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どんぐりメモ 2002.3


#36 ”さくらももこ”のゲームが登場

2002.3.28

ゲームボーイアドバンスで、さくらももこのゲームが任天堂から発売されるそうです。
と、書くと、「ちびまる子ちゃんのゲームなんてそんなにめずらしくないよ」ってな感じですが、違うんです。
”ちびまる子ちゃん”じゃなくて”さくらももこ”なんですよ。

「さくらももこのウキウキカーニバル」と題されたこのゲーム、内容は、カーニバルを成功させるため、「カーニバル委員」となったプレイヤーが町の住人の悩みをゲーム中に登場するメールやホームページを使って解決するというアドベンチャーゲームだそうです。
で、キャラクターなどのデザイン部分をさくらももこが手掛けているっていうわけなんですが、シナリオなどのゲームの原案部分はなんと、さくらももこの実姉、みうらのりこさんが担当しているそうです(!)。

さくらももこのお姉さんというと、アニメ「ちびまる子ちゃん」ではしっかり者として描かれていますが、エッセイではちょっと変わり者っぽいエピソードが紹介されているのを読んだ気がするんですよね。
はてさてこの方、一体何をしている人なんでしょうか…。

発売日は「2002年中」とのことらしいので、まだ先っぽいんですが、気になるので紹介してみました。
(ちなみにソース(情報元)は雑誌なのでリンクがなくてすいません)

TOPICS#23 はまじ、本を出す(2002.1.10)
 


#35 「ねっとのおやつ」にしりあがり寿、見参!

2002.3.23

久しぶりに「ねっとのおやつ」を立ち上げて見てみたところ、なんと4月から、しりあがり寿の新シリーズが始まるそうじゃないですか!
びっくりですよ〜。

ちなみに「ねっとのおやつ」とは、プロバイダのSo−netが会員以外にも無料で提供しているコンテンツで、ちょっとしたおもしろムービーが1日1回見られるんですね。
最初は「バザールでござ〜る」などでおなじみの佐藤雅彦さんの作品、去年の12月からは絵本「コオロギくんの恋」のイラストなどで活躍中の黒崎玄さんの「ROBBYS」が配信されてたんだけど、お次は僕の大好きな漫画家のしりあがり寿さんということで、びっくり&うれしくて、早く4月が来ないかなぁと楽しみになってきました。

「ねっとのおやつ」の公式サイトでは、一足早く少しだけ作品が見られるようになっているんですが、やっぱりいつものゆる〜いイラストの世界が展開されているみたいです(*^〜^* )。
このムービーって、Flashってやつだと思うんだけど、ここまでラフな線で描かれたものもめずらしいと思います。
ある意味衝撃かも(^^;)。
でも今公開されているサンプル映像は全部途中で終わっているので、何だかよく分からないんですね。
これを見た人がちゃんと本編を見ようという気になってくれるのかちょっと心配かも。
でも、全部見たところで結局のところ何だかよく分からない可能性もありそうだけど(^^;)。
まあ、なんだかおかしなキャラクターもたくさん登場するようなので、キャラ好きさんも一応チェックしてみてはと思います。
あ、今やってるロボットの「ROBBYS」のおはなしも楽しい作品なので、見たことない方はぜひ今のうちにどうぞ(というか、ホントはこっちの作品について何か書こうかと思ってたんだよね)。

おーい!さるやまハゲの助(しりあがり寿公式サイト)…よく考えたら僕が今、新刊が出たら必ず買ってる漫画って、しりあがり寿の「弥次喜多in DEEP」だけなんですよ。と、思ったらさっそく3/25に7巻が発売されるって。知らんかった。あと、4月から朝日新聞の夕刊に連載を持つとか。スゴイ!


