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幻のカルトアニメ「星の子ポロン」

コメント欄やBBSなどでも報告頂いたのですが、ずっと前からもう一度見てみたい、けどどう考えても見られそうにない…と、ほとんど諦めかけていた存在だった、「星の子ポロン」の動画がニコニコ動画にUPされています。

幻のカルトアニメ「星の子ポロン」その1 その2 その3 その4

この作品については2000年に「正義の使者、星の子ポロン」というタイトルで取り上げ、その後2003年には「星の子ポロンレポート2003」と題して2ちゃんねるでの目撃情報をまとめた更新もしました。ざっくりとした概要としては、「星の子ポロン」とは1974年に制作され、その後地方局などで番組と番組の穴埋め的に放送されることの多かった5分足らずのアニメーション作品で、基本的にはいたずらする子をポロンが注意するという内容なんですが、あまりに不条理なストーリーが展開されるため、いつもあっけにとられたまま番組が終わってしまうんですね。

ところが、放送を見ていた時の記憶が曖昧な上、ネット上でも情報がほとんどなかったため、ポロンがどんな姿をしていたのかすら思い出せず、サイト上でポロンについての情報を募集していたのでした。ありがたいことに、これまで何件も情報をお寄せ頂きました。

それが今回、いきなり動画がUPされたことで姿はもちろん、念願だったアニメそのものを視聴することができたのでした。もちろん著作権的には問題のある動画であることには間違いはないのですが、資料的な意味で言えば貴重で価値のあるものと言わざるを得ません。この場を借りて、奇特にもこの番組を録画され、今まで保管されていた方に感謝です。

さて、せっかくなので9年前の記憶がどれだけ正確だったのかという答え合わせもしておきたいと思います。当時のコラムで僕は、ポロンはこんな姿だったと思うと書いています。
1.顔や体格は普通の人間のよう(12歳くらい?)
2.星がキーワード的に入っている服装
3.頭に何か被っていた(ヘルメット、帽子、かんむりなどのどれか)
4.マントをしていた
5.ステッキを持っていた
1についてはだいたいあってます。2、3は頭の部分ですね。星が3つ並んだものを巻いているのでまあ当たりでいいでしょう。4、5は完全にはずれです。空を飛んで、光線を出す印象からそういう風に記憶が変化しちゃったんでしょうね。

それにしても改めて見てもすごいアニメですよこれは。ストーリーもすごいけど、絵が雑で、アニメなのにほとんど動かなかったりするあたりの見どころも満載です。なのに声は現在も現役で活躍する大御所声優の野沢雅子さんが演じているところもポイントです。野沢さん、ポロンのことって覚えているんでしょうか。一度聞いてみたいものです。

ジョーイのガールフレンド

今月、サンリオが「ハローキティ&ディアダニエル ひなぬいぐるみ デラックス」というグッズを発売しました。キティちゃんとそのともだちのぬいぐるみをひな人形に見立てたかわいらしいアイテムです。

ハローキティ&ディアダニエル 雛ぬいぐるみ
ハローキティ&ディアダニエル 雛ぬいぐるみ デラックス(amazon)

サンリオ 2009.1.9発売

このグッズでの注目ポイントと言えば、普段あまり露出のないキティのともだちがフィーチャーされているところでしょうか。僕も長年こういうサイトをやっておきながら、キティのともだちの名前はぱっと出てこないので、ここで改めておさらいしておこうと思います。

↑の画像の上段左からいきますが、まずはおなじみ、ダニエルくんとキティちゃん。カップル仲良くお内裏様とお雛様に扮しています。
続いて中段の三人官女ですが、左のキャラがうさぎのキャシー、右のキャラがひつじのフィーフィーです。
下段の五人囃子は左から、くまのトーマス、ねずみのジョーイ、たぬきのトレーシー、りすのローリー、いぬのジョディです。

