40.ヘリタコぷーでGO!! 2000.3.21


 今回のお題は知る人ぞ知るアニメ「ヘリタコぷーちゃん」!!と言うか僕もつい最近まで知らなかったのですが。ま、そんなことは置いといて、このおちゃめで不思議なタコの魅力に迫りますよ〜!


ヘリタコぷーちゃんとは!

ヘリタコぷーちゃんとは、もう1年くらい前に放送されていたアニメのタイトルであり主人公キャラです。ちなみに本当のアニメのタイトルは「週間アニメDX みいファぷー」と言い、30分の中に違うお話が3本立てになっているのです。従って1本あたりの時間は短いです(ぷーちゃんはその中でも短い!)。
ちゃんと原作があり、「ちゃお」と言う女の子向け漫画雑誌に今も載っているようです。ふむふむ。


なぜぷーちゃんなのか!!

それではなぜ今ぷーちゃんを取り上げなければならないのか!?
それは実は簡単。僕が最近見たからです。きっぱり!
めくるめくスピードで予想外の展開へ持っていかれるその内容が面白いというのも理由の一つですが、もうひとつ「キャラ的」理由もあります。
それは登場キャラの扱い方が特殊!の一言に尽きます。何がって顔かたちが変形しまくるのです!「ぎょえー」とか「こわいー!」とか叫ばずにはいられません。
主役のぷーちゃんが一番ひどいんだけど、もう元の顔がどんなだったか分からなくなり、普通の顔して出てきたほうが違和感があったりして不思議、不思議です(^^)。


「ヘリタコぷーちゃん」キャラクター紹介

今からヘリタコぷーちゃんのキャラクターを紹介しますが、作者がいい加減につきよく分からないところがあります(^^;)。まあ、それを踏まえつつ初のアニメーションイラスト(といってもアニメにはなってないけど)を見ながらごらん下さいねっ!

ヘリタコぷーちゃん
突然空から舞い降りてきたタコ。詳しい身元不明。
この漫画の主人公にして毎回問題行動を起こし、村の治安を脅かす張本人。
頭にプロペラがついていて空を飛べる他、体を自由に変形させ変身することもできる。特技はタコスミを使った技。
チャームポイントはハナミズ、よだれ、なみだ他。


みりんちゃん
人間の女の子。見た目は普通、中身は少し変?
髪の毛を普段は丸めていて、いざと言う時は伸びる。
いつもぷーちゃんに振り回されている一番の被害者でもある。


ぽろりくん
恥ずかしがり屋の犬(しかしお父さんはぞう、お母さんはかっぱ…?)。涙もろくていつも泣いている。
極度の恥ずかしがり屋で、全身をさらけ出せずいつも箱(鉄製?)に入って行動する(なぜか公式ページには絶対出さないはずの全身を出したイラストが…)。
伝えたいことは声に出さずプレートに文字として出す。
かなりの力持ちで大木でも引っこ抜いて持ち歩く時も。


カエル先生
みんなの通うほえーる小学校の先生、なのに日本語は喋れず、授業等は全てカエル語(ケロラレ、ケロリラ等)で行う(^^)。
見逃しがちなところでぷーちゃん以上に奇怪な行動をしており、完璧に主役を喰ってます(かわいそうなぷーちゃん…)。
ハエが大好きで、飛んでいるところを「ぺろしゃっ」と食べる他、お弁当もハエたっぷり弁当です(おえ〜)。
こう見えてもイギリスのオックスフォード大学!の池にあるカエル大学を卒業しています。
特技はガマ汁。昔は「カエルマン」(弱いぞ)だったという経歴を持つ。



クラスメイトを一部紹介
クラスメイトは滅多な事で全員描かれることはありません。
理由は作者が面倒くさいから、ではなく、ストーリーの展開上のことらしいです(^^;)。

フリスキーくん
猫大好きフリスキーくん。基本的には突っ込み役が多いが、間違って小さくくなったぷーちゃんを飲み込んでしまうというボケ(?)をかましたことも。レギュラー陣以外では最も登場回数が多いです。


みみたん
かなりの天然ボケ役で登場。しかし、ほとんどセリフなしのただいるだけの役…。でもかわいいです。


ネコリスちゃん
アニメではむらさき色です。アニメ、漫画両方ともほとんど登場場面はないです。更にアニメでは名前が一度も出てきません(^^)。
しかし実は「ヘリタコぷーちゃん」の作者が初めて描いた漫画(4コマ)の主人公なのです!
この漫画は単行本「ヘリタコぷーちゃん」のカバーを取った表紙、裏表紙にこっそり収録されています。お母さんは猫、お父さんはリスという複雑な家庭環境(?)です(この2人のなれそめは感動的!)。


竹丸ちゃんがすごいわけ!!!

