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2004年10月31日(日) 3:24
●[DVD]マインド・ゲーム

この夏ハマリまくったあの作品が遂にDVD化、12/22発売です。

なんでこんなに「マインド・ゲーム」にはまったのか。改めて考えてみるに、作品そのものがすごかったというのはもちろん大前提なんですが、僕の場合、「なんにも知らずに見てしまった」というのが大きかったと思います。

前知識としては、今田耕司が主役の声やってて、山本さんが音楽で、主人公が女の子に告白するシーンがある、これだけですよ。映画館の入り口でフライヤーももらったけど、いつもの癖で予告編CMもほとんど終わった上映開始直前に入ったので、目を通す時間もなかったんですね。

それで冒頭があんな感じだったので、てっきりああいう雰囲気のまま最後まで終わる、冴えない男の恋愛ストーリーみたいなのだと思っちゃったんですね。そしたら、開始30分くらいで主人公あんなんなっちゃうし、神さまとか出てくるし、ヤクザが120キロで走るし、「ええー!」ってもう、そこからは完全にのめり込んだまま終わってましたよ映画が。そこからはもうすごい作品を見てしまったと。

でもすごいのはそんなストーリーだけじゃなくて、あの映像があってこそ。「原作が勢いのあるものだったので、勢いのある映像にしたかった」みたいなことを湯浅監督も語っていたけど、普通だったら勢いを優先すると、良くも悪くも勢いだけのとりとめのないものが出来上がりそうですよね。だけど、そのへんも完璧に作っちゃった。なんだんだろうこのクオリティは、と思いますよ。

止まってる絵だけを見て、絵の荒さを指摘する人もいるみたいだけど、もうね、どこ見てんだと。より繊細に、精密に、自然の法則に従ってリアルに見せることだけに労力を注いで作り込まれたアニメーションがあったとして、そんなの見てどこが面白いんですかという話ですよ。

そこにどんな世界をどんな風にだって描き出すことができると言うのに、つまんない方向に向かいたがる狭い視野からの脱却、脱出を描いているんですよこの映画は(ホントに?)。 ただ、こんな作品をいきなし世に送り出せるアニメーション業界って、やっぱり懐広い、広すぎると思いました。元が取れてるのかどうかは知らないけど(笑)。「絵が動く」という表現とはこういうことなんだと、アニメーションに疎い僕はこの作品からはいろいろと教えてもらいました。

あとは、3種類あるDVDのパッケージ、どれを買うかが問題です。サントラと原作持ってるからコレクターズBOX買うとそれらがダブっちゃうんだけど、「湯浅監督によるイメージボード」というのが気になって…。単体で売ってくれればいいのになぁ。

[DVD]マインド・ゲーム(amazon)
[DVD]マインド・ゲーム スペシャルBOX(amazon)
[DVD]マインド・ゲーム パーフェクトコレクターズBOX(amazon)

マインド・ゲーム公式サイト
STUDIO4℃…STUDIO4℃制作、湯浅監督の次回作が来年夏公開予定らしいけど、そんなに早くできるん? すごいね。

“ショートショートの神様”星新一の名作「きまぐれロボット」が初アニメ化…STUDIO4℃といえばこれも。明日11/1からYahoo! Japanの動画ページで公開されます。こちらに予告ページがあります。音楽は「マインド・ゲーム」に続いて山本精一と不思議ロボットが担当なので楽しみです。でもなんで星新一なんだろ。ちょっぴり気になります。
  
  ■「マインド・ゲーム」について書くのもとりあえずこれで一区切りかな。この歳でこんなにハマれるものに出会えたのは素直に嬉しかったです。もう少し若 くして出会ってたらあれかな、アニメ好きになってたのかなぁ。

■そんなこんなで、今月はこんなところで終わりです。来月は一体どんな感じの更新になるのやら。久しぶりにちょっと謎の新コーナーを作る予定もあったりするんですが、そういうの考えるのって楽しいんだよね〜。やっぱりホームページを更新するのが根っから好きみたいです。
  

 

2004年10月29日(金) 2:46
●コンドウアキさんの新キャラ「スパイエイト」

「みかんぼうや」や「リラックマ」の作者としておなじみのコンドウアキさんですが、いつの間にかバンダイから新キャラが登場してました。サンエックス以外でこういう本格的なキャラクターを展開するのは初かな。一目見てコンドウさんのキャラだとわかるところがやっぱりすごいです。

