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2006年8月31日(木) 1:52
[本]THE OLD CROCODILE―年をとった鰐

この夏公開されたアニメーション作家・山村浩二さんの最新作「年をとった鰐」。同名のこの本はアニメーション用に描かれたイラストを再編集して絵本としてまとめたものになります。元々この作品はフランスの童話作家、レオポルド・ショヴォーの絵本が原作なので、絵本→アニメーション→絵本とまわって戻ってきたという感じですね。7月にプチグラパブリッシングより発売されています。

やっぱりアニメーションとして作ったんだから、絵本にしてもあまり意味ないんじゃないか、と思いつつ手に取ってみたわけですが、いやいやどうして、絵本は絵本で凄くいい感じになっておりました。装丁も渋くてかっこいいです。

この作品、山村さんの前作にあたる「頭山」にも通じる、皮肉の効いた独特の世界が特徴なんですね。何千年も生きてみんなから尊敬されていたワニが、おなかがすいてひ孫を食べてしまったことから、群れを離れてさまようようになるというストーリーで、途中でタコの恋人(?)ができるんだけど、このワニとタコの奇妙な関係がなんとも言えないんですよね。何も考えずにしたいようにして、流れに流されて生きているように見えるワニだけど、それは人だって同じ…。そうやって取り返しのつかないことをしでかしては、背負いながら年をとっていくしかないとでもいうような世界が広がっています。

もちろん山村さんが手掛けたすばらしいアニメーションを見ないことには始まらないとは思うけど、アニメーションは13分の短編作品なのであっという間に終わってしまうんですね。その点、本はゆっくりと自分のペースで進めていけるし、何度も見返せます。ここだけは本のいいところだなぁと思いました。

[本]THE OLD CROCODILE―年をとった鰐(amazon)
[本]年をとったワニの話/レオポルド・ショヴォー(amazon)…こちらは原作の方です。読み比べてみるといいかも。
[本]アニメーションの世界へようこそ/山村浩二(amazon)…これは山村さんが学生向けに書いたというアニメーションの解説書。とは言ってもかなり読み応えのある内容になっています。6/20、岩波書店より発売。

山村浩二公式サイト
年をとった鰐公式ブログ…アニメーション上映、渋谷ユーロスペースでは9/15までです。

#247 山村浩二さんのティーチインに行ってきた(2003.6.15)
  
  ■8月も終わりですね。



■更新再開してから、自分でも気になっていることがあるんですよね。なんかね、性格が悪くなっているような気がしませんか。気のせいならいいんだけど、「このサイトって、こんなかったっけ?」と、自分でも多少違和感が。まあ、でも、いいか、どうでも。ははは…。



■少し前、ここに高校の時の思い出(と言うにはあれでしたが)を書いたりしてみましたが、そういえば一時期、保育園の頃の思い出を書いたページを作っていたことがあったなぁと思い出したので、発掘してみようとしたら、今もネット上にUPしたままになっていました。「ほいくえんメモリーズ」っていうそのままのタイトルで、「のりスタ」ページ内に作っていたんだけど、誰かが見ても決して楽しめるような内容でない割には、更新やめたときに意外にも残念がってくれた人がいたんですよね。もうその人はさすがに見てないと思うけど、思い出ストックもまだたくさんあるので、またいつか、再開できればいいなと思っています。
  

 

2006年8月29日(火) 1:24
  ■先日の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」で、松ちゃんが「笑点の次に長い」と言っていたので調べてみると、この番組、今年で17周年で、確かに日本テレビのバラエティー番組としては「笑点」(40周年)に次いで長いらしいです。で、前から思っていたんですが、今の若い子って「ダウンタウンのガキの使いやあら変で」を何歳くらいの時に、その存在に気づいて見始めるようになるのかなぁって。やっぱり数年前にゴールデンで放送された笑ってはいけない罰ゲームがきっかけっていう人が多いのかな。

ちなみに日テレではこの番組、無提供なんですよね。少し前はマツモトキヨシとかエイベックスが提供していたと思うんだけど、1社もつかないなんて。




■だいぶ前だけど7/28の「音楽戦士」(日本テレビ系)、”しょこたん”こと中川翔子が、趣味でコスプレしてキャラクターになりきり、原作のセリフを再現してしまうという話をしていて、例えば「ドラゴンボール」の悟空だったら? と振られたときに言ったセリフ。

しょこたん「くくく…、し、心臓が痛む!」

あえてここ! これには笑いました。悟空が一時期心臓病を患っていたことなんて、すっかり忘れていましたよ。しょこたんによると、悟空はやられて悶えているところがたまらないらしいです。

まあ、「ドラゴンボール」だったらマニアもたくさんいると思うけど、しょこたんは本当に好きなことに対する知識の量が半端じゃなくて驚きます。中途半端な知識でオタクを自称しているような人は、しょこたんを見習った方がいいです。

あとしょこたんって80年代のアイドル歌謡好きでもありますよね。で、ある時たまたましょこたんのブログを見ていたら、田原俊彦の曲でいちばん好きなのは「チャールストンにはまだ早い」っていう記述を見つけて、ちょっと驚きました。というのも、僕もここで3年前に「田原俊彦の好きな曲TOP5」というのを書いたことがあるんですが、1位に選んだのがこの曲だったんですよ。この曲の俊ちゃんはホントにカッコいいんですよね〜。しょこたんって、なんてわかってる人なんだと1人で感動しましたよ、ホント。




そうそう、書き忘れてましたが土曜日、ニンドリ博に行ったあとにまだ行ったところがありました。木村祐一のライブ、「写術」を見に行ったんですよね。見るのは1年ぶり2回目です。お笑いのライブって、木村祐一以外見たことないので、もっと他の芸人さんのライブも見に行ってみたいんだけど、なぜかキム兄だけという状況です。今回は前回よりも、より内面的な笑いというか、ちょっとディープになってきたという印象がありました。

