MEMOイベント,レポート

先日、AC部が手掛けるキャラクター、イルカのイルカくんの展覧会、『イルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカのイルカ展』に行ってきましたので写真で報告です。会場は伊勢丹新宿店本館6階のアートギャラリー。イルカのイルカくんの展覧会を見るのは2019年に原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSで開催された「イルカのイルカくんの九周の名月展」に行って以来2度目です。

20210910-02
▲入り口です。

20210910-03
▲壁いっぱいに並んでいます。

20210910-04
▲伊勢丹でお買い物したのかな?

20210910-05
▲ビビッドな作品。

20210910-06
▲和風なデザイン。

20210910-07
▲やっぱりでけえ。

20210910-08
▲いっぱいくっつきました。

20210910-09
▲口(?)がチャームポイントです。

ちなみに、イルカのイルカくんは音楽ユニットgroup_inouの「THERAPY」という曲のMVに登場するキャラクターで、数年前には絵本化もされています。group_inouは5年前から活動停止中ですが、イルカのイルカくんはそれとは関係なく活動しています。なぜこんなに推されているのかは謎。

TOPICSレポート,イベント

今年のメディア芸術祭の受賞作品展は6月13日~24日開催ということで、今回もたっぷり見てきました。
(2018.7.1追記:写真と、映像作品の感想を追加しました)

毎年、展示だけでなく映像上映や関連イベントもできるだけ参加するようにしていて、今回も気になったものはだいたい参加することができました。主な参加イベントは以下の通り。

・エンターテインメント部門 大賞受賞者トーク:上田文人『人喰いの大鷲トリコ』
・アニメーション部門大賞『夜明け告げるルーのうた』トーク付上映
・アニメーション部門大賞『この世界の片隅に』トーク付上映
・功労賞・竹内オサム ビランジを通して語るマンガ研究の世界

上田文人さんのトークイベントは、なかなか生でお話を聞く機会なんてないと思うので参加できてよかったです。土曜日ということもあってか、講堂の席がぎっしり埋まるほどの人気でした。

『夜明け告げるルーのうた』のトークでは監督の湯浅政明さんが登場。湯浅さんのお話を聞くのは8年ぶりでした。

『この世界の片隅に』のトークは監督の片渕須直さんと、主役のすずを演じた女優ののんさんが登場。のんさん、直視できないくらいキラキラしてました。

漫画研究家の竹内オサムさんのトークでは、批評・評論とはまた違う、地道なデータを積み重ねる漫画研究の重要性について貴重な話が聞けました。

それぞれ、ちゃんとメモも取ったので、また改めて個別にまとめたいところなんですが、毎年そう言いながらやってないんですよね……。すみません。

映像の上映プログラムでは会場には展示されていない審査委員会推薦作品等もじっくり見ることができます。その中で心に残った作品をいくつか紹介します。

『Candy.zip』
日本の短編アニメーション。パソコンで作成したドキュメントがキャンディになる世界で、オフィスで働く女の子が主人公。ある日、同僚に自分自身がZIPファイルのキャンディにされてしまい、そこからどうにか復讐を遂げるというストーリー。あらすじだけ書くと突飛すぎて意味不明気味ですが、なぜかすんなり世界に入っていけてしまうのがすごいです。カラフルで透明感のある映像が綺麗でした。

『Gokurosama』
日本のショッピングモールを舞台にしたフランスの3DCGアニメーション。こういうのってヘンテコ日本になりがちだけど、どういうわけかやたら忠実に日本が再現されていて逆に面白いです。女の子が使っているスマホが富士通製のパロディになっているところに日本に対する謎のこだわりを感じました。現実には富士通のスマホを使う女の子ってかなり少数派でしょうけど…。

『RAINBOW』
韓国の短編アニメーション。どこにでもいそうな地味な女の子が、なぜかこの世界におけるヒーローと付き合っていて、不釣り合いな自分に悩んでしまうというちょっと切ないストーリー。このヒーローというのが、超人的な力を持つ青年で空も飛んだりするんですが、見た目は肌が青いところ以外、普通の人みたいなところがなんかぐっときました。

