TOPICSゆるキャラ,キャラ本

先月ちらっと紹介していたんですが、買ったので改めて取り上げてみました。

日本全国ご当地キャラクター図鑑
[本]日本全国ご当地キャラクター図鑑(amazon)

新紀元社 2009.4.22発売 1470円
ISBN:978-4775307069

全国各地で活躍中のご当地キャラクター、いわゆる「ゆるキャラ」をイラストと短めの文章付きでたっぷり紹介した内容になっています。本のサイズはご当地キティの本(→amazon)とかとほぼ同じで、正方形で分厚いやつです。全部で400体以上のキャラクターが都道府県別に収録されています。

あとこの本とは全然別なんですが、3月にも似たような本が発売されているんですよね。せっかくなのでいろいろ比べてみました。

きぐるみのほん。
[本]きぐるみのほん。(amazon)

イカロス出版 2009.3.18発売 1200円
ISBN:978-4863201651

こちらは同じゆるキャラ紹介本でも「きぐるみ」がコンセプト。きぐるみの写真を大きく載せて紹介しているんですが、ほとんどのキャラは小さくですがイラストも併載されています(たまにイラストのみ掲載のキャラもあり)。
本のサイズはB6判でページ数は「ご当地キャラクター図鑑」の半分くらい。紹介されているキャラも180体くらいと「図鑑」に比べると少なめです。
なので、とにかくたくさんのキャラを見たいと思ったら「図鑑」の方になると思いますが、2つの本では紹介文の趣向がちょっと違うんですよね。「図鑑」は公式資料に忠実な感じの当たり障りのない文になっているんですが、「きぐるみ~」は主観の入った感想を交えた文章になっています。このへんは好みの話になってきますが、個人的には気ままにツッコミを入れている「きぐるみ~」の文の方が好きかなと思いました(でも本当にそのキャラが好きな人が読んだら微妙かも)。

2つの本をあわせると、かなりの数のキャラクターが紹介されているんですが、それでも”ゆるキャラバブル”とも言われる昨今ですので、どちらの本にも収録されていないキャラもまだまだたくさんいると思われます。
ところで、この2つの本の両方に収録されているキャラはどのくらいいるかな? と思って数えてみたところ、62組いるようでした。あまりかぶってないところからも、世にいるゆるキャラの多さが垣間見られる気がします(ちなみにこれ、数えるのが大変すぎて途中で涙目になりました)。

[本]日本全国ご当地キャラクター図鑑(新紀元社の紹介ページ)
[本]きぐるみのほん。(イカロス出版の紹介ページ)

MEMO

岩田社長「ポケモンを米国で発売しようとしたら、筋肉ムキムキの企画案の絵が送られてきた」はちま起稿さん)
ムキムキのポケモンがどんなものだったのか恐いもの見たさで見てみたい気もします。後半にいろんなゲームキャラの日本版とアメリカ版の比較がありますが、こういうの見る度に面白いなーって思います。本気で世界が違って見えているとしか思えないですよね~。やっぱ日本に生まれてよかったです。
 

■先日、コーネリアスの「CM3」と「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」を買ってきました。「CM3」はレンタルでもいいかな…と思ったんだけど、CDが出たらちゃんと買ってる歌手ってコーネリアスしかいないので、それがなくなるのもなんだか寂しい気もして買いました。聴いた感想としては、やっぱり「CM2」の方がいいなぁと。CM2がよすぎるというのもあるんでしょうけど。最初と最後のSketch Showの曲を入れ替えてくれた方が聴きやすかったかもと思いました。

そういえば、iPodの雑誌みたいなのにコーネリアスのインタビューが載っていたので立ち読みしてみたら、Crystal Kayの「ONE」のリミックスを引き受けたのは、「子供がポケモンの大ファンで、自慢してみたかったから」みたいなことが書かれていました。でも映画では流れずに若干気まずかったとも。

そんな話を読んで、「いいお父さんの顔になってきましたね」という、「ダウンタウンのごっつええ感じ」の「ストーカー」っていうコント(ちなみに僕はごっつのコントの中でこれがいちばん好き)に出てきた台詞が頭に浮かんだのですが、そんなことを思い出しているうちに今度は松ちゃんが結婚とかいう話でびっくりしました。
松ちゃんもいずれはいいお父さんの顔になっていくんでしょうかね。。。

