今月は特に書きたいことがない……。だったら無理して更新しなくていいのですが、せっかくなので何か書いておきます。
部屋の乾燥が凄いので、加湿器がほしいと思ってずいぶん経つのですが、フィルターのお手入れをする自信がなくて、部屋にぬれタオルを掛けてみたりしてどうにか過ごしています。みんなどうしてるのかな……。
先日、姉の子供(小学生)の話を聞きました。詳しくは書けないのですが、クラスメイトとトラブルがあったらしくて双方の両親やら担任、教頭、校長やらが出てきて大騒ぎだったらしい。ただ、姉の話によると姉の子の方が一方的に被害を受けていたそうなんですが、姉の視点での話なのでどこまで事実なのかよく分からないんですよね。とにかく、姉の話によると姉と姉の子供以外の登場人物、相手のクラスメイト、その両親、担任、教頭、校長、ついでに姉の配偶者さん、全員頭おかしい言動してるんですよ。そんなことある? っていう……。
でも、なんか今は解決したらしくてよかったです。
ちなみに僕は姉の配偶者さんには1度もあったことがありません(子供には何度もあったことがある)。絶対嫌いなタイプの人なので……。できたら一生会わずに死にたいと思っているんですが、ムリかな……。
]]>気がつけば1年のうちの12分の1が過ぎ去ってしまいました……。
1月、いろんなことがありましたね。胸が締め付けられるようなできごとが多かった気がします。1日から地震のニュースでしたもんね。
先日テレビを見ていたら七尾市に工場を持つディスプレイメーカー、EIZOの工場の様子が取材されていました。僕もEIZOのモニターを使っているので工場のことが気にはなっていましたが、従業員のみんなの頑張りで予想よりも早く再開できたとかで、ちょっとほっとしました。ただ、生活もままならない中、会社のことまでとなると大変ですよね。早く平穏な暮らしができるになるといいなと思います。
最近の僕は、少しだけ心の余裕が出てきたので、定期的に図書館に通うようになりました。同じ図書館ですが、行く度にまだ見ぬ本との出会いがあって楽しいです。気になった本は借りるんですが、結局ほとんど読まずに返却期限を迎えてしまい、返す前に図書館の中で読むという謎の行動をしています。じっくり本を読めるくらい余裕ができればいいんですけどね。
]]>年末年始は実家に帰ります。というか今帰っている最中にスマホで書いてます。いつもは家を出る前に更新するんですけどね。これも時間が早くなったせいなのか。
今年を振り返ってみますと、なんだろうな〜。むちゃくちゃ音楽ライブに足を運んだ気がします。僕はレコ初ワンマンライブを見るのが好きなのですが、そういう意味では今月行ったKIRINJIの『Steppin’ Out』のツアーは本当に素晴らしかったです。「Runner’s High」という曲を聴いたときにこの曲絶対に生で聴きたいと思っていたので感動でした。
他の変化としては、このブログでも何度か書いたと思うんですがお笑い芸人のニューヨークのことが本格的に好きになってきました。今? って感じですがYouTubeとかをずっと見ていたら2人の面白さの虜になってきました。あの「ジョンソン」ですら毎週楽しくリアルタイム視聴してしまえているので我ながらかなり重症だと思います。
こんなに一組の芸人にはまったのってダウンタウン以来かもしれません……。ダウンタウンといえば、松本さんの例の騒動どうなるんでしょうね。前から引退するタイミングを探している風な発言が増えていたところでしたが、Twitterのつぶやき(とまだ呼んでいる)を見るに、このまま汚名を着せられたまま引退したくないから裁判するのかなという感じに見えました。仮に今回の件が完全な虚偽だったとしても、時代とのずれが大きくなってていろいろ無理なのかもしれません。ていうか前に大﨑さんが辞めたら自分も辞めるって言ってたんだから、もう本当に辞めてもいいのでは? と、今も「松本人志 なかみ展」をお台場に見に行くレベルの松ちゃんファンの僕でも思ってしまうのでした……。
来年は1つテーマを決めて何かをやってみようかなと思っています。詳しく書くとできなかったとき恥ずかしいので書けないですが、急にイメージが湧いてきたんですよね。楽しいことを考えたいです。ブログの更新もそろそろちゃんとやりたいものですね。月2回更新したい。といった低めの目標も書いたところでまた来年です。
]]>一部だけですが、写真をどうぞ。
▲またぎのもみじちゃんに銃口突きつけられてるさのまる(後ろに美郷のミズモ)
▲恒例の謎の寸劇を披露するゆずがっぱ、カパル、大崎一番太郎、しんじょう君の一座
昨年からイベント会場がイオンモール羽生(の駐車場など)に変更されていて、これまでの羽生水郷公園に比べるとかなり規模が縮小されているのでは…と思ったのですが、実際に行ってみたところ、確かにもちろんそうなんだけど、楽しさや会場の熱さは今まで全然変わらず、「羽生に戻ってきたー!」という感覚を全身で浴びることができました。大好きなしんじょう君にも久々に会えたので言うことなしです。
