MEMO

『にょにょっ記』刊行記念 穂村弘×フジモトマサル トークイベント
8/23、青山ブックセンター本店にて。
 

Suzy’s Zoo作者 スージー・スパッフォードさん来日サイン会開催
来日されているんですね。知らなかった。7/25~29なので、今書いてもほとんど間に合わないのがあれですが。
 

■昨日の「HEY!HEY!HEY!」の今聴きたい名曲のコーナーで1984年が取り上げられていましたね。ゲストには、(京本正樹も言ってたけど)まったく見た目の印象が変わらない杏里が登場して「悲しみがとまらない」他1曲を披露していましたが、1984年の杏里と言えば「気ままにREFLECTION」だと言うのはやっぱり少数派でしょうか。当時日清UFOのCMに使われていた気がする…と思って検索してみたらYouTubeに動画が上がっていました。インターネットって何でもあるんですね。
 

■先週のことですが、SMAPの草なぎ君が地デジ推進キャラクターに復帰して、地デジカとの2ショットを披露してくれましたね。そこで改めてあの騒動について振り返ってみたのですが、色々な状況を勘案すると、やはりあの時草なぎ君は公園を自宅だと勘違いしていたと考えるのがいちばん納得がいくんですよね。服を畳んでいたというのも、いきなり家(だと思っている場所)に押しかけてきた警察に向かって、「(家で)裸だったら何が悪い」と叫んだというのも合点がいきます。で、そうなると疑問に思うのは、草なぎ君は自宅(おそらく防音設備も完璧な、綺麗で1人で住むには広いくらいの都心の高級マンション)で、普段から何かの憂さを晴らすかのように1人で叫んでいたのかなーって。
そうやって考えると、アイドルっていうお仕事は一般人の想像なんて及ばない、すごい世界なんだろうなぁ…なんて思います。
 

■一応報告ですが、ドラゴンクエスト9はクリアしました。面白かったです。というかまだまだやってます。歴代の面白かった順にするとこんな感じかなぁ(1はリメイクしかやったことないので省略)。
3>5>2>8>9>6>4>7
あれ、こうやって書くとあんまし順位高くないですね。でもドラクエはそれぞれ全部好きだから順番にするのはあまり意味がないのかも。

TOPICSBOOK

テレビアニメの中には魔法少女が主役のジャンルがありますが、そんな作品たちを集めた書籍が発売されました。

Sweet Design Memories 魔女っ子デイズ
[本]Sweet Design Memories 魔女っ子デイズ/竹村真奈・編著(amazon)

ビー・エヌ・エヌ新社 2009.7.15発売 1554円
ISBN:978-4-86100-665-4

「魔法使いサリー」から「魔法のアイドル パステルユーミ」までの、1970年代頃~1980年代に放送されていた10作品(+α)が収録されています。

この中で僕が見てたと言ったら、やっぱり表紙を飾っている「魔法の天使 クリィミーマミ」ですよ。こういうアニメって女の子向けだけどこの作品は男子もけっこう見てたんじゃないかなと思うんですよね。しかも僕は当時けっこうアイドル好きだったので、魔法でアイドルになって活躍する女の子っていう設定自体がすっごくツボにはまってた記憶があります。

あと、その後に放送されていた「魔法の妖精 ペルシャ」も「マミ」ほど知名度はないけど好きだったなぁ~なんて記憶も蘇ってきました。そんな感じで懐かしい気持ちになりたい人にはうってつけの1冊です。

[本]Sweet Design Memories 魔女っ子デイズ(出版社の紹介ページ)
TIMEMACHINELabo(編著者のサイト)
[本]サンリオ デイズ(amazon)…このシリーズの1冊目がサンリオキャラクターの本だったんですよね。取り上げるタイミングを逃していたのであわせて紹介です。このシリーズはターゲットとなる世代をある程度絞った編集になっていて、そこがちょっとした特徴になっています。

スタジオぴえろ~魔法少女の華麗なる世界…書籍とは直接関係はありませんが、杉並アニメーションミュージアムにてスタジオぴえろ制作の魔法少女アニメシリーズに関する展示が開催されるとのことなのであわせて紹介。開催期間は8/25-11/23。

TOPICSTV,DVD

4月から6月までテレビ東京で放送されていた「バカリズムマン対怪人ボーズ」がDVDになりました。パッケージ、かっこいい!