バッチ

HEADLINE

吉田戦車「伝染るんです。」アニメ化決定 8月からメディア展開開始…なぜ今という気もするけど、スピリッツで連載も始まるとも書いているしともかく楽しみです。→公式サイト
にゃんこと一緒に暮らす日々――『靴下にゃんこ』がゲーム化…最近、サンエックスキャラのゲーム化率って高いね。
仮想と現実をぬいぐるみで橋渡し : インタビューうぇぶぐるみ(ジュエルペットのぬいぐるみ)を開発したセガトイズの方のインタビュー。半年間で4万個出荷し、ウェブ会員数は1万人超とのこと。
ウワサの地デジカ テレビ朝日でライブショー開催…5/23、24、30、31に開催。
モンチッチ誕生35年

せんとくんとデートかなった 「中将姫」、手つなぎ散歩…両担当者の温度差が面白い。
天橋立の展望台 キャラ愛称募る…先行している「あまぼっくり」はこちら。両方とも松ぼっくりをモチーフにしているのがなんとも。
青い森鉄道キャラ、どれがいい? 投票募集…投票サイトはこちら。うーん、どれがいいんだろ。
やなな:岐阜の繁華街に新キャラ ゆる~り人気上昇中…やななさんはいつもテンション高めなのがいい。
故園山俊二さんの古里・松江にギャートルズ像
「あそらくん」よろしく : 熊本
コバトン人気 あやかりたい : 埼玉…コバトンのモデル、シラコバト。こんな鳥だったのか。
新キャラは「ウナシー」/横浜・戸塚区…きぐるみ化にあたって梨をどうするのか気になっていたけど、頭に乗せてるね。ちなみに元イラストはこちら(GIGAZINEさん)。
福岡の街になぜパンダ? 張り紙次々、首ひねる市民…ちょっと不気味。

MEMO

■先日終わった図書館めぐりですが、最後にもう1件だけ行ってきました。北区の滝野川図書館です。

滝野川会館 
▲滝野川会館という立派な施設の中にあります。北区の区民センターはどこも立派ですね。杉並区にもこういう立派な施設はあるんでしょうか。よく知りません。

ちなみにこの前、滝野川西図書館にも行きましたが、場所はけっこう離れています。どこかに滝野川という川でも流れているのかな? と思って地図で探してみましたがなかったので調べたところ石神井川の別名なんだそうです。北区南部の一帯はかつて滝野川区と呼ばれていたそうで、そのため今でもわりと広い範囲に滝野川の名前が残っているようです。

滝野川図書館
▲円形の階段を下った地下1階が図書館です。中はぱっと見た感じ、閲覧席がけっこうたくさんあって、便利そうでした。

滝野川公園1
▲帰りに滝野川公園という感じのよさそうな公園もあったので寄ってみました。

滝野川公園2 
▲水がないので、なんだかマスターソードを引っこ抜いた跡のようにも見えます。あ、「ゼルダの伝説」のね…。

MEMOハンバーガー

美味しんぼを検証してみるその2 パンか肉かそれとも調和かみつどん曇天日記さん)
これ、僕も気にはなっていたけど実際に検証しようという発想はなかったですよ。すごいです。検証では作品中で書かれていたのとは若干違う結果になったようですが、それでも組み合わせにより予想外にまずくなるという点では指摘どおりだったようですね。さすが山岡さんです。

ところで、テレ玉で絶賛再放送中のアニメ版「美味しんぼ」ではこのハンバーガーの回(第32話)は放送されずに飛ばされてしまったんですよね~。他にも度々放送されない回があるので、見始めた第18話の「鮮度とスピード」の回以降、何の回が飛ばされているのかこっそりチェックしているんですが、昨日放送した第46話の「香港味勝負 後編」までの間で放送されなかったのが10話もあるんですね。一覧にするとこんな感じです。

20話 食卓の広がり
25話 舌の記憶
26話 食べない理由
27話 激闘鯨合戦 前編
28話 激闘鯨合戦 後編
31話 鮎のふるさと
32話 ハンバーガーの要素
36話 スープと麺
40話 真夏の氷
42話 大豆とにがり