自分でも異常だと思うと前置きした上で話しはじめた、車を運転中、左折の列に並んでいるときの話が特に印象に残りました。ふとここで俺が前の車にぶつけたとしたら、前の車から首痛そうにしながら人が降りてきたり、通行人は「あ、キム兄」と言って醒めた目でこっちを見たり、とか想像してムカついてくるって言うんですね。働きアリの中には1割全然働かないアリが混ざっていると。でも、その働かないアリを取り除いても、今まで働いていたやつの1割が、やっぱり働かなくなるらしいんですわと。「それと同じように、今まで普通に暮らしていた善良な市民だったみんなが、ふとしたきっかけで、「ここで首痛そうにしとかな」って、役割を演じ始めよるんですよ、って言っても本当はそんなこと起こってないんですけどね。なのに勝手に想像してムカついてしまうんです」…と語るキム兄に、会場はもちろん爆笑なんだけど、同時にキム兄の心の闇も見せつけられるというか。

そういうところも含めて、木村祐一ってやっぱり好き嫌いの別れる芸人だと思うんだけど、やっぱり僕は、あの顔に似合わず繊細に作り上げられた笑いが好きだぁ、と思ったのでした。
  

 

2006年8月28日(月) 14:37
  ■先日の「やりすぎコージー」。どうにもいかなくなった芸人の駆け込み寺的な存在とされる、メッセンジャーあいはらが率いる「パラ軍団」をフィーチャーした特集でしたが、いやはや。これまでこの番組では「これ、放送ギリギリだろー」と思うような企画が度々行われてきましたが、今回のはなんだろう、臨界点なんてとっくに超えたその内容に衝撃でした。ここまでリアルな芸人の生き様が放送に乗ったことなんて、かつてあったでしょうか。シンクタンクのタンクが先輩芸人の清水キョウイチ郎から3ヶ月に渡って無言電話の嫌がらせを受けているというあの下りで、タンクが面と向かって言い放った「おまえみたいな奴、死ね! 死ね! 死んでしまえ!」は笑いの要素ゼロ。100%心の叫びですよ。あれ程心の底から沸き上がって発せられる「死ね」ははじめて聞きました。それでもなおバラエティとして昇華させてしまう今田・東野には恐れ入るばかりです。

あと、メッセンジャーというと黒田の印象しかなかったけど、相方のあいはらもいい人なんだなぁというのが発見でした。




■さて、昨日の続きですが、「ニンドリ博」と言うイベントに行ってきたのでした。任天堂系のゲーム雑誌の10周年イベントなんですが、思い起こせば、創刊当時はけっこう熱心な読者だったんですよね〜。それが10年経って、まだ生き残っているばかりか、こんなイベントまで開けるほどになるなんて、感慨深いじゃないですか。ということで行ってきたわけですが、無料イベントとしては会場も広いし見ごたえもあるし、思いのほかいいイベントで感動でした。

雑誌や任天堂に関するレアアイテムの展示や、ゲームのCMが上映されていたり、バックナンバーが手にとって読めたりとか、あとやっぱりみんなそこかしこでDSでなんかやってたり。来ている人も大きい人から小さい人、男女様々で。会場では写真撮影もOKっぽかったのでいくつか収めてきました。






↑まずは直筆イラスト付サインいろいろ。これは宮本茂さん直筆のマリオ、ルイージ、そしてヨッシー



↑こちらは桜井政博さんのカービィ



↑杉森建さんのピカチュウ


↑杉森さんのピカチュウその2


↑そしてその3。杉森さん、サイン書くときは必ずピカチュウ書くのかな



↑中野祐輔さんのリンク。青沼英二さんのサインも



↑糸井重里さんのどせいさん



↑今村孝矢さんによるスターフォックスの面々



↑中植茂久さんの原画



↑大澤徹さんの「カエルの為に鐘は鳴る」の王子(カエル)
このゲーム、DSで続編かリメイク出せばいいのにね〜








↑これは当時関係者に配布された「MOTHER2」のスカジャン



↑これは「MOTEHR2」の海外版「EARTHBOUND」のパッケージ。大きいです



↑ガラスのどせいさん



↑見えにくいけど、どせいさんの風鈴



↑ほっかむりどせいさん



↑読者イラストもたくさん展示されていました。
これは「MOTHER2」のバルーンモンキーとタッシーですね。かわいい








↑これは昔、何かの拍子に作られたマリオのアニメのセル画。
なぜか助けたピーチ姫を謎の王子に引き渡し、
報酬を受け取って帰るマリオとルイージ


↑そしてやはり注目がこれ。キ、キノピオ……??







↑最新作、「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」より、
ピンクルの理想の男性。



↑これは昔バンダイから発売されたらしい「ゼルダの伝説」のボードゲーム? ほしー!







↑後にゲームウォッチやゲームボーイ、バーチャルボーイ等を開発する横井軍平さんが
初期に手掛けた玩具も多数展示されていました。
これは最初に手掛けた玩具、「ウルトラハンド」。
下には簡易ピッチングマシンの「ウルトラマシン」もあります。実物見たのははじめてです


↑「ウルトラハンド」のパッケージ。味のあるイラストだなぁ


↑「チリトリー」。ラジコン操作でくるくる動くちり取り。
動いているところも見たいなぁ


↑”愛を測る道具”こと「ラブテスター」。



↑横井さんが亡くなったとき、投稿載せてもらったんですよね。
あのときは本当に悲しかったな…。






↑入口などに設置されたホワイトボードには
はやのんさんの直筆イラストが。
会場にご本人もいて、サインしてもらってる子もいました


…というわけでけっこう楽しかったです。詳しくはNintendo INSIDEさんのレポートを見る方がいいかも。またこういうイベントやってほしいな〜。
  

 

2006年8月27日(日) 2:35
  ■昨日はいろいろ行ってきました。まずは六本木ヒルズ・森アーツセンターで今日まで開催されている「ピクサー展」をやっと見ました。「カーズ」を見てから行こうと思ってたんだけど、いろいろあって結局見られず、終わっちゃう前に展覧会だけ見ることにしました。

そんなにピクサーの大ファンというわけでもない僕が見て、1500円も払う価値を見いだせるのか、という不安はありましたが、そんな気持ちも吹き飛ばすくらいすごくよかったです。帰りには更に2000円出して本も買ってしまいました(おかげで財布が空っぽです)。

