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2007年3月30日(金) 2:35
  ■このところ僕の好きそうな芸能ニュースが多くて困ります。ちょっと前だと叶姉妹の次女のやつとか、最近だと和泉元彌のやつとか。元彌の件はここまでくるとなんだか気の毒になってきます。

加護亜依が引退、なんてのもありました。ちょっと前に週刊誌のインタビューに出ていたのを(ネットで)見たけど、すごくかわいくなっていただけに残念な結果となってしまいました。
この一件でちょっと気になるのは、所属事務所は加護サイドに損害賠償請求はしないのだろうかという点です。事務所にとってみたら、謹慎期間中の売り上げが立たなくなるのに加えて、復帰のお膳立てに関する準備が台無しになるわ、他の所属タレントや事務所自体のイメージも悪くなるわでいいことなしですよね。このままだと事務所がかわいそうです。


槇原敬之の裁判もありましたね。この件はどうもネットでの評判はあまりよくない様子のようで、「どっちもどっち」的な意見が多いようです。僕としてはちゃんとケリをつけてほしかったので、訴えたと聞いて「マッキーやった!」と思ったんですけど、少数派のようでした。


盗作と言えば、なんかaikoのイラストがどっかの国のイラストレーターが描いたイラストに似てた、なんて話もあるようですね。見たら確かにすごく似てたんだけど、相変わらずこういうネタに対してはネット上での糾弾が激しくて焦ります。

似てるんだけど、どう考えても悪意を持って意識的にパクったとは思えないんですよねぇ。まあパクリに悪意の有無は関係なくて、むしろ無い方が問題だとは思うんだけど。

似てるイラストなんてどこにだってありますからね〜。これはセーフ、これはアウトっていう線引きは難しいものです。



■今日はちゃんとキャラクターのトピックスを更新しようと思っていたのにまたこんなぐだぐだ更新になってしまいました。
  

 

2007年3月29日(木) 2:04
 
■南海キャンディーズのしずちゃんがプライベートで描いたイラスト(3/7放送「今田ハウジング」(日本テレビ)より)。







■SMAPの中居くんが描いたTBSの新・マスコットキャラクター(?)。キャンバスは森三中、大島の腹(3/8放送「うたばん」(TBS)より)。これ、キャプチャーする前に消してしまったんじゃないかと思って焦ってしまいましたが、宇多田ヒカルが出ていた回だったので残っていました。






■今月、よく見てた番組が2つ終わりました。1つはフジテレビで土曜の23時から放送していた「カワズ君の検索生活」。この番組はテレビの中の人の非常識さがプラスに働いたいい番組だと思っていたんですけどね。他のグルメ番組で取り上げられた料理をまとめて紹介してくれるコーナーが好きだったんだけど途中からやらなくなっちゃいましたよね。あれってやっぱり他番組からクレームが来たんでしょうか。

後期はモテ物件とかを紹介するコーナーで、番組マスコットのカワズ君がかなりの汚れ役を買って出ていたのが印象に残りました。




レギュラー放送最後の回(3/17放送分)では彼女に蹴られて頭が宙を舞うわ、女物の下着を着ける趣味が暴露されたりと大変なことになっていました。そんなカワズ君ももう見られないとなると寂しいです。さようなら、カワズ君。





■あとはNHKの番組の中では唯一毎週見ていた「ポップジャム」。今月16日に最終回を迎えました。これでいよいよ何のために受信料払っているのかわからない状態になりますが、後番組になる音楽番組がちゃんと4/6から始まるみたいなので、とりあえず見てみることにします。

思い起こせば、モックン(本木雅弘)の時代から見続けてきたわけですよ。その後、森口博子→爆笑問題→KinKi Kidsの堂本光一→優香→つんく♂→T.M.Revolutionの西川貴教&アンジャッシュ→安めぐみと司会が変わるわけですが、どの時代も思い出深いです。やっぱり いちばん印象に残っているのはやっぱり森口博子の時代かなぁ。あの頃は熱心に歌番組を見ていましたからね。
  

 

2007年3月28日(水) 2:40
  ■今日は玄関ページの絵を更新しました。



■久しぶりにWWWCに登録してあるURLの整理をしました。今時WWWCと言う人もいるかもしれませんが、WWWCほど優れたソフトウェアはなかなかないと思いますよ。とりあえず僕のサイトはWWWCなしにはあり得ませんです。

