MEMO

■文化庁メディア芸術祭は今日が最終日ですね。前回紹介したときは見落としてたんですが、グループ魂「べろべろ」のPVでエンターテインメント部門優秀賞を受賞したアートディレクターの田中秀幸さんのトークイベントが今日の15時からあるみたいですね。どんなお話になるのか楽しみです。
 

■小学校の給食の時なんかによく「げ、今日カレーかよ。昨日の晩もカレーだったのに!」なんて言ってた人がいましたが、僕は最初それが何を訴えているのか理解できませんでした。後々、世の中には同じ献立の食事が連続することを嫌う価値観の人がいて、むしろそっちの方が多数派らしいということを知るのですが、だとしてもそれってそんなに周囲へ声高に主張しないといけないものなのか? という疑問はいまだに抱いていたりします。

そんな僕なので、気づいたら同じものばかり食べているというのは日常の光景なんですが、このところずっとシチューを食べ続けているんですよ。あるとき突然食べたくなって、市販のルウを買ってきて作ってみたらおいしかったので、売ってるルウを片っ端から作ってみたくなり、謎のシチューマラソンが開幕してしまったというわけです。

ちなみに今のところいちばんおいしかったのは、ハウスの「シチューミクス クリーム」でした。なんか定番すぎて紹介するのもばかばかしい感じですが、やっぱり僕がシチューに求めていたのはこの安定感、安心感なんだと確認できてよかったです。ビーフではS&Bの「濃いシチュー」がおいしかったかな。クリームの方はまだなので、今度食べてみようと思います。

あと、ハウスの「ビストロシェフ ビーフシチュー」というちょっとだけ高めのルウで作った際のことですが、パッケージの裏の材料のところに10皿分で牛肉800gって書いてあって、「それって多くない?」と思いつつもできるだけ材料に忠実にしかったので頑張って用意して作ってみたところ、予想どおり、びっくりするくらい肉だらけのシチューが出来上がったんですけど、なんなんですかこれは。お金持ちのご家庭ではこれが当たり前なんでしょうか。またひとつ、謎が増えてしまいました…。

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一部ゲーム情報サイトの誤報について(コナミ株式会社)

なにこのリリースって思ったら、先月の10日頃にコナミのビルの上からもくもくと煙のようなものが立ちのぼっている写真をTwitterにUPした人がいて、それがまわりまわって「コナミが火災!」みたいなネタニュースになって世界を駆け巡るという話題があったそうですね。

コナミのあのビル(ミッドタウン・イースト)って上層階は高級マンションだったと思うので、もし本当に火事だったとしてもコナミには影響ないと思うし、わざわざリリース出して否定するようなものではないような気はしますが、一方で最近はなんでもかんでもネガティブ材料にされてしまうような話も聞くので、公式に否定しておいて損はないということなのかも知れません。
ところで、最近コナミが発売するゲームソフトが低評価続きでとんでもないことになっているという話を聞きました。そこでこの年末年始に発売されたコナミタイトルのAmazonレビューを「参考になった」の票が多いものを中心に、確認してみることにしました。

[PSP]ポップンミュージックポータブル2…普通の評価
[DS]パワプロクンポケット14…概ね好評
[PS3/PS2/PSP/3DS]ワールドサッカーウイニングイレブン2012…PS2版、3DS版は割と好評、PS3版はバランス崩壊、PSP版は変化なさ過ぎと酷評
[DS]とんがりボウシとおしゃれな魔法使い…フリーズバグがあり酷評
[VITA]麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版…オンライン対戦が前作の定額課金制から従量課金制に変更された上、人がいないと不評
[3DS]ペンギンの問題ザ・ウォーズ…評価なしのため不明
[VITA]ASPHALT: INJECTION…好評
[PSP]FRONTIER GATE…好評
[PS3/PSP]実況パワフルプロ野球2011決定版…PS3版、PSP版ともに酷評
[3DS]ラビリンスの彼方…まあまあの評価
[PS3/XBOX360]ネバーデッド…操作性とカメラワークが悪く不評の声が多いが、面白いという意見もそこそこあり、好き嫌い分かれる評価。
[PSP]幻想水滸伝 紡がれし百年の時…期待はずれと酷評
[3DS]NEWラブプラス…バグが多く未完成と酷評

という感じで、さすがに全タイトルが不評というわけではないようですが、傾向として人気がありシリーズを重ねてきた自社製の看板タイトルが軒並みすべっているため、手堅く人気作を買ったと思ったらとんでもない地雷だったという、思いがけない状況に陥る人が続出してしまっているのが問題のようです。

