TOPICSGAME

もうすぐ3DSが発売されるこの時期にDSのソフトを買うのもなー、なんて思っていたけど結局買っちゃいましたよ。このソフト。

ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート
[DS]ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート(amazon)
コナミデジタルエンタテインメント 2010.1.27発売 3980円

このゲームは主人公・マックスウェルが持っている、思いのままにほしい物が出せるという不思議なノートを使って、ステージ上にいろんなアイテムを出現させ問題を解いていくというアクションパズルゲームです。欲しいと思った物の名前を実際にタッチペンで入力して画面に出すという特徴的なゲームシステムが採用されています。

元々「Scribblenauts(スクリブルノーツ)」というタイトルで海外で発売されていて、その斬新さから国内でも密かに注目を集めていたんですが、2万語もの単語が収録されているという関係から、日本語での発売は困難と言われていたんですよね。ところがこの度コナミの手によりローカライズされ、無事日本版が発売されたのでした。一時期海外版を買ってみようかと悩んでいた僕としてはコナミに感謝です。

実際に遊んでみた感想としては、「予想してたよりおもしろい! 楽しい!」です。どんなアイテムでも最初から出せるなら、なんでもありの大味な内容になっちゃうんじゃないの? という不安があったんですが、そう簡単に好きなようにはさせてもらえない絶妙なステージ構成になっていたりして、「あれ、これどうやってクリアすればいいんだ?」と頭を悩ますこともしばしば。確かにヒラメキとセンスがしっかり問われる内容になっていました。

ただ、そうは言ってもやたら万能なアイテムも中にはあって、気がついたら同じアイテムを使ってごり押しクリアばっかりしちゃってる…なんてこともあるんですが、コンプリートを目指すには同じステージを違うアイテムを使って3回クリアしないといけないみたいなので、どっちにしろ悩むことになりそうです(ちなみに僕の場合は行き詰まったらとりあえずエアダクトさんにフーフーしてもらうパターンが多いです)。

あとこのゲーム、世界観がすっごくかわいいのもポイント高しです。海外のゲームって、どうしても絵柄が取っつきにくいっていう印象があったりしますが、あっさり顔のマックスウェルをはじめ、ほのぼのとしたグラフィックが非常によいです。こういうテイストって日本の得意分野だと思っていたけど、もうそうでもないんだなぁ、なんてちょっと寂しい気もしたり。
かと思えば、マシンガンやら手榴弾なんていう物騒なアイテムを登場させて大暴れできたりもする自由度があるところはさすが海外製です。日本じゃこの振り幅はムリでしょうね~(そのためか、これは人形の世界だよというエクスキューズが冒頭に入ってます)。

そんなわけで購入を躊躇している人がいたら、そっと背中を押してあげたくなるような、今までにない感覚が味わえるゲームに仕上がっていました。

ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート(公式サイト)
5TH Cell…開発元のサイト。海外では続編の「Super Scribblenauts」が発売されています。

MEMO

■B’zの松本さんをはじめ、日本人が4人もグラミー賞を受賞ってすごいですね。これまで日本人の受賞者って3、4人しかいなかったですもんね。一挙に倍です。

B’zで思い出したんですが、昔、姉からこんな話を聞いたことがありました。姉の友達に稲葉浩志の大ファンという女性がいて、もうそれが好きすぎて、まだ当時はネットが普及していない時代だったと思うんですが、どうやって調べたのか稲葉の自宅の住所を突き止めて、稲葉に会うことだけが目的の東京一人旅を計画したそうなんですね。

んで、実際に渋谷にある自宅の近くで1日中待ち伏せをしていたそうなんです。ずっと待っていると、なんと本当に稲葉が自宅へ向かって歩いて来るじゃありませんか。彼女は慌てて駆け寄り、「ファンなんです。握手してください!」と言ったそうです。すると稲葉は、表情1つ崩さない真顔のままで

