MEMO

こんにちは。僕は「もろこし輪太郎」というスナック菓子が大好きなんですが、ある日こんな噂を耳にしました。

「もろこし輪太郎は大袋を買うより小袋を同じ金額分買った方がお得」

ほ、本当でしょうか? 普通なら小袋よりも大袋の方がちょっとお得になっていそうな気がするのですが…。というわけで、それぞれの袋に何個入っているのか数えてみようと思い至ったのでした。

もろこし輪太郎
▲これが「もろこし輪太郎」です。製造元は株式会社菓道です。キャラクターのイラスト、大袋と小袋で違うんですね。並べてみてはじめて気づきました。ちなみに裏側に書いてある謎の文言は同じです。

小袋は大抵のお店で20円(税抜き)で売っています。一方の大袋は、100円(税抜き)で売っている場合が多いと思うので、大袋1に対して小袋5としました。

ではさっそく小袋の方から開封してみます。

もろこし輪太郎(小袋)
▲ここでまず驚きなのが、袋ごとに個数のばらつきがあるんですね。
10個入りが3袋、9個入りが2袋、合計48個という結果になりました。

続いて大袋の方はこんな感じでした。

もろこし輪太郎(大袋)
▲こちらは40個+かけら(0.3個相当)という結果に。なんと8個も少ないです。たまたま少ない袋だったという可能性もあるのでなんとも言えませんが、今回の検証結果だけを見ると噂は本当だったと言ってもいいかもしれません。

もろこし輪太郎 大きさ比較
▲個々の大きさにもばらつきがあって、目視でいちばん大きいのと小さいのを取り出して比べてみたところ、1cmくらい違っていました。でもこれは量というより膨らみ方の問題のようです。
ちなみに大袋と小袋とで大きさが違う、といったことはありませんでした。
 

これだけだとなんなんで、ついでに姉妹品の「キャベツ太郎」と「玉葱さん太郎」についてもそれぞれ大袋と小袋とで個数の比較をしてみました。

キャベツ太郎(小袋)
▲これがキャベツ太郎(小袋)の中身。
19.2個、20個、18個、19個、16個で合計92.2個。袋によって4個も違うのが気になる…。

キャベツ太郎(大袋)
▲そしてキャベツ太郎(大袋)。こちらは104個で大袋の方が多いという結果に。

玉葱さん太郎(小袋)
▲続いて玉葱さん太郎(小袋)。
19.2個、19個、17個、20個、20.5個で合計95.7個。

玉葱さん太郎(大袋)
▲こちらが玉葱さん太郎(大袋)。こちらも104個で大袋の方が多い! ということは大袋よりも小袋の方がお得なのはもろこし輪太郎だけの現象のようです。

ちなみに袋に記載されているグラム数を確認すると

・もろこし輪太郎(小袋):17g
・もろこし輪太郎(大袋):88g
・キャベツ太郎(小袋):14g
・キャベツ太郎(大袋):90g
・玉葱さん太郎(小袋):15g
・玉葱さん太郎(大袋):90g

となっていて、小袋の中ではもろこし輪太郎がいちばん量が多く、大袋の中では逆にいちばん少なくなっているようです。でもこのグラム数だといずれも小袋5個よりも大袋1個の方が量が多くなっているはずなんですよね…。やっぱり謎です。
 

玉葱さん太郎に囲まれて
▲並べながら、「何やってんだろう…」と何度も思いました。