気に入りとLivedoor Readerを併用しています。Livedoor Readerも恐ろしく使い勝手のいいサービスで気に入っています。
キャラクタートピックス 2007.3.28より)

そのうち古い方の内容が上記のものですが、なんだか懐かしい気分になりました。当時はブラウザもSleipnirを使っていたみたい(ちなみに今はFirefoxです)。そういえば、LDRを使うためにlivedoorのアカウント取ったことを思い出し、メールをチェックしてみたら2006年11月19日になってたので、どうもその日が使い始めの日のようです。11年近くもほぼ毎日使っていたんだなぁ。

更に遡ると、その前にインストール型でフリーソフトのRSSリーダーをごく短時間使ってた記憶もあるんだけど、あれはなんていう名前のソフトだったかなぁ。それが使い勝手があまりよくないソフトで、RSSリーダーってこんなもんかと思っていたところに登場したのがLDRだったのですさまじい衝撃を受けた記憶があります。こんなにキビキビ動くものなんだと。

途中で一時期Google Readerに乗り換えたこともあったんですが、結局またLDRに戻ったりなんかもしました。Google Reader(というか他の多くのRSSリーダー)とLDRの大きな違いとして、記事単位で既読になるか、フィード単位で既読になるかの違いがあるんだけど、大量のフィードを捌くとなると、フィード単位でどんどん消化していくのが便利で、記事単位でちまちま既読にしていくのがかったるくて仕方なくなり、LDR以外のリーダーは使えない体になっちゃうんですよね。それだけに、今回の終了は悲しいんですよ。

ただ、そうした予兆はずっと前からあって、そもそもRSS関連サービスってどんどん終了していってるジャンルなんですよね。僕が記憶しているだけでも以下のようなサービスがありました。

MyRSS.jp(2011年4月30日終了)
Google Reader(2013年7月1日終了)
Yahoo! Pipes(2015年9月30日終了)
Page2Feed API(2017年5月15日終了)

RSS関連サービスって他に代替サービスのないものが多くて、終了が発表される度に利用者の阿鼻叫喚が観測されるのが風物詩のようにもなっていました。

LDRも1度、2014年10月に年内のサービス終了を発表していたんですが、ユーザーからの反響が大きく、サービス自体をLINEからドワンゴへ譲渡される形で継続が決定されるというウルトラC的な出来事があり、今まで使ってこれたんですよね。もしかして今回もどこかの企業が手を上げてくれたり…なんて思いもよぎりましたが、さすがに2度目はなかったようです。

1ユーザーからしたら、RSS関連サービスってなんでどんどん終わっていっちゃうんだろうと思うんですが、RSSってブログとともに広まったものじゃないですか。ブログが出てきた頃のインターネットって最終的にすべてのコンテンツが無料で集まるみたいな幻想を夢見ていた時代がありましたよね。そういうんじゃなくなったんでしょうね、インターネットって。

スマートフォンが出てきて、SNSが中心の世界になって、「マネタイズ」なんて言葉をよく耳にするような時代には、こういうサービスって生き残れないんでしょうね…。

LDRがなくなって、これからどうしようと思っていたんですが、試しに移行先の1つとして取り上げられていた「Inoreader」を使ってみたところ、予想してたよりもいい感じで、これならまだまだ戦えそうな感じです。うん。

最後に、スマートフォンで購読する際に使用していたアプリについても。iOSでは「Laddr」、Androidでは2014年までは「LDRMate」を、それ以降は「MyLDR」というソフトを主に使用していました(ついでにGoogle Reader時代は「Byline」を使用)。どれも生活の一部と言ってもいいくらいの、なくてはならないソフトでした。作者の方達に感謝です。

もちろん、LDRの開発や運営に関わっていた方達にも感謝の気持ちしかないです。LDRがあったからネットを通していろんな発見をすることができました。今までありがとうございましたー。

MEMOMOVIE

ライトニング・マックィーン

今月も色々ありましたが、そんな中、映画館に「カーズ/クロスロード」を見に行ってきました。

「カーズ」シリーズは大好きな映画なので、ちゃんと映画館で見たいと思っていたんですよね。つい、カーズ"シリーズ"って書きましたが、正確に言うと「1」と「2」の間には大きな隔たりがあるので、正確に言うと「1」が好きと言い切ってもいいような気がするけど、そこまで切り捨ててしまうのも申し訳ない気もするので一応"シリーズ"と言うことにしておきます。

ていうか「2」だって単体で見たらそこまで悪くないと思うんですよね。ただ、「1」の続編ですと言われて見たら「え!?」ってなっちゃうってだけで。

そして、制作が発表されたかと思ったらいつの間にか公開されていた(←実際は何年かたってるんですが)3作目。今回はどうなるんだと一抹の不安を抱きながら鑑賞しましたが、意外なほどちゃんと「1」の続編として見られる内容になっていました。

「カーズ」の何が好きかっていうと、一見子供向けっぽいデザインのキャラクターなのに、その中で語られているメッセージが完全に大人向けなところな点が好きだったんですが、そういう意味では今回の「3」は「1」以上でした。ここまで振り切れていいんだと驚くほど。

ただ、ライトニング・マックィーンのファンであればあるほど本当に辛い作品ですよね。主人公をなにもここまで追い込まなくても…と言いたくなるようなシーンだらけで、多分、あのラストにも納得いっていないファンも少なからずいるんじゃないかと思います。だけど、そういうところも含めてマックィーンの感情がよりリアルに感じられて、ぐっときましたよ。このシリーズが好きでよかったと思いましたです。