]]>スマートフォンが睡眠時間を計測し、その時間の長さや質に応じて見られるポケモンたちの寝顔を集めるという平和なゲームです。
毎日がっつり寝ることだけが楽しみな僕にとってはおあつらえ向きのゲームじゃないですか、と思って始めたのですが、意外とそんなに寝られていないことが判明してしまいました。布団に入ってからしばらくうだうだしている時間とか、きっちり睡眠時間から除外されるようになってるんですね。かなり正確でびっくりします(どうやって計測してるんだろう)。あと週末に夜ふかしして睡眠時間が短くなってしまうと、ゲーム的にはよくなくて、珍しいポケモンの寝顔が見られなくなっちゃうんですね。
のんびり遊んでいるので、今のところ集めた寝顔は116種類といったところ。150種類集めると次のフィールド「ウノハナ雪原」に行けるので、それを目標に頑張って寝たいところですが、今の調子だとまだまだ先になりそうです。
あと気になっているのはピカチュウ、進化させるべきかどうか問題ですよ。ポケモンの鳴き声はゲームボーイの時代から続く電子音になっているのですが、ピカチュウだけアニメのボイスになってるんですよね。ライチュウに進化させてもアニメみたいに「ライライ~♪」って言ってくれるのならすぐさま進化させるんですけどね~。
]]>今日の話なのですが、都内某所というアイドルグループのミニライブに行ってきました。僕が大好きなテレビ番組、「水曜日のダウンタウン」から生まれたWACK所属のグループなのですが、8月にライブを見ていいなと思ってから、陰ながら応援してたんですね。ところが昨日、メンバーのキノが明日のライブを最後に脱退することが唐突に発表されてしまったのですね。
説明すると長くなってしまうのですが、2022年12月のデビュー時は3人だったのですが、番組の企画的に1人脱退して2人になり、その後番組でも放送された新メンバーオーディションで3人増えて5人組になったのですが、直後に2人脱退して、更にオリジナルメンバーの1人が病気で活動休止になったので、今は2人で活動していたのですよ。そこにきて1人脱退なので、休止のメンバーが復活するまでは1人になっちゃうんです。
メジャーデビューしているアイドルグループが、1年足らずでこんなにメンバー増減するなんてさすがに珍しいみたいなので、いろいろ言われてしまうようだけど、1人になっても解散しなかったということは残ったメンバーのイズキは続ける意欲があるということだと思うので、今後の活動も前向きな気持ちで応援したいと思います。
都内某所は楽曲がほんとにいいんですよ。特に「ハバナイスデーイ」という曲がお気に入りなんですが、芸人のクロちゃんが書いた詞が最高にいいのです。ただ、唯一の5人時代の楽曲なのでMVを観ると「みんな辞めちゃった…」と寂しくなってしまうんですけどね。
僕は明日のライブは都合で行けないので、キノの歌を聴くのは今日で最後でした。アイドルらしからぬ歌声、好きでした。アイドルはやめるとしても歌い続けてほしいな。
阿佐ヶ谷住人じゃなくなってから見るのははじめてだったので、そういう意味でも感慨深いものがありました。
初音ミクを作った方は毎年ニコニコ動画で制作風景をUPされているのですが、今回も公開されていました。
やっぱり阿佐ヶ谷はいい街だなぁと思いを新たにしたのでした。
]]>現在、渋谷PARCOのほぼ日曜日では「コンドウアキのおしごと展」が開催中で、僕もちゃんと見に行きました。この展覧会、最初は山梨県の清里で開催されていて、一応行き方を調べてみたけど遠すぎてムリ…となっていたから東京でも開催してくれて嬉しかったです。特に「うさぎのモフィ」の原画は緻密なタッチで見応えがありました。そして、大好きな「みかんぼうや」の絵も見られて感激でした。みかんぼうや、いつか、遠い未来でもなんでもいいので大々的に復活してほしいんだけど、無理なのかなぁ、サンエックスさん!
7月は他にもいろいろありましたね……。TwitterがXになったとかで。僕的には、はいはい好きにしたらってな感じですけど、ふとこのブログのTwitterのリンクに使っている鳥のアイコンをXに置き換えたところを想像したら「イヤー!」ってなったので、やっぱり嫌ですね……。
アメリカのTwitter本社の屋上に巨大なXロゴ看板が設置されて、それが眩しすぎると近隣から苦情が寄せられているというニュースを見て、実際にTwitterに投稿されている動画を見ましたけど、本当に眩しすぎてちょっとびっくり。ARuFaさんが自宅に38500ルーメンのライトを設置して光に包まれた記事を思い出してしまいました。
世の中、理解の及ばないできごとが多すぎて、なんでそんなことになるのか考えていたら頭がおかしくなりそうです。もっと楽しいことだけを考えていたいですね……。
]]>6月は渋谷PARCOのほぼ日曜日で開催されていた「こまねこ公開撮影展」を見に行ってきました。久しぶりにこまねこにどっぷり触れることができて、「やっぱりこの世界、好き!」と思いを新たにしました。
撮影している現場を壁に空いた穴から覗けるという企画も楽しかったです。覗かれている方はすごく気が散りそうな気がしましたけど、大丈夫だったのでしょうか?
