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■FM802というと、小室の哲ちゃんの曲をかけないって言う話を聞いたことあるけど、今もかけないのかなぁ。
■さてさて、「渋谷系ビデオミーティング」の話を書きますよ。渋谷系!
というと、90年代中頃に隆盛したオシャレでポップなあのへんの音楽のことを言うんだと思いますが、イマイチ定義が曖昧な言葉でもあります。ちなみに僕が生まれて最初に見た芸能人ってショコラさんなんですが、渋谷系のスポークスマン的存在だったカジヒデキくんプロデュースでデビューしたことを考えると広い意味では渋谷系に入るんでしょうか。
そんなこんなで、一体どんなビデオが流れるのかと期待してたところ、前半2時間フリッパーズ・ギター、後半2時間小沢健二というストライクゾーンど真ん中の構成できましたよ。フリッパーズがテレビ出演してるところなんて見たことなかったので、超お宝レア映像の洪水のような状態でしたよ。デビュー間もない頃のライブ&インタビュー映像から、解散直前のものまで、どこを取っても感動よりも先に爆笑してしまうのはなんでだろう?
っていうくらいの爆笑箇所の連続でした。特に小山田さんのファッションがすごかった。あれを経て現在(と言ってももう4年くらい前か)のpoint of
view
pointにたどり着くのかと思うと感慨深くもあります。「この外見でいじめっ子だったというのが想像できない」というタクヤさん(だったかな?)の突っ込みなんかもありつつ。
特に見られてよかったのがネット上でテキスト化されてるのを読んで映像見てみたいと思ってた「レコード大賞」に出演した時のものと、ポップジャムの前身番組「ジャストポップアップ」出演時のもの。レコード大賞、司会の和田アキ子と板東英二を完璧に馬鹿にした立ち振る舞いが最高すぎです。今、あんなに大人げない人っていないよね〜。いや、昔もいないか。「ジャスト〜」は岡村靖幸と一緒に出演していたんだけど、みんな岡村ちゃんがアップで映るたびに笑いすぎ。でも昔はあんなだったなぁと懐かしい気分に。ちなみにコーネリアスのリミックスアルバム「96/69〜地球あやうし」に岡村靖幸が参加しているきっかけになったのが、この番組での共演なんですよね。キーボードを即興で弾いている姿が心に引っかかっていてオファーしたんだとか。
後半の小沢健二は超有名な「ヘイヘイヘイ」の「塾とか行かないで東大」や「子猫ちゃん」などの敵なし王子トークを筆頭に、いいとも出演時のものや、ポップジャムでのライブ映像などを上映。で、こちらはなんと、全部見たことあるものでした。しかもほぼリアルタイムで。さすが当時、1日最低7時間はテレビ見ていただけはあります、自分。でも久しぶりにまとめて見られて幸せ気分になれました。特に「buddy」と「恋しくて」のライブよかった。この頃の曲って全部名曲ですよね。タクヤさんはこの頃のオザケンことを何度も”後期”呼ばわりしてしまい、他の方から「いや今も続いてますから…」と突っ込まれていましたが、やっぱりオザケンって「春にして君を想う」を最後に1回終わってるという認識が
、それだけ強くみんなの中にあるってことなんでしょうね〜。「10年前はいとしのエリーなんて聴いてた、なんて歌っていたのがもう10年以上前
」なんて話もあったけど、ホントに、じゃあ今の僕らはどうすればどうすればいいんだろうね。
そんな感じの深夜の新宿で4時間半にわたって開催されたイベントでしたが、ホントに行ってよかったですよ。僕の中での”生まれて最初に見たホームページの管理人”になったタクヤさんもすごく感じのそさそうな方で、人気サイトを運営してる人ってやっぱりすごく人柄がいいんだなぁと。この目の前にいる人が毎日あの膨大な情報を収集してまとめられてるんだなぁと思うと、なんだか親近感も沸きました。また会場にはゲストとして、小沢健二の活動休止中にニューヨークまで追っかけ取材してしまったことでも知られるフリッパーズマニアで「日々の凧あげ通信」管理人の大塚幸代さんもいらしてましたが、意外とおとなしそうな方でした。意外とか言うと失礼ですね。スミマセン。
それにしてもレアなグッズの数々はスゴイの一言。
今回上映されなかったものの中には、オザケンが正月番組でIZAMやシャ乱Qたちと料理対決している、なんて映像もあるらしいし、コーネリアスの映像だって見たいのでぜひともVol.2を開催して欲しいです。期待!
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