TOPICS絵本

先月、サンダーバニーの1年振りとなる絵本が発売されましたので紹介です。

サンダーバニーとシャイプープー
[本]サンダーバニーとシャイプープー/ロドニー・アラン・グリーンブラット(amazon)

インターリンクプランニング 2010.4.28発売 945円
ISBN:978-4-901285-15-5

今回で5作目になるのかな? 翻訳はこれまで同様PUFFYの大貫亜美さんが担当されていますが、前作は文章のない絵本だったので久しぶりのタッグとなっています。

表紙に描かれたちょっと困った表情の紫色の犬がシャイプープーです。なかなか誰とも一緒に遊ぶことができなくて、1人で縮こまっていたところにサンダーバニーが颯爽と登場し手を差し伸べるという、ほんわかストーリーとなっています。

絵本の発売にあわせてなのか、最近またサンダーバニーのグッズをよく見かけるようになった気がしていて、ロドニー好きとしては嬉しい限りです。

ちなみにロドニーは再びサンダーバニーの新しい絵本を描いているらしいので、来年あたりにまた新作が読めるかもしれません。ちょうど2年前の5月に都内で来日展が開催されましたが、また展覧会も開いてほしいです。
 

RodneyFun.com(公式サイト)
サンダーバニー(PLAZAの紹介ページ)…今回の絵本についてのインタビューやスクリーンセーバーが配布されています。

せっかくなので過去の作品も紹介(リンクはAmazon)。書籍は1作目のみソニー・マガジンズ、それ以外はインターリンクプランニング。DVDはソニー・クリエイティブプロダクツから出ています。
[本]サンダーバニー…1作目は1997年発売。
[本]サンダーバニーとワンダーミュー
[本]サンダーバニーとビビリトルのレインボーデー
[DVD]サンダーバニーふわふわストーリー ビビ・リトルのレインボーデー…監督に「ニャッキ!」の伊藤有壱さんを迎えたCGアニメーション作品です。
[本]サンダーバニー・ネイチャー

通信販売フェリシモにロドニーのブランド「Toylike」登場(2003.10.4)

TOPICSゆるキャラ,キャラ本

これも先月発売の本ですが、またまたご当地キャラクターを扱った書籍が発売されましたので紹介です。

日本列島ズラリ!ご当地キャラ大集合!!
[本]日本列島ズラリ!ご当地キャラ大集合!!/K・MAX:編著(amazon)

笠倉出版社 2010.4.23発売 600円
ISBN:978-4-7730-9000-0

本の中身は、北から順番に都道府県ごと各1体~数体のご当地キャラを紹介したもので、見開き2ページの右側がテキスト、左側がきぐるみの写真とイラストという構成になっています。要はこれまで発売された類似本を踏襲した感じですが、1つ違うのが値段です。安っ! 手に取るまではてっきり薄っぺらいのかと思ったら、240ページ以上あるかなり分厚い本でびっくりでした。しかもオールカラーだし。本ってこんな値段で出せるんですね…。

収録キャラ数はメインページで93体、その他のページを入れて150体以上収録とのこと。「あれ、あのキャラがいない…」というのはあるものの、冒頭にやなせたかしさんのインタビューと手掛けたキャラがまとめて紹介されているページがあったり、小さいけどグッズの写真などもいろいろ掲載されていたりするので、値段のことを考えると頑張ってるなぁと感じました。とりあえずこの手の本がほしい人にはいいかも、と思います。

[本]全国「ご当地キャラ」がよくわかる本(2009.9.5)…モノクロ文庫本だったこれよりも安いってやっぱりすごいなぁ。

MEMO

[本]ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男/牧野武文(amazon)
おおー、横井さんの本! これって長らく絶版状態だった「横井軍平ゲーム館」の復刻版なのかな? この本は本当にいい本だったので、再び多くの人の目に触れる機会ができるのはいいことです。ゲームに興味のない人にもおすすめの1冊です。
 

オススメハンバーガー情報(togetter)
読んでたらハンバーガー食べたくなった…。1年くらい前にハンバーガーの食べ歩きをしては写真をブログにUPしたことがありましたが、最近は全然食べていないんですよね。
今振り返ってもう一度食べたいお店を考えてみたところ以下のようなランキングになりました(右側の数字は「もう一度食べたい度」です)。

1.五反田「フランクリン・アベニュー」(90)
2.人形町「BROZERS’」(81)
3.六本木「RIGOLETTO BAR AND GRILL」(79)

やっぱり僕的にはこの3店舗です。タイプとして1は上品、2は豪快、3はバランスと言ったところでしょうか。1と2のお店は有名店なのでリンク先でも挙げられていたけど3はなかったですね。専門店じゃないからでしょうけど、広くて雰囲気のいいお店なのでおすすめです。

TOPICS

「ちびまる子ちゃん」アニメ化20周年を記念した書籍が発売されましたのでご紹介です。

ちびまる子ちゃん大図鑑
[本]ちびまる子ちゃん大図鑑(amazon)

扶桑社 2010.5.14発売 1260円
ISBN:978-4-594-06198-2

この手の記念本って意外と薄っぺらな内容のものも少なくないんですが、この本はかなり充実した内容になっていて驚きました。登場キャラクター280人のプロフィールやエピソード紹介をはじめ、名ゼリフ集や、時代背景を考察したコーナー、友蔵心の俳句集なんてページもあったりして、読み応えもありつつ、楽しく眺めていられる構成になっています。

「ちびまる子ちゃん」は(一応)現代という設定の「サザエさん」とは違って1975年頃に時代設定が固定されていますが、始まった当初は大人と言われる世代だったらリアルにこの時代を体験しているのが当たり前だったのが、だんだんと親も知らない時代になっていってるのも面白いですよね。昭和なんて誰も知らない遠い昔話のようになったとしても、ずっと続いていってほしいです。

ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト
さくらプロダクション(作者のサイト)
[本]ちびまる子ちゃん大図鑑(出版社の紹介ページ)

「ちびまる子ちゃん」が新聞の4コマ漫画に(2007.6.27)

MEMO

モスバーガー秋葉原末広町店の黒板5/14(金)昼版
まさかのC言語でこんにちは!
 