MEMO

今月もいろいろあるにはあったので、いずれかの事柄について書いておきたいところですが、どれも30分でまとめるのは難しそうなので当たり障りのなさそうな話を書いてごまかしておきます。

先日、久しぶりに絵を描きました。どのくらい久しぶりかと言うと2年半ぶりですよ。自分的には珍しい二次創作の絵で、しかも線画をデジタルで描いたんですね。これ、何気に初挑戦でした(見たい人はTwitterに上げてます)。いつもは適当に鉛筆で描いたのをそのままスキャンして色つける手抜き仕様でしたもんね~。

んで、その2年前に描いた絵というのが、このサイトの扉絵です。そんなに更新してなかったんかいと改めてびっくりですよ。半年くらい前の印象だったんだけど……。久しぶりにちょっと絵を描きたい気分になってきたので、そろそろ更新しようかなと思います。

MEMO

僕の地味な趣味のひとつに「音楽CDをパソコンに取り込む」っていうのがあります。音楽配信もサブスクリプションが全盛になりつつあるこの頃ですが、そんな時代に逆行するかのごとく気になるCDを一生懸命取り込んでいたら、音楽管理に使っているiTunesのデータも結構な量になってきました。

iTunesの曲数
▲こんな感じです。

数年前までは90年代後半以降の邦楽の楽曲が大部分を占めていたんですが、最近はもっと昔の歌謡曲や、洋楽なんかも幅広く収集対象に含めるようにしたので、どんと増えちゃったのでした。

昔の曲も改めて聴くと楽しいですね。この時代にこんな曲があったんだという驚きがあったり、よく知っている曲でもちゃんとした音源で聴くことで、新しい発見があったり。

でも問題もあって、そんな感じで手当たり次第曲を増やしていくと、未再生のままの曲がどんどん溜まっちゃうんですよね。

最近は、
「これ、せっかく取り込んでも死ぬまでに1回も再生しないんじゃ…?」
なんて思うこともよくあります。

しかもそういうのって、音楽だけではありません。

買ってから1ページもめくらないまま本棚にしまい続けている本。1度も再生していないDVD。1回も起動していないゲームソフト。録画したまま放置しているテレビ番組。あとで読もうとPocketに入れたままになってるWebサイト……。

そんな、放置したままになっているいろんなもののことを思うと、なんだか悲しくなって今すぐ死にたくなってくるので、細かいことは置いといて、あまり深く考えない方がいいのかもしれません。

みんな、どうしてるんでしょう?

MEMO

くれよんのくろくん

先日、と言っても3/24のことなのでもう1ヶ月以上前のことなんですが、絵本の出版社として知られる童心社の60周年を記念したイベント、「童心社60年展」を見に行ってきました。更に、その関連イベントとして開催された絵本作家の田畑精一さんと童心社会長の酒井京子さんの対談にも参加してきました。

田畑精一さんは僕がいちばん好きな絵本、「おしいれのぼうけん」の作者の方です。今日は久しぶりにそのときのイベントレポートでも書いてみようかなと思っていたんですが、「モヤモヤさまぁ~ず2」のスペシャルとか見ていたら、いつの間にか1日が終わってしまったので書けませんでした。ということでまた今度の機会に…(それにしても狩野アナの「10周年の歌」の破壊力よ)。

最近の僕のことについてですが(誰がそんなことに興味あるのか謎のまま書いてみます)、このブログこそほぼ更新停止状態が続いているものの、水面下では一時期よりもいい感じに整いつつあるというか、頭の中にずっとかかっていた霧が少しだけ晴れた感じがしています。

ブログを書くモチベーションがどうこうと言うよりも、生きることへのモチベーション自体があるのかないのか…という感じでしたが、それでももうちょっとだけやってみたいこともあるし、なんとかそこへ繋げることができたらなんて思っています。

それではまた来月です。

MEMOGAME

3月3日に任天堂の新しいゲーム機「Nintendo Switch」と、ゼルダの伝説シリーズ最新作である「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を購入し、それ以来、ずっとゼルダで遊んでいたら終わってた1ヶ月でした。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ふと、小学生の頃の出来事を思い出しました。学校の休み時間に友達からこんな質問を投げかけられたのでした。

「今までやったゲームの中でいちばん面白かったのって何?」

今まで面白かったゲーム。ありふれた質問のようにも思えますが、当時の僕はそんなこと1度も考えたことなくて、なんだろうと思いを巡らせました。と言っても、当時は今まで遊んだ全タイトルを数えても両手で十分収まるレベル。結論は割と早めに出たのでした。

「やっぱりゼルダだなー」

ここで言う「ゼルダ」とは、ファミコンのディスクシステムで発売された初代の「ゼルダの伝説」のことです。このときこそ、自分がゼルダのことを特別好きだということにはじめて気づいた瞬間だったのかもしれません。

あれからいろんなゲームを遊んできたけれど、結局いちばん好きなゲームとして心のベストテン第1位であり続けたのは初代「ゼルダの伝説」でした。

年を取ると新鮮な驚きなんてそうそう感じなくなるし、巷で絶賛されているゲームで遊んでみても、いろいろしんどかったり、複雑なシステムや難易度についていけなかったりして、心から楽しむことができなくなってしまうんですよね。

ここまできたら、もう更新することはないだろうと思っていました。

新作のゼルダ、すごく面白そうだけど、やっぱりついて行けないんだろうな……なんて、思っていました。買うまでは。

まだクリアしてない状態ですが、この段階でもはっきり言えます。このゲーム、人生で最高のゲームだと。いろんなハードル、すべてを超えてくれました。こんなに夢中になれる作品に、この歳になって出会えたことに感謝と感動です。

本当に、生きててよかった。