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第11回文化庁メディア芸術祭に行ってきた(その2)
やっとこさメディア芸術祭に行ってきた時の話の続きをお送りします(前回はこちら)。前回はアート部門とエンターテインメント部門についてでしたので、今回は残りのアニメーション部門、マンガ部門についてとなります。
まずはアニメーション部門。大賞作品となったのは原恵一監督の「河童のクゥと夏休み」。でもこの作品はまだ見ていないんですよね。気になる作品ではありますので、また今度DVDでもレンタルして見てみたいと思います。
そして優秀賞を「うっかりペネロペ」が受賞。原作のイメージをあそこまで忠実にアニメーションにしてしまうとは、素晴らしい技術ですよね~。とか言いつつも実はこの作品もほとんど見たことなかったり。昔はあんなにペネロペ好きだったのに~。これもDVDレンタルしないとなー。
同じく優秀賞の「電脳コイル」も文句なしの受賞でしょう。こちらは昨年超はまりまくりでしたよ。1話完結じゃなくて、ストーリーものになっているテレビアニメを見たのなんて本気で久しぶりでした。たぶん「ドラゴンボール」以来くらいですよ。僕もアニメでこんなに熱くなれるんだと再発見させてもらいました。ちなみに今回のメディア芸術祭のポスターの中には、いろんな作品の写真がちりばめられているものがあるんだけど、その中で「電脳コイル」の”顔のヒゲ同士が核戦争をおっぱじめるシーン”が選ばれてて笑いました。選んだ人、わかってるなー。
そしてこれも同じく優秀賞の「カフカ 田舎医者」。僕の好きなアニメーション作家、山村浩二さんの最新作ということで、今回会場で見たんですが、これがね、全然わからなかった! 最初から最後まで、びっくりするくらい。隣のシアターの音がうるさくて聞きづらかったからというのもあったのかもしれないけど、少なくとも「頭山」や前作の「年をとった鰐」のようなわかりやすい作品ではなかったです。それかやっぱりお金払って見てないから頭が真剣モードにならなかったのかも。
奨励賞に選ばれていた「ウシニチ」という作品も素晴らしかったです。なにやらかわいらしい感じの作品なんですが、この世界観は出そうと思って出せる次元じゃないと思いましたです。ただシュールと言うだけでは足りない魅力がありました。この魅力についてもうちょっと考えてみたいと思わせられる作品でした。
そして最後のマンガ部門の大賞は郷田マモラさんの「モリのアサガオ」という死刑を題材にした作品でした。この作品は未読でしたけど、読んだことのあるものとしては武富健治さんの「鈴木先生」が優秀賞に、石川雅之さんの「もやしもん」と、イケダケイさんの「全力ウサギ」が審査委員会推薦作品として選ばれていました。「全力ウサギ」は4コマ漫画ですが、キャラクターブック的なニュアンスも強い作品なので、数ある漫画作品の中からこういった賞に選ばれているのを見ると嬉しい気もします。
あと、今回から会場が変わったので、今まであった漫画を読めるスペースなくなってるのでは…? と、ちょっと不安だったのですが、ちゃんとありました。昨年はここであずまきよひこさんの「よつばと!」を黙々と読んだわけなんですが、今回は桜玉吉さんの「御緩漫玉日記」を読みました。玉吉さんの作品で描かれている世界って独特ですよね。鬱を通り超えた先にある笑いの彼岸とでも言うような世界。いつかは買い揃えたい作品です。
そんな感じで展示も見終わったわけですが、1つ大事なことを忘れていましたよ。この美術館、地下鉄乃木坂駅と直結しておりまして、そっちから入ってしまうと建物の外観を見ずに中に入ってしまう構造になっているんですね。このまま帰るわけにはいかないということで、すっかり外は真っ暗になっていましたが、出る時は正面にまわって、外観を眺めてから帰りました。中も吹き抜けがすごかったけど、外から見ても迫力ありますね。「黒川先生、あんたはすごいよ…」と思いながら帰途についたのでした。

→第11回文化庁メディア芸術祭(公式サイト)
第11回文化庁メディア芸術祭に行ってきた(その1)
今年もこの時期がやってきた! というわけで2/6~17まで開催されている「第11回文化庁メディア芸術祭」に行ってきましたよ。
このイベント、これまで恵比寿にある東京都写真美術館で行われていたんですが、今年からは国立新美術館に場所を移しての開催となっているんですね。国立新美術館と言えば昨年大活躍の上にお亡くなりになってしまった黒川紀章さんが設計した特徴的な外観を持つ建造物としてもおなじみです。前から1度見てみたかったので、そこにも期待しつつ行ってきたのでした。