『Toutes les poupées ne pleurent pas』
カナダの人形アニメーション。映像に登場する2人の男女は一緒に暮らしながら人形アニメーションを制作しています。この時点でメタ的な設定なのですが、途中から登場するもう1人の女性のおかげで物語は更に入り組んだ構造を見せ、観客は今まで見せられていたものは何だったのか、考えざるを得なくなります。

『さらば銀河系』
日本の短編アニメーション。ゴミため場に住む謎の動物の親子のストーリー。ひょんなことからロボットと間違われて連れ去られてしまった親を取り戻すべく、子供は冒険の旅に出ます。キャラクターデザインやクレイアニメのような質感の表現など、言われなければ海外の作品のようなセンスを感じました。

『monoscape』
こちらはアート部門の映像作品。港湾施設でコンテナを運搬している映像が延々と続く作品。代わり映えのしない場面が延々と続くので、気がついたら途中で寝てしまったんですが、後になってあれは何だったんだろうと妙に気になってしまいました…。

『サウンドロゴしりとり』Youtube
こちらはエンターテインメント部門の映像作品。NHK『テクネ映像の教室』で放送され、その後Twitterでも話題になったのでご存じの方も多いかもしれません。大画面で見ると面白さも倍増で、テンポの速さも相まって笑いが追いつかない現象が起こっていました。

『宇宙ショートショート絵巻「反物質の子どもたち」「太陽症候群」』
こちらもエンターテインメント部門の映像作品で、NHKが制作したものです。宇宙科学を題材にしたファンタジーストーリーなんですが、横長い紙にイラストレーターが鉛筆でどんどん絵を描く映像と、俳優の朗読を組み合わせるという斬新な見せ方の作品になっています。イラストは100%ORANGEと長崎訓子さん、朗読は神木隆之介さんと菊池亜希子さんがそれぞれ担当しています。
反物質の子どもたち(NHK)
太陽症候群(NHK)

続いて、展示会場の写真もどうぞ。

Yin
▲個人的に今回いちばん面白かったフランスの短編アニメーション作品『Yin』の原画。

Negative Space
▲人形アニメーション『Negative Space』のセット。

Negative Space
▲続いて小道具。写真だとサイズ感が分かりませんが小さくて細かいです。

Negative Space
▲そして登場キャラクターの人形たち。

ハルモニア feat. Makoto
▲手描きアニメーションのミュージックビデオ、『ハルモニア feat. Makoto』の原画。枕のキャラクターがかわいいです。→Youtube

夜明け告げるルーのうた
『夜明け告げるルーのうた』のキャラクター原案を担当したねむようこさんのイラスト。

この世界の片隅に
『この世界の片隅に』の展示。

COCOLORS
▲アニメーション作品『COCOLORS』の展示。

進化する恋人たちの社会における高速伝記
▲アート部門『進化する恋人たちの社会における高速伝記』。僕が好きだった『千年家族』というゲームを更に高速化・抽象化した感じで見ていて楽しかった。

人喰いの大鷲トリコ
『人喰いの大鷲トリコ』の展示。等身大のトリコがこちらのアクションに反応するというインタラクティブな展示で、今回のためだけに作られたんだとか。

Pechat
▲エンターテインメント部門の『Pechat』。ぬいぐるみに付けるボタン型のスピーカーです。隣にはしっぽが付いたクッション型ロボットの『Qoobo』も展示されていたけど写真に撮れず。