グッズ売り場にはこまねこグッズの他にドワーフ関連のグッズもあって見応えありました(マグカップ買いました)。
7月は岐阜でこまねこの展覧会が開催されるそうですね。そちらは遠いので行けなさそうですけど、近くの人はぜひ行ってみてほしいです。
]]>この映画の感想として、「ストーリーはシンプルだけど面白かった」みたいに書かれているのをよく見るけど、僕的にはけっこう逆の印象で、「こんなに細かく描かれるんだ!」と冒頭から驚きの連続でした。プロット的にはハリウッド的な王道の展開なので、その部分を指してるんでしょうけどね。
なによりいちばんの驚きはゲームを体験しているときのような、わくわくする楽しさを映像作品として実現してしまっていることですよ。2回見てもなんでこんなに楽しいのか分かりません。やっぱり宮本さんってすごい! と思いましたです。上映が終わる前に字幕版も観に行きたいところです。
そして、5/12にNintendo Switch向けに発売されました『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。こちらも世界で超絶大ヒットしているようですごいです。僕も発売日に買って以来ずっと遊んでいますが、もう本当に異常な面白さです。正直、前作の『ブレス オブ ザ ワイルド』のような新鮮な気持ちでは遊べないだろうなと思っていたのに、まったくそんなことはありませんでした。アクション要素のあるゲームって疲れるからそんなにずっと遊んでいられないのが普通なのですが、なんでこんなに無限に遊んでしまえるんでしょうか。不思議です。
スーパーマリオもゼルダの伝説も僕が子供の頃に登場した作品で、当時からマリオもゼルダも大好きでした。そういった作品が今なお世界の人を熱くさせる力があって、こうやって新作に触れることができるありがたさをひしひしと感じます。これからも、ずっとずっと楽しませてほしいです。
]]>スペースに余裕もできたので、空いたところに何か飾りたいなぁと思っていたところ、久しぶりに中野ブロードウェイへ行くことがありまして、4階にある「まんだらけ 変や」で見たことのないかわいいキャラクターの貯金箱が目に留まり、思わず購入してきたというのが本題です。
「変や」は昭和のノベルティグッズがたくさん販売されていて、見てるだけで楽しいお店なのですが、まあ値段もコレクター価格でそれなりにしますので、普段は本当に見てるだけのお店です。でも今回購入したグッズは汚れていたのもあってか、手が届かなくもない絶妙な価格だったのが決め手になりました。
「住友銀行 ゆきんこ」として販売されていた、頭についているぼんぼりまで含めて全長14cmくらいの貯金箱です。背中には確かに「SUMITOMO BANK」とのスタンプが押されています。頭巾をかぶった雪の妖精のようなモチーフでしょうか。手描きのちょっと不安定感のある顔の表情がお気に入りです。素焼きなので汚れを落とすのは難しそうですが、実物は写真ほどは気にならないので、まあいいかなと思っています。
さて、この”ゆきんこ”なるキャラクター、いつ頃いた存在なのでしょうか。住友銀行は2001年の合併により三井住友銀行となり、2014年からは「どーもくん」などのキャラクターでおなじみの合田経郎さんが手掛けた「ミドすけ」がマスコットキャラクターとして起用されています。
合併前はというと、1995年から合併直前まで「ポリンキー」や「だんご3兄弟」などで知られる佐藤雅彦さんが手掛けた「バンクー」というキャラクターが起用されていました。少なくともそれより前にいたキャラクターということで間違いなさそうです。
当初、絶対僕が知らないだけで検索したらすぐに情報が出てくるもんだと思っていたんですが、びっくりするくらい何も出てこない! 1件だけ同じキャラと思われるソフビ人形を販売しているサイトが見つかるくらいでした(どうも怪しい転載サイトのようなのでリンクはしません)。
こうなると「ゆきんこ」という名称も正式名称ではない可能性がしてきました。ネットにはこれ以上手がかりがなさそうと判断し、広尾にある東京都立中央図書館へ赴きました。企業キャラクターのことは社史に詳しい情報が載っている場合があると、以前図書館の人に教えてもらったことがあったのでした。この図書館は貸出ができるわけではないですし、国立国会図書館のようにあらゆる出版物が網羅されているわけでもないですが、普通の図書館には置いていないような専門性の高い資料が豊富にある上、平日だと夜9時まで開館しているという便利な施設なんですよね。と、知った風に解説しましたが、僕も今回はじめて訪れました。でも本当に素晴らしい図書館だったので定期的に来ようと思いました。
社史のような資料も普通の図書館にはないですが、ここには揃っていました。まずチェックしたのが1998年に刊行された「住友銀行百年史」という書籍。広告展開に関係ありそうな項を重点的に調査したところ、ありました。写真付きで!
▲住友銀行行史編纂委員会 編纂「住友銀行百年史」P548より(住友銀行刊、1998年)
キャプションにあるように、昭和58年(1983年)夏のボーナス時に「カバ君カウンターディスプレー」というキャラクターを使用した広告展開を行い、その後のボーナス時期にもキャラクターを替えて同様の展開を行っていたようです。カウンターディスプレーというくらいだから、店頭カウンターの装飾がメインで、そこから派生してノベルティも作ったのだと思われます。
残念ながら本文ではこれらのキャラクターについての言及はなく、「カバ君」以外のキャラクターについての正式名称は分からずじまいでした。
この少ない情報からゆきんこについて推測されるのは以下の2点です。
・昭和50年代頃のボーナス時期限定のキャンペーンキャラクターだった
・外見から、冬期ボーナス時のキャラクターだったと思われる
ボーナス時期の1期だけしか登場しなかったとすれば、ネット上に何も情報がないのも納得がいきます。にしても画像のゆきんこのぬいぐるみ、むちゃくちゃかわいくないですか。正直ほしいです……。
また、同書のP549には前述のバンクーについての記載があり、そこには”都銀初のオリジナルキャラクター「くまのバンクー」”と言及されていました。ということは、それ以前のゆきんこ達は銀行自体のキャラクターというよりも、一時的なキャンペーンキャラクターという性質の存在だったのだろうと推測されます(言葉の意味合い的にオリジナルではない版権キャラだったという可能性もありますが、カバ君達の並びを見るにその可能性は少なそうに思います)。
ちなみに、写真に写っている雷小僧のキャラクターのグッズはネット上での取引がいくつか確認できたのでリンクしておきます。
→G◆住友銀行◆貯金箱 雷小僧 鬼 雷神 陶器製 SUMITOMO BANK ノベルティ レトロ ビンテージ 2体セット(ヤフオク!)
