MEMO

宇部市のエコキャラ「エコハちゃん」 着ぐるみ姿で「ピカチュウ」そっくり?

イラストでは似てないのに、きぐるみになると妙に似てしまったキャラの話ですが、テレビでも報道されていたそうですね。確かに似てると言われたら似てるけど、悪質さはそんなにない気がするので、穏便な方向で丸くおさめることができればいいんじゃないかなぁと思います。

これだったら2年前にカービィに似ていると話題になったうめ丸くん(石川県で開催している百万石菓子百工展のキャラ)の方が悪質さでは上と思います。担当者は似てないと言い張ってたようだし…。このキャラってとっくにお蔵入りになっているのかと思ったらいまだに使われているようで、カービィ好きとしてはちょっと悲しいです。
 

■少し前に「ほげちゃん」という絵本を紹介しましたが、作者のやぎたみこさんが手掛けた他の作品も読んでみたくなり、図書館で「おはぎちゃん」「くうたん」「かめだらけおうこく」「おにころちゃんとりゅうのはな」の4冊を読んでみたところ、どれもすっごく面白くて感動しました。どの作品も物語の発想そのものが面白いんだけど、家の中や庭のシーンといった生活空間の描き方がすごいんですよね。どこか懐かしいような、でも現代にもこういう家庭がきっとあるだろうっていう絶妙なラインの生活感があって、そこへ異形のキャラクターが登場することによって、現実と空想世界がシームレスに共存する独特の世界が構築されているんです。

これどうやって描いているのかなぁと思っていたら、こちらの絵本ナビに掲載されているおはなしによると、家の間取りの模型を作って、それを元に描いているんだそうですね。それで妙なリアルさがあるだなぁと納得。にしてもそこまで手間を掛けているとはびっくりです。
 

■先日、神奈川県立川崎図書館でちょっと面白そうな展示をやっているということで見に行ってきました。

社史にみる企業キャラクター

この図書館は、科学や産業技術に関する図書など、ビジネス関連の資料の収蔵に特化した施設なんだそうですが、特に珍しいのがいろんな企業の社史をコレクションしていて一般にも開放しているんですね。と言ってもまあ、一般の人は社史なんて見てもしょうがないし…と思われがちなところを、調べ方によっては面白い事実が発見できたりもしますよと広く興味を持ってもらうために企画されたのが今回の展示、ということのようです。

実際の展示はリンク先に掲載されている写真がほぼ全景なので、それほど展示物自体に見ごたえがあるわけではないのですが、関連イベントとして実際に調べた司書の方のおはなしが聞けるミニ講座というのがあって、これがすごく面白かったんですよね。社史に書かれたいろんな企業キャラクターの知られざるエピソードを紹介するといった旨の内容だったんですが、本当に知らないことばかりで、もし「へぇ~ボタン」があったらずっと連打しっぱなしであっただろう1時間半でした。内容はざっくりメモしてきたのであとでまとめてみようかなとは思っているんだけど、このミニ講座は来月9/7(水)に2回目があるそうなので、できたら実際に聞きに行ってみることをおすすめしますです。

ちなみに定員40名となっていますが、僕が行った1回目は自分を入れてたったの9人しか参加者がいなかったので、多分申し込めば参加できると思います。派手さこそまったくないイベントですが、公共図書館で企業キャラクターをテーマにした企画を行うというのは非常に珍しいと思うので、もっと注目されてもいいんじゃないかなぁと思います。