ねぇ、ママ
▲マンガ部門大賞を受賞した池辺葵さん作『ねぇ、ママ』の展示。

AIの遺電子
▲山田胡瓜さん『AIの遺電子』の展示。会場ではじめて読んだけど面白かったです。こういう作品好き。

五万人だ!!
『夜の眼は千でございます』で優秀賞を受賞した上野顕太郎さんの展示。

甘木唯子のツノと愛
▲久野遥子さんの『甘木唯子のツノと愛』の展示。今にも動きそうな線がすごい。

増村十七さんのサイン
『バクちゃん』でマンガ部門新人賞を受賞した増村十七さんのサイン。会場の壁に描かれていました。作品は電脳マヴォで公開されています。

「文化庁メディア芸術祭」これまでのエントリー(2016.2.16)…2016年、2017年分は結局何も書いてないんだっけ…。

MEMOレポート,イベント

■前回のエントリー、1ヶ月ぶりの更新なのに内容があんまりすぎたので追加で更新です。

最近キャラクターに関する話題をまったく書かないので、すっかりそっち方面に興味をなくしてる疑惑がある当サイトの管理人ですが、たまにですがイベントを見に行ったりもしています。地味に。その都度書けばいいんだけど、面倒でTwitterですら行った報告せずという有様で、いろいろ溜まってしまったのでこの辺でまとめて放出しときます。

まずは昨年12/27から1/13まで渋谷・PARCO GALLERY Xにて開催された「コップのフチ子展」。タナカカツキ先生が生みだした人気のガチャグッズですが、まとめて並んでいるのを見るとまた違った魅力に気づかされますね。無料で狭い会場ながらも壮観で見ごたえのある展示内容でした。

コップのフチ子1
▲コップのフチにずらーり

コップのフチ子2
▲でっかいフチ子さん

コップのフチ子3
▲圧巻のフチ子タワー

コップのフチ子4 
▲いっぱいいるー

コップのフチ子とふなっしー
▲ふなっしーとのコラボの原画
 

続いては、同会場で4/11から4/29まで開催された「田辺誠一画伯・展 かっこいい犬。わんダーランド」。俳優の田辺誠一さんがTwitterで披露したイカしたイラストがついに展覧会に。グッズもたくさん発売されてますよね。すごいなー。

かっこいい犬1
▲もっちーです。かっこいいですね

かっこいい犬2
▲こちらももっちー(抜け殻)です。おおきいですね

他に田辺さんが展覧会のために描いたキャンバス画も展示されていたんですが、普通に綺麗な絵でした。グッズ化している商品もきちんとまとめているなぁという印象でしたが、綺麗にしすぎると本来の魅力が薄れてしまうような気もするので、落としどころが難しそうです。
 

お次は4/24から5/17まで渋谷・PARCO MUSEUMにて開催された「FUNASSYI FANTASY WORLD」。って、パルコばっかりじゃないですか。まあいいけど。
ふなっしー初の展覧会ということで、梨の妖精ふなっしーが地上に舞い降りてからの活躍ぶりを写真や映像で振り返るというのがメイン展示です。他にもふなっしーにまつわるグッズやインタラクティブな仕掛けを楽しめる展示などもありました。有料イベント(500円)ということもあってか場内はそこまで混んでなく、ゆったり見ることができました。

ふなっしー1 
▲いろんなおともだちとの思い出。楽しそうです

ふなっしー2
▲入り口にある記念撮影コーナー

ふなっしー3
▲”プリケツ”も再現です

ふなっしー4
▲ふなっしーが優勝した「ご当地キャラ総選挙2013」のトロフィー

ふなっしー5
▲連日大行列だったFUNAcafeのメニュー

ふなっしー6 
▲梨風呂なっしー

ふなっしー7
▲ふなっしー2号機も展示! 足の裏はこんななのかぁ(メモメモ)
 

そして最後、これはイベントじゃないけど、昨年12月に池袋・サンシャインシティ内にオープンしたポケモンセンターメガトウキョーに行ってきました。それまでのポケモンセンタートウキョーは浜松町にありましたが、滅多に行かないところだったので、こっちの方が行きやすくて便利かなと思いました。

ポケモン1
▲入り口ではリザードンとピカチュウがお出迎え。

ポケモン2 
▲こちらはミュウツーとルカリオ…なんですが、実はピカチュウ以外はメガシンカ形態なんですね(正式名はメガリザードンX、メガミュウツーY、メガルカリオ)。最近の作品は追っかけてないのでよく分かりませんが、きっと強いんだと思います。