サイトを巡回する際はWWWCに加えて、ブラウザのお気に入りとLivedoor Readerを併用しています。Livedoor Readerも恐ろしく使い勝手のいいサービスで気に入っています。あとお気に入りは、よく行くサイトを曜日ごとのフォルダに分けて登録しています。1週間で1周くらいがちょうどいい感じです。それ以上早くなると目が回りますので。



■それでいろいろ整理してたら気がついたんですが、絵本雑誌のPookaってもうずいぶん新刊が出ていない状態なんですね。昨年の夏から出ていないようで、そんなことになっているとはまったく気がつきませんでした。単行本は出ているようなので、編集部自体がなくなったわけではなさそうだけど、どうなんでしょうか。



■あと最近気になったことがあって、阿部寛の公式サイトがシンプルすぎると話題になっていた話。確かにちょっと懐かしい雰囲気が漂っていますが、フレームを使っていて、マイクロソフトのFrontPageを使っているって、僕のサイトと一緒じゃないですかっ。特にFrontPage使っている人なんてなかなかいないので、阿部寛に対して急激に親近感が沸いてきたのでした。

まあ阿部寛が直々に更新している訳じゃないんだけど。

ちなみにFrontPageはバージョン2003で開発終了し、今年2月に発売された「Expression Web」というソフトに引き継がれています。このサイトもあと2年で10年にもなるので、その頃のリニューアルを目指し、ソフトをバージョンアップして1からサイトのデザインを考えてみるのもいいかもしれないなー、なんてちょっぴり思ったりしました。なんでそこまでマイクロソフトのソフトにこだわるのかは謎ですが、ここまできたらという感じで。
  

 

2007年3月27日(火) 2:19
  板尾の嫁のブログ


再現ドラマとかに出てて品川庄司の品川に似ていると言われている佐藤祐一さんとピカデリー梅田さんの2ショット写真



■能登半島で地震がありました。あの辺というとディスプレイメーカーのナナオがあるけど大丈夫だったかな、と思ったけど大丈夫だったようです(ちなみにナナオの本社は七尾市じゃなくて白山市というところにあります)。

ところで先日買ったナナオのテレビですが、50日経過するたびに主電源を入れ直さないと画面が映らなくなると言う不具合があったそうで、今度点検に来るそうです。



■詳細はたぶん後で書くと思いますが、土曜日に100%ORANGEの個展を見に吉祥寺のトムズボックスに行ってきました。すると同じ建物にカレルチャペック紅茶店があるんですね。こんなところにあるんだとちょっとびっくりでした。ここに来たのはたぶん2年ぶりになるからその間にできたのでしょうか。

トムズボックスでは松屋銀座で開催されていた「リサとガスパール&ペネロペ展」の招待状が配られていたので、もらって日曜日に行ってきました。2年前にリサガス展に行ったので今回はスルーかなぁと思っていたのでラッキーでした。最後の日曜だったからか人がわんさかいました。あと三越銀座店ではムーミングッズのイベントもやっていたのでこれもついでに見に行って、その次に渋谷に行ってパルコのロゴスギャラリーで「ぞうのエルマー アートコレクション」も見てきました。一度にたくさん見て満足な土日でしたが、最近外出歩くとへとへとになってしまい、更新する気力が全然なくなってしまうんですね。ダメな感じです。



■ブログまた忘れてる。明日書きます。



■なんか東京都知事選の立候補者にまだすごい人がいたそうですね。ははは…。そういえば昨日の夜に高円寺南口通ったけど誰もいなかったな。9時前くらいだったからか。
  

 

2007年3月21日(水) 3:23
●マルシー11号配布開始

キャラクターフリーマガジンの「マルシー」11号が配布開始されましたのでさっそくもらってきました。表紙は「ハローキティ」。意外にも国内キャラクターの表紙は今回が初めてなんだそうです。それならやっぱり最初はキティちゃんですよね。

そして今号ではインタビュー特集と言うことで、広告キャラクターを制作するクリエイターの方たちがたくさん登場しています。1人目は博報堂の佐野研二郎さん。TBSの「ブーブ」やauの「リスモ」、そして日光江戸村の「にゃんまげ」などでおなじみの人ですね。最近では宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」のジャケットも手掛けているとか。インタビューではいろいろとキャラクター制作のこだわりが語られていて、あまり表情のないキャラが多いことについては「(表情を)見る人が想像できる部分が必要だと考えている」からだそうで、リスモが緑色をベースカラーにしているのはauのオレンジ色のロゴとの色相を考えてのとのことだそうです。あと、キャラクターのネーミングや見た目について、「リッスンだからリスモね」とか、ブーブの鼻がTBSのBになってるというような、ふとした瞬間の気づきを大事にしているそうです。そうした時に脳にインプットされやすくなるので、覚えてもらえやすくなるということのようで。さすが、考えてますね〜。