そして、なんと言ってもすごいのは竹丸ちゃんです。竹丸ちゃんとはこの漫画の作者であらせられる笹木竹丸大先生のことですが、ここでは最大限の敬意を込めに込めまして、「竹丸ちゃん(もしくは竹丸)」と呼ばせていただきます(^^)。
そんな竹丸ちゃんの何がすごいって、これだけ奇行の激しいキャラクターたちがコマいっぱい蠢き、弾け飛ぶ物語を子供〜幼児向け漫画として完成してしまっている。これはとんでもなくすごいですよ。
近頃、大人が読む絵本だとか、子供向けじゃないアニメーションやら、そういった類のものが増えてますが、そうじゃなく、真っ向から子供たちに向けてこれだけのものを発信しちゃってる人ってそういないですよ。
さあ!みなさんもこの感動の物語を手にするのです!


「ヘリタコぷーちゃん」単行本とビデオリスト

単行本(小学館 フラワーコミックススペシャル、A5版)
1巻(FCS-4871)定価612円(税込)、1997.1.20発行
2巻(FCS-4872)定価600円(税込)、1998.2.20発行
(単行本にはやる気のない書き下ろしが充実!必見!)

ビデオ(東映ビデオ、全2巻、レンタル中)
1巻(TMO2311)1〜21話収録、68分、定価6000円(税抜)
2巻(TMO2337)23〜42話収録、65分、定価6000円(税抜)
(収録されていない22話はみいファぷー合作特別編らしいでぷ)

ビデオはレンタルビデオ店に行けば置いてあると思いますが、単行本はどこに行ってもない!本気でない!
僕は、1巻は古本屋で偶然見つけ、2巻は注文して手に入れました(初版でした(^^))。


ヘリタコグッズはある!?

バンダイからいくつか発売されていた模様。今はアニメが終わっちゃったので売ってないでしょうね〜(残念)。しゃべるカエル先生のぬいぐるみ「ケロリラカエル先生」なんていうのもあったらしいです。


ヘリタコリンク

アニメ週間DXみいファぷー東映アニメーションの公式ページですね。ヘリタコぷーちゃんのコーナーでは、ストーリー紹介、キャラクター紹介などがあります。みいファぷーの掲示板もあります。
嘘みいファぷー…みいファぷー3作品をすべて扱っているファンページです。カエル先生のハエ取りアニメーションは必見ですね!ヘリタコ関連では用語集があります。
京屋橘高堂本舗…ヘリタコぷーちゃん単独のコンテンツがあります。キャラクターデータベースがあります。アニメオリジナルの8頭身キャラ、ウサプリオのファンのようですね(^^)。


追記

5/19:リンクの追記と追加情報を少し…。
ちゃお「Dr.リンの部屋」…小学館のちゃお公式HPです。次号予告などがあります。

それと、実はぷーちゃんって最近連載終了してしまったようなんですよね〜。残念。最近は竹丸先生の違うマンガが載ってるみたいだけど新連載なのかな?


おまけ:関連グッズ通販リンク(2002/4/4追加)

★書籍★
あれ? ぷーちゃんってもしかして絶版になってる!? まあいいや、一応リンクしておこう。表紙画像もあるし。
ヘリタコぷーちゃん 1 フラワーコミックススペシャル
ヘリタコぷーちゃん 2 フラワーコミックススペシャル

そして竹丸先生のプーちゃん以外の単行本もありました。
いじわるクイズなぞなぞ クイズなぞなぞワイワイ文庫…1998/5発売。こちらは絶版にはなってないようです。買うなら今のうち?


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