楽天:社内公用語を英語に 1~3月期は過去最高益
すごい試みですね。でも楽天の海外展開って英語圏よりもアジア圏がメインでしょ。だったら英語よりも中国語を公用語にした方がいいんじゃないかと思ったり。「Egg and Mentaiko Bukkake Udon」には笑った。
 

グーグル「ストリートビュー」車両、Wi-Fi経由で個人情報を誤収集
誤ってそんなことできるわけないじゃん。「暗号も掛けずに垂れ流されている情報を集めてなにが悪いのか。Googleはこれからも世界中の個人情報を集めまくります!」くらい言ってくれた方がすっきりします。
 

Androidがモバイル市場を制する10の理由
ここに書かれていることがどのくらい当たってるのかはよく分かりませんが、僕もなんとな~く、結局はiPhoneじゃなくてAndroidが普及してしまうような気がします。やっぱりGoogleっていう相手が悪いというか。
iPhoneやiPadってFlash非対応なところがいろいろ言われているけど、ジョブズの意見についてはAppleが目指したいもののことを考えると「ものすごく正しい」とは思うんですね。だけど結局端からはいつもの強権を発動してすべてを支配下に置きたいだけと思われているところが、将来に暗い影を落とすことになりそうな気がします。

あとiPadも僕的には微妙です。たぶん本当に革新的な製品なんだとは思うけど、どこを取っても中途半端というか、あのサイズのカラー液晶を持ち歩かなければならないという必然性が理解できません。でっかいものが好きなアメリカ向けの商品って感じ。あれなら別にiPhoneでよくない? って思うんですけどね。

もちろん電子書籍端末には未来があると思っているけど、だからこそ何でもできる! っていう路線のiPadよりも、それ用にデザインされた専用端末の方がいいなって思ってしまいます。なのでこの分野ではAmazonのKindleの方向性がいちばん「正しい」と思うんだけど、こっちもまだ発展途上でこの先どうなるか分からないし、そもそも正しいものが生き残るとは限りませんからね。
とりあえず3年後あたりにどんなことになっているのか、楽しみです。

TOPICSDVD,アニメ

先月22日からフジテレビのノイタミナ枠で始まったアニメ「四畳半神話大系」ですが、取り上げないとな~と思ってたらDVDとBlu-ray Discの発売が決定したとのことなので、あわせて紹介です。

四畳半神話大系 第1巻
[DVD]四畳半神話大系 第1巻(amazon)

東宝 2010.8.20発売 3990円
品番:TDV20245D
(BD:5040円/TDV20241D)(2巻以降はDVD:5040円、BD:7035円)

DVD、BDとも全4巻で、第1巻を8/20に発売した後、1ヶ月おきに順次発売。それぞれに初回限定の特典があり、第1巻は原画などを収録したブックレットと、半畳サイズの「偽どこでも四畳半」レジャーシートが、第2巻には「四畳半いろはかるた読み上げCD」が、第3、4巻には「四畳半いろはかるた」がついてくるそうです。

このアニメは森見登美彦さんの同名小説を原作にした作品で、京都でなんだか不毛な大学生活を送る主人公があれこれやるというストーリーなんですが、僕的注目ポイントとしては「マインド・ゲーム」、「カイバ」の湯浅政明さんが地上波アニメ初監督を務めているというところに尽きます。キャラクター原案をオープニングテーマを歌うASIAN KUNG-FU GENERATIONのジャケットイラストなどでもお馴染みの中村佑介さんが手掛けていて、雰囲気もあのテイストになっているから、見る前は湯浅色は抑えめの作品になっているのかな? と思っていたけど、ふたを開けたらどこをとっても湯浅さんの作品だわって分かるくらい濃い仕事をされていて驚きました。
これまでの湯浅さんの作品って、ビジュアル的な情報量の多さが特徴のひとつでしたが、今作では(主に主人公の)台詞の情報量がすごいことになっていて、それにより独特のグルーヴ感が形成されています。

原作は未読なので、1話目を見たあとはこのままストーリーが続くのかと思ったら、2話目でああなって、「ああ、そういう展開の仕方なの!?」とびっくりでした。この先、主人公、そして小津はどうなっていくのか。楽しみです。

四畳半神話体系(公式サイト)
『四畳半神話大系』、Blu-ray&DVDの発売決定! 放送では亀の子束子に注目!?(マイコミジャーナル 2010.5.13)

【artwork】『四畳半神話大系』(WEBアニメスタイル)…中村さんや湯浅さんのアートワークが掲載されています。
祝アニメ化!森見登美彦×上田誠が語る『四畳半神話大系』と京都(はてなブックマークニュース 2010.4.27)