2組目は博報堂クリエイティブ・ヴォックスの丸山もも子さんと鍬本良太郎さん。「Qoo」やビオレの「ビオレママ」、ルミネの「ルミ姉」などでおなじみのコンビです。と思ったらルミ姉は鍬本さんと出会う前に丸山さんが手掛けたキャラなんだとか。へぇ〜。「ビオレママ」の仕事では、最初に「ビオレママになろう」というコピーができて、そこから丸山さんがママキャラをたくさん描いたそうで、最初はその中から1人に絞ろうとしたんだけど、5人いたら井戸端会議もできるね、なんて話になり、広告もそういった方向に決まっていったんだとか。キャラクターと全体の広告制作とが絡み合って生まれていくわけですね。

3組目は電通関西支社の堀内弘誓さん。ミスタードーナツのプレゼンでオリジナルキャラクターの制作を提案し、紆余曲折を経て実現するまでの話が語られています。「ポン・デ・リング」をキャラ化するとなった時に、ライオンの案が複数出たんだけど、そこで意外性がないとボツにするのではなく、逆に自然に受け入れられるのではと思い決定したとか。そうやって「ポン・デ・ライオン」は生まれたんですね 〜。

4組目は電通の第1クリエーティブディレクション局という部署に存在するキャラクター制作ユニット「キャラクタンク」の方たち。ここではこれまでに吉野家の「吉ブー」、AIGアリコジャパンの「アリ子」、献血キャラクターの「けんけつちゃん」などを手掛けてきたそうです。さすが電通、どれも有名なキャラばかりですね。あと、台湾セブンイレブンの「OPEN小将」は以前BBSで教えてもらったキャラですね。かわいいキャラだと思ったけど、まさか日本生まれだったとは。キャラ制作に当たっては設定と世界観を特に重視しているようで、そのため吉ブーではコンセプトを固めるためだけに絵本まで制作したんだそうです。

あとはインタビュー特集とは別の「ハタラクキャラ」というコーナーでは、わかさ生活「ブルーベリーアイ」の「ブルブルくん」が取り上げられていて、CMを制作した伊藤有壱さんのインタビューも掲載されています。クレイアニメーション作家としておなじみの伊藤さんですが、このCMではクレイで作ったキャラをコンピュータに取り込んで、CGアニメーション化するという、なんだかすごそうな手法で作られているんだそうです。

と、こんな感じでインタビューを紹介するだけで疲れてきましたので、あとは配布先でもらって読んでみてください。実はまた途中でデータが消えてしまって大変でした(2時台に消えるのはやめて…)。ATOKが悪いのは分かってるので早いとこ再インストールでもします…。

マルシー(公式サイト)

#700 マルシー10号配布中+「マルシーWEB」スタート(2007.1.23)
  
  ■昨日はじめて地下鉄でSuicaを利用しました。ドキドキしました…。



■「そう言う千原ジュニアは格好いいのか?」問題にメスが!

いつも相方で兄でもある千原靖史のことを、主にその容姿から「残念な兄」と呼称する弟・千原ジュニアですが、そんな姿を見るにつけ、誰もが一度は疑問に思うであろう「そう言うジュニアは格好いいのだろうか?」という禁断の問いに対して、ついにメスが入りました!

その場面は昨日放送分の「水野キングダム」の国会会議中に訪れました。「ブサイクが入店しないように大臣(芸人)が日替わりで監視する喫茶店」というお題の最中、千原ジュニアが「じゃあうちの相方や、板尾大臣の相方が監視しようとしても、そこに入れないのでは」とケンドーコバヤシに質問。するとなんとケンドーコバヤシ、「入れないです。…結構ジュニアさんも入れない(=ブサイク)です」と返答! その場は爆笑するものの、次のテーマになってもぐちぐち根に持つジュニアに、「千原大臣、さっきのにそんなに怒ったんですか?」とケンドーが攻撃。続いて今度はシャンプーハットの小出水が「(そんなに自分のことを)男前やと思ってるんすか」と質問! 更にかぶせて「一般で言ったらほっしゃん。大臣のちょい下ぐらいやと思いますよ」と発言!