「スパイエイト」はハチに扮した動物キャラ達で構成された秘密組織の名前。謎の悪の組織と対決するそうです。女の子向けの外見に男の子向けの設定を組み合わせたのは、「パンダーゼット」をお手本にしたのかな。12月からはガシャポンで「スパイエイトスイング」というグッズを2ヶ月ごとに展開していくそうです。このあたりは「フロッグスタイル」と同じやり方を踏襲した感じですね。

でもそんなことはどうでもよくて、コンドウさんの新キャラの活躍が見られるのが今から楽しみなのです。

スパイエイト公式サイト…オープンは9/1。トップにちゃんとコンドウさんのサイトへのリンクも張られています。
カプセルトイ市場の現状と展望(CharaBiz.com 2004.10.26)…後半にスパイエイトのことが載ってます。

#354 コンドウアキさんの個人サイト(2003.11.13)…爆笑の絵日記は毎週必見です。
  
[本]だららん日和〜リラックマ生活2〜/コンドウアキ(es books)

続いてこちらはリラックマ。今年の3/26に発売されたリラックマ絵本の第2弾が11/19に主婦と生活社から発売されます。今回はもちろん噂のコリラックマも登場するらしいので、どんな活躍をしているか今から期待です。リラックマ、ああ見えてちょっと丁寧なしゃべり方なのがおかしいんですよね。

[本]リラックマだらだらシールブック(es books)…同時にシールブックも発売されます。amazonさんは遅いのでes booksにリンク。
リラックマ(公式サイト)…秋のリラックマスペシャルということで、いろんなイベントを展開中。全国各地をまわるキャラバンも開催中です。
くまちゃんのリラックマ情報(ファンサイト)…リラックマ情報をブログ形式でお伝えしているリラックマ好きなら必見のファンサイト。サンエックス系キャラのファンサイトでここまで情報早くて多岐に渡っているサイトは珍しいと思います。これからも頑張ってほしいなぁ。

#454 [雑誌]ね〜ね〜No.55、リラックマ&コリラックマが表紙です(2004.7.15)
  
  ■本屋でプレイセットプロダクツの新キャラ、カリーノ・コニの絵本を読んだよ。期待通りの内容でした。ストーリーも、コニの表情もかわいかったです。


ごーださんのサイトによると、今年のラピュタアニメーションフェスティバルではどーもくんを全部上映するとか! そういえばどーもくんの映像って全然見たことなかったので、これを機会にちゃんと見とこう。こまねこも上映されるかな? 久しぶりに見たいなぁ。

そういえば↑のラピュタのサイトのトップにもいる「霧の中のハリネズミ」のぬいぐるみが発売されるってbean'sに出てましたね。ちょっとかわいくなっちゃってイメージが違う感じがしたけど、作品のファンの人はどう思うんだろ。ふわふわしたぬいぐるみよりも、伝統工芸みたいな置物にしたほうが似合いそうな気もしないでもないけど。


■そういえば、ラピュタ阿佐ヶ谷の近くに99円ショップがオープンしてまして、安いものが好きな僕はちょくちょく通うようになりました。今日も行ってきたところだったりします。みかんSサイズが4つで99円でした。


■「ハウルの動く城」が表紙のテレビブロスで知ったんだけど、今月はじめにテレビ東京の「レディス4」で女性陣のメンバーチェンジがあり、20年にわたって不動の地位に君臨していた岩崎美智子さんと小林節子さんが卒業してしまったとか。小さい頃からどこにも遊びに行かずにあの番組をぼけーっと見ていた僕としては悲しい限りです。知ってたら録画したのになぁ。
  

 
 

2004年10月28日(木) 3:39
  紳助、吉本女性社員を殴る
びっくりな事件。相手が吉本興業の社員ですよ。いちばんタレントのイメージを大切にしないといけない立場の人が、そういう立場とか人生とか全部ひっくり返してまでも紳介に責任を取らせようとしているわけで、その時何があったかは不明ですが、只事じゃないことは確かです。

なんか、昔「松紳」で語っていた紳介のグレてた頃の話を思い出します。紳介のお父さんは決して子供に手を挙げない人で、どんな悪さをしてもそういう態度を取るお父さんのことが好きじゃなかったんですね。ある日ついに警察に捕まってしまうような事態になってもお父さんは黙ってるだけだったんだけど、電話で捕まったことを聞いた親戚のおじさんが激怒して、今から行ってしばき上げたるから待っとれ! って、数十キロ離れたところに住んでるのに本当にすっ飛んできて、予告通りボコボコに殴られるんだけど、紳介は殴られながら「オレが欲しかったのはコレや!」って思って、それがきっかけで悪いことから足を洗うんですね。