CGアニメーション作品にとってディテールっていうものがどれほど大事なことなのか、思い知らされました。頭の中に浮かんだ直感的なイメージをすごく大事にしていて、そういった膨大な直感を元に、ぶれなく作品世界を織り上げていき、最終的にCGアニメーションになるという行程のおもしろさ。普通に考えたら、ここまで芸術としてこだわっていたら経営が成り立たなくなりそうなのに、システムとしてそれを成立させてしまったんだから強すぎですよ。

キャラクターにスポットを当てたコーナーでは、「モンスターズ・インク」のサリバンや「Mr.インクレディブル」のエドナの試作イラストがたくさん展示されていました。サリバンは粘土の立体もたくさん作られていて、「こ、こんなに作るの?」と、驚くばかりでした。試作モデルはなぜか足がタコっぽくなっているものが多かったです。確かにそっちの方がモンスターっぽいかもしれないけど、やっぱり完成版のサリバンがいちばんいいなぁと思いました。

そして、会場の最後に展示されているのは「トイ・ストーリー」の立体ゾーエトロープ。少しずつポーズの違う人形を縁に並べて、高速に回転させることでまるで動いているように見えるという作品。これは、三鷹のジブリ美術館に展示されている「トトロぴょんぴょん」という立体ゾーエロープ(ちなみに岩井俊雄さん作です)を見たピクサーのスタッフがインスパイヤされて制作されたものなんだとか。

回り出して、アニメーションが始まると見ている人達から「おお〜!」というどよめきにも似た驚きの声が上がるんですね。僕も立体ゾーエトロープは初めて見たけど、これはすごいわと思いました。この不思議な感じの驚きって、なんなんだろうね〜。

ちなみにこの展覧会、巡回展もありまして、9/2〜10/9まで福島県の郡山市立美術館にて、12/2〜来年1/14まで兵庫県立美術館にて開催されるそうですので、近くの方は要チェックです。







↑これは六本木ヒルズの近くの道路にあった標識ですが、前から撮りたかったんですよね、これ。このあの、イラストでもない、記号でもない、アイコンでもシンボルマークでもない、標識の中に希に使われているああいう絵を見るとぐっときます。どうもこういうのを見ると、標識マニアだった保育園児の頃の記憶が蘇ってくるようです。







■そして次に見に行ったのが、「ニンドリ博」というイベント。これは説明しますと、「ニンテンドードリーム」っていうゲーム雑誌が創刊10周年を記念して開催したイベントなんですね。で、この雑誌、個人的に思い出深い雑誌でして。

…と、このへんで眠くなってきましたので、続きは次回に。
  

 

2006年8月25日(金) 2:09
  ■久しぶりに実家に長電話。特に変わったことはないようです。主に姉と最近見たテレビの話を延々としてました。妹に「MOTHER3」を送ってあげると言っておきながらまだ送っていないのですが、その間、待ちくたびれて「MOTEHR1+2」を繰り返しずっとやり続けているらしいことが発覚。子供も小さいのにそんなに暇なんだー。早く送ってあげた方がいいかな。



■任天堂大好きっ子のみんなは当然毎日チェックしていると思うけど、Nintendo INSIDEさんが6周年を迎えたそうで、おめでたいなーっと。よく考えたらオープンしたての頃からずっと見続けているもんね。他にそんなサイトないかもしれないです。思えばこの6年、いろいろありましたよね。グローバルゲーミングネットワークとか。わはは。管理人のMr.Cubeさん、日記によると私生活でもいろいろあったらしく、7/15の日記を読んだときは「もしや!?」と思ったけど、やっぱり思ったとおりだったらしく、えらく赤裸々に語ってるもんだからびっくりしたりもしつつ、でも新しい人見つかったときにあの文章どうするんだろとか思わないでもなく。ともかくこれからも密かに応援しています。

あと僕も土曜日にニンドリ博に行く予定だったり。
  

 

2006年8月22日(火) 1:52
[本]クマごよみ リラックマ生活4/コンドウアキ

「リラックマ」の4作目になる新刊がついに登場。9/15に主婦と生活社より発売されるそうです。コンドウアキさんのホームページでは表紙画像も掲載されているんですが、ピンク系の色遣いでかわいらしい仕上がりになっています。

リラックマは今年が3周年ということで、いろんなキャンペーンが行われています。せっかくなので、僕のサイトでもこの3年を振り返ってみますと、最初にリラックマを紹介した時には、実はけっこうひどいことを書いていたりするんですよね。見た目がありきたりだとかなんだとか。これは僕の悪い癖で、最初はだいたい否定から入ってしまうんですよね。なので、いつもはうっかり変なこと書かないように気をつけているつもりなんですが、この時はつい書いちゃったと言うパターンで。でもそれからはだんだんと魅力に気づいて、ちゃんと取り上げるようになったんですけどね。コリラックマが初登場したときとか(→
#445)、3作目の本の主役がキイロイトリだと知ったときとか(→#558)、けっこう驚いた話も多かったです。

4年目になる「リラックマ」には一体どんな展開が待っているんでしょうね。3周年であまり盛り上げすぎても、来年以降ガクッと来てしまいそうな気もするので、のんびりと続いてほしいなぁと思ったりしています。

[本]リラックマ ごろごろシールブック…シールブックも同時発売です。
[本]自分でできる! 手づくりリラックマ 2…こちらはフエルトマスコットなどが手作りできる手芸本の第2弾。9/8発売予定。
[本]リラックマの手づくりおやつ…こちらは7/14に発売されたおやつのレシピ本。(→amazon

リラックマ ごゆるりサイト(サンエックス公式サイト)

#621 [雑誌]MOE 2月号、リラックマなど(2006.1.22)
  
  ■昨日はホームページの更新もいっぱいしたし、これから六本木ヒルズで開催されているピクサー展を見に行こうと思い、服を着替えたまではよかったんだけど、なんか眠くなってしまい、そのままの格好で横になり寝てしまいました。

