リアルに飼いたい「まめゴマ」

COLUMNキャラ絵本

「まめゴマ」、サンエックスの人気キャラなのでご存じの方も多いと思いますが、絵本が数作品発売されているのはご存じでしょうか。

ワタシとまめゴマ日記
[本]ワタシとまめゴマ日記/ヨネムラマユミ(amazon)

主婦と生活社 2005.11.11発売
ISBN:978-4391131574

この絵本、絵本って言うか漫画的な形式なんですけど、すっごく楽しい作品なんですよね~。

「まめゴマ」はその名から想像がつくとおり、家で飼えるくらい小さなアザラシというモチーフのキャラクターなんですね。絵本では1人暮らしの女の子がペットショップで売られているのを見かけて購入しするところから物語が始まり、2人の共同生活が綴られていくわけなんですが、これがものすごくかわいくて。

まめゴマの生き物としての性質なんかも、ものすごく作り込まれていて、本当にペットショップに行ったら売ってるんじゃないかと錯覚してしまいそうなほどディテールが細かくて。絵本では下の世話とか、発情期なんていうちょっとディープな話題まで登場してくるんですが、よく考えると発情期のあるファンシーキャラクターってちょっとすごいような気も…。

そんないろいろ気になるまめゴマの設定、いや生態の中でちょっと好きな部分があって、通常、まめゴマは成長してもさほど大きさは変わらないんだけど、まれにものすごく大きくなってしまう場合もあるらしいんですよね。もしそうなっても、研究センターのようなところが引き取ってくれるから大丈夫、という話になっているんですが、なにやら少し不安にさせてくれるあたりがやけにリアルな感じがして、とっても好きなのです。

ちなみに2巻では大きくなったまめゴマの話でびっくりさせてくれるところがあるんです。あれには「えーっ!」って驚きましたよ。気になる方は本を見てみてくださいね。

ワタシとまめゴマネット(サンエックス公式サイト)

Posted by CHARA PIT