その後ジュニアは完全にすねて逆にブースト発動しちゃってましたが、見ている方としては長年のもやもやがスッキリと晴れるとともに、ますます千原ジュニアのことが好きになったのでした。ジュニアが好きならこの番組みた方がいいよ!
  

 

2007年3月20日(火) 2:57
[本]シナモンとちいさな木/マルク・ブタファン、せきちさと

書いたのが消えてしまって気を取り直して2回目です。えっと、シナモントラベルえほんの3作目、「シナモンとちいさな木」が3/19、小学館より発売されました。このシリーズ、すっごく大好きなんですよね。

今まで、パリ、そして南の島と旅をしてきたシナモンですが、今回の舞台はニューヨークです。地下鉄の薄暗いトンネルの中や、ライブハウスといった、今までとちょっと違った舞台で冒険しています。そしてそんな中出会う男の子と、その子が育てている小さな木がおははしのテーマになっています。

このシリーズの何が好きかというと、ストーリーももちろんいいんですがフランスのイラストレーター、マルク・ブタファンさんが描くシナモン! このあまりのかわいさにいつも目が釘付けになってしまうんですよね。今作は前2作と比べても、更にかわいくなっている気がします。シナモン以外の作品もチェックしてみた方がいいかなぁと思い始めてきましたです。

シナモロール(サンリオ公式サイト)

[本]シナモンとちいさな木(amazon)
[本]シナモンと南の島のこどもたち(amazon)…こちらが2005年12月に発売された2作目で、下のが2004年10月に発売された1作目です。
[本]シナモンとまいごのこいぬ(amazon)

#602 シナモロールの派生シリーズ「シナモエンジェルス」登場(2005.11.9)
  
[本]ハナちゃんとみんなのたからもの

こちらはサンリオより昨年12月に発売されたU・SA・HA・NA(ウサハナ)の絵本の2作目です。サンリオキャラの絵本の中では上のシナモンとこのウサハナのシリーズが特に好きでして。そんなわけでちょっと遅いけど一緒に紹介です。

ウサハナの絵本シリーズの特徴は、何と言っても絵じゃなくて、フェルト生地で制作されているところです。これがすごくウサハナのキャラクターにあってていいんですよね。今回のおはなしは「わらしべ長者」的な内容で、ハナちゃんが友達と物々交換していくと最後には…? という話です。が、なんだか交換していくうちにどんどんしょぼいものになっていってる気がするのは気のせいでしょうか(笑)。そのへんもまあ、ちょっぴり天然ボケっぽいハナちゃんに似合ってるのかも。マイペースなハナちゃんが楽しめる作品になっています。

ウサハナ(サンリオ公式サイト)

[本]ハナちゃんとみんなのたからもの(amazon)

#632 [本]ハナちゃんにじいろになる(ウサハナえほん)(2006.2.12)
  
  ■シナモン→ハナちゃん→水野→キティという奇跡の並びになってしまいました。
  

 

2007年3月18日(日) 23:35
  ■水野キングダム 〜王国復活までの紆余曲折〜


今からおよそ、1300億年前、
人類がやっと、言葉という文化を構築した最中、
ある一匹の類人猿が、
人類最初のギャグを発する。


水野「あー。あー、踏まれてる。うわー、ごっつ踏まれてるわー。
んぁ? うわー、なんや、ティラノサウルスレックスかい!
……んなあかんがなお前。わし死んでまうがな。わしゃお陀仏やがな。
……今日踏まれるの2回目やがな」

しかし、それはあまりにもしょーもないギャグだったため、
宇宙は爆発。
これが俗に言う「お笑いビッグバン」である。






宇宙消滅から数十億年の時をかけ、星は再生。
人類は新たなる文明を構築していた。
この時の王は、水野1世。


あの、お笑いビッグバンを引き起こした類人猿のDNAを受け継いだ人物である。
しかし、その水野1世の暴君ぶりは、目に余るものがあった。

水野「女だ。女を連れてこい!」

水野「大盛りだ! 俺の食事はすべて大盛りにしろ!」

あまりの暴君ぶりに、国民たちの怒りはついに頂点へ。
歴史上初めての暴動が起きようとしていた。
農具を手にした国民たちは、水野1世の城へと近づく。
が、この時既に水野1世は浴槽で足をすべらせ、
帰らぬ人となっていた。







