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[本]ソッキーズ 女神の天秤の謎
この本はNHK・Eテレ「ビットワールド」内で放送されている「ソッキーズ フロンティアクエスト」というアニメの世界観をベースにした絵本なんですが、なかなか気になるテーマが描かれていました。
[本]ソッキーズ 女神の天秤の謎/作・安達元一、絵・矢立きょう(amazon)
幻冬舎 2011.4.18発売 1470円
ISBN:978-4-344-01965-2
内容としてはアニメのプロローグ的な位置付けになっていて、なぜソッキーたちが旅に出ることになったのかが詳しく描かれています。
ソッキー、リリー、ブリモンという3人の仲間たちはそれぞれ力持ちだったり、王家のお嬢様だったり、超お金持ちだったりしていて、すごくパワーのある存在なんですが、同時期に挫折を味わうことになってしまいます。3人はもっと強くなりたいと望みますが、村の長老に、欲望を募らせるだけではもっと大切なことを忘れてしまうと諭され、旅立つことを命じられる――、というおはなしです。
この絵本はあくまでプロローグを描いたものなので、単体で物語が終結するわけではないところがちょっぴり残念だけど、人が抱く「欲望」というテーマを正面切って描いているところがすごく新鮮に感じたのでした。
今日の今日であれですが、アニメの方は8/12、8/19、8/26にまとめて再放送されるそうなので気になる方はチェックしてみてください。
→ソッキーズ フロンティアクエスト(公式サイト)…アニメは絵本よりもコミカルな内容になっています。
→[DVD]ソッキーズ フロンティアクエスト 1(amazon)
→[DVD]ソッキーズ フロンティアクエスト 2(amazon)…DVDも1、2巻が10/19に発売予定。全5巻とのことです。
→[本]ソッキーズ 女神の天秤の謎(出版社の紹介ページ)
→視聴率200%男!安達元一のテレビじゃ言えない!?…原作はテレビの放送作家の方が手掛けています。ソッキーズの児童小説も執筆中とか。
→矢立恭のオフィシャルサイト…キャラクターデザインを担当。DLEのアニメ「パンパカパンツ」のキャラクターデザイン、アニメーション制作をされていた方です。
[本]ともだちぱんだ/やましたこうへい
アートディレクターの山下浩平さんが久々に作・絵を手掛けた絵本が発売されました。
[本]ともだちぱんだ/やましたこうへい(7net) (amazon)
教育画劇 2011.7.1発売 1155円
ISBN:978-4-7746-1200-3
2人のパンダの子供が、出会ってから仲良くなっていく様子を描いた作品なんですが、全編がことばあそび絵本になっていて、「ぱんだ」の節にあわせてテンポよく進んでいく物語になっています。
冒頭に「ぱんだ ぱんだ きみも ぱんだ?」っていう、2人が出会うシーンがあるんですが、僕は既にここでやられてしまいまして。そこからはもう夢中で読んでしまいました。「ことばあそび」という形態の中に、こんなにいろんな要素を詰め込むことができるんだなぁと感動しました。
ことばあそびの方に目が行きがちですが、絵もすごくよくて、懐かしいような、新しいような、不思議な魅力があるんですね。そしてこの絵に昔ながらの明朝体フォント(アンチック体っていうんだっけ?)がすごく合っているんですよ。トータルでデザインされているからこそ出せる普遍性みたいなものを感じましたです。
山下さんは今後も絵本を出版する予定があるそうなので、楽しみにしたいと思います。
→mountain mountain(公式サイト)…上野動物園のジャイアントパンダグッズのデザインもされています。
[本]ほげちゃん/やぎたみこ
ほげちゃん…。なんだこのぞんざいな名前の絵本は、と思って手に取ってみたところ、すごく面白かったので紹介です。
[本]ほげちゃん/やぎたみこ(amazon)
偕成社 2011.6.1発売 1050円
ISBN:978-4-03-232370-2
「ほげちゃん」とは、ゆうちゃんがおじさんからプレゼントされたぬいぐるみに付けられた名前です。ほげちゃんはすっかりゆうちゃんのお気に入りになり、片時も離さないような存在になるんですが、ある日家族でお出掛けの際に「汚れているから」との理由でおいてけぼりにされてしまうんですね。
飼い猫と2人でお留守番となったほげちゃんは、なんと動き始めるんですが、人のいないところでおもちゃやぬいぐるみが動き出すというのはまあ、絵本の世界ではよくある話です。でもほげちゃんは違うんです。だって、のっけからブチ切れモードなんですもん。体を汚されたことに始まり、変な名前を付けられたことまで、たまりにたまった鬱憤をここぞとばかりに大爆発させ、部屋中に当たり散らし始めます。表紙の柔和な表情からは想像もつかない暴れっぷりに爆笑だったのでした。
新宿のジュンク堂書店には平積みの絵本のそばにほげちゃんのぬいぐるみが展示されていたので、ひょっとして市販されてるのかな? と思ったけど、どうも手作りされたもののようです。作り方は絵本に掲載されているんですが、手芸とは無縁の生活を送ってきた僕にはさすがにハードルが高いので、ぜひ市販グッズも作ってほしいです。
