COLUMNキャラ絵本

こういうサイトをやってるから、というのもあるんですが、「キャラクター絵本」が好きなんですね。ただ、そう一口に言ってもそんなジャンルあってないようなものなので、一言メッセージ的なものから、漫画形式のものまでいろんなものがあるんですが、そういうところも面白くて好きなんですね。

ということで、今回は僕の大好きな「アランジアワー」という本を紹介してみます。この本は、アランジアロンゾというユニットがかつて雑誌「ね~ね~」で連載していた漫画をまとめたものなんですが、そもそも僕がキャラクターに注目するきっかけになったと言っても過言ではないタイトルがこれなのです。

アランジアワー
[本]アランジアワー/アランジアロンゾ(7&Y)

主婦と生活社 1998.4.17発売
ISBN:978-4391121964

僕自身、振り返ってみると小さい頃からかわいいものが好きな傾向はあったとは思うんですが、大人になってくるとそういった気持ちもちょっと忘れてくるというか、忘れざるを得ないというか、そういう状況になってくるわけですよ。

そんな中、本屋で出会ったのがこの本なんですね。ものすごくキャッチーというかビビットというか、カッパのイラストが向こうから目に飛び込んできたという感じで、「なんだこれは」と、手に取って。
すると、中では今まで見たことのないようなお話が展開されていて、「僕の知らないところでなにやらすごいことが起こっている!」と衝撃を受けた、というわけなんです。

キャラクター自体も魅力的なんだけど、一般の漫画とは違う独特なおはなしのセンスがすごくて。今改めて読んでみても、やっぱりこの世界はすごいなーと思います。ちなみに本は4巻まで出ているんですが、現在はその4巻を1冊にまとめた「アランジアワー全集」と言う本がリリースされていますので、読みたい方はこちらをチェックしてみてください(表紙は1巻と同じくカッパくんが飾っています)。

アランジアワー全集
[本]アランジアワー全集/アランジアロンゾ(amazon)

主婦と生活社 2004.1.30発売
ISBN:978-4391129045

アランジアロンゾは、数年前に開催された愛・地球博のマスコット、「モリゾー&キッコロ」の生みの親としても知られていますが、ここ数年はたまに絵本をリリースするくらいで、本のリリースは以前に比べてかなり少なくなっているんですよね。

またいっぱい描いてほしいなぁと思っています。