なんでこんなことになっているのか。一言で言うと「手抜き」が原因のようです。バランス調整や、バグ取りができていないという。

「とんがりボウシとおしゃれな魔法使い」で発生している症状について

これは公式サイトに告知されている案内ですが、それによると長時間ゲームを続けているとフリーズしてしまうんだとか。その対処法がこまめにセーブして本体の電源を切るというのがすごいです。そんなゲーム、聞いたことないよ。Windows Meじゃないんだから。

コナミはソーシャルゲーム部門が好調らしいですが、もうコンシューマゲームはどうでもいいんでしょうかね。昨年はスクリブルノーツのローカライズをしてくれたりと、個人的に好印象だっただけにちょっと残念です。

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小沢健二、ひふみよライブCD含む「我ら、時」作品集発売

昨日Ustream中継がありましたが、なんだかすごいものが発表されましたね。ライブCDにうさぎ!にドゥワッチャライクまでついてくるとは。けどそれよりも驚きだったのが、中継の中でナタリーのタクヤさんが書いた「小沢健二「ひふみよ」雑感」について触れた件ですよ。あのオザケンが。

このエントリーって、好きなものに対して、ただただ深く、純粋な気持ちだけで書かれていることが伝わってきて本当にすごいんですが、届いちゃうんだね、本人に。

かつて、タクヤさんが企画したフリッパーズ・ギターのイベントを見に行ったことがあるんですが、そのときにも小沢健二に対するただならぬ愛を感じたものでした(当時の感想はこれ)。あれから7年、こんな日が来るとは。いろいろと感慨深い気持ちになったのでした。

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■NEWSポストセブンの記事ですが、東京電力のキャラクター「でんこちゃん」がコスト削減を理由にリストラされる? なんて話があるそうですね。

東電のキャラ「でんこちゃん」経費削減のため3月でリストラ
「でんこちゃん」リストラ 作者・内田春菊氏は知らなかった

う~ん、まあしょうがないでしょうね。コストもそうですし、東電は他にやることいっぱいあるでしょうしね。ただ、2つ目の記事によると内田春菊さんは震災後にタダでも描くと打診していたそうで…。ということはどういうことなんでしょうね。

作者がタダで描くって言ってるのにリストラされるなら、お金だけの問題じゃないとも取れるんですが、そもそもこの「タダで描く」というのは、文字通り無料ででんこちゃんのイラストを新規に描き下ろしますよという意味だと思うんですが、それってキャラクター使用料とは別にある原稿料をタダにするってことなんでしょうかね? それだと結局コストが掛かるわけだから、東電の言い分にも納得がいきます。

単にでんこちゃんを存続させるだけなら、別に新規に描き下ろさなくても、過去のイラストを使いまわせばいいような気もしないでもないんですが、それだと難しいんでしょうかね。本当に「タダ」でいいのなら、過去のイラストの使用権を東電へ譲渡するような方向でもう一度打診をしてみてほしい気がします。

あと、キャラクター使用の契約金額について、内田さんは「タレントさんを起用するより非常にリーズナブル」と聞いたことがあるそうですが、大企業のCMに出演するようなタレントの契約料って1本数千万円とかするやつですよね。さすがにそれと比較するならどんな金額だって「リーズナブル」になると思うんですが、どうなんでしょう。

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■昨日のエントリーについてですが、よく考えたら新規出店のために既存店舗を閉店する可能性もあるか…と思ったので、「一気に倍増~」のあたりの表現をちょっとだけ変えときました。
 

ジュンク堂新宿店、3月末で閉店へ-新宿三越アルコット閉店で

閉店といえばこのニュース、いよいよ来月に閉店とのことで残念ですね。新宿三越アルコットが閉店してビックカメラになること自体は昨年の5月に発表されていたんですが、ジュンク堂書店はその後、ビックカメラの中にテナントとして入居する形で営業を継続できないか独自に交渉を続けていたらしいんですが、結局それも不調に終わり、改めて正式に閉店を発表したという流れです。

僕は新宿に行ったら必ずといっていいくらいここのジュンク堂書店には寄っていたので、なくなったらどうしたらいいんだろう。路頭に迷ってしまいます。三越アルコットって中に入っているお店は悪くなかったと思うんですよ。何がいけなかったのか考えてみると、やっぱり「三越」という名前を中途半端に引きずってしまったのがダメだったんじゃないでしょうか。ただでさえ外観が無駄に重厚感あるでしょ。そして1階はブランドのお店だし。中に入るとカジュアルなお店もあるのに、気づきにくい構造になっているんですよね。
数年前にはLOFTも入ってたんだけど、あのときも閉店するってなってはじめて、「新宿にLOFTがあったなんて知らなかった!」なんて声が出たりしてましたし。撤退してしまう前に、試しにもう一歩踏み込んだ改装をしてみてほしかった気がします。