起きたらテレビが付けっぱなしになっていて、「HEY! HEY! HEY!」だったので、見ながらはははと笑って、終わったらハードディスクレコーダーに録画しておいた番組をいくつか見たあとに、家着に着替えたけどやっぱりもう一度着替えて本屋に行って、戻ってきて、買った本を読んだり、またホームページの更新をしたりして(←今ここ)、寝ようとしているところです。そういえば、外に洗濯物を干したままなので取り込んでから寝た方がいいかな。



■本屋ではウィスット・ポンニミットの「タムくんとイープン」 (amazon)をやっと買いました。今まだ半分くらい読んだところです。この人の感受性の高さには目を見張るというか、ちょっとした畏怖の念すら感じてしまいます。そういえば、去年イベントでサインを貰ったとき、自分の順番が来るのがこわかったことを思いだしました。見た目は優しそうな異国の青年なんだけど、何か、見透かされそうな気がして。小学校のテストの時、出来た人から先生のところへ答案を持っていってその場で丸をつけてもらうというのがあったんだけど、できたので持っていこうと席を立つんだけど、どこか間違っているような気がしてまた席に戻って確認して、というのを何回かくり返してしまった時にも似た、そんな感覚です。
  

 

2006年8月21日(月) 2:26-15:00
[本]東京タワーのノッポン/ノッポン

東京タワー発、日本を代表する”ゆるキャラ”こと「ノッポン兄弟」が本を出しました。7/21、講談社から発売されています。

これまでいろいろキャラクター本を紹介してきた当サイトですが、この本はちょっと変わっています。普通のキャラ本と言えば、絵本や4コマ漫画形式になったものか、イラスト、設定資料集的なものか、最近では「リラックマ」の本のような、イラスト+一言コメントみたいな作品かのどれかのパターンになると思うんですが、この本はどれにも当てはまりません。まず、著者がキャラクター(ノッポン)なんですね。これは珍しいです。そして中を開くと、最近芸人がよく出すネタ本ってあるじゃないですか。あれですね。ノッポンと言えば、BBSでやり取りされる妙に醒めた口調のコメントが面白いと話題を呼びましたが、それが芸人のネタ本のような感じで収録されているんですね。文字メインのキャラ本なんて、初めて見ましたよ。びっくりです。でも、確かにBBSであれだけ現実感のあるコメントを書いておいて、今更ファンタジックな世界で冒険するノッポンを描いた絵本なんて出されても、困ってしまいますよね(逆に見たい気もしますけど)。そういう意味ではこういう本になったのは、当然の流れなんでしょう。

今は若干、話題も落ち着いた感もありますが、BBSは今も変わらずなのかなぁと覗いてみたところ、下のような書き込みが。

質問者:
「のっぽんのブログがあると聞いたんですが、どこにいったら見れますか?」

ノッポン兄:
「それ「ガチャピン」じゃね」

…ノッポン、健在のようです。

東京タワーのゆるキャラ「ノッポン」の本発売(六本木経済新聞 2006.7.19)
[本]東京タワーのノッポン(amazon)

東京タワー…ノッポンのサイトはこちら(音出ます)。
  
[本]次の日ケロリ いつだって明日はいい日/タケウチユミコ

サンエックスが生んだカエルのキャラクター、「次の日ケロリ」のキャラ本が発売されましたので紹介しておきます。梅雨も明けた頃の7/21、主婦と生活社より。

中身は、まさに同社から出ている「リラックマ」系で、イラストとちょっとしたコメントで構成されています。本のサイズもリラックマと同じです。元々、落ち込んだことがあっても次の日にはケロリとしているという、励まし系のキャラクターなので、こういう構成の本になるのも必然かと思います。

著者のタケウチユミコさんは、これまで「ももぶた」(→
#532)や「ワンルーム」(→#652)の絵本も手掛けられています。

[本]次の日ケロリ いつだって明日はいい日(amazon)

次の日ケロリ(サンエックス公式サイト)
  
[本]POP&CUTE101%―ナルミヤ・オフィシャル・ファンブック

女の子向け子供服のブランド、ナルミヤが展開している各ブランドのキャラクターたちが1冊の本になりました。8/8、朝日新聞社より。

タイトルどおり、ポップでキュートなイラストで全編構成されていて、資料的な構成とは言えないかもしれませんが、それでも脇役キャラまで網羅されているという意味では貴重な1冊と言えそうです(↑でリンクしたサイトで見開き2ページ公開されています)。

最近では一時の人気も落ち着いたと言われている同社ですが、アパレルの世界でここまでヒットしたキャラクターというのもそう出てこないと思うので、この先どういう展開になるか引き続き見守っていきたいところです。

[本]POP&CUTE101%―ナルミヤ・オフィシャル・ファンブック(amazon)…ちなみに先日話題になった「マウスくん」もちゃんといました。
[本]チャンスは6時の方向にある/成宮雄三(amazon)…昨年発売された社長の著書へもついでにリンク。

ナルミヤ・インターナショナル(公式サイト)

#297 ANGEL BLUE、マクドナルドハッピーセットに登場(2003.9.6)
  
[本]bean's Vol.12

”小さくてかわいいものの本”ことビーンズも、サイトお休み中に新刊が発売されましたので紹介です。7/24、ソニー・マガジンズより。

新宿のジュンク堂書店に買いに行ったら、前見たときは”ホビー”のコーナーにあったと思ったのに、今回は”人形”のコーナーに置いてありました。そんな今回の表紙はプレイセットプロダクツがデザインを手掛けた「サウンドペット」。誌面でも紹介されています。

今回面白かったのは「パーラービーズ」の特集。ちっちゃいビーズを並べてアイロンかけるとくっつくという、まさにビーンズど真ん中なアイテムですが、カラフルな作品たちがたくさん紹介されていました。立体作品まであってびっくりでした。

あとは「こまねこ」についても4ページ。監督の合田経郎さんへのプチインタビューも。
「今後こまねこをキャラクターとしてもっとフォーカスする?」という質問には、「キャラクターばかりたってしまってもよくないな」と思っているとコメント。「ものを作る難しさ、うれしさ」を表現するために生まれたキャラクターなので、あくまでテーマありき、とのことのようです。なるほどね〜。