→昭和レトロ 住友銀行 貯金箱 陶器製 鬼(メルカリ)
いずれも同じ貯金箱で、ゆきんことは違い釉薬が塗られてつるつるした質感になっています。
続いて、時代を遡り1985年に刊行された「住友銀行史 : 昭和五十年代のあゆみ」という昭和50年代に絞った歴史が記載されている社史についてもチェックしてみました。
こちらは画像はなかったものの以下のような記述がありました。
五十八年夏のボーナスキャンペーンに使用した「カバ君カウンターディスプレー」は、POP(Point of Purchase)広告協会主催のカウンターディスプレーなどの店頭広告コンクールであるPOP広告展で、銀賞を受賞した。カバ君以外にも、各季のボーナスキャンペーンで使用した人形は、犬やマンボーなど親しみやすいキャラクターが人気を呼び、キャンペーン終了後譲り受けの希望が多くて配布に苦労している。
住友銀行行史編纂委員会編纂「住友銀行史 : 昭和五十年代のあゆみ」P139-140(住友銀行刊、1985年)
先程の画像では5つのキャラクターの存在が確認できましたが、ここではマンボーという別の存在に言及されているため、最低でも6キャラはいたことになります。このキャンペーンは人気だったようで問い合わせもあったようですね。
ただ、残念なことにここでもカバ君以外の正式名称は確認できませんでした。
新情報として、このキャンペーンはPOP広告協会主催のPOP広告展で銀賞を受賞したというものがあります。このPOP広告展について調べてみると、現在も「日本プロモーシャル・マーケティング協会展」という名称で毎年行われている歴史のあるPOP広告のコンテストということが分かりました(主催組織も現在は日本プロモーショナル・マーケティング協会と名称変更しています)。そんな歴史のある賞なら年鑑もあるに違いないと思い探してみたら、ありました。
→日本POP広告作品年鑑 1984/POP広告協会出版委員会・編、POP広告協会出版委員会・刊(国立国会図書館デジタルコレクション)
この書籍は東京都立図書館にも所蔵がないようですが、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されていました。いつの間にかこんな貴重な書籍が自宅のPCで確認できる時代になっていたんですね……。
というわけでチェックしてみると、ありました。P123の一般業種の銀賞のところに「ボーナスキャンペーンカバ君ディスプレイ」として写真付きで紹介されています。企業名の欄には住友銀行と連名で電通と電通印刷という企業も記載されています。
賞をもらったのはカバ君だけなのかなと思い、念のため翌年の年鑑もチェックです。
→日本POP広告作品年鑑 1985/POP広告協会・編、POP広告協会・刊(国立国会図書館デジタルコレクション)
すると……、あ、ありましたー! P136に「ゆきんこカウンターディスプレイ」として写真付きで紹介されていました! ちゃんと「ゆきんこ」が正しい正式名称でした(まんだらけさん疑ってごめんなさい)。P158には出品基準として”昭和58年9月1日~昭和59年8月31日までの間に実際に使用されたもの”とありますので、昭和58年(1983年)冬のボーナス時のキャラクターということで間違いないでしょう。
しかもこの写真をよく見ると、映っている大きいゆきんこはまさに購入した貯金箱と同じものに見えます。そして怪しいサイトで売っていたソフビ人形が小さい方の人形ですよ。
ついでに社史の画像に載っていた雷小僧のキャラクターも「カミナリくん」だということが判明。カバ君が昭和58年夏、カミナリくんが昭和59年夏のキャラクターなんでしょうね。
せっかくなので翌年以降の年鑑もチェックしてみようと思ったら、1986年以降のものはデジタルコレクションでは公開されていませんでした。昔の店頭広告がたくさん見られて楽しかったので、機会があれば国立国会図書館でチェックしてみたいです。
というわけで、これは間違いなく世界でいちばん住友銀行の「ゆきんこ」に詳しいページになったのではないでしょうか? 分からないことがあればSNSで聞けば詳しい人にたどり着き、あっという間に正解が分かってしまう昨今ですが、拡散力がない奴はやっぱり自分で調べるしかないのです。でも最後にちゃんとした結果にたどり着くことができて満足でした。
→住友銀行 ゆきんこ貯金箱(まんだらけ通信販売)…まんだらけのサイトを見ると、在庫はないもののきれいなゆきんこ貯金箱の販売ページがありました。やっぱり汚れがないのもほしい……。
]]>ジャニーズ事務所、いろいろなことが報道されていたり、されていなかったりしてますけど、どうなっていくんでしょうね。ちゃんといい方向になっていってほしいです。
■JR長野駅マスコットキャラクター「ながも」生誕祭(2023.4.30)
昨年にイラストが公開されて以来、人気の「ながも」ですが、ついに着ぐるみが公開されるということで、お披露目イベントも盛り上がっていたようです。
ながも、かわいいですよね~。僕も好きです。ご当地キャラ界に久々に現れた大型新人、これからの活躍にも注目したいです。
]]>そんな中でショックだったのがアニメ「ポケットモンスター」で長年主人公を務めてきたサトシが卒業しちゃったことですよ。ずっと前から告知されていたことだけど、まだちょっと受け止め切れていないというか……。「○○ロス」なんて言葉があるけど、サトシの卒業で自分がそんな感情になるとは思わなかったです。
忘れもしない1997年4月1日、ポケモンがアニメになると聞いてわくわくしながら視聴したことを覚えています。サトシという天真爛漫な少年を目の当たりにして、「この主人公がいれば絶対間違いないやん!」と思ったことも。