アルコちゃん・その1

アルコちゃん・その2
▲アルコットのキャラクター、アルコちゃんも見納め…ということで昔撮った写真を引っぱり出してみました。

後にできるビックカメラはかなりの大型店舗になりそうです。ビックは西口にも大きいのがありますが、東口は微妙な規模の2店舗体制になっていたので、1つに統合するのも戦略としてはいいでしょうね。ヨドバシとも差別化ができますし。ただ、家電量販店って、ちょっと前に比べて重要度が下がっている気がするんですよね。ネットで買うという人も年々増えていますし。

まぁそれでもヨドバシビックはまだまだ頑張れるのかもしれないけど、都心部のヤマダ電機、あれってどうなんでしょう。新宿に2つも作っちゃってるけど、ちゃんとやっていけてるのかな。気になります。

MEMO

第15回文化庁メディア芸術祭 特設サイト

今年もメディア芸術祭の季節がやって参りました。本日22日から3月4日までの開催です(28日は休館)。
会場に展示されている受賞作品にももちろん注目ですが、会期中に開催されるシンポジウムや映像作品の上映に関しても注目です。
昨年はサテライト会場として東京ミッドタウンのカンファレンスルームでも映像作品が上映されましたが、今回は会場が増えていて、東京ミッドタウンd-labo、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、メルセデス・ベンツ コネクション、そしてニコファーレと4ヶ所もあるんですね。ただ、TOHOシネマズは70席しかないシアターのようですし、ミッドタウンのd-laboも昨年のカンファレンスルームに比べるとおそらく手狭な会場だと思われるので、ややこしいだけのような気もちょっとします。

↑の特設サイトがまた一覧性に欠ける作りになっていてちょっと見づらいので、こちらのPDFのリリースの方が分かりやすいかも。

個人的に気になるトークイベントとしては、
2/23 アニメーショントーク 山村浩二&クリス・ロビンソン(講堂)
2/29 テーマシンポジウム4「ゲームは現実を変えるか」(ニコファーレ)
3/3 テーマシンポジウム2「キャラクター文化の行方 インターネット/n次創作後の展開について」(講堂)

このあたりかな。山村浩二さんのトーク相手、クリス・ロビンソンさんはオタワ国際アニメーション映画祭のディレクターの方みたいですね。2/29は飯田和敏さんと井上明人さんが出演されるようです。3/3の出演者は濱野智史さん、森川嘉一郎さん、竜騎士07さん、 宇野常寛さんとオタク系文化方面の方々なので、そっち方面の濃い話が聞けそうです。

シンポジウムに関してはUstreamでネット配信されるものもあるので、そちらもチェックです。昨年同様だと生で見なくても会期中は録画映像が公開されるはずです。また、ニコファーレでのイベントはニコニコ生放送でも配信されるようです。

海外アニメーション映画祭のセレクション上映は
2/23 オタワ国際アニメーション映画祭2011(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
2/27 アヌシー国際アニメーション映画祭2011(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

このどっちかは見に行きたいな~。でも1回ずつしか上映されないんだね。定員もあるし。厳しいなぁ。

2/24 『魔法少女まどか☆マギカ』全話一挙上映会(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)
3/2 テレビアニメーショントーク&上映会『魔法少女まどか☆マギカ』(d-labo)

そしてアニメーション部門で大賞を受賞したテレビアニメ「まどマギ」の全話上映会とトークイベントも開催されます。こちらもそれぞれ定員70名なので、相当気合いを入れないと参加できなさそうですね。ちなみに整理券は当日午前10時、国立新美術館のメイン会場のインフォメーションにて配布される段取りになっています。

あと本会場マップを見ていたら、毎年あったマンガの閲覧コーナーがなくなってる? と思ったら、今回はミッドタウンのd-laboに移動しているんですね。これだと作品を見るのに疲れたら、マンガを読んで一休みができないのでちょっと残念かも。本会場にもあるのかなぁ。

という感じで、いろいろと予習をしてみました。昨年は2回だったか3回だったか、けっこう通った記憶があるので、今年も行けるだけ行きたいです。