「ありがとうございます」

と言って、握手をしてくれたんだそうです。そんな稲葉の対応に感激した彼女は、よせばいいのに、なんと翌日も自宅前での待ち伏せを敢行してしまったそうなんですね。そしてこの日も運が良かったのか、自宅へ戻る稲葉を再び目撃することができたんだそうです。ただ、ここから先が昨日とは少し違いました。彼女が話しかけようとしたところ、稲葉は彼女を見るやつかつかと歩み寄り、昨日と同じ、表情1つ崩さない真顔のままで、

「もうやめてもらえますか」

と言ったんだそうです…。
僕はこの話を聞いて、「自宅へ押しかけてくるような痛いファンにも真顔で対応する稲葉」というその光景が頭の中にありありと浮かんできて、不覚にも爆笑してしまったのですが、去年だったか、姉に「そういえば、稲葉に会いに行った友達いたんだよね~」と話を振ってみたところ、「なにそれ、知らん」と言われてしまったのです。

そんなおもしろエピソードを持った友達のことを忘れるかね? というかもしかして、姉から聞いたという部分もひっくるめて、僕が考えた想像上の話だったりして…? と、いろいろ不安になってしまったのですが、もし例えそうであったとしても、どんな状況においてもファンには真顔で対応する生真面目な人物、それが僕の中での稲葉浩志像なのであり、きっと本物の稲葉もそうに違いないという気持ちに今も変わりはないのです。

MEMOアニメ

■明日まで開催中の文化庁メディア芸術祭ですが、今年も行ってきました。その感想はまたあとで書こうと思っているんですが、昨年もそんなふうに思っていたら結局書かないままになっちゃったんですよね。

昨年、書きたかったのに書けなかったことのひとつに、アイルランド出身のアニメーション作家、デイヴィッド・オライリーが2009年に発表した「PLEASE SAY SOMETHING」という短編CGアニメーション作品について、があります。

これは受賞作品として出展されたものではなく、海外フェスティバル招聘作品の1つとして上映されたものだったんですが、もう本当に度肝を抜かれたんですよね。こんな表現があるのかと。僕はコンピュータアニメーションって嫌いじゃないし、というかむしろ好きな方だと思っていたんですね。だけど、感情を繊細に描写するための表現方法として見た場合、手描きの作品に適うはずがないという勝手な思い込みをしていたことに気づかされたのでした。

ネコとネズミのキャラクターデザインにちょっと日本的なものを感じたので、ひょっとして作者は日本人? と期待したけど、あとで確認してやっぱり違うか~、なんて思ったりも。

「おねがい なにかいって」という邦題が付けられて、日本語字幕入り動画が公開されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

おねがい なにかいって [日本語版]
 

そしてそんなデイヴィッド・オライリーの最新作、「The External World」がネット上でも公開されたと言うので見てみたんですが、これもすごかった。

The External World

一応ある程度筋的なものがあった前作に比べるとカオスっぷりが半端じゃないので、正確な意図を汲み取るのは困難なシーンがほとんどですが、とにかくなんだかとんでもないものを見せられた気分です。

HEADLINE

第2回「ハローキティ検定」開催結果 キティラ―日本一は?…4/3に開催。
サンリオ初の「ネット発・ユーザー参加型」の新キャラクター「Wish me mell(ウィッシュ ミー メル)」メルちゃんデビュー…白いウサギのキャラクターです。
シナモンのブログ…作者の奥村心雪をはじめとするシナモンスタッフがお送りするブログがスタート。
カワイイコレクション…サンエックスから3月発売。この中だと「アバウチュー」が好きかな。
リラックマの電子辞書が登場
DS『きれいずきん生活2』4/28リリース!舞台は音楽の聖地へ
スッキリ!! 2/7「キャラクタービジネス商戦」Mart3月号のゆるキャラ特集を取り上げた上で、いろんなキャラクターを紹介するコーナーが放送されていたそうです。
ケータイゲーム『ぱらぽぺった』正式版サービス開始
TRYWORKS発信キャラクター「ろっぷん」初の書籍化!『ろっぷん』~森のゴロゴロ生活~…3/11、主婦と生活社より発売。