店内は外国から来たお客さまも多くて賑わっていました。昨年は妖怪ウォッチに押されて消えそうなんて言われてたけど、やっぱりポケモンはまだまだ人気ですよ。もっとがんばれー。

TOPICSレポート,イベント

ちょっと上げるのが遅いんですが、2/22から3/4まで国立新美術館にて開催されていた第15回文化庁メディア芸術祭受賞作品展に行ってきた話です。毎年、感想的なエントリーをちゃんと書こうと思っているんですが、ここ何年かはしっかり書こうとしすぎて挫折が続いているので、今回はざっくり適当に書いていきますよ。

ところでメディア芸術祭という賞そのものについてですが、僕は(毎年話題にしていることからもお分かりのとおり)すごく好きなんですよね。なんか、混沌としているところが。メディア芸術って言う言葉自体、定義が曖昧でなんだかよく分からなくて、そんなものを国が堂々と掲げながら開催しているところが好きです。

というわけで展示作品の中から個人的に気に入った、または気になった作品をいくつか紹介してみたいと思います。

「HIMATSUBUSHI」植木秀治(アート部門新人賞)
僕的にはこの作品がいちばんヒットでした! 新幹線からの車窓風景が延々と収められた映像なんですが、よく見ると全身白タイツの人が建物の屋根から屋根へと飛び移りながら並走してる…というおもしろ作品です。
そういう妄想って暇で暇で仕方ないときとかに1度くらいやったことあるという人もいるんじゃないかと思うんですが、それを60分以上もの尺で実際に作っちゃうっていうのがとにかくツボでした。途中、トンネルに入ってずーっと真っ暗なシーンが続くという、映像作品としては通常あり得ない状態になったりもするんですが、それもカットは一切しないで遊び心のある演出が施されているのが楽しかったです。

「particles」真鍋大度/石橋素(アート部門優秀賞)
かなり大がかりな作品です。たくさんの光るボールが螺旋状のレールの上を転がっていくんですが、光のタイミングに様々なパターンがあって、それによって幻想的な光景が浮かび上がってくるというもの。ずっと見てても飽きない不思議な魅力がありました。

「SPACE BALLOON PROJECT」大八木翼/馬場鑑平/野添剛士/Johon POWELL(エンターテインメント部門大賞)
サムスン電子のスマートフォンを特殊なバルーンに載せて、TwitterやUSTREAMを駆使して成層圏からみんなのメッセージを発信するという今っぽい企画。□□□の音楽が合ってますね。

「べろべろ」田中秀幸(エンターテインメント部門優秀賞)
グループ魂のミュージックビデオ。歌舞伎町の街を毛むくじゃらの謎キャラが闊歩するというほぼワンカットで構成された作品です。かわいく毒っ気のあるキャラと夜の街、そしてこの歌声という一体感がすごいです。

「All Is Not Lost」大八木翼(エンターテインメント部門審査委員会推薦作品)
アメリカのバンドOK Goのインタラクティブミュージックビデオ。詳しくは実際にGoogle Chromeからこちらのサイトをご覧頂くと早いんですが、ブラウザを複数窓使った演出が楽しい作品です。一瞬ブラクラかと思ったのはナイショ。

「マイブリッジの糸」山村浩二(アニメーション部門優秀賞)
山村浩二さんの最新作。1度見ただけだと分からないという触れ込みでしたが、本当にさっぱり分かりませんでした(笑)。てっきり会場でエンドレス上映されてるのかと思ったらメイキングだけで、本編は上映イベントのみだったんですよね~(ちゃんと恵比寿に観に行っておけば…)。顔の部分の数字がくるくるするシーンはすごく山村さんっぽいと思いました。
映画『マイブリッジの糸』予告編(YouTube)

「やさしいマーチ」植草航(アニメーション部門新人賞)
相対性理論の楽曲「ミス・パラレルワールド」にあわせて作られたポップなアニメーション作品。この曲は実写のPVも好きなんですが、これはこれでまた違ったイメージを想起させられるのがいいです。違う作品も見てみたいなと思いました。