誰も知らないと思うけど、このサイトでも2000年頃のトップページにソーナンスのイラストを飾っていたこともありました(まさかあんなに息が長く登場するキャラになるとは)。
ただまあ、そこからしばらくして、確か「アドバンスジェネレーション」に入る前後で見るのをやめてしまったんですよね……。
再びサトシのことが気になったのが、そこから十数年後の2016年、なんとサトシが学校に通うというので、どういうことなのか気になってみてみた「サン&ムーン」の第1話です。最初は1話だけのつもりだったのに、気がつけばそこから1話も欠かさず卒業まで見てしまったのでした。
そんなわけでサトシの26年の冒険のうち12年くらいしか見てはしていないわけですけど、それでもこんなに悲しいんだから、本当に全部見続けていた人は大変だろうなぁ……。
でもなんていうか、何十年も続く国民的なアニメはいくつかありますが、いつまでもエンドレスで続くのではなくて、1つの結末を迎えることができて、それをリアルタイムで目撃できたのも、それはそれですごく幸せなことだと思います。この3ヶ月間放送された「めざせポケモンマスター」のシリーズなんて、カスミやタケシとの冒険が見られたり、大盤振る舞いのサービスてんこもりだったもんね。また3人の旅が見られて本当に嬉しかったです。
でも、でもやっぱり寂しい! まだ頭の中がぐちゃぐちゃですよ。新しいシリーズも楽しみだけど、しばらくはサトシのことで頭の中がいっぱいになりそうです。
]]>さて、今日は5ヶ月ぶりにHave a Nice day!のライブに行ってきました。ハバナイのライブは本当に楽しいです。前にも書いたけどオーディエンスの盛り上がりがすごいんですよね。今年は新曲もリリースされるそうなので楽しみ。
▲開演前の様子。前の方は本気で危険なので巻き込まれないように後ろで見ます。
もうなんか、楽しいことなんてない……なんて思いながら暮らしがちですが、まだまだ新しい楽しいことって発見することができるんだな、と。もっともっと発見したいです。
]]>もう1ヶ月たってしまいましたが、あけましておめでとうございます。ちなみに、たまに描いている上のキャラクターは別にうさぎというわけではありません(架空の生き物)。
年末年始は実家に帰ってました。実家と言えば猫ですよ。実家の猫はまるで警戒心がなく、帰っていきなり駆け寄ってだっこしても嫌がることもないされるがままの猫なのです。今回もたっぷり遊んできました。猫はやっぱりいいですね。服が毛だらけになっちゃいますけど……。
そして、ちょっと個人的などーでもいい報告ではありますが、昨年引っ越しました。2002年に東京へ引っ越して以来、ずっと杉並区の阿佐ヶ谷という街に住んでいたんですが、ついに離れることに。どんなところか全く知らなかったこの街に偶然住むことになり、そのまま20年も居着くことになるとは。
いろんな思い出を、ありがとう阿佐ヶ谷……。ちょっと心残りなのは阿佐谷七夕まつりの再開を前に離れてしまうことですね。
で、新しい引っ越し先ですが、中野区の中野坂上という街です。地下鉄丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅から4つしか離れていないので、そんなに阿佐ヶ谷が好きならいつでも行けますし、劇的になにかが変わる訳ではありませんが、まだなんだか地に足がついていないようなふわふわした感じで生活しております(久しぶりの引っ越しが大変でした)。
中野坂上ってどんなイメージがありますか? 住む前は、なんか駅前に謎の高層ビルがあるけど、他に何があるかよく分からないといった印象でしたが、住んでもその印象はあまり変わらず……。今のところ阿佐ヶ谷の時に感じたような”僕の街”感はありませんが、でも便利な街なのは間違いありません。新宿に近いし。新宿に近いし(大事なことなので2回言いました)。
ただ1つ不満なのはスーパーの選択肢が少ない点。阿佐ヶ谷の方が選択肢が多くて安くて楽しかったなぁ。近隣のスーパーの中では中野新橋のマルエツが一番のお気に入りですが、ちょっと遠いです。隣駅だし。
そんな感じで新しく中野区民として頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
]]>2023年もまたちょっと新しいこと、というかずっと止まっていたのを再開してみたいことがあるので、叶った際にはここで報告したいと思います。
他に印象的だったこととしては、年明け早々に見に行った『鶏の墳丘』というアニメーション作品はインパクトがすごかったなぁと改めて思いましたです。メディア芸術祭で見た山村浩二さんの『幾多の北』もそうでしたが、短編アニメーション的な実験的な内容を長編で見せられると情報量がすごくて頭がおかしくなりそうになってしまうという知見を得ました。
2023年も気持ちを新しくしてくれるようなものに出会いたいです。ではまた来年です。
]]>ばたばたしていたら、毎回参加していた「世界キャラクターさみっと in 羽生」に行きそびれてしまいました。3年ぶりのリアルイベントだったのに! 僕としたことが……。次回は絶対行きたいです。
そんな中、6日には藤井隆さんのライブ『Music Restaurant Royal Host Release Tour 2022』に行ってきました。楽しかったー。ゲストは水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミさん、パソコン音楽クラブ、堀込泰行さん、KAKKO(鈴木杏樹)さんという豪華な方々。
