10円ロケット
バラ色
- 2006年2月19日(日)2:22
- [にちじょう]
モゾモゾモゾ。
モ。
…。
どうしてだろう、なんだか知らないけれど、
すごく落ち着いた気分です。
今ならわかる気がします。世の中のいろんなことが。
そうだ! なんで今まで気付かなかったんだろう。
あんなことやこんなことに。
そして、本当に大切なこと。
今なら言える!
この世界はバラ色なんだ!
だ!
だ!
だ!
なんか、耳が「キーン」とします。
夢から醒めて
- 2005年11月8日(火)2:23
- [にちじょう]
なんか、つけられました。
町を歩いていただけなのに
ひょっこりと現れ、そして去っていった誰かに
なにかを頭につけられたぼく。
「えーっと、こういう時ってどうすれば」
なにかを考えようとしても、
どうやってなにを考えていいか
わからなくなるものですね。こういう時って、ね。
そのままぼーっと突っ立ってると、
なんだか町のオブジェになった気がしてきました。
そうだ、ぼくはこのなにかをつけられたことにより、
崇高な芸術作品となったのです。
見る目を持った人じゃないと、
真の価値なんて理解できない存在です。
そう思うと、
目に映る光景がいつもと違って見えてきました。
いい気分です。
カラーン。
5円です。
誰かに5円玉を投げられました。
――ぼくは10円くんなのに。
ぼくの猫
- 2005年10月31日(月)3:11
- [にちじょう]
歩いていると、なんだか不思議なモノがついてきたよ。
そのモノたちは鳴いていました。
「ニャー!」
「ワン!」
「ガス!」
ぼくはそのうちの1匹、「ニャー」と鳴くのを抱きかかえると、
家へ帰りました。
(他の2匹はどうにかまきました)
ぼくはその子にミルクをあげました。
その子は
「ニャー」
と鳴きながら、嬉しそうに飲み干しました。
今度はおさかなを食べさせました。
その子はまた
「ニャー」
と鳴きながら、嬉しそうに食べつくしました。
そんな日々が続きました。
でも、その子は相変わらずかたちが定まらず、
ふにゃふにゃしているのでした。
そしていつしか、鳴き声が
「ニャーガッ」
「ニャーガス」
と変わっていき、いつしか、
「ガスッ」
とだけ、鳴くようになりました。

(05/7/22-)