阪神が新マスコットを発表 「キー太」
懐かしのキャラクター集結 北原ミュージアムで展覧会
『こびと観察入門』第40回ロッテルダム国際映画祭 上映決定
『グル~ミ~』生みの親 森チャックのサイン会に行ってきた…僕もサイン欲しい。
コンビニの「唐揚げチキン戦争」に新事実 「からあげクン」も「ファミ吉」も「妖精」だった
「からあげクン」に相関図/姉の三角関係など生々しい事実が続々判明…なにがなんだか。
キャラ弁ならぬ「キャラピザ」がスゴイ

「蒸気船ウィリー」のピートが劇中のイメージそのままに立体化
進化した「たまごっち」、アイテム交換可能に
“キュルッ”と載せて遊べる新感覚フィギュア『のすのすカピバラさん』
パーマンは別売りです あのコピーロボットが『ROBOT 魂』で登場

藤子・F・不二雄ミュージアムの入館料大人千円、「ドラえもん」などのシャトルバスも登場
杉並アニメーションミュージアムで「クレヨンしんちゃん」展…2/23-5/22まで。
オードリーが映画「きかんしゃトーマス」最新作のゲスト声優に決定
ディズニーの人気キャラ「くまのプーさん」が映画化!手書きのタッチに味のあるプーさんワールド…プーさんの劇場映画って久しぶりなんだっけ。
ピクサーの「脚本の書き方講座」が素晴らしかったGamers, Be Ambitiousさん)…確かに素晴らしい。あ、このサイトってPOP-SITEでゲームコラム書いてた人なんだ。

[本]ハローキティBook…1/27、講談社より発売。グッズを中心としてキティちゃんを振り返る本。山口裕子さんのインタビューが載っているけど、取り立てて目新しさはなかったです。全部揃えたいファン向け。→amazon
[本]We Love SpongeBob…1/25、宝島社より発売。キラキラケース入りエコバッグが付いてくるムック本。マックのおまけだけでは物足りない人向け。→amazon

フジモトマサル×名久井直子「夢みごこち」刊行記念トークセッション…2/18、ジュンク堂新宿店にて。

ねこぢるの夫・ねこぢるy(山野一)の個展が3月に渋谷で
 

全国「ご当地キャラ」を集約。ソーシャルカタログ「ご当地キャラカタログ」…TINAMIが運営するご当地キャラの情報を集めたサイトがオープン。地図が便利ですね。→ご当地キャラカタログ

ゆるキャラ「ころとん」、着ぐるみ完成 群馬…でっかい!
「ちんあなごのうた」-秋田のミュージシャンが制作、話題に
「えび〜にゃ」に決まる | 海老名・綾瀬
「お湯の富士」銭湯PR : 東京23区
「にゃん丸」が三陸PR 沿岸広域振興局HPに猫キャラ…ウミネコ模様のネコの旅。→三陸ウミ猫にゃん丸のにゃん陸旅日記
「ゆめはまちゃん」着ぐるみが完成 桑名市のゆるキャラ

「たねまる」かたどる横浜開港150周年記念碑、象の鼻パークで除幕式…久しぶりに見たたねまる関連ニュース。
「パパたこ」ともう一度 元社員ら、キャラ販売会社設立…このご時世大変だと思うけど頑張って盛り上げてほしいな!
ひこにゃん、1万1770人に年賀状のお返事…意外にも前年割れっぽいのか。
「いなッピー」アニメに 名文理大生制作
ピカチュウ→東シナ海風景に 阿久根の壁画、画家が修正…同じ画家の手ですっきりした絵に。
玄さんモテモテ 一足先バレンタイン…困ってるようにも見える。
深谷市の「ふっかちゃん」大人気
せんとくんモテまくり 高取・ひいなちゃんと3月デート
土浦イメキャラ「つちまる」に特別住民票
100周年の新世界を盛り上げよう!「くしたん」テーマソングを募集
全国植樹祭のキノピー 手書きの返事投函 年賀状664通こちらのサイトで届いた年賀状の一部が公開されています。
ウザかわいい! 長万部のキャラ「まんべくん」がつぶやきすぎな件