「rain town」石田祐康(アニメーション部門新人賞)
昨年「フミコの告白」で優秀賞を受賞した石田さんの卒業制作として作られた最新作。「フミコ~」が動だとするとこちらは静といった趣の、がらっと変わった世界観が紡がれています。自身のブログで制作過程が惜しげもなく公開されているのも一読の価値あり。今後、どんな方向性の作品を届けてくれるのかが非常に楽しみな作家さんです。
rain town :Graduation film(YouTube)

「これくらいで歌う」椙本晃佑(アニメーション部門審査委員会推薦作品)
日常の中のいろんな可能性…みたいなものを表現したミュージックビデオ。いいですね、これは。歌声も相まって、切なさをすごく感じます。
自主制作アニメ ハンサムケンヤ「これくらいで歌う」(YouTube)

「ホリデイ」ひらのりょう(アニメーション部門審査委員会推薦作品)
ひらのさんはOmodakaのミュージックビデオ「Hietsuki Bushi」でエンターテインメント部門新人賞も受賞。こちらは短編アニメーション作品ですが、オリジナリティ溢れる世界観が素晴らしいです。この昔の漫画っぽいキャラクターデザイン、独特ですよね。イモリが叫ぶ「お~い!」のリフレインが耳に残りました。
「ホリデイ」予告編.mov(YouTube)

「PLUG, THe NeW WORLD」合田経郎(アニメーション部門審査委員会推薦作品)
「どーもくん」でおなじみ合田経郎さんによる日産のキャラクター、PLUGのアニメーション。でもなんだろう、上の作品たちとの並びで見たら、綺麗に作られすぎててちょっとつまらない気もしてしまいました。まあ、むちゃくちゃわがままな話です(笑)。
PLUG, THe NeW WORLD_JP(YouTube)

「BONNIE」岡本将徳(アニメーション部門審査委員会推薦作品)
野外の風景を背景に、画用紙を切り抜いて作られたキャラクターがアニメーションするという作品。現実の中にある非現実な感覚が心地いいです。
BONNIE(YouTube)

「ようこそぼくです」姫田真武(アニメーション部門審査委員会推薦作品)
頭のいい人が無理してこんなことやってるんだろうなぁっていうのが垣間見られて痛々しい気分になるのも狙ってやってるんでしょうか。キライではないけど、もっとガチの狂気を見せてくれた方が好みかなぁ。でも繰り返し見ると中毒性高そうかも。
ようこそぼくです(YouTube)

「土星マンション」岩岡ヒサエ(マンガ部門大賞)
この作品、1巻だけ持っているんですが、あまりはまらなくて以降は読んでなかったんですよね。なので大賞受賞というのが意外でした。もう一度読んでみた方がいいのかな。

「あの日からのマンガ」しりあがり寿(マンガ部門優秀賞)
しりあがりさんらしい作品ですよね。自分に偽りなく動くことがこういった作品を描くことだったんだなぁと。「海辺の村」のあの見開きを見たときの、なんとも言えないぞくっとした感じは他では味わったことのない感覚でした。

「ママはテンパリスト」東村アキコ(マンガ部門審査委員会推薦作品)
やっぱり売れてる漫画は面白いね~。三つ子の魂百までとは言うけど、3歳どころか2歳の時点でこんなに明確に個性ってあるもんなんだとびっくりしました。本人に内緒で母親のことをブタ呼ばわりするという、ごっちゃんの発想に脱帽です。

「進撃の巨人」諫山創(マンガ部門審査委員会推薦作品)
こちらも人気作品ですが、面白いですね。勢いがあって。ただその分、雑な箇所が気になるという指摘もあるようだけど、僕はそういうところも含めて肯定したいです。やっぱり漫画の世界ってすごいんだなと。