でも、今回の件は、その時とは状況が違い過ぎるみたいですね。やっぱり紳介はやったことにちゃんと責任を取らないといけないでしょうね〜。


SCEJ、PSPを12月12日に発売。価格は20,790円
こちらもびっくりしました。ニンテンドーDSが15000円というのにもびっくりしたけど、正直もっとびっくりでした。元々2万円台の予想が多かったみたいだけど、僕はリモコンとか付属品込みで35800円くらいになるんじゃ? そして発売はもちろん来年だと心の中で予想してたので大ハズレでした。3万円台どころか、税抜きだと1万円台。ほへー。10年前のサターンVSプレステ以上の、泥沼の消耗戦ですよ。でも、どっちが勝つのか、というより勝者はいるのか? と思ってしまうのは気のせいでしょうか。だいたい携帯ゲーム機ってそんなにみんなする? 任天堂なんて信じれない量のCMを流してるけど、あれホントに回収できるのかな。国内メーカーがそんなことやってる間に、いつの間にか世界の家庭用ゲーム機市場はマイクロソフトに持っていかれるんじゃないの、と思ったり。

この価格差だったら、特に任天堂に思い入れのある人以外はとりあえずPSPに興味持ちそうですね。でも、どっちもどういうシチュエーションでやるのか見えないハードですよね。 どちらも携帯するには大きすぎ。結局GBA-SPを持っていきそう。

ちなみにPSP版「どこでもいっしょ」は本体発売4日後の12/16の発売。この4日縮めて同時発売にできないというギリギリ感がすごいです。
  

 
 

2004年10月27日(水) 3:38
群馬県の新キャラクター 米デザインに酷似

asahi.comに載った記事からですが、、、



こ、これはおもしろい! あはは。酷似かぁ。

群馬県工業振興課の説明によると、9月に東京都内で開催されたイベント用のPRキャラクターとして作られたものだそうで、

県工業振興課がつきあいのあった埼玉県のコンサルティング会社にキャラクター制作を無償で依頼

同社社長がアメリカ在住の友人に話を持ちかける

その友人がデザイン学校の学生に頼み、(おそらく適当に)描いてもらう

誰も気づかずそのまま採用

ガンビーファンからメールで指摘。はじめて気づく

という経緯だったようです。まさかその学生も、海を越えた国で自治体のキャラクターになるとは思ってなかったんでしょうね〜。
でもアメリカだって連邦通信委員会という公的機関のホームページにどう見てもドラえもんをパクったキャラクターがいたりするので、なんかまあ、そんな感じでいいんじゃない? という気もしないでもないですが、「オリジナルと主張するには少し問題がある」(ガンビーのファンの方が県に送ったメールより)というのは確かな意見なので、やっぱり引き下げておいた方がよさそうです。

課の担当者によると、今後は使わないそうですが、好評だったのでやっぱり残念っぽいです。そりゃ公表にもなりますよね。僕もちょっと欲しいもん(笑)。

群馬県(公式サイト)…工業振興課のページは画像のないシンプルなページ。ホントだったらここにホーシー達が載ってたかも…。でも群馬県にはもともと「ゆうまちゃん」という立派なマスコットがいるので頑張ってほしいところです。
ガンビー(SCP公式サイト)…ガンビーは粘土でできているというのが最大の特徴ですが、グーミーは毛がふさふさしているのでどうも違いそうです。そこだけが唯一のアイデンティティ?
  
  携帯ジャケットをガンダム・キティ・キキララ・プー等に…リラックマも!
島根県警がシンボルマスコットを募集…マスコットのない県警も少し前まではいくつかあったんだけど、残すは島根のみになっていたようです。島根らしさか…。
球界にもイヌワシ軍団 飛躍に期待 楽天球団名決定…楽天新球団のマスコット、サッカーのベガルタ仙台と同じイヌワシがモチーフということで、いっそマスコットも親戚とかにしてしまったらいいかも。
愛知万博グッズいかが 日本橋三越
温泉クマちゃんグッズ登場…やっぱりぬいぐるみ。一度実物見てみたいなぁ。
  