水曜日のカンパネラはコムアイ時代に1度ライブに行ったことはありましたが、ケンモチさんはステージに登場しなかったと思うので、生で見るのははじめてでした。
堀込泰行さんを見るのは2006年のキリンジツアー以来16年ぶり2度目でした。泰行さん脱退後のKIRINJIライブは何回も行ってるので、すっかり高樹ボーカルに耳が慣れてしまっていたのですが、久しぶりに聴いた泰行さんの歌声のインパクトはすごかったです。生で「エイリアンズ」を聴くのもはじめてで、思いがけない至福の時間でした。
そして隆さんの歌声も最高でした。アルバム最後に収録されている砂原良徳さん作曲の「Chocolate」から始まるのもインパクト抜群でした。ロイヤルホストとコラボとのことでステージ衣装も実際の制服になっていて、バイトクルーにはじまり、シフトリーダー、店長、コック、コック長と次々と昇格(?)していく様が楽しかったです。
そして、どんだけ好きなんって話ですが、26日には藤井隆さんが主宰するレコードレーベルのイベント、『SLENDERIE RECORD LIVE EYE CANDY』にも行ってきました。
出演者は藤井隆さんの他、椿鬼奴さん、レイザーラモンRGさん、シルクさん、後藤輝基さん、徳井義実さんというおなじみ吉本芸人の方々。更に、会場がサンリオピューロランド内のホールということで、キティちゃんとシナモン、リトルツインスターズの2人もステージ上でパフォーマンスしてくれました。吉本芸人とサンリオキャラクターのどちらも好きな僕にとっては1度に両方観られる素敵イベントですよ。
ちなみにこのイベントがピューロランドで開催されるのは2年ぶり2回目なんですが、前回はコロナがすごかった時期だったので自粛して行かなかったんですよね。またやってくれたおかげて見られました。
SLENDERIE RECORDのイベントとしては、2017年に代官山UNITで開催された「SLENDERIE RECORD MUSIC AWARD 2017」というイベントには行ったことがあるのですが、そのときは椿鬼奴さんもレイザーラモンRGさんも持ち歌がほぼなかったので、カラオケで好きな曲歌ったりしてたと思うのですが、今はちゃんとレーベルから本人の曲がリリースされているので、聴き応えが段違い。RGさんの「いただきます」とか、迫力がすごかったです。
後藤輝基さんは5月にアルバムのサイン会に参加したので、生で見るのは2度目です。ちゃんとしたステージで生歌が聴けて嬉しかったです。『マカロワ』ホントにいいアルバムなのでもっとみんなに聴いてほしいです。
シナモンはレイザーラモンRGさんのステージに登場して、藤井さん発案の奇妙なゲームに参加させられていました。謎の展開にシナモンが両手をぱたぱたさせて慌てふためく場面も。かわいかったー。
シルクさんはお一人だけ、全員のステージに出ずっぱりで、ずっと後ろでダンスを披露されていました。生シルクさん、すごい美貌でなんだか全身が光って見えました。
シークレットゲストの徳井さんは歌は出してないので、なんなんだろうと思ったら、鬼奴さんのステージでポールダンスを披露するという贅沢な起用のされ方でした。このためだけにすごく練習をしたみたいで。すごかったです。
終盤には藤井さん、鬼奴さん、RGさんのユニット、Like a Record round! round! round!の「Kappo!」を披露。この曲大好きなので聴けて嬉しかった!
最後はキャラクターを含めたみんながステージに登場して、藤井さんのデビュー曲「ナンダカンダ」を披露。みんな振りも決まってました。キキがすごくノリノリでダンスしてたのが印象的でした。
終始、藤井さんがすごく楽しそうにしていて、そんな姿を見るだけでこちらも幸せになってくるような、そんな素敵なイベントでした。
ちなみにチケット代にピューロランドの入場料(パスポート代)も含まれているとのことなので、少しだけでしたがピューロランドの中もぶらついてきました。外からは見たことありましたが、中に入るのははじめて。こんな感じなんだと、すごく新鮮でした。
▲「Nakayoku Connect」というレーザーを多用したショーも見ました。サンリオの世界観が凝縮されていて、見応えありました。
前回の続き的なライブの話です。今月も音楽ライブに3本行って楽しかったのですが、なんかそろそろ音楽じゃないライブも見てみたいなぁという気持ちが強くなってきました。となるとやっぱりお笑いライブですよ。3月に見たさらば青春の光のイベント、まああれは特殊すぎる内容でしたが、みんなで同じものを見て同じタイミングで笑うのってものすごく楽しかったんですよね。
そんな中、ニューヨークのYouTubeに「一番おもしろい芸人の単独ライブのポスターを決めよう!」という動画が上がっていて、そういえばお笑いライブのポスターなんて全然見たことないなぁと思いクリックしてみたのですが、1回とか数回だけのライブのためにちゃんと作り込んでいてすごいですね。芸人さんごとに方向性やコンセプトが違っているのも面白かったです。
いろんな攻めたポスターがある中、いちばん話題をかっさらったのが、かまいたち濱家さん単独ライブ「はまいたち」のポスター。僕もむちゃくちゃ笑いました。最初は何これ!? って思うんだけど、徐々にいろんなところが気になって面白くなってしまうあの感じは狙ってるんだとしたら凄すぎです。僕もクラッチバッグに夢詰めたくなってきました。やっぱり芸人さんのクリエイティビティってすごいなー。
]]>今月、音楽ライブを4つも行ったんですよね。行ったのは以下の4つ。どのライブもすごく楽しかった!