しかしその数年後、水野1世の忘れ形見、
水野2世が新たなる国家を立ち上げる。



国民のことを第一に考えた新国家。
この国で、水野2世は数々の新法案を立ち上げる。

水野「ん、食事は1日に2食よりも、3食がいいだろう」

水野「ん? 男子便所と女子便所は別々にすべきじゃ…ないかな?」

それは、後に世界のルールとなる画期的な法案ばかりで、
人々はこれを「水野革命」と呼び、水野2世の名は世界中に響き渡ることとなる。

が、水野2世は偉大なる功績を残しながらも、
国民たちの甘い差し入れを食べ過ぎ、激太り。
贅沢病に犯され、19歳という若さでこの世を去ってしまう。






水野2世の死から長い月日が流れた、水野王朝中期。
この時代、国を治めていたのは水野3世。
歴史上初、女王国家の誕生である。



水野3世は、そのあまりの美しさから、他国の王からお誘いが絶えなかった。

他国の王「よかったら今晩どうですか」
(うなずく水野3世)

別の王「僕も、よろしくお願いしまーす」
(うなずく水野3世)

もともと寂しがり屋だった水野3世は、
それら誘いを断り切れず、数々の男性とお付き合いをしていく。
その数、実に1600人。
これにより、水野3世は国民的愛人として、世界中にその名を轟かす。
が、この愛人ぶりが水野国家を崩壊へと導くことに。
なんと水野3世は、すべての国王たちの子供を身ごもってしまったのだ。
それにより、世界中に水野4世が氾濫。


この状況に恐怖を感じた国民は、
水野4世を悪魔の子と称し、水野狩りを開始する。

結果、水野の子孫はこの世から根絶やしに。
4代まで続いた水野国家が崩壊した瞬間であった。






が、水野たちは途絶えてはいなかった。
水野4世の唯一の子孫、水野5世が平民の子として育てられていたのだ。


水野5世は、活発な行動力と好奇心を兼ね備えた、冒険家へと育っていった。

17歳で、水野大陸横断。
20歳で、水野山征服。
24歳で、水野点到達。
この功績が認められ、水野5世は平民出の国王、
水野5世が復権した。

水野5世は、国王になってからも冒険をやめようとせず、
25歳で、新たなる大陸を目指し、海へ旅立つ。
その冒険によって、様々な新大陸を発見。
更に世界にその名を轟かす。
そんな中、水野はあるとんでもないことに気づく。

水野「あ、この星はもしかして丸いんじゃないかな」

それはまさに脳天直下の発見であった。
水野5世はすぐさま、そのことをまとめた地動説を
当時の国民や学者たちに唱えるが、
まったく信じてもらえず、変人扱い。
それでもなお、国民に食い下がる水野5世は、
なんと、処刑を宣告されてしまう。
が、水野5世は、処刑当日まで星が丸いことを主張。
処刑される寸前には、こんな言葉を残している。

水野「それでも、水野は回っている」

しかし、その言葉のニュアンスは、国民にはいまいち伝わらないまま、
水野5世の生涯は幕を閉じる。






水野5世がこの世を去ってから、
世界は3つの勢力に別れ、
無惨な争いの日々が繰り返されていた。
そして人々は、戦乱の世におびえ、
貧しい生活を強いられていた。
そんな混沌とした世界に、救世主として現れた男。
それが、水野6世だった。


彼は、この3つに別れた世界を、
1つにまとめようと奔走する。
そして水野6世は、ある画期的な作戦で
3つの勢力をひとつにすることに成功。
それは、チゲ鍋作戦。

3人でチゲ鍋を囲ませることによって、
あの、鍋特有のその場限りの協調性が生まれ、
3つの勢力は見事1つにまとまったのだ。
これが俗に言う「チゲ鍋同盟」である。

がしかし、水野6世はその時食べたチゲ鍋が
あまりに辛かったため、ショック死という皮肉な形で
その生涯の幕を閉じる。






しかし、水野の血が途絶えることはなかった。
世界に自動車という革命的発明が誕生した時代。
水野6世の忘れ形見、
水野7世が再び水野政権を運営していた。


水野7世は爆発的な文明の発達による弊害、
大気汚染や、工業廃棄物で
動物たちが絶滅してしまう事をいち早く察知。
「動物を大切に!」をキャッチフレーズに
エコロジックな政策を唱えた。
そんな動物を愛する国王、水野7世の支持率はもちろん、うなぎ登り。