  ■さんま御殿にみんなのヒーロー、アンガールズが登場! 微妙なトークを繰り広げていました。


■今日はgoogle newsから適当にネタを拾って更新してみました。ダイジェスト(上のだいだい色の部分)を載せるのは久しぶりで、1ヵ月半近くぶりです。他にもいろいろ溜めてるのがあるので、ある程度整理してちょっとずつ出していくかもしれません。当初1ヶ月の予定のだらだら期間でしたが、予定よりもだらだらしすぎてしまい、最近はいよいよ元通りには戻れない気がしてきたので、だらだらしつつ、うまくごまかす方法はないものだろうかと、あれやこれやと思い巡らしているという状態です。


■ここ数ヶ月、月末頃に謎の縦長いイラストを載せてましたが、これも先月で終わりということにしました。やってる本人としては楽しかったんで、ずっと続けてみるという手もあると思ったんですが、やっぱりあんなの毎月あるとうっとうしいということに薄々と気づいてきてしまいました。
  

 

2004年10月26日(火) 15:56
  ■久しぶりに「愛のソレア」見てみたら荻野目オーラ全開により全然別モノドラマになってました。今までのはなんだったんだろうっていう。やっぱり荻野目さんの演技には目が釘付けになりますね。ちゃんと録画して見た方がいいかなぁ。


「天才・たけしの元気が出るテレビ!! DVD-BOX」(amazon)
こんなのが出るそうですが、この番組、DVD2枚じゃ収まらないくらいもう一度見たい企画が目白押しですよね。どうせなら全部のコーナーを短く区切ってフラッシュバックのようにがーっと見せてくれた方が面白いかもと思いました。晩期には番組名が「超・元気TV」って変わって、あまり注目されることもなくなるんだけど、その頃の企画も意外と面白いのが多くて、また盛り返してきたなぁって思ってたところで番組終了してしまってすごく落ち込んだ記憶があります。


ホリがスライムの形をしたコントローラーを発売
スライム型! すごい! 姉妹品として超特大のスライムキング型や操作しづらそうなホイミスライム型も作ってほしいです。


猫ミイラが主人公のマンガ
フジモトマサルさんのサイトより。古代のエジプトでは猫をミイラにする風習があったそうですが、なんと猫のミイラが主人公のマンガなるものが存在するそうです。って、どういう内容なんだろう…。考えれば考えるほど気になって仕方ないです。
  

 

2004年10月23日(土) 2:33
  ■今売ってる「サイゾー」の紀里谷和明(宇多田の旦那)インタビュー、面白かったです。「『CASSHERN』は、"業界"との決別だった」と題された記事だったんだけど、紀里谷さん爆発しております。熱いなー。ここで言う"業界"っていうのは、どこかの業界に属している人のことではなくて、「もっともらしい批評を繰り返して、高いところに登った気分になってるけど、結局は何もしてない人たち」という感じの意味で語られているんだけど、もうそういうのにうんざりしていると。
「宇多田の旦那だから映画の資金を集められた、なんて一部で囁かれてるけど」と振られると、「本当にそんな理由でお金が集められると思っている人がいたとしたら考えが甘すぎる」と一蹴してました。

んで、そういう高いところに登りたがる人って、インターネット上に多いですよねそういう人ね。ちょっと例えが悪いと言われるかもしれないけど、冬ソナブームを何の疑いもなく受け入れて「全話見ちゃった」とか言ってる人と、「冬ソナブームは電通によって仕掛けられた作られたブームである」という話を何の疑いもなく受け入れちゃってる人では、どちらが純朴なのかという話ですよ。

ちなみに、この"業界"っていうキーワード(状態)は、糸井重里にかかると無敵感覚とネーミングされ、またある人にかかるとDIMEと呼ばれるようになる、と言い切るとざっくりいき過ぎのような気もするけど、やっぱり元を辿れば同じ病気ですよね。

そしてDIMEの方法論によると、こういう文章を書くことが最もDIME的であると定義されている、という入れ子構造の罠になっているわけです。



■ディズニーシーに行ってきました。ランドの方が人多すぎで朝から入場規制かかってたからか、異様な混みようで、 段取りの悪さも手伝って結局ほとんど何にも乗れませんでした。痛かったのがお昼に取った「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスが18時から、と いうことで時間に行ったらその時には地震の影響でほとんどのアトラクションが休止になってるという状態だったんですね。でもお昼のパレードと、夜の「ブラヴィッシーモ!」は見られたので満足です。あ、あれって火の精と水の精の恋の話だったんだね。てっきり戦ってるのかと思ってた。ははは…。