バカリズムマン対怪人ボーズ
[DVD]バカリズムマン対怪人ボーズ(amazon)

ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 2009.7.24発売 定価:3990円
品番:CLVS-1012

芸人のバカリズムとスチャダラパーのBOSEという異色のキャストでお送りされていた、1970年頃の特撮ヒーロー番組のオマージュ的なミニ番組だったんですが、いい大人が本域で演じている姿を見ていると謎の勇気が湧いてきます。

5分ほどの番組なのに、オープニングパート、テーマ曲、本編、そして架空の次回予告ストーリーという複雑な構成になっていて、詰め込み方がすごかったりするんですが、個人的な見どころとしては人造人間マスノがイチゴを食べてバカリズムマンに変身するシーン。あの渋い表情、格好いいです。

バカリズムマン対怪人ボーズ(テレビ東京公式サイト)…第1話が無料公開されています。
[DVD]バカリズムマン対怪人ボーズ(販売元の紹介サイト)

TOPICSBOOK,サンリオ

先月、ハローキティ35周年記念事業の一環として、「ハローキティ検定」なるものが実施されると発表されたのですが、それに先駆けて検定対策本が登場します。


[本]ハローキティ検定(amazon)

サンリオ 2009.7.29発売 1050円
ISBN:978-4-387-09056-4

この本にはキティに関する知識が300問収録されているそうです。1回目の検定が11/15にサンリオピューロランドにて開催されるとのことなので、それまでの3ヶ月半はこの本で勉強すればいいってわけですね。

検定の実施に先駆けて、特設サイト上で実際の検定に先駆けて模擬的な試験を受けることができるサイトが公開されています(→ハローキティ検定)。ということで僕もチャレンジしてみたんですが、初級ですら不合格という散々な結果になっちゃいました。やはり僕レベルが合格を目指すのならこの本は必須のようです。

[本]ハローキティ検定(出版社の紹介ページ)
「キティ」ファンの知識問う=11月に初の検定-サンリオ(時事ドットコム 2009.6.17)

キティちゃんが鼠先輩の曲にあわせて激しく頭を振るCM(2009.3.1)

MEMOTV

■最近「熱血!平成教育学院」に中野裕太っていう若手俳優がよく出ていて、とにかく頭がいいという触れ込みなんですよね。だけど、番組上の成績はいつもぱっとせず、ただ単に口だけのウザいキャラっていう、バラエティー番組では決しておいしいとも言えないポジションが定着しつつある人なんですが、先日、水道橋博士がホストを務める「博士の異常な鼎談」っていう番組に出演していたんですね(2009.7.16、23放送分)。

博士も「熱血~」で共演して興味を持ったらしいんですが、いつも博士が興味を持つ人物って、まあ一目見てキワモノって分かる人ばっかりの中、見た目的にはマトモな人に注目するって珍しいなぁなんて思って見ていたんですが、「確かにこれは博士が食いつくのもわかる!」っていう、独自のワールドを披露していて面白かったです。

せっかくなので、その特に面白かった部分、中学の時に哲学に出会い、そしてなぜ役者をやっていこうと思ったかについてのトークを久々にがっつり書き起こしてみました(たぶん探せば動画も上がってるとは思うんですけど、やはり自分メモ的に考えると書き起こしたくなってきます)。その前に基本情報として中野裕太の天才エピソードの一部をざっくり箇条書き。

・5ヶ国語をしゃべる
・共感覚(文字や音に色を感じたりする)を持つ
・4歳で算数をはじめて、6歳で方程式を解く
・3歳の時に親に「精神の自由がない」と嘆いた
・スポーツも万能で、空手の有段者でもある

主な聞き役は博士とともにホスト役を務める宮崎哲弥さんです。ほぼしゃべったそのままですが部分的に要約している箇所もあります。
 

中野「なんで役者をベースにやっていきたいかって言うと、
僕に大学時代に生きる喜びを再確認させてくれたのが
役者とか、芝居とか、で、あといちばんなんで興味持ったかというと
アルベール・カミュの『シーシュポスの神話』の本に書かれている
『不条理な生を謳歌する、より多く生きる人間像としての俳優』っていうあり方に
ホントに感銘を受けて、ニーチェの超人として生きるとかいうよりも、
よりよく生きるんじゃなくて、そうだ、より多く生きたいって思って。
それで僕けっこう器用貧乏って言われちゃうんですよ。
ただそれって、僕が興味がないことに対してはそれ以上突っ込まないだけで、
経験のひとつとしてやりたいっていう関心があるレベルでやってるっていう」
 
 
宮崎「そうやって役者をやって、
多数的な生を生きていくことの果てに何があると思う?」 
 
中野「何もない、何もない」
 
宮崎「再び空に戻る?」 
 
中野「そうです。もちろん。
で、僕…、そうなんですよ、そこすごい面白いっすねそこは。
今の着眼点は素晴らしい。空に帰る。いやホントです。
宇宙ってまず、宇宙の外には無が揺らいでるって量子論学的に
言われているじゃないですか。なんで宇宙っていっぱいあるんですよ。
で、量子論学的には…、確か量子論なんですけど、
無の揺らぎから水泡が生まれて、それが弾けては消え弾けては消え…」
 