「ひこにゃん」使用、大阪高裁で審尋
「よいにゃんこ」彦根市が反論書

MEMO

ミスドで起こった珍事
どうしてこうなった…。でもこれはこれでかわいい気もしてきます。不思議。
 

決定!第3回 MOE絵本屋さん大賞 2010絵本ナビ
「MOE」先月号で発表されていましたが、紹介するのを忘れていたので今紹介。このサイトで取り上げた絵本も2冊ランクインしています(2位の「もぐらバス」と11位の「ちか100かいだてのいえ」)。
 

シロウト名鑑(テレビ東京)
最近お気に入りのテレビ番組です。宮藤官九郎と細川徹が町に佇むシロウト(一般人)の中から、希望に添ったキャラクターを持つ人物を探し出し、写真に収めて名鑑にしていくという番組なんですが、この説明では何のことやら分からないと思うので気になった方は今日の夜中に放送があるので見てみるといいと思います。

出てくるシロウトさんの絶妙加減がツボなんですが、個人的にいちばんツボだったのは1年前に放送されたパイロット版で登場した、人形町にある和菓子屋のハンサムなご主人。なかなかのハンサムっぷりがポイント高しでした。
レギュラー回になってからだと、スケバンを探せの回で出てきたユーキがイチバンかなー。気合いの入り方がホンモノな感じがしてよかったです。
 

■先日、量販店のパソコンソフト売り場をふらついていたらこんな商品が目に留まりました。
高いソフト

なんか知らんけど高けぇー。実際のところこれはソフトウェアの開発環境を構築するためのいろんなライセンスやらサポートやらがパックになったものらしいので、個人が買うようなものじゃないみたいだし、別に高くもないんだとは思いますが、結局このパッケージの中にはDVDが入ってるだけなんでしょ。レジに札束積んでこの箱1つ手にするところを想像しては納得できない気持ちになってしまうのでした。

TOPICSキャラ絵本

関西テレビの「ハチエモン」やテレビ大阪の「たこるくん」など、なぜか在京テレビ局よりもマスコットキャラ競争が激しい気がする関西のテレビ局ですが、その中でもひときわ異彩を放っているキャラと言えばサンテレビの「おっ!サン」です。そんなおっ!サンがこのたび本になりました。

おっ!サンの告白。
[本]おっ!サンの告白。/おっ!サン編成局(amazon)

PHP研究所 2011.1.28発売 1000円
ISBN:978-4-569-79513-3

2005年にメディアへ登場して以来、これまで秘密のベールに包まれていた「おっ!サン」ですが、その生態を探るために結成された特別チームが世界初となる独占インタビューに成功! ということで、一問一答形式でおっ!サンの秘密に迫った一冊となっています。

見開き2ページで質問と回答を掲載する形式になっているんですが、読んだ感想としては、

「なぜこれを本にした…」

の一言。希に見る脱力系の一冊に仕上がっています。でもなぜかおっ!サンのことがちょっとだけ好きになっている自分を発見してしまったり。”ウザかわいい”なんて言ってられないくらいのウザ成分満載にも関わらず、なぜか憎めないのはおっ!サンパワーのなせる技なのか。ともかくそのパワーで大阪テレビ界をこれからも燦然と照らし続けてほしいと思うのでした。

[本]おっ!サンの告白。(出版社の紹介ページ)
[本]おっ!サンの告白。(おっ!サン商店街)…こちらで購入するとミニタオルが付いてくるキャンペーン中。

おっ!サンの部屋(公式サイト)
おっ!サン ID&CM集…本当は本にこれらの映像を収録したDVDを付けたかったらしいけど、諸般の事情で実現しなかったらしいです。と言うわけでこちらのサイトでチェックです。