場内では、プルートとチップ&デール、スクルージおじさん、あとねずみのキャラクターに会いました。このねずみのキャラクターっていうのが、ミッキーみたいなのじゃなくて、もっとリアル(?)なねずみなんだけど、なんだろうね。絶対ちょっと知ってる人だったらわかるんだろうけど、キャラクター全般の知識が全然ない僕にはお手上げ状態。名前が出てこないじゃなくて、見たことないですから(笑)。あとチップとデールの見分け方を何度聞いても覚えられないのもキャラサイトの管理人として問題ですよねぇ。鼻が赤いのがデール、とだけ覚えてれば見分けがつくのにね〜。ちなみに他の違いとしては、前歯が中央にあるのがチップ、離れて2本あるのがデール、目がパッチリしているのがチップ、とろんとしているのがデールなどがあります。今度会ったら指差してチップ、デール言うぞ!
  

 

2004年10月23日(土) 2:07
  ディズニーシーが大規模停電で閉園

えぇぇー、停電!? 見事なタイミングで明日(というかもう今日ですが)ディズニーシーに行く予定の身としては、もし翌日も休業なんてことになったらどうすればいいんですかー、と思っていたらちゃんと復旧の見込みが立ったそうで、ほっと一安心です。

ところでディズニーシーってどんなところでしたっけ。よく考えたら全然知らないですよ。そんなんでいいんだろうか…。
  

 

2004年10月21日(木) 4:16
  ■ずっと前に買ってそのままうっちゃってた本のうちのひとつ、「田尻智 ポケモンを創った男」(amazon)を読みました。僕は極度の活字嫌いなので、1冊の本を何ヶ月もかけて読むのがデフォルトなんですが、今回は勢いに乗って1日で読んでしまいました(おかげでサイトの更新はちゃんとできなかったけど)。この本は、タイトルのとおり、ポケモンの生みの親として知られるゲームクリエイターの田尻智さんへの超ロングなインタビューをまとめたものなんだけど、おもしろかったです。田尻さんの言葉の端々から感じるのは、好きなものに対しての、どこまでもまっすぐな誠実さ。これはやっぱりすごいなぁと思いました。

「ゲームの中につくる側の体験が影響している作品は、幸せだと思うんだよ」という話が、テーマのように何度か出てくるんだけど、これはゲームに限ったことじゃないですよね。そういった話を、ポケモンを例えに出されたら、そりゃ、説得力ありすぎってもんです。

僕はポケモンに縛られずに、もっと新しいゲームをどんどん作っていってほしいなぁと思っているんだけど、当の田尻さんは”大きくなったものに対する責任をしっかり取っていきたい”とのことで、これからも求めるファンがいる限り、ポケモンの制作に携わっていく心構えのようでした。でも全然新しい案がないわけではなさそうなので、いつか出るであろう新作にもこっそりと期待しておきます。

ちなみに、田尻さんの会社、ゲームフリークがポケモン以外で最後に手掛けたゲームというと、5年前にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売された「クリックメディック」というプレイステーション用作品になるんですが、インタビューではこの作品についてだけ全く触れられていないんですね。どういう経緯で発売されたのか、気になっていたんだけどな〜。

あと、ゲームフリーク所属グラフィック・デザイナーの杉森建さんとの対談も収録されているんだけど、杉森さんは自分のことを振り返ってただのオタクで、みたいに言ってたけど、杉森さんの描くイラストってオタクっぽさがないというか、性別も年齢も問わず、幅広い人に受け入れられる絵を描く人で、僕は大好きなんですね。
そんな杉森さんが、ポケモン発売の数年前に会社に新しく入った女の子をめぐって、一時期反田尻派についていたという衝撃の事実が語られていてびっくりでした。結局、会社の半数が辞めてしまうという大騒動になっちゃったらしいんだけど、その時に杉森さんも辞めていたらポケモンのデザインイメージはまるっきり違うものになっていたんだろうと思うと、ちょっとゾクゾクしますね。やっぱり杉森さんがいなかったらダメだった部分って絶対あったと思います。


■次は佐藤雅彦さんの「砂浜」(amazon)を読みます。
  

 

2004年10月18日(月) 3:36
[映画]クルテクとズデネック・ミレルの世界

10/16から新宿のK's cinemaにて公開中です。チェコからやってきたもぐらのクルテクと、その生みの親であるアニメーション作家、ズデネック・ミレルさんが手掛けたその他の作品が一度にたくさん見られます。