中野シロウさんのコーナーでは手塚プロダクションの松谷孝征社長を迎えて対談。手塚作品の世界を今後どう拡げていくか、と言うテーマについて話されていました。

次号の発売予定についてはこの本を編集しているスタジオ・ウー!のホームページに掲載されるようですが、8/21現在まだリニューアル中のようです。

[本]bean's Vol.12(amazon)

#614 [本]bean's Vol.11「かわいいくるま」(2006.1.14)
  
●「マルシー」7号、配布中

キャラクターフリーマガジンの「マルシー」ですが、7/20から配布開始されています。これまで年4回のペースで発行されていましたが、好評なのか次号から隔月発行になるそうなんですね。なので次号は来月9/20に配布開始される予定になります。まだ7号を手に入れてない人は急いだ方がいいです。

今回の表紙は「キュリアス・ジョージ」。ひとまねこざるのジョージ君ですが、現在初の映画作品が上映中なんですね。それに今年は65周年ということで中でも4ページの紹介が掲載されています(映画について詳しくは映画「おさるのジョージ」公式サイトへ)。

そして今回の特集は「地域限定キャラクターグッズ」。ご当地キャラグッズの元祖とも言える「ハローキティ」をはじめ、「リラックマ」や「モンチッチ」などのマスコットがずらりと紹介されています。「スヌーピー」や「ミッキーマウス」にもご当地グッズがあったりして、へぇ〜っと思いました。

あと、インタビューのコーナーでは「チェブラーシカ」の原作者、エドゥアルド・ウスペンスキーさんが登場。あまり見たことない貴重なインタビューですねぇ。2ページですが、字も小さめでぎっしりなので読み応えありです。
「チェブラーシカ」は元々、ワニのゲーナが友達を探すところから始まる物語なんですが、書いた当時はこの作品が「変わっている」と言われてなかなか出版されなかったそうなんですね。なぜ変わっていると言われたのかという質問に対しては、
「当時はソ連の時代で、『集団性』がとても重視されていたんです。『みんなで』ということが大事で。(中略)だから友だちを探すというストーリーそのものが受け入れられなかったんです。『集団に入ればいくらでも人と一緒に活動できるのに、寂しくて掲示板で友だちを募集するなんて、おかしいよ』って」と答えていて、でもそんな時代にこういう物語をつくり、そして最終的に国民的な物語として愛されるようになった、と言うところまでを含めて、面白いエピソードだなぁと思いました。あと、チェブラーシカの新しい公式ホームページもいつの間にかできているので新しいのに興味がある人は要チェックです。

マルシー(公式サイト)

#656 マルシー6号、配布中(2006.5.3)
  
  [本]BONte006…ゴマブックスのキャラクターブックも7月のはじめだっけかに発売。今回はボンボヤージュさんを高原レジャーに連れ出したそうです。なんで毎回イラストレーターが体を張らなきゃならないのかは謎ですが、まあそういうのもアリということで。(→amazon
[雑誌]ね〜ね〜8・9月号、モノクロブー初表紙…7/15発売。「おでんくん」も初登場。(→amazon

[雑誌]広告9月号…この表紙のキャラ、「Qoo」などでおなじみ、丸山もも子さん作です。

ルゥ&スゥ…サンエックスの、ぽくない新キャラ。9月登場予定です。
スポケンのプライズ登場…ピンクのマネージャーのグッズもぜひ。

「のまネコ」「やわらか戦車」に見るCGMビジネスのリスクとチャンス…CGMっていうのは「Consumer Generated Media:消費者が生成するメディア」という意味だそうです。
やわらか戦線、異状アリ? Flashアニメの商品化に企業続々…7月はじめの記事ですが、ついでにこっちもリンク。WEBアニメ発のヒットキャラクターと言うと韓国では5、6年前に大流行した「マシマロ」のような成功例がありますが、日本ではまだ未知の領域ですよね。「やわらか戦車」にについてはよく知りませんが、集まった企業が必要以上に大きな夢を見すぎておかしなことにならなければいいけど…とは思っています。キャラクターに見合った規模ってあると思うので。
  
●「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」の予約特典について

夏になると毎年ポケモンってすごいなぁと思い知らされます。JR東日本が毎年ポケモンスタンプラリーという大規模なイベントをやっているんですが、開催直後なんて、毎日朝になるとスタンプの前に行列ができていたりするんですよね。ポケモン10年目にしてこれだけの人気を維持してるってのは本当にすごいなぁと。

んで、本題ですが、今年は久しぶりにゲーム本編の新作が登場するんですね。対応ハードはニンテンドーDS、9/28にいつものように2種類同時発売で(今回はダイヤモンドとパール)。それに先駆けて8/11から予約受付が始まっているんですが、今回は予約特典があるんですね。先着なのでたぶんもうほとんどの店舗で受付終了してるんじゃないかと思いますが、ポケモンのフィギュアがついてきます。公式サイトから引用すると下のとおりなんですけれど。

・『ダイヤモンド』を予約した場合、「オリジナルフィギュア ディアルガ」1体をプレゼント
・『パール』を予約した場合、「オリジナルフィギュア パルキア」1体をプレゼント
・同時に2本(『ダイヤモンド』『パール』各1本ずつ、あるいは同じソフト2本)の予約をした場合、上記のフィギュアに加え、「たびだちの仲間」のフィギュアを1体プレゼント


でね、特典っていうのはあくまでおまけだし、それに文句を言うというのはお門違いな気はするんだけど、それでもなお、どーしても解せない点があるんですよ。ダイヤモンド、パール、それぞれ違うフィギュアがついてくる、これはいいと思うんですよ。ただ、同時に2本買うともう1体別のフィギュアがついてくるって、どういうこと? 本当に意味がわからないので誰か教えてもらえないでしょうか…。