キティのともだちには他にも、もぐらのモーリー、おさるのティム&タミー、くまのティッピーがいるのですが、今回は残念ながら出番がなかったようです。特にくまのティッピーは”キティのボーイフレンドを目指している”という設定なので、おそらく裏でダニエルが手を回して追いやったんだと思われます(笑)。

さて、ここからが本題なのですが、さっき飛ばしたキャラがいるのにお気づきになりましたでしょうか。三人官女の中央のキャラです。このキャラだけがキティの公式サイトで紹介されていないんですよ。見た目的にねずみで、おそらくジョーイのガールフレンドだとは思うんだけど…と思いながら検索してみたんですが、このキャラについて言及しているサイトはなかなか見つからず。
そしてやっと1件、デレリクツさんで取り上げられているのを発見しました。それによるとなんと、「ジョーイのガールフレンド」と言うそうです…。思わず「そのまんまやないかーい」と突っ込んでしまいそうになりましたが、これは別に「スノークのおじょうさん」みたいな、おしゃれ(?)な言い回しをあえてしているわけではなくて、”キティのともだちのともだち”という微妙なポジションゆえにずっと名前を付けられないままになっているというのが真相のようです。

でも、女の子のキャラならおさるのタミーだっているのに、ちゃっかり三人官女として中央のポジションに居座っちゃってるあたり、案外したたかな女の子なのかも…。ともかく今後もジョーイのガールフレンドの活躍に要注目です。

ひな祭りの新商品発売のご案内 「ハローキティ&ディアダニエル ひなぬいぐるみ デラックス」(サンリオ 2009.1)

[本]ハローキティのパイロットになりたい/マーガレット・サリバン、時田吉陽(2007.3.16)

キャラクターで振り返る2008年

  • 2008年12月29日(月)6:00
  • [COLUMN]

今年ももう終わりと言うことで、キャラクターという視点から2008年をざっくりと振り返ってみました。

●せんとくん騒動(2/12)
2010年に奈良県奈良市で開催される「平城遷都1300年祭」という一地方の地味そうなイベントを一挙に全国区の知名度へと押し上げた「せんとくん」は、2008年を代表するキャラクターと言ってもいいかもしれません。2月にデザインが発表されるや否や、仏様のような外見に鹿の角を生やしたビジュアルが物議を呼び起こし、疑問を抱く団体からまんとくんなーむくんと言った別キャラクターが発表されたことでちょっとした騒動に発展。ニュースでも頻繁に取り上げられることとなりました。現在はメディア露出が過剰に増えて見慣れてしまったからか発表当初ほどの反発もなくなり、事態は沈静化しつつあります。
平城遷都1300年祭(公式サイト)

●ドアラ、作家デビュー(2/22)
奇妙な動きが「キモかわいい」と評判になり、昨年からブレイクしていた中日ドラゴンズのマスコット、ドアラ。今年に入りエッセイ「ドアラのひみつ――かくさしゃかいにまけないよ」にて作家デビューし、その人気がピークに。地元名古屋や関東で開催されたサイン会には多くのファンが詰めかけました。その後もDVDの発売や、DJドアラとしてCDデビュー等その活動は多方面へ広がっています。
中日ドラゴンズ公式ブログ
ドアラ狂想曲(2008.2.22)

●「東京キャラクターストリート」オープン(3/8)
東京駅の地下にある商店街「東京駅一番街」の中に登場したキャラクターグッズの専門店街。民放テレビキー局5社とNHKのショップが1箇所に集まっている珍しい場所でもあります。東京土産にキャラクターグッズを買いたい人には便利なスポットです。
東京キャラクターストリート
「東京キャラクターストリート」に行ってきた(2008.4.24)