クルテク、僕はあまり馴染みがなくて、手だけ人間みたいでちょっとコワイな…なんて思ってたんだけど、去年のキャラ博ではじめて見たら、カラフルで楽しい感じの作品で、ほのぼのした気持ちになったのを覚えています。他の作品というのもちょっと気になるので見に行ってみようかな、と思ってます。

ちなみに新宿は11/26まで。そのあとは、名古屋シネマテーク、京都シネマ、テアトル梅田など、全国巡回予定だそうなので各地のクルテクファンの方もお楽しみに。

クルテク公式サイト
レン コーポレーション

さて、ここからはせっかくなのでクルテク関連の本やDVDなんかをまとめてみました。amazonのリンクを中心にご紹介。

[本]ズデネック・ミレルの世界―チェコ・カートゥーン・アニメの巨星(amazon)…上映に先駆けて先月頃に発売されてます。発売はエスクァイアマガジンジャパン。ここからはチェコアニメをはじめ、アートアニメーション関連のムックなどが多数発売されています。
[本]Krtek Picture Friends(amazon)…こちらも先月だったかな、プチグラパブリッシングのPicture Friendsシリーズ第4弾として発売されました。クルテクの魅力を多角的に紹介してます。
クルテクと仲間たちのハンドパペット…こちらはプチグラの通販ページより。かわいい! けど、手の小さい人向けとのことなので、僕には無理かな。

[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.1
[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.2
[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.3
[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.4
[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.5
[DVD]クルテク もぐらくんと森の仲間たち Vol.6(すべてamazon)…アニメーションDVDです(ビデオ版もあります)。当初はボックスとして発売されましたが、後にバラで売られるようになりました。アニメは昨年からCS放送のカートゥーンネットワークにて放送中です。

#327 クルテク special day in チェコ大使館(2003.10.14)
  
[本]冷蔵庫/有野晋哉(amazon)

よゐこの有野先生が、ななんと絵本を出版したと言うことで、少し前から本屋に行っては探しているのですが、これがどこにもないんですよね。どこにあるんだろう? タレント本コーナー? それともまさか、普通に絵本のコーナーに置いてあったりする?

その前に、よく考えたらどんな表紙かチェックしていなかったのでここに大きく貼っとくことにします。

かっこいい表紙です。主婦と生活社より、10/1に発売されました。

よゐこ有野くんの絵本『冷蔵庫』が絶賛発売中(adore 2004.10.6)

415号室(よゐこ公式サイト)…10/24(日)15:00から、なんとサイン会も開催。しかもなぜか場所がイトーヨーカ堂木場店! やっぱりやることシュールです。
  
  ■JR新宿駅の工事中の壁に貼ってあるテープ文字を見るたびに、Webやぎの目の林さんの顔を思い出します。なぜなら、以前林さんがこのテープ文字のことをネットで紹介してたからです。

新宿駅に行くとほとんどの場合、テープ文字を目撃することになるので、新宿に行くたびに僕は林さんの顔を思い出していることになります。


■新宿駅東口のマイシティの中にある山下書店に行きました。ここ、もうすぐ閉店しちゃうそうですね。寂しいなぁ。あまり行ったことなかったけど。ふと手にしたのが「バカ日本地図」の本。改めて本として見るとすごいですね。面白すぎて、ついつい最初から最後までじっくり読んでしまいました。


■そういえば、この前南口のブックファーストに行ったら、同じエレベーターに乗ってた2人組のうちの1人が、「えっ、ここブックファーストになったの? しょべー!(おそらくしょぼいの意)」と言ってました。これまでブックファースト否定派だった僕ですが、それを聞いて、そこまで言われるほどのあれなのか、立派な本屋じゃないかという気持ちが沸いてきて、これからはブックファーストを応援していくことにしようと思ったのでした。と言っても取り立てて何をするわけでもないんですが。

ブックファーストでは絵本雑誌「Pooka」の姉妹誌(?)として新創刊した、「テイブルと」をちらっと立ち読みしました。フジモトマサルさんの4コママンガが載っているというので。マンガは立ち読みで十分な内容でした。


■また立ち読みの話ばっかりだ。


■夜中の12時、本を返しに図書館に行きました。閉まっているので新しく本は借りられません。寂しいものです。それにしても、荻窪の中央図書館近くの青梅街道沿いにすき家ができているじゃないですか。いつの間に。


■もっと単純で、ほんわかと楽しいことだけを熱心に思い浮かべていたいと思うんだけど、それだとダメかなぁ…。


■BBSにたくさん書き込みありがとうございます。遅くなっちゃったので返信はもうちょっと待っててね。
  

 
 

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