ゲームの「ポケットモンスター」って最初のシリーズから2種類同時に発売されていたんだけど、それは”どっちを買うか選ぶところからゲームが始まっている”っていう意味合いを込めてそうしたらしくて、僕はそんな考え方が任天堂らしくてすごく好きだったんですよね。まあそうは言っても、あれから10年、状況も変わっているし、これだけの超人気作なんだから普通に1人で2種類買う人だっていっぱいいると思います(特に予約してまで買うファンの方ならなおさらに)。でも、そうした買い方を公式に推奨するかのようなキャンペーンは絶対にやるべきではないと思うんですよね。だって、ゲーム会社が、自分で作ったゲーム性を自分で潰しているようなものじゃないですか、これって。

まあ、ジャニーズ事務所がやっているような、初回限定盤と通常盤を出して、結局両方買わないと全部の曲聞けないみたいな、そういうようなもんだと言われたら、「ああ、そうですか」としか言いようがないんですが、正直僕としては「失望」の2文字しか浮かびませんでした。ポケモンファンの方たちは、別になんとも思ってないんでしょうかね。僕が変なところにこだわりすぎてるだけなのかなぁ。

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(任天堂紹介サイト)
ポケットモンスターオフィシャルサイト

#423 ポケモン映画主題歌 にTommy february6(2004.5.6)
  

 

2006年8月20日(日) 2:07
  So-net、「リヴリー」など人気キャラを集めたイベント
モモに、Livly達に、そしてSHEEPDOGにも会える - So-netキャラクター夏祭り…今紹介してももう遅いかもだけどソネットがキャラクターイベントを開催。青山LAPIN ET HALOTにて8/18-20の3日間。詳しくは公式サイト公式ブログも。「PostPet」や、「Livly Island」、「Harbot」のファンの方たちで盛況のようです。他にも「MonChat」、「SHEEP DOG」、「養殖中華屋さん」なんていうちょっとレアなキャラ(?)もひっそりと紹介されていたらしいです。モンチャットのデチはかわいいのでどこかで復活してほしいな 〜。

ウォレスとグルミットのすべて!展…日本橋三越本店で開催中のイベント、こちらも今日までです(8/15-20)。

「ミッフィー」の生まれた街
  
  偉人達の30歳80年代後半〜90年代前半を回顧するブログさん)…ちなみに、「サザエさん」に出てくるアナゴさんって27歳なんですよね…。


■高校の時の体育の時間に履く短パンはなんであんなに短かったのか。そういえば、当時こんなことがありました。体育の時間の最初に整列ってあると思うんですが(右向け右とかやるやつ)、あの時間になると後ろの列の誰かが僕のおしりを触ってくるんですよ。振り返ってもみんなしらばっくれて誰だかわかんないし。まあでもちょっとしたいたずらだろうし、別に気にもとめてなかったんですが、だんだんと毎度おなじみみたいな感じになってきて、なんなんだろうと思ったら、どうも僕のあずかり知らないところで「あいつの尻は女の尻みたいで触ると気持ちいい」みたいな話が広まってたらしいんですよ。「え、ええー」ですよ。そういえば、うしろで「ホントだ」とか「やべえ」とか言ってたわ、と思って。それ以降、触られると鳥肌立つようになったりとかしてたんだけど、しばらくするとブームも去ったのか、誰にも触られなくなりました。

で、試しに自分1人の時に自分のおしりを触ってみたんですね。でもやっぱり自分で触ったって気持ちよくも何ともないわけですよ。それがなんか、悔しかったですね…。

というか、なんじゃこの話…。も、もう寝ます。
  

 

2006年8月18日(金) 2:13
  国体キャラクターは体力不足? 「はばタン」熱中症…え、あれって県職員がやってるの…。


こま撮りえいが『こまねこ』公式ブログ…映画公開は冬だよね。楽しみ。
ガチャピン日記…ガチャピンも糸井さん知ってるのか。「MOTHER」とか、やったことあるのかな。
ブロガー、ガチャピンに話を聞いてみました
  
  ■現在シネマヴィーラ渋谷で「アニメはアニメである:夏休みは親子でアニメ映画を!」と題してジャンルを超えたいろんなアニメーションをどどっと上映しています(8/12-9/1)。ここで「he-artCinema」の作品群であるところの『小舟のチージック』、『ペンギン・スーのたからもの』なども上映されていたんですが、8/12、15の2日間だけだったのでもう終わっちゃいました。後半にも上映日があったらよかったのに…。



■「でこぼこフレンズ」って4月から新キャラが増えていたんですね。全然知りませんでした。また録画してみてみようかな。



アランジアロンゾ公式サイトのおみやげページで毎月配布されている壁紙。今月は新キャラの「家畜5(ファイブ)」の壁紙です。こやぎちゃん、こひよこちゃん、こうしちゃん、こひつじちゃん、こぶたちゃんのかわいい5人組なんですが、やはり”家畜”を名乗っているからには、いずれ大人になればおいしいお肉になるんでしょうかね。もしそうなっても、残さずに食べようね。



■NHK総合で8/26の深夜に放送される「パパサウルス Pa Pa Saurus」というパパ対象の子育て番組に岩井俊雄さん一家が出演するそうですよ。要録画です。

そういえば、展覧会の時、ノートに名前と感想を書こうとしたらロカちゃんが寄って来て、ノートをじーっと見るもんだから、なんか緊張して筆が止まってしまい、そうこうしているうちに、さーっとどっかへ行っちゃったことを思いだしました。 ちょっと恥ずかしい思い出。



■昨日の「小山田圭吾の中目黒ラジオ」、前2回は聞き逃してたので久しぶりだったんだけど、面白かった!です。NHKの電波に乗せて放送できるんだからすごいものですよ。将軍様の歌とか、宮崎吐夢から坂本龍一の曲への流れとか、最高すぎました(笑)。新曲も何曲か聴けたけど、特に、あのソフトバンクのCM曲になってるの、あれがあんなにかっこいい曲だったとは驚きました。今度のアルバムはすごいことになりますよ。もう待ちきれないです。



■そういえば小山田が曲担当したゲームソフト「COLORIS」は結局買っていませんが(あのシリーズは結局どれも買わないまま)、先にこっちを買いました。そう、つんく♂プロデュース! の「リズム天国」です。このゲーム、評判通りおもしろいですね〜。「メイドインワリオ」も敷居の低いゲームだったけど、それを更に超える敷居の低さ。僕みたいにゲーム離れが進みすぎてゲーム機の電源を入れようと考えただけで吐き気を催す、なんて人にはリハビリゲーとしてうってつけかと思います。
  