以上です。全体の感想としては若いクリエイターの面白い作品が増えたなぁという印象。特にアニメーション部門は個性的な作品が多くて楽しめました。YouTubeにUPされている作品にはリンクしたので、イベントに行けなかった人にも見てほしいなと。一部、おまえは何様なんだと言いたくなるような上から目線の感想になっちゃいましたが、来年もこんな感じでざっくり書ければと思います。

文化庁メディア芸術祭(公式サイト)

第13回文化庁メディア芸術祭 功労賞受賞者シンポジウムに行ってきた(2010.2.6)

TOPICSレポート,イベント

今月1日から25日まで渋谷・パルコファクトリーにて開催されていたフィリックスの展覧会を見に行ってきました。

会場入口

会場の外にいたフィリックス

今回の展覧会は日本上陸50周年を記念して開催されたものですが、フィリックスの誕生は遡ること1919年、アメリカで生まれたキャラクターです。1919年というと日本では大正時代、ミッキーマウスが生まれる10年近くも前になるので、現在も活躍するキャラクターとしては最古参といってもいいんじゃないかと思います。

元々はアニメーションや漫画のキャラクターなんですが、日本でお馴染みなものといえばやっぱりマルカワのフィリックスガムでしょう! というか僕もガムは食べたことはあるけどアニメーション作品などは見たことがなかったり…。

そんなレベルだったもんで、展覧会の内容は知らないことだらけで楽しかったです。アメリカのテレビ放送が開始される際に、テスト放送として最初に映し出されたのがフィリックスのフィギュアだったとか、リンドバーグが大西洋単独無着陸飛行を行った際に飛行機の機体にフィリックスが描かれていたなんて全然知りませんでした。

そして会場内の撮影可能エリアにはフルカワのフィリックスガムの展示がありました。

いろんなフィリックスガム
▲フィリックスガムにはこんなにいろんな種類があったんですね~。さすがに「エフエックスガム」の展示はありませんでした(笑)。

現代美術二等兵「レッツ パーティ!!」 
▲こちらは”駄美術”をテーマに活動する現代美術二等兵が制作したアート作品。

フィリックスの顔出しパネル 
▲顔出しパネルも。

他にも会場内ではアニメーションの上映や漫画作品、レアなグッズたちの展示などがあり、いろんな時代のフィリックスを堪能できる内容になっていました。やっぱり歴史のあるキャラクターの展示って楽しいです。

グッズ販売コーナーでは何も買わない予定だったんだけど、公式カタログがあって思わず買ってしまいました。薄いわりに1575円もするのでどうしようと思ったけどつい。しかも2000円以上お買い上げでおまけが付いてくるという話につられてA6サイズのスケジュール帳も買ってしまいました。

フィリックス展公式カタログ 
▲これが公式カタログです。B5カラーで34Pほど。ガムは入場の際にもらったものです。

フィリックスのダッコちゃん 
▲そしておまけグッズとスケジュール帳。おまけと聞いてもっと小さいものを想像していたらでっかくてびっくり! ダッコちゃん的なアイテムです。

フィリックス・ザ・キャット 日本公式サイト
My First Felix~フィリックス★ザ★ラッキー★キャット展~(parco-art.comの紹介ページ)

TOPICSレポート,イベント

渋谷パルコにあるPARCO FACTORYにて本日12日まで開催されている「NHK どーもくん展~どーもくん コマ撮りアニメーションの世界~」を見に行ってきたので報告です。

通常、PARCO FACTORYでは有料のイベントを開催していますが今回は無料とのことでどんな感じだろうと思っていましたが、すごく気合いもお金も掛かった見ごたえのある展示となっていました。

どーもくん展入口 
▲入口です。

どーもくんと記念撮影
▲入口の脇にはどーもくんと一緒に写真が撮れるスペースがありました。僕が見に行ったときはちょうど外国の方が写真を撮っていました。

会場外のポスター
▲会場外に貼られたポスター。

ここからは会場の中の様子ですが、写真をいっぱい載せすぎてしまったので重いかもしれません。それでも大丈夫という方は続きをご覧下さい。ではどうぞ。