西の方へお出かけ

MEMO

4月はいろいろお出かけしてきました。

長沢蘆雪展

4/12には府中市美術館で開催されている『春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪』を見に行きました。江戸時代の画家の展覧会に行くのは10年前に行った伊藤若冲展以来。あのときは入場まで1時間待ちという大混雑でしたが、今回もあの時ほどではないもののチケット購入まで30分並ぶほどの大盛況ぶりでした。

かわいい犬の絵が人気なのですが、会場でも大トリ的な形で展示されていた『菊花子犬図』は見事な出来栄えでしばらく絵の前から動きたくなくなりました。あとなんか片足をだらけた形で座っている子犬のモチーフが何度も出てくるのがいいなと思いました。お気に入りのポーズだったのかな?

最近、”かわいい”をテーマにした日本画の展示が多いなぁと気になっていたのですが、学芸員の金子信久さんという方が日本画のかわいい点に着目して企画されていたことを知りました。着眼点がすごいなー。

安野光雅展

4/19には立川のPLAY! MUSEUMで開催されている『生誕100周年記念 安野光雅展』に行ってきました。絵本作家としてもたくさんの作品を残されている方ですが、正直に言うと安野さんの著書をこれまで1冊も読んだことがなかったのですよ。今回展覧会を通してその片鱗に触れたという感じでしたが、すごかったです。『ふしぎなえ』のような作品は不思議を描くために絵としての正確さが担保されていないと成立しないと思うのですが、そこが本当に完璧でただただ「絵、うまっ!」と思うのでした。
『旅の絵本』シリーズは鑑賞者の教養があればあるほど楽しめる、いろんな分野の小ネタが散りばめられた楽しい作品なのですが、僕みたいな無教養な人でもそれはそれでちゃんと楽しめるのもよいです。僕の前に見てた人たちが「これ、あれじゃない?」なんて話しているのをこっそり聞き耳立てながら鑑賞しました。そしたら、僕の後ろ側で見ていた4歳くらいの女の子が、「あ、これ〇〇に出てきた橋だよ」なんて、僕も全然わからない元ネタを発見していて、「全く何にもわからない人、もしかして僕だけ…?」なんてちょい凹みしてしまいました。

展覧会を見たあと、図書館で『会いたかった画家』という著書を借りて読みました。安野さんが好きな画家についてのエピソードを語ったエッセイなんですが、ヨーロッパにある生家に訪れたり、好きな作品を描いた場所を絵から特定したりと探究心がすごいなと思いました。

そして4/22には…って、もう日付が変わっちゃうので続きはまた近いうちに……。

Posted by CHARA PIT