9/3 LADY GAGA THE CHROMATICA BALL(ベルーナドーム)
9/10 パンと音楽とアンティーク 2022(東京オーヴァル京王閣)
9/17 imai MONSTERS Release Party(渋谷WWW X)
9/29 Have a Nice Day! LONG NIGHT RODEO(渋谷WWW)
レディー・ガガさんのライブは8年前に行けなかったのが心残りのままだったんですが、実は来日公演があるなんてこと全く知らなかったんですよね。知ったの9/2、前日なんですよ。
前日の夜に「人志松本の酒のツマミになる話」を見ていたら、葬式の時にかけたい曲というテーマでウエンツ瑛士さんがレディー・ガガを挙げているのを見て、そういえばガガさんが渋谷で買い物してたっていうネットニュースがあったけどライブでもあるのかなと思って検索→明日あさってにあるやん! でもさすがにチケットは取れないか…→なんか追加席の販売やってる→取ってしまった…という経緯です。こんなに直前にライブのチケットを取ったことはなかったので(しかもむっちゃ大物)ドキドキでした。急遽『トップガン マーヴェリック』の主題歌「Hold My Hand」を聴いて予習をしたり(アンコールでやってくれました)。
でも本当に最高のライブで行ってよかったです。歌の迫力がすごいのなんの。感動でした。
「パンと音楽とアンティーク 2022」はパンとアンティークのお店の出店と音楽フェスが合体した催しで、1100円というチケット代の安さにつられて行ってきました。何気に音楽フェスに参加するのははじめてでした(普段はワンマンライブ専門なので)。
昼から行って、ドミコ→中村一義さん→青木慶則さん→柴田聡子さん→カジヒデキさん→ホフディランと夕方までほぼ続けてステージを見られて大満足でした。ホフディランは昔から好きなアーティストですが、生で見たのはこれがはじめて。またいつかワンマンにも行きたいです。
imaiさんのライブも初めての参加。2016年にgroup_inouが活動休止する前くらいに好きになって、でも活動休止前のライブのチケットは当たり前のように取れなかったんですよね。そこからしばらく経って、imaiさんのソロにも興味を持つようになり、ようやく生で見る機会がやってきたというわけです。前半のパソコン音楽クラブのステージから、ずっと爆音を浴びっぱなしで楽しかったー。ラストにはimaiさん自身も知らないサプライズで中村佳穂さんがステージに乱入し、「Fly」の一節を披露し去って行くという一幕も。
そして昨日はHave a Nice Day!のライブ。こちらも初参加でしたが、本当に楽しかった! ハバナイのライブはすごくお客が激しいと聞いていたので、ちょっと警戒してたけど、確かにすごかった。元気がすごい! そしてステージは2時間ノンストップで演奏し続けるという狂気の構成。こんなの初めて見ましたよ。生で聴く「ビューティフルライフ」、よかったなー。「ミッドナイトタイムライン」のギターもよかった。
ステージ上でパフォーマンスを繰り広げるボーカルの浅見さんは、なんていうか、人以外の何かに見えました。
おっと、まだ書きたいことがあるのに今月中に書き終わらなかったので、この続きは「追記」という形で明日更新しますです……。
[2022.10.1追記]
ということでここから追記です(上の文章にも少しだけ手を加えて写真を追加しました)。続いては他のイベントについてですが、まずはアニメの展覧会。
9/4 メイドインアビス展~挑む者たちの軌跡~(池袋PARCO FACTORY)
今週最終回を迎えたアニメ「メイドインアビス」の展覧会に行ってきました。このブログでは1度も取り上げたことなかったと思うんですが、この作品、大好きなんですよねー。
作者のつくしあきひとさんのことは、コナミ在籍時代にWii用ゲームソフトとしてリリースされた「エレビッツ」という作品のアートワークを担当されているときから、特徴的な絵を描く方だなぁと気になっていたんですが、その後漫画家になっていたことはしばらく知らなかったんですよね。
2017年のアニメ1期のときにはじめて作品に触れて、今年の2期が始まる前にはちゃんと原作を読み終えて、内容を知った上で鑑賞しました。アニメを見ては原作を読み返してを繰り返す至福の3ヶ月でした。
この作品、その内容から「作者は変態」とかいろいろ言われていますが(そこは僕も否定はしません)、いちばんの驚きは「こんな物語の紡ぎ方があるのか」という部分で。想像力、発想力の結晶のようなストーリーテリングには何度読んでも感動を覚えます。
展覧会ではアニメの原画や、印象的な場面をパネルで展示したものなどが展示されていて、その世界に浸ることができました。そして、同時に開催されていたコラボカフェにも行ってきました。これが人気で、土日は当日配布される整理券が必要とのことなので、朝から並んで手に入れましたよ。
頼んだのは「成れ果て食堂限定商品 リコ玉孵り焼き付き」「マアアさんのパフェ」「ナナチのいちごみるく」の3品。特にパフェがおいしかったです。「成れ果て食堂限定商品」は作中では”睾丸焼き”として出てくるメニューです(中身はアラビアータ)。こういうコラボカフェに行くのは初めてでしたが、人気なのが分かりましたよ。作品の世界が料理で再現されているのは想像以上に楽しかったです。