 
宮崎「バブル宇宙論」
 
中野「そうです。そういうのがある。そのうちのひとつが
熱だの光だのを持ってビッグバンでこの宇宙になったと言われているんです。
で、本来はこの宇宙って収束して無に戻るはずなんですけど、
この本(中野が学生時代に絵や詩を書き綴っていたノート)の中にも
書いているんですけど、人間の人生も同じものだと気づいて、
『水の波紋論』というのを僕自分で作ったんですよ。
水の波紋って例えばこういうのにポンと石を落としたりすると
同心円状で波紋が広がって、
また同心円状で収束して何もなかったかのようになるじゃないですか」

 
博士「なるほど」 
 
中野「で、それっていうのが人間そのものだと思って。
その波紋の彩り方、広がり方っていうのに個性が出てくるんだろうと思って。
でも、見方を変えると、波紋が広がったまんま消えてくっていう
見方もできるじゃないですか」
 
 
博士「うん」 
 
中野「で、そこに可能性を見出したっていうか。
どんどんどんどん広げてって、どんどんどんどんより多く生きて、
それで、そのまんま収束して小っちゃくなって死ぬっていうよりは、
そのまんまこう、(広がって)いければいいんじゃないかって」
 
宮崎「でもさ、そのイメージは分かるんだけど、
特異点としての自己っていうのは常にあるわけですよね。
この私っていうのは常に、どんな生を生きていたとしても
この私じゃないと意味がないわけでしょ。その生を生きるのは」
 
中野「そうですね」 
 
宮崎「この私っていう特異点にはどういう…」 
 
中野「でもそれは感覚的な部分で、ホントに感覚的な部分で、
それは根源的一者と僕、同一化することができるので
例えば芸術に触れてるときだったりとか、
で、それが生の喜びだったりするんです」
 
 
宮崎「じゃあこの私のそこには根源的一者があるわけ?」
 
中野「そうです」 
 
宮崎「ほぅ~」 
 
中野「その、そこの原体験とか、それの反省…
言えば、(ジョルジュ・)バタイユで言うエロティシズム、
バタイユで言うところの連続性に対する些細な記憶とか郷愁。
それに僕は気づいちゃったんですよ」

 
博士「…何言ってるかさっぱりわかんねぇよ!もうなんにもわかんねぇよ(笑)」 
 
中野「だから、要はそのニーチェで言うワーグナーの書簡って分かります?」 
 
宮崎「ええ、わかります」 
 
中野「あの、太陽に照らされた湖面がアポロであって、
だけどそれは恐ろしい深みなしには存在することはないって。
その深み自体が、湖の深さ自体が、見えない深さ自体がディオニュソス。
僕はそのディオニュソスに気づけたっていうか、
たまたまそこに自分の関心のベクトルを向けることができたけど、
でもいずれアポロのところに目を向けようと思ったらできるわけですよね。
で、そこのギリギリのラインを生きていくのがいちばん楽しいなぁと思って」
 
宮崎「ていうことはやっぱり死と隣り合わせに生きていくということであって」

中野「そうです」
 
宮崎「死という連続性を感じながら、連続性の波動を感じながら
生きていくというところに面白みがあるという…」
 
中野「で、僕が死へ傾注してたってのが大学時代です。
アルベール・カミュだったり、ニーチェだったりっていうのに出会って僕が
自分なりの研究を深めていった結果、
いきついたのはそこのギリギリな部分。幻想だったりとかって言う」

 
宮崎「なるほど。(博士の方を見ながら)十分面白い見せ物に
なったんじゃない? 今の対話は(笑)」
 
博士「ねぇ。いやいや、苫米地英人以来ですよ。
内容は分からないのに面白いっていう」 
 
(CM) 
 
中野「ホントに考えすぎると、シレーノスの神の神話は分かりますよね」 
 
宮崎「うん」 
 
中野「ギリシア、ペシミズムでも言うように、
人間って生きてきたこと自体が最悪のことだから、
今すぐやらなきゃいけないことは死ぬことで、
本来やらなきゃいけなかったことは生まれてこなかったことだっていうふうに
言ってるんですよ。ギリシアの神って。
そんなこと言ったら楽しくもないし、生きてる意味がないじゃないですか。
でもなんで波紋を広げていくことをやっているかと考えたときに
やっぱりアルベール・カミュの
『不条理な人生を生き抜くけどその姿が美しい』っていう、
より多く生きるっていう、そういう姿であったりするなっていうふうに感じれて」
 
宮崎「中野くん、やっぱり仏教やろう。君は絶対仏教哲学に…」 
 
博士「幸福の科学から立候補しよう!」 
 
宮崎「違う!違う!(笑)」 
 

途中のCMに入るまでの時間が5分くらいなんだけど、まずはこの部分を加工せずに放送したスタッフがすごいなぁ、さすがだなぁと。そして博士、ゴールデンのバラエティーではただのウザキャラだった中野くんの面白さをここまで引き出してしまうとは、やっぱり目の付け所が違うなぁと感服しましたです。今後も博士&中野のコンビにはちょっと注目かもしれません。