#34 ビアーチャン―かわいいキャラが酒を飲む

2002.3.22

みなさんはお酒好きですか?
僕はといえば、あまり興味がなかったので、20歳になるまで飲んだことありませんでした…(って、法律的に言えば当たり前なんだけど)。

かわいい系のキャラクターというと、やっぱり未成年層が主なターゲットになるので、お酒とはあまり接点はなさそうですよね。
でも間接的な表現なら、いくつか思いつきます。
例えば、「こげぱん」はいつも牛乳を飲んで酔っ払ってますよねー。
あと、コカコーラの「Qoo」。
大人はビールを飲んで「クー!」と言っているけど、子供だって言いたいということで、ああいうコンセプトのキャラクターが誕生したそうです。
そういえば先日取り上げたアランジアロンゾのカッパくんなどは普通にお酒を飲んだりもしますが、あれはかなり例外的なケースといっていいでしょう。

ところがここにきて、そんなキャラクター界の常識を打ち破ってしまったキャラクターがサンエックスより登場しました。
その名は「ビアーチャン」
ビール大好きの妖精だそうで、いつでもどこでもゴクゴク飲んでいるそうです(^^)。
名前もストレートなら、見た目にも、頭に泡を乗せたりなんかして直球勝負ですよ。
サンエックスキャラというと、小学生〜中高生が中心ターゲットというイメージがあるけど、ビアーチャンに限っては紹介サイトにある対象年齢ゲージも「大学生以上」となってます。
あと、チビビアーチャンという子供のビアーチャンもいて、こっちはお酒は飲めないんだそうです。
「ビールは大人になるまで飲んじゃダメだよ」というメッセージなんだと思うんだけど、なんで妖精が法律を守っているのかは謎です(^^)。
ビールと違って、ビアーチャングッズを持つのには年齢制限はありませんが、学校に持って行ったりすると、先生から「こいつは酒好きなのか?」と疑われたりして。
ビアーチャンに惚れてしまった学生さんは、グッズの所持には十分お気をつけを(^^;)。

San−Xネット…サンエックスの公式サイト。おなじみ「こげぱん」もここのキャラですね。
Qoo(北海道コカコーラ)…Qooは「クー」としか話さないんだぞ。


#33 アランジアロンゾが雑誌を作った!?

2002.3.19

アランジアロンゾの公式サイトで「アランジマシンガン」という雑誌形態の本が3/29に発売になると発表されました。
僕はアランジアロンゾが好きで、このサイト内にもコーナーがあるくらいなんですけど、そのコーナーの更新されなさっぷりからも読み取れるように、最近は少し遠ざかりぎみでした。
「アランジアワー4」「(有)アランジアロンゾ」といった本も、欲しかったんだけど我慢できてしまったので買わなかったのです。
このまま遠ざかってしまうのかなぁ、と思っていたところのこの本です。
雑誌のような本ってなに?
いきなし発売10日前に発表!?
マガジンじゃなくてマシンガンなの?
で、結局どんな内容なの?
と、公式サイトの紹介文を読んでも、どんな内容なのかさっぱり分からないのですが、それにも関わらず「ほしいー!」と胸を躍らせてしまいましたよ。

こんな廃れたファンの心すら鷲掴みにしてしまうアランジアロンゾはやっぱりすごい、と思いました…。
それにしてもどんな内容なのか、今から楽しみです。

どんぐりメモ#12 アランジアロンゾの福袋、オークションは禁止(2002.1.12)


#32 海洋堂の「チョコエッグ」フィギュアが「チョコQ」になる

2002.3.18

フィギュア入り卵型チョコの「チョコエッグ」といえば、ちょっとマニアックだったフィギュアの世界を広く一般に認知させると同時に、「食玩」市場を大幅に拡大させた立役者です。
そんな「チョコエッグ」でしたが、生産、販売を担当しているフルタ製菓(「チョコエッグ」という商標も所有)と、フィギュアを制作している海洋堂(チョコエッグがなかったら、僕なんか一生知ることのなかった企業だったかも)との関係が悪化してしまい、この度、海洋堂は新たなパートナーとしてタカラと提携、新しいフィギュア入り卵型チョコシリーズ「チョコQ」を発表したとのことです。

僕は、海洋堂が新しいパートナーを探しているというのを知ったときから、チョコエッグにかわる新しいネーミングを考えるのは大変そうだな、と思っていたんですが、やっぱりというか、「チョコQ」という名前には、チョコエッグほどのインパクトを感じませんでした。
「チョコエッグ」って、クオリティの高いフィギュアも重要だったけど、そのネーミングも同じくらいの重要だったと思うんですよね。
なんだろう、「チョコエッグ」にはなんとも言えない不思議な愛らしさがありますよね。
「チョコQ」には、それがない…。