ではさっそく見てきた作品の感想を書いていきますが、まずはアート部門。大賞を取った「nijuman no borei」は原爆ドームを写した膨大な写真を使った作品です。建設中当時のものから現在のものまで、あらゆる角度から撮影された写真がドームの位置を固定した状態で時系列に重ねられていく圧巻の映像作品でした。ただ、サイトの説明文を読んでイメージしたそのまんまの内容だったので、その点はちょっと押しが弱く感じました。優秀賞になっていた佐藤雅彦+ユーフラテスの作品もすごいと思ったけど、想像通りの印象。そんな中、奨励賞に選ばれていたドイツ在住の台湾人の方の作品「Super Smile」は面白かった。これもイメージ通りの作品といえばそうなんだけど、普通に部屋の中で暮らしているだけの映像が、被撮影者が常に笑顔でカメラ目線の状態になるというだけでここまで異様で笑えるものになるとは予想外でした。
続いてエンターテインメント部門。大賞は任天堂のゲームソフト、「Wii Sports」が受賞。まあ、これは受賞しなければ嘘でしょ、という話ではありますが。
この部門では審査委員会推薦作品に目を引くものが多かったです。噂では聞いていましたが、今の時代になぜか1からファミコン用ソフトを手作りしてしまった「ミスタースプラッシュ!」という作品。プレイヤブル展示されていましたが、本当にファミコンゲームでした。この情熱はすごいね。
あとはソフトクリームのキャラクターが潰れつづけるだけという短編アニメーション、「ソフトさんの悲劇」。この作品がアニメーション部門ではなくエンターテインメント部門として分類されていると言うことは、アニメーションというより「ソフトさん」というキャラクターが作品としての評価対象となっているということなんでしょうね。キャラクターサイトの管理人としては今後に期待できそうな流れですよ。うん。ソフトさんの作品自体はきちんと作られた完成度の高い作品で、「きっと頭のいい人が作ったんだろーなー」っていう印象を受けました。ただ、僕的には「これ作った人狂っとるな」くらいに思わせて欲しかったような気もしたんたけど、そのへんは好みの問題かな。
あと「サウンドキャンディ」という作品もちょっと気になったけど調整中でした。残念。
そしてアニメーション部門、マンガ部門へと続いていくんですが、書いているうちにやたら長くなってしまいましたので、ひとまず今日のところはこのへんで一区切りにしておきます。ではお休みなさい。
リサとガスパール&ペネロペ展+ムーミングッズのイベント
かなり前の話になってしまいますが、3月にリサとガスパールやペネロペの作者、アン・グットマンさん&ゲオルグ・ハレンスレーベンさんの展覧会に行ってきたのでした。最終日近くに行ったので人がたくさんで、グッズ売り場なんてものすごい人だかりで、改めてすごいなーと思ったのでした。
展示では、これまでの作品の原画や、制作現場を再現した展示、創作について語ったインタビューがビデオで上映されていたほか、ペネロペのアニメーションに関する展示などもありました。
中でもちょっと目を引いたのが、タカラトミーの「ひだまりの民」というおもちゃがありますが、あれに作者の方がペイントしてペネロペにしてしまってたものが展示されていたんですよね。これはすごくかわいかったです。写真に収められなかったのが残念です。
このイベントは松屋銀座で開催されたものでしたが、同時期に三越銀座店ではムーミングッズの販売イベントが開催されているというのでこれも見に行ったのでした。
こちらは原画が展示されているとか、そういったイベントではなかったのでそれほど人はいませんでしたが、下のような凝った展示もありました。
銀座周辺の百貨店って、けっこうキャラクター関連の展覧会が開催されていますよね。これからも要チェックです。
→リサとガスパール オフィシャルサイト
→ペネロペ(公式サイト)
→ムーミン公式サイト
100%ORANGEの展覧会
3月に、吉祥寺にあるトムズボックスという小さな本屋さんで開催されていた100%ORANGEの展覧会に行ってきました。
100%ORANGEは、絵や物語の醸し出す独特な雰囲気が好きで、いつも注目しているイラストレーターの中の1組なのです。トムズボックスでは毎年3月に展覧会が開催されていて、展示されている絵の即売会もかねているんですが、いつも瞬殺で売り切れていて、人気の高さが伺えます。
今年は春のポーズ展ということで、ちょっとしたポーズを取った男の子や女の子、ワニの絵などがメインでした。ワニは好きな動物なのでスポットが当てられていてちょっぴり嬉しかったです。
100%ORANGEのイベントにはスタンプが設置されていることが多いんですが、
今回もあったので押してきました。来年の展覧会も今から楽しみです。
→100%ORANGE(公式サイト)
→トムズボックス
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