がしかし、その異常なまでの動物好きから、
水野7世はなんと、水野国家8代目の国王を
犬に任命するという、信じられない行動を取ってしまったのだ。


その3年後、何もしない犬国王・水野8世が原因で
国は崩壊寸前に。
不満を爆発させた国民が、暴動を起こし、水野国家は没落。
これが俗に言う、「お犬の乱」である。






あのお犬の乱から数年後、水野国家は完全に崩壊していたように見えた。
が、やはり水野の血は途絶えてはいなかった。
なんと、犬であった水野8世には人間の妻がおり、
その妻が水野8世の子、つまり犬と人間のハーフ、水野9世を密かに育てていたのだった。


水野9世は、その犬の入った外見から、幼少時代よりいじめに遭う。

子供「やーい、やーい、犬人間!」

しかし、水野9世はその屈辱をバネに猛勉強。
若干17歳で、とある小さな島国へと渡り、25歳でその国の総理大臣へと成り上がる。
水野9世がその島国の総理大臣になってから、その島は一気に繁栄。
経済大国として世界にその名を轟かすことに。
がしかし、水野9世はその外見が犬と言うことから
ある日の休日、間違って保健所に捕獲されてしまう。


水野「ワン、なにをするんだ、ワン、俺は、ワン、犬じゃない! ワンワン、やめてくれ!ワオーン」

水野9世は、そのまま政界から失踪した形に。
そして、そんな水野9世の息子、
水野10世がさらなる衝撃的事件を起こすことになるとは、この時誰も知るよしがなかった。






水野9世謎の失踪後、この島国を統治していたのは、
水野9世の息子、水野10世だった。

しかし彼は、その手癖の悪さから、歴代総理始まって以来の大事件、
「3億円事件」を引き起こしてしまう。
ちなみにこれが、その犯行を起こしたときの、水野10世のモンタージュ。


総理大臣でありながら白バイ隊員に扮装し、
3億円が積まれた現金輸送車を襲うという、大胆な犯行だった。
現場には、犯行に使われた白バイや手袋が放置されていた。
これだけの証拠、遺留品を残しておきながら、水野10世はいまだに捕まっていない。

3億円事件を引き起こした水野10世。
実は、彼は海外に逃亡していた。
しかし、神の天罰なのか、水野10世は海外逃亡後、
ほどなくして、この世を去っている。
そんな、水野10世が残した忘れ形見、
それが水野11世だった。



水野11世は、「世界をファンタスティックに!!」を合い言葉に
大統領選に出馬。
世界初の、アニメーション監督大統領となる。
しかし、大統領任務はそっちのけ、
父の遺した3億円で、アニメーション制作に没頭。
そんな水野11世が生み出したアニメキャラクター、「水野マウス」が、
世界的キャラクターに。


以後、水野11世は数々の名作アニメを生み出すが、
ファインディング水野の制作中、
コーヒーと間違え、茶色のインクを思いっきり飲んでしまい、
その偉大なる人生の幕を閉じている。享年、67歳だった。







その30年後、世界はラブ&ピースを合い言葉に
自由を求めた若者たちで溢れかえっていた。
そして、若者たちのカリスマ的存在になっていたのが
史上初のロックンロール大統領。
水野12世、その人であった。


彼の政策は常にロックンロールであった。


水野「ガムのポイ捨ては、無期懲役だぜぇ〜い!!」

水野「きょうの議会は Party Nightだぜぇ〜い!!」

この、大胆かつ破天荒な政策には、失神者が後を絶たないほどの盛り上がりを見せる。
がしかし、ロックスターの最期とは、常に衝撃的なもの。
水野12世は、他の議員が反対するのを押し切り、
雨の中での野外フェスを決行。
エレキギターで感電死という、壮絶な最期を遂げる。






ロックスターである父の血を受け継いだ水野13世は、どうしようもないワルだった。


単身島国に渡った水野13世は、カツアゲ、喧嘩、暴走行為、
ありとあらゆる悪行を行っていた。
しかし、そんな水野13世を改心させたのは、
ある1人の政治家だった。
街で悪行の限りを尽くす水野を捕まえ、こんな言葉を言い放ったのだ。