●スヌーピータウンショップがキデイランド運営に(3月)
これまでスヌーピーの公式ショップを運営していた株式会社ららぽーとが契約満了により手を引くこととなり全店舗が閉店。その後は新たに契約したキデイランド運営の元、一から展開することになりました。また、キデイランドでは8月にソニー・クリエイティブプロダクツの直営ショップ「m.i.x!」の店舗を継承することを発表。9月にはキデイランド大阪梅田店内にリラックマ初の公式ショップをオープンしました。キャラクターショップ関連の話題ではキデイランドの名前が目立つ1年でした。
「スヌーピータウンショップ」事業展開でキデイランドがユナイテッド・メディアと基本合意(SNOOPY公式サイト 2007.11.19)
キャラクターショップ「m.i.x!」の一部店舗継承でキデイランドとソニー・クリエイティブ プロダクツが基本合意(キデイランド 2008.8.14)
梅田に「リラックマ」初の公式ショップ-限定商品約20アイテムも販売(梅田経済新聞 2008.9.12)

●ねじキューピー人気
都内にあるねじ専門店「三和鋲螺」で販売されているご当地キューピーの1種。ねじ+キューピーというエキセントリックな組み合わせがテレビなどで注目され、人気に火が付きました。店舗には行列ができるほどの人気グッズになり、最終的に「現代用語の基礎知識2009」に収録されるに至りました。
三和鋲螺
ねじキューピー、「現代用語の基礎知識」に掲載(新橋経済新聞 2008.11.17)

●東京大学でキャラクタービジネス研究(5/30)
キャラクタービジネスを学問として研究しようというプロジェクトが発足しました。研究が進めば、これまでにはない新しいキャラクター、新しいビジネスモデルが生まれる土壌となるのかもしれませんね。
東京大学 キャラビズ研究プロジェクト

●サイバンインコが裁判員制度PR(6/3)
来年から裁判員制度が始まると言うことでPRにキャラクターを活用しようということになったようなんですが、なぜか全国にある検察庁や裁判所、日弁連などがそれぞれ別々のキャラクターを作ってしまったことから、微妙なキャラたちが各地に出現する事態に。最終的には鳩山法相(当時)が福岡高検の「サイバンインコ」を全国統一キャラへと指名したことで余計な混乱は防ぐことができたのでした。ちなみにこの時、法相自らサイバンインコの着ぐるみに入ってPRしたことも話題になりました。
法相絶賛 サイバンインコ、統一キャラに“昇格” 裁判員制度PR(MNS産経ニュース 2008.6.3)
サイバンインコの部屋(公式サイト)

●くいだおれ閉店(7/8)
4月、大阪・道頓堀のシンボル的存在「くいだおれ太郎」でおなじみだった飲食店「くいだおれ」が建物の老朽化などを理由に閉店することを発表。7月の閉店後、太郎は自分探しの旅へと旅立ってしまいました。その後、なぜかUFJのパレードに参加しているところを発見されたりもしましたが、結局はくいだおれのあった場所の近くにあるビルの前にて復帰することで落ち着いたようです。
大阪名物くいだおれ(くいだおれ太郎公式サイト)
くいだおれ太郎がパレード  USJでハロウィーン企画(47NEWS 2008.9.3)
くいだおれ太郎、道頓堀に戻ってくる 3軒隣で復活へ(朝日新聞 2008.10.27)

●「崖の上のポニョ」公開(7/19)
4年ぶりとなる宮崎駿監督の長編アニメーション作品が公開となり、興行収入154億円(12/15時点見込み)の大ヒットとなりました。また、藤岡藤巻と大橋のぞみが歌う映画の主題歌も話題になり、紅白歌合戦の出演も決定。9歳の大橋のぞみさんは紅白史上最年少での出場となりました。
崖の上のポニョ(公式サイト)
大橋のぞみ:史上最年少で夜更かし紅白「頑張ります」 藤岡は欠席予定(毎日新聞 2008.11.25)
ヒットで振り返る2008年~映画編~ 『崖の上のポニョ』を筆頭に邦画が洋画を圧倒(日経トレンディネット 2008.12.26)

●北京オリンピック開催(8/8)
中国の悲願が叶った今年のオリンピック。マスコットの「福娃(フーワー)」も大活躍でしたが、どちらかと言うと、開会式での過剰演出や、聖火リレー時の混乱などの話題が先行した印象が残りました。でもまあ開催期間中は何事もなく無事に終わったのでよかったです。
福娃(Wikipedia)