 

2006年8月17日(木) 3:49
  ■まだまだ休み中の話題をまとめ中ですが、8月の頭にはこんなニュースもありました。

電通と電通テック、ソニー・クリエイティブプロダクツと資本・業務提携
電通、キャラクター事業目指す ソニーCPに出資

ソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)はこれまでずっとソニーミュージック系企業の100%子会社だったんですが、ここにきてソニーではない外部の資本が入ることになるようです。最初はソニー・プラザみたいにソニーが持ってる株を売り渡してしまうのかと思ったら、第三者割当増資なのでちょっと違うみたいですね。

SCPの業績がどうなっているかは知りませんが、消費者的な視点から見ると、地味におもしろいことをやっているとは思うけど、確かにぱっとした感じはしないかもしれませんね。直営店の「m.i.x!」も本当にやっていけてるのか心配なところがあるし。このまま尻すぼみみたいになるなら、ということでこういう話になったのかもしれません。2000年以降のキャラクターシーンを見ると、Qooにしろ、NOVAうさぎにしろ、ドコモダケにしろ、テレビCMからヒットするパターンの割合が多くなっていると思うので(というかそれ以外の方法でヒットまで導けなくなってきている)、電通と提携するというのは間違ってはなさそうだけど、ただ、SCPがこれまで築いてきた”色”がガラっと変わっちゃわないか、という点だけがやっぱり心配ですよね。ともあれ、最強タッグと言われるような今後の仕事っぷりに期待してます。



■あと、ソニーと言えばソニー・マガジンズの書籍部門が売られたと言う話もありました。こっちはその後、買ったウィーヴから8/1付で受け皿会社として株式会社ヴィレッジブックスという会社を設立したと発表があったんですが、ソニマガのサイトを見ても特に何事もないように続いていてちょっと謎の状態です。まあ、中で働いている人達は同じなわけなので、慌ててどうこうという話でもないのかな。ちなみに「ヴィレッジブックス」と言う名前はソニマガの文庫レーベルの名前でしたよね、確か。



アートな弁当がブーム カリスマ主婦たちのブログ人気

先日の「たけしの誰でもピカソ」に、虐待弁当の霞んさんが出演されていました。でもホント、ああやってみると造形芸術の域に達してますね。技術とセンスと根性がないとあんなことできないですよ。あと思ってたより大きくてそこもびっくりでした。

この回の誰ピカはアートバトル特別編と題して、他にもおしぼりでアートしてしまう人とか、カミロボの人とかが出ていました。おしぼりアートの笹川さんは「のりスタ は〜い!」の放送作家さんなんだそうですね。へぇ、そんな人が…! と、ちょっとびっくりでした。あとカミロボにもびっくりしました。名前は知っていたけど、あんなにばかばかしくも大マジメな世界が繰り広げられていたなんて! ああいう世界を多くの人が共感して、共有できるっていうことはとてつもなく素晴らしいことですよ。

世の中いろんな面白いことを考えている人がいるんだなぁと感動しました。



■すごかったと言えば、昨日、スチャダラパーの新曲「DISCO SYSTEM」(←このタイトルが既にツボすぎます)のPVを見たんですが、これは面白かった! 等身大ピタゴラ装置みたいなのが舞台になってて、3人が体を張っていろんなことしてて。こういう企画って、絶対にあの3人にしか思い浮かばないだろうし、思い浮かんだとしても、あの3人じゃないと実行しようと言うところまでいかないよね〜。すごい。

あとコーネリアスの新曲「MUSIC」のPVも見ました。曲は「POINT」の延長線上っぽい感じだけど、よりラフさが出ていてそこが心地よい曲でした。映像は前シングル「DROP」のPV等も手掛けた辻川幸一郎さん。この2人の組み合わせの最強っぷりったらないです。今日8/17、21:10からNHK-FMで「小山田圭吾の中目黒ラジオ」ありますのでファンの方は要チェック。新曲満載です。
  

 

2006年8月16日(水) 15:28-20:27
●「ドコモダケのうた」2作目CDが登場

昨年12/21にCD化された人気CMソング「ドコモダケのうた」ですが、第2弾CDが登場することになりました。タイトルは「ドコモダケのうた ムスメドコモダケの恋」。現在OA中のCMで流れている曲で、ドコモダケファミリーの中では後から出てきたムスメドコモダケがフィーチャーされています。発売日は8/23、ソニー・ミュージックダイレクトよりリリース。初回特典として”ドコモダケ家族構成が一目でわかるトゥリー型ステッカー”が封入されているそうです。

前作は童謡チックなほんわかムードの曲調でしたが、今作は恋の歌ということもあって、ほんわかムードを残しつつもちょっぴりメロウな感じに仕上がっています。手掛けるのは前作同様、ムーンライダーズの岡田徹さん率いる謎バンド、「バンドダッケ?」です。

ちなみに前作は話題はあったものの、CDセールス的にはオリコン最高位82位と、意外と低調に終わっているんですよね。やっぱり携帯のCMソングということもあって、みんな着うたとかを利用したのかもしれませんね。ちなみに、前作、今作ともドコモ以外の機種でもちゃんと配信されているようですので、ひねくれ者のau、ボーダフォンユーザーはダウンロードしてみるのも一興かと思います。

NTTドコモのCMソング「ドコモダケのうた」、CD化第2弾(CDジャーナル 2006.7.28)
[CD]ドコモダケのうた ムスメドコモダケの恋/バンドダッケ?(amazon)

ドコモダケ(公式サイト)

#628 「ムスメドコモダケ」登場(2006.2.2)
  
●たらこキユーピーの歌、CD化

昔から斬新なCMを展開していたキユーピーですが、たらこキユーピーを最初に見たときはあまりのビジュアルにびっくりしましたよね〜。そんなたらこキユーピーのあのCMソングがついにCD化されることになりました。タイトルは「たらこ・たらこ・たらこ」。9/6にビクターエンタテインメントよりリリース。