政治家「すいません、このあたりにトイレはありますか」

水野「よおし、オレはよ、絶対に総理大臣になってやるからよ!」


何をどう聞き間違えたのかは分からない。
が、水野13世はその政治家の言葉を受け、総理大臣を目指すことに。
そして、世界初の不良総理大臣が誕生する。

しかし、水野13世は初の国会で、

議長「続いては、内閣総理大臣、水野13世君」

水野「バカヤロウ!」


水野13世、バカヤロウ発言で国会解散。
総理大臣史上、最も早い解散だった。






元総理大臣、水野13世の子供、水野14世はとにかく普通の人生を歩んでいた。


高校を卒業後、警備員となり、お見合いで結婚。
仕事場と家を毎日同じ時間に行き来する絵に描いたような普通の人生。
がしかし、そんな水野14世がNASAの手違いで
史上初の警備員からの宇宙飛行士に任命される。
そして、水野14世が初の宇宙で言い残した言葉。


水野「はぁ… この星って意外と青いんですね」

この言葉は世界中に響き渡り、水野14世はそのまま世界の王へと任命される。
本人の意思とは関係なしに、世界の頂点へと上り詰めた水野14世。
しかしその翌年、水野14世。


水野「え〜 普通のおじさんに戻ります」

という言葉を残し、国王の座を退いている。







水野15世。彼は水野一族で最も野心に満ちた男と呼ばれていた。
若干12歳でIT企業を立ち上げ、巨額の財を手に入れる。
その後、14歳でテレビ局すべてを買収し、世界の長者番付第一位となる。
そして16歳の夏、とにかく野心に満ちあふれた水野15世は国王の座も買収。
史上最年少国王の誕生である。
がしかし、不運は突然やってくる。

水野15世即位式。
最年少国王の誕生に沸き上がる国民たち。
そんな中、水野15世たっての希望で用意された打ち上げ花火。

水野「発射!」

なんと、花火の火薬が多すぎて爆発。
世界は消滅してしまう。






そして時は流れ現代。
すべてが朽ち果ててしまった世界を再生すべく、
水野一族の末裔、「水野16世」が新たなる国家を立ち上げる。
人々はこの国家をこう呼んでいる。

水野キングダム!






…ということで「水野キングダム」についての歴史資料をテキストとしてまとめました。みなさんは水野何世がお気に入りでしょうか。近くにいる人とディスカッションしてみてください。
  

 

2007年3月16日(金) 2:33
[本]ハローキティのパイロットになりたい/マーガレット・サリバン、時田吉陽(amazon)

先月、酣燈社という聞いたことのない会社(どうも航空関係の本を出版しているところらしい)から出版された絵本ですが、なぜかパイロットに憧れてしまったキティちゃんのお話です。

今更キティちゃんが何を目指そうが驚きはしない、と思っていたんですがなかなかおもしろかったです。途中で召し使いっぽく手伝わされているダニエルがちょっと不憫に(笑)。そして、ネタバレなので一応伏せておきますが、
物語の後半ではキティちゃんが大人になり、無事試験にもパスして本当にパイロットになってしまうんですね(ちなみにダニエルもなる)。途中、大人キティの水着姿が披露されていたり、ちょっと変わったシチュエーションもいくつか見られます(まあ大人と言っても見た目はまったく変わりませんが)

女の人でパイロットに憧れるなんて、ノンタンの作者くらいしかいないのではと思っていたけど、潜在的にはもっといるのかもしれません。そんな人が身近にいたらこの本をプレゼントするといいと思いました。はい。

ハローキティ(サンリオ紹介サイト)

#515 [DVD]チャーミーキティ(2005.1.18)
  
  デイリーヤマザキ、モダンペットオリジナルマグカッププレゼントキャンペーン…3/15-4/2まで(なくなり次第終了)。100円程度のお菓子2つでいいらしい。だったらもらうしかないでしょう!
[雑誌]ね〜ね〜 4・5月号、3/15発売…ガチャピンが表紙です。→amazon
  
  ■そういえば、実家のおばあちゃんが病気で寝たきりになり、おまけにぼけてしまったと書きましたが、その後病気が回復すると共に、普通に歩けるようになり、更にぼけも直ったんだとか。な、なんという明治生まれ。なんかすごいんですよね、うちのおばあちゃんって。家族の中でいちばん食事の量も多いし。ハンパないです。
  

 
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