そして9月後半には25回目の今年で最後の開催なることが発表された文化庁メディア芸術祭 受賞作品展に行ってきました。スケジュールとしては、9/17には池袋HUMAXシネマズで2つの上映会+トークイベントに参加、9/19、23、24、25はメイン会場となる日本科学未来館にて展示作品と上映会を見てきました。なんで4日も行くのかというと、上映会のスケジュールが分散しているのであれもこれも見たいとなるとこうなってしまうんですよね。
気になった作品の一部はTwitterでも感想をつぶやきましたが、またブログの方でもまとめたいと思っています。
▲アニメーション部門ソーシャル・インパクト賞の『PUI PUI モルカー』
◇「文化庁メディア芸術祭」これまでのエントリー(2016.2.16)
◇第21回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展に行ってきた(2018.6.30)
2004年にはじめて行って以来、毎年このイベントを見に行っていました。年1回、まだ出会えていなかったいろんな作品に出会える場所だっただけに、なくなってしまったらどうなってしまうんだろうと、今から不安でしかありません。発展的な終了であって、新たななにかが始まると思っていいんでしょうか。
9/23にはメディア芸術祭に行く途中で、銀座のロイヤルホストに行って藤井隆さんの「私とロイヤルホスト」というリーフレットをもらってきました。これは藤井隆さんの最新アルバム『Music Restaurant Royal Host』がロイヤルホストとコラボしていることを記念して各店舗で配布しているもの。藤井隆さんのロイヤルホストの思い出が綴られた文章が掲載されています。
銀座の店舗なのは乗り換え的にいちばん便利だっただけなのですが、朝の銀座のファミレスで食事という、僕的にはあまりないシチュエーションで、ちょっとだけ楽しかったです。
あと、これはお出かけではないのですが、9/9に開催されたお笑い芸人のニューヨークのYouTubeから派生したお笑いイベント『シン・りょう24それぞれの逆襲』を配信で見ました。前からニューヨークが若手を集めて配信ライブをして話題になってるという話は耳にしていましたが、実際にリアルタイムで体験すると納得の面白さでした。りょう君最高。その勢いで、9/30まで再配信されていた『さようなら花鳥風月ライブ』の方も見るために、関連動画を慌てて見漁り、さっきギリギリ見終わりました。おかげで神保町吉本の若手芸人に詳しくなりました。みんながいつかテレビで大活躍する日を心待ちにしたいと思います。
ていうか、ダウンタウンの数十年ぶりの漫才すら見なかったくらい配信ライブには興味がなかったのに、まさか名前も知らない若手芸人のためにお金を出すことになるとは夢にも思わなかったです。
10月はもう少しぼーっと過ごしたいですね……。
]]>
[本]木のロボットと丸太のおひめさまのだいぼうけん/トム・ゴールド・作、金原瑞人・訳(amazon)
ほるぷ出版 2021.11.9発売 1760円(税込)
ISBN:978-4593102709
表紙に描かれているのはタイトルにもなっている木のロボットと、丸太のおひめさま。この物語の主人公です。子供のいない王様とお妃様が、発明家と森の魔女に頼んで作ってもらった子供がこの2人なんですね。
ある日、2人はひょんなことから離ればなれになってしまい、タイトルにもあるように大冒険を繰り広げることになるんですが、これがね、いいんですよ。最初は絵に惹かれて手に取ったのに、物語がすごくおもしろいんです。
特にいいなと思ったのが、木のロボットと丸太のおひめさまが交互に冒険することになるところ。互いに相手のこと想いながら一生懸命頑張る姿が胸に来ます。
あと途中、木のロボットの行動に「え、それでいいの?」と、ちょっと不安になってしまうシーンがあるんですよね。これって後々、よくないことが起こる伏線なんじゃ……と思っていたら、それが単なる思い過ごしだったことが割とあっさり判明するんです。そして同時に木のロボットの、妹(丸太のおひめさま)への強い愛情を感じることになるという……。この展開、ずるいわー。
作者のトム・ゴールドさんは「ガーディアン」や「ニューヨーカー」といった有名な新聞や雑誌で活躍するイラストレーターとのことで、絵は緻密に描き込まれていて、かつ無駄がなく、どのページもずっと見てられます。こんな素敵な絵と物語を描けるの、すごいなぁ。もっと作者の方のことを知りたくなりました。
→[本]木のロボットと 丸太のおひめさまの だいぼうけん(出版社の紹介ページ)…「トム・ゴールドさんから日本の読者のみなさんへ」というページでは作者の方から日本の読者へ向けてのメッセージが公開されています。
→TOMGAULD.COM(作者の公式サイト)
→[本]月の番人/トム・ゴールド・作、古屋美登里・訳(amazon)…2016年発表の漫画作品。日本では絵本と同時期の2021年9月に発売されました。過疎化が進む月のコロニーで業務に当たる警察官の日常と静寂が淡々と描かれています。日本では他に『ゴリアテ』という作品が出版されています。