[雑誌]MOE 2011年5月号「新しい「バムとケロ」と島田ゆかの絵本」
絵本の雑誌、「MOE」最新号にて「バムとケロ」でおなじみ島田ゆかさんの特集が組まれています。
[雑誌]MOE 2011年5月号(amazon)
白泉社 2011.4.2発売 800円
インタビューでは新刊についてのことをはじめ、デビューの頃やカナダでの生活などが語られています。また、今月27日から開催されるフィンランドの絵本作家、ユリア・ヴォリさんとの2人展についてのページもあります。
ここでは取り上げ損ねてしまっていたんですが、今年1月に発売されたシリーズ最新刊「バムとケロのもりのこや」はなんと12年ぶりの新作なんですね(島田ゆかさんの新作としても6年ぶり)。
[本]バムとケロのもりのこや/島田ゆか(amazon)
文渓社 2011.1.7発売 1575円
ISBN:978-4-89423-707-0
12年といえば…と振り返ってみると、このサイトを始めるより前ですよ。その間も本屋さんで平積みされているのを普通に見かけていたので、そんなにも時間が経過していたとはまったく気づきませんでした。でもそんなブランクをものともせず、新刊は既にベストセラーになっているそうで、やっぱりすごい人気です。
12年経っても2人は何にも変わらない、いつものバムとケロでした。こういう、絵本の持つ変わらないよさっていいなって思ったのでした。
→MOE(公式サイト)
→絵本作家 島田ゆかのサイト、バムケロページ(公式サイト)
→島田ゆかさん『バムとケロのもりのこや』インタビュー(絵本ナビ)
→バムとケロのもりのこや [著]島田ゆか(asahi.com)…週刊朝日の書評。累計販売部数は360万部とのこと。
→島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展…4/27-5/9、松屋銀座にて開催です。ユリア・ヴォリさんはぶたのキャラクター「SIKA」の絵本でおなじみの方。
→[雑誌]MOE 2011年5月号(JBOOK)…こちらのショップでMOEを購入すると先着でクリアファイルが付いてくるそうです。残念ながら今月号は売り切れっぽいけど。
◇MOE絵本フェスティバル(2010.2.5)
◇[雑誌]MOE 2006年10月号、かこさとし特集(2006.9.4)
[本]ナイゾーくん/さいとうゆうき・作、さかいおさむ・絵
その名のとおりですが、内臓をモチーフにしたキャラクターが登場する絵本です。
[本]ナイゾーくん/さいとうゆうき・作、さかいおさむ・絵(amazon)
幻冬舎エデュケーション 2011.3.10発売 1365円
ISBN:978-4-344-97572-9
心臓や腎臓、脾臓に肝臓など、体の中にはいろんな臓器がいて一生懸命働いているんだなぁ~ということが遊びながら読み進めることで理解できるようになっています。ただ、幼い子向けだからか、それぞれの臓器がどんな働きをしているかといった詳しい説明は特にないので、学習絵本のつもりで買うと物足りないかもしれません。
臓器の特徴がちょっとずつ姿などに反映されているので、「スイゾーくんにはこんな役割があるんだよ」なんて説明しながら読んであげるといいのかな? でもよく考えたら、各臓器の役割なんて人に説明できるほどよく知らなかったり…。いい大人なんだから、ちゃんとした本を読んで勉強しておかないとダメですね(笑)。
→kinpica(坂井治公式サイト)…斉藤さんも坂井さんも、映像制作プロダクションROBOT所属のクリエイターです。
→[本]ナイゾーくん(出版社の紹介ページ)
→[本]げんそじん 元素キャラクターBOOK(amazon)…こちらは113種類の元素をキャラクター化した絵本です。
[本]冬にしか会えないお友だち/宮本悠輝
前にも一度、文芸社から出版された絵本を紹介したことがあったけど、これもそうです。前と同じくうさぎさんが主人公のおはなしなんですが、絵もストーリーも僕好みだったので紹介してみます。
[本]冬にしか会えないお友だち/宮本悠輝(amazon)
文芸社 2011.1.15発売 1155円
ISBN:978-4-286-09877-7
独りぼっちで暮らす名前もない茶色い毛の子うさぎが主人公。みんなと一緒に遊びたいと思いながら、遠くから眺めているような子だったんですが、ある日、自分で作った雪うさぎを気に入り、それを友達に見立てて暮らしはじめるんだけど…、というおはなし。
著者プロフィールによると、大分在住の臨床工学技士の方とのことなので、絵を描いたりっていうのを本職にしているのではないんだと思いますが、色鉛筆で描かれた自然の素朴な雰囲気が、楽しいようなちょっと切ないようなおはなしにあってていいなぁって思いましたです。
→[本]冬にしか会えないお友だち(出版社の紹介ページ)
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