レコード会社の説明文によると、”「およげたいやき君」、「だんご3兄弟」に並ぶ食べ物ソングの名曲誕生!”とのことで、そこに並べますか〜と思ってしまいますが、気合いだけは十分に伝わってきます。そんな気合いも手伝ってか、通常版パッケージの他に「たっぷりたらこBOX」という初回限定盤も用意されています。こちらはCDの他に携帯ストラップとステッカーが封入されています。

ちなみに歌っているのは「キグルミ」という名前の小学生ユニット。CD-EXTRAとして収録されているPVにも登場しているそうです。

キユーピー「あえるパスタソースたらこ」CMソングがCD化(CDジャーナル 2006.7.4)
[CD]たらこ・たらこ・たらこ たっぷりたらこボックス(初回限定盤)/キグルミ(amazon)
[CD]たらこ・たらこ・たらこ(通常版)/キグルミ(amazon)

キユーピー…CMが見られるページはこちら
たらこキユーピーの歌(ビクター特設サイト)
キグルミ(公式サイト)
  
●PSP用ソフト『LocoRoco』のテーマ曲がCDに

今日はCDの話題を集めてみようと言うことでもうひとつ。PSP用ソフトとして発売されたアクションゲーム『LocoRoco』のテーマ曲がCDになるそうです。8/30、コロムビアミュージックエンタテインメントよりリリース。

ゲーム中でも歌声は聴けるんだけど、初期の体験版では曲だけで、声は入ってなかったんですよね。なので発売直前の体験版をダウンロードしてみて、一挙ににぎやかになっててびっくりしました。CMもすごい勢いで流していたので聴いたことある人も多いと多いと思うけど、気になるのは「何語なの?」というところで。僕はなぜか勝手にドイツ語だと思っていたんですが、実際はロコロコ語と呼ばれる架空の言語なんだそうです。公式サイトのこちらのページで歌詞が掲載されていますので、ロコロコと一緒に歌えるように練習してみるのもいいかもしれませんね。

パッチョンボ〜 モーイノイノイ〜♪ みんなで歌おう『ロコロコのうた』(ファミ通 2006.7.31)
PSP「LocoRoco」テーマソング 「ロコロコのうた」/ロコロコ・イエロー(amazon)…歌手名は「ロコロコ・イエロー」という表記です。

LocoRoco(公式サイト)

#591 [PSP]LocoRoco(2005.10.9)…この時点は「絶対買う!」なんて書いてますが、実はまだ買ってなかったり。やっぱりLボタンの調子が悪いんですよ〜。一部店舗では値崩れして1980円で売られているという話もあるそうだけど、その値段だったら絶対買うんだけどね。みんなも言ってるけど『LocoRoco』はただ見た目がかわいいだけじゃなくて、ゲームとしての工夫がたくさん詰まったいい作品なのです。
  

 

2006年8月15日(火) 2:12
[本]お野菜戦争/デハラユキノリ(amazon)

7月中旬頃に長崎出版というところから発売された絵本ですが、久々に出会いました、本屋で見かけて手に取る前から異様なオーラ放ってた本は。全編フィギュアで展開された、お野菜たちが大戦争。素敵です。

作者のデハラユキノリさんはフィギュアイラストレーターという肩書きで活動されている方で、この本に登場するお野菜フィギュアたちは何年も前から展開されていたもののようですね。

物語の主人公は表紙にもなっている、にんじんの「キャロライン」とブロッコリーの「ブロッ子」。宇宙のお野菜ステーションで栽培された、将来地球においしく出荷されることを夢見るお野菜たちなんですが、政府の方針で野菜は工場で人工的に作られることになり、お野菜ステーションは廃止になるっていうからさあ大変! 野菜たちが結束し、巨悪と戦うスペクタクルロマンが展開されております。

見どころはやっぱりたくさん登場するフィギュアたち。キャラクターたちは今っぽく言うとキモかわいいっていう感じなんでしょうけど、どっちかというとキモいが上回っているあたりが味わい深いです。あとさっき書いたばかりだけど、ストーリーに惚れました。こんな素敵なフィギュアたちを用意しておいて、凡庸なストーリーだったら台無しになるところでしたが、フィギュアのはっちゃけぶりに負けない展開が繰り広げられていて。見事です。

このなんとも言えないノリは、3年前に紹介した花くまゆうさくさんの『ムンバ星人いただきます』(→
#215)に近いかもしれません。特に大人も子供も楽しめるってところとか。もし子供にどんな絵本を買ってあげていいかわからない、なんて親御さんがいらっしゃいましたら、僕はぜひともこの作品をお薦めしますよ。将来お子さんがどんな大人に成長するかまでは保証できませんけど(笑)。

デハラユキノリのフィギュアワールド(公式サイト)…絵本出版を記念した「お野菜戦争」展が東京・新宿FEWMANYにて7/17-23、大阪・心斎橋SEALED SHOP 2006にて7/28-8/13まで開催、ってもう終わってます。生であのお野菜たち見てみたいなぁ。
  
  ■終戦記念日ということで、戦争にちなんだ本を紹介してみました。というのはウソですが、どんなきっかけにしろたまには戦争とかそういう面倒そうなことに対して考えてみるのも必要なことなのかもしれません。…よね?



■近所のスーパーで、ぶどう(デラウェア3房入り)が158円ということで、これはくだもの好きには見逃せない! と買ってきました。あんまり安いので実は100g158円とかなのかと思ったけど、ちゃんと1パックの値段でお買い得でした。くだものを食べているときがいちばんの至福の時です。

デラウェアってどういう意味なのかと思って検索してみたらアメリカの州の名前でした。そんな州あったのか。はじめて知りました。



■ちょっと前に紹介した中野シズカさんの『
オートバイ』、あの後amazonで購入したんですが、更にその後、高円寺文庫センターでサイン本を発見し、サイン本コレクターとしてはちょっと早まった気分に。amazonでは一緒に漫画単行本の『刺星』も購入したんだけど、これもよかったです。ちょっとずつ趣の違う、でも全体的に統一された世界が広がっていて。
  

 
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