何で放送できないのかを探ってみると、どうもブロイラーなどの畜産業や化学調味料などを痛烈に批判している回が多いようです。これは当時と現在とでは状況が違うというのもあるんでしょうけど、もしかするとタブー的な意味合いもあるのかもしれません。ただ、ハンバーガーの回は特に批判されているものもないので、何が引っ掛かって放送されなかったのかはちょっと謎なのです。ハンバーガーチェーンのバーガーを食べて山岡さんたちが文句付けるシーンがあるので、スポンサーに遠慮したのかも。
 

■ハンバーガーの話が出たところで、久々に食べたハンバーガーの画像も貼っておきます。今回行ったのは本郷三丁目にあるファイヤーハウスです。

ベーコンチーズバーガー
▲頼んだメニューはベーコンチーズバーガーのBランチ(1680円)。写真には写ってないけどドリンクの他にクラムチャウダーが付いてくるセットです。

ベーコンチーズバーガーを横から
▲横からアップで。パティも好みの味だったし、バンズもふっくらおいしい。全体のバランスがいいですね。そしてこのボリューム感。さすが有名店と言われているだけあるなぁと思いましたです。

MEMOピクサー

■先月のことですが「ウォーリー」のブルーレイディスクを買いました。改めて見て、やっぱりこの作品好きだなぁ~、なんて思いました。台詞の少ないところが好きなのです。

実家にも送って見せたいと思ったので、ブルーレイとDVDのセットのやつを買ってDVDの方を送ってあげたのですが、好評だったようでよかったです。ただ、甥っ子は本編の間ずっとDSをやっていたらしく、エンドロールでドット絵のウォーリーたちがあちこちから出てくるところだけ盛り上がっていたとか。本編の3DCGの方が何万倍も手間が掛かっているはずなのに…。子供の反応は罪ですね。

で、送る前に1度自分の目で検証してみたいと思っていたブルーレイとDVDの映像の見比べもやってみました。どちらもプレイステーション3で再生し、DVDはアップコンバート機能も有効にしましたが、それでもやっぱり目を凝らさなくても分かるレベルの違いはありますね。でも我が家のテレビは26インチ(当然フルハイビジョンでもない)とちょっと小さいからか、「だからどうした」程度の差に思えたのも事実。やっぱり最低37インチくらいの大きさがないとブルーレイにこだわる必要はないのかもしれません。
無料で流れている地デジに劣る画質のものをお金出して買うという精神衛生上のもやもや感を払拭するためのものって感じなのかもしれません。ブルーレイは。

■テレビの話が出たので、このキャラクターの話も。

“地デジカ” の無断美少女イラストに「断固として許さない」と民放連
草なぎクン後任つまずく、「地デジカ」説明を無断で借用

先月、地デジカの話題を取り上げた時に、キャラクターだとスキャンダルがなくていいですね的なことを書いたのですが、本当はその後に続けて、「あるとしたら著作権絡みではいろいろあったりするけど」って書こうとしていたんですよね。蛇足っぽいのでやめたんですが、それにしてもこんなに早くいろんなネタ(?)が出てくるとは思いませんでした。

前者の話については正直、キャラクターのイメージを守らないといけないという立場上、聞かれたらそう答えるしかないんじゃ…と、民放連に対して同情してしまうんですが、それでもやっぱり空気を読めず火に油を注ぐ対応をしてしまった、ってことになるんでしょうね。その後に出てきた後者の問題についてはお粗末としか言いようがありません。テレビの人はどうせネットに上がっているものなんて、全部壁の落書きみたいなもので、最初から著作物とも思っていないからこんなことになるんでしょう。

地デジカのCMもすぐに始まりましたが、いきなり種類がたくさんあってすごいですね。博士と助手が地デジカの生態を観察しているという設定もちょっとひねっていて面白いです。以前民放連が放送していた「コマーさる君」のCMなんかと比べると全然センスがよくて楽しく見られます。
ただ、あの中に1つに気になるのがあるんですよね。「アナログ」っていう文字に地デジカが隠れていて、博士が「地デジ化すると文字が消えて見やすくなる」とかって解説するやつ。これってやっぱり、あの文字は画面を見づらくさせる為に嫌がらせ目的で表示していますよ、ってことなんでしょうかね。あのCMを見て、「地デジ化するとアナログっていう文字が消えて見やすくなるんだね。すごい! じゃあさっそく買い換えよう!」とでも世間の人が思うと考えているんだとしたら、民放連の人ってすごい神経してるんだなぁと、逆にちょっと感心してしまったのでした。