●ゆるキャラまつり開催(10/25)
せんとくん騒動もあってか、今年も様々なゆるキャラが注目を集めた1年となりました。その中でも特に高い人気を誇るゆるキャラと言えば「ひこにゃん」です。そんなひこにゃんが全国のゆるキャラ達に呼びかけ、開催したのが「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2008~」というイベントです。全国各地のゆるキャラを擁する自治体では「ひこにゃんに呼ばれた!」「呼ばれなかった!」などという悲喜こもごもがあったとかなかったとか。この催しは大盛況のうちに幕を閉じ、ひこにゃんはゆるキャラ界のリーダーの地位を盤石なものとしたのでした。
ひこにゃん特設サイト
ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2008~実況ブログ
ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと2009~開催をへむかって!!

●2008年の訃報
最後に今年の訃報をまとめておきます。

上田トシコ(3/7死去、90歳 漫画家)
石井桃子(4/2死去、101歳 児童文学作家)
ターシャ・テューダー(6/18死去、92歳 絵本作家)
キヨノサチコ(6/19死去、60歳 絵本作家)
赤塚不二夫(8/2死去、72歳 漫画家)
野田凪(9/7死去、34歳 アートディレクター)
ラッセ・サンドベリ(11/12死去、84歳 絵本作家)

このサイトで取り上げた方は以上の7人でした。中でも「天才バカボン」など多数のヒット作を持つ赤塚不二夫さんの死は日本の多くの人に衝撃を与えました。葬儀のときにタモリさんが読まれた弔辞も印象的でした。
キヨノサチコさんは、「私がいなくなっても、ノンタンは生き続けるから」と身内や関係者に訃報を伏せるように伝えていたため、その死が公表されたのは今月に入ってからでした。
6/8に「ハンパンダのニャンパン、永眠」の話題を取り上げた時には、まさかその作者が3ヶ月後にお亡くなりになるとは夢にも思っていませんでした。ニャンパンは84歳だったそうですが、野田凪さんはまだ34歳ですよ。野田さんにもニャンパンくらい生きてほしかったです。
謹んでお悔やみ申し上げます。

懐かしの貯金通帳

実家に帰っていたときに、いろいろ荷物の整理をしたんですが、その時にずっと行方不明になっていた郵便局の通帳を発見したのでした。

ユウちゃん貯金通帳
これがその通帳の写真なんですが、子供の時に作った通帳なのでイラスト入りなんですね。リスの男の子と女の子が描かれています。

郵便局には「ユウちゃん・アイちゃん」というキャラクターがいましたが、上のイラストとは見た目が全然違います。Wikipediaのユウちゃんの項によると、馴染みのあるユウちゃんは1990年にモデルチェンジされた2代目とのことなので、それ以前に発行されているこの通帳のキャラは初代ユウちゃんということなんでしょう。

ただ、Wikipediaに掲載されている初代ユウちゃんの画像とも全然違うんですね。これはおそらく、初代ユウちゃんは1962年~1990年と活躍期間が長かったため、その間に何度かマイナーチェンジをしていたのではと推測されます。

だけどもう1点気になるのはその横に描かれている女の子ですよ。再びWikipediaソースであれですが、ユウちゃんの妹のアイちゃんが設定されたのは2代目になってからなんですよね。ということは、この子に関してはアイちゃんではなく、ただのリスの女の子なのかもしれません。

ちなみに長らく活躍してきたユウちゃん・アイちゃんですが、昨年の郵政民営化のどさくさに紛れて降板させられちゃったのでした。新しいマスコットも存在しないので、今は子供用の通帳も存在しないのではと思われます。

合理化もいいけど、これまでPRに貢献してきたキャラクターをなくすことはないのに…と思うのは僕だけでしょうか。大人の都合で消えていったユウちゃん、アイちゃんのことを思うと少し胸が痛みます。小泉さんの言っていた、「痛みをともなう構造改革」の痛みって、こういうことだったんですね…(←たぶん違う)。

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