そこで僕は、なんとな〜く、以前パソコンにインストールしていた姓名判断のフリーソフトのことを思い出し、字画を占ってみることにしました。
厳密に言うと「姓名」ではないんですが、アレですよ。
朝の情報番組「エクスプレス」で以前やってた姓名判断のコーナーでは、デーモン小暮のソロプロジェクト名「!」(エクスクラメイションと読む)なんかも堂々と取り上げていたこともあったから(ちなみに2画で、最悪の画数だと言っていた)、なんでもいいんじゃないですかね(^^;)。

んで、その結果が下のとおりです。

チ ョ コ エ ッ グ
3  3  2  3  3  4

総格=18 ◎躍進数
チョコエッグさんの総格は18です。これは,人一倍の行動力によって進歩,発展する数です。目的に向かってまっしぐらにつき進み,名を上げます。しかし,自分本意で包容力に欠けるため,人の非難を浴びます。他人への敬愛の心を養う必要があります。

チ ョ コ Q
3  3  2  1

総格= 9 ×多難数
チョコQさんの総格は9です。これは,やることなすことすべてがだめで,不幸な運命に陥る数です。(中略)ただし,ごくまれには風雲児や大富豪がでることもあります。


チョコエッグは躍進(しかし自分本位で非難を!)で、チョコQは多難…。
う、う〜ん。
こんなに思ったとおりの結果が出るとは思いませんでした…(チョコQの方は思わず途中を省略してしまいました)。


でも、チョコエッグってもう一時の大きなムーブメントは落ち着き、独特のファン層を築いてましたよね。
そういうファンにとっては、名前は変わっても、これからも安心して高いクオリティの作品を集めることができるんだし、よかったんじゃないかと思います。
名前にこだわって質が落ちるよりぜんぜんね。
タカラと海洋堂の提携第一弾としては4月から発売される戦車のシリーズ(これには「チョコQ」という名前はつかない)があるんですが、チョコエッグで爆発的ヒットとなった動物シリーズの続編(これが「チョコQ」ね)の発売は、フルタ製菓と海洋堂の契約が切れる9月だそうです。
その頃には、食玩界の風雲児として話題になっていることでしょう。
きっと。

「チョコエッグ」フィギュア、9月からはタカラから(NIKKEI NET 2002.3.7)
タカラと海洋堂が業務提携――動物フィギュア入り卵型チョコ『チョコQ』を発売(ASCII24 2002.3.12)
タカラと海洋堂が業務提携 フィギュア入りチョコレート「チョコQ」9月より発売(CharaBiz.com 2002.3.12)
あのチョコエッグが"チョコQ"になって4月に登場!!(ファミ通.com 2002.3.12)
爆発的人気の“おまけ付き菓子”--タカラと海洋堂が提携(BizTech 2002.3.12)

kaiyodo.net…海洋堂が運営するサイト。フルタ製菓との一件が詳しく掲載されているので、詳しく知りたい方はここへ。
海洋堂…公式サイト。
タカラ…提携についてのプレスリリースがあります。チョコQっていう名前はタカラの「チョロQ」にもかけてるんでしょうね〜。
フルタ製菓…チョコエッグの今後のラインナップなど。

明快姓名判断…今回使用した姓名判断ソフト。
魔人倶楽部…世紀魔IIの公式サイト。「!」についてはこちら。プロデュースはスクーデリア・エレクトロの(石田小吉以外の)人たちだったんだって。知らなかったヨ。


#31 ドラえもん映画にあのキャラクターが!

2002.3.17

ドラえもんの映画って子供の頃からあまり見る気がしなかったんですよ。
見たらね、ストーリーはそりゃあもう感動的なんですが、どうもね、普段はいじめるだけのジャイアンが勇敢になったり、いつもドジばかりののび太もちょっと活躍したりするのに抵抗があるんですよね。
テレビアニメが映画化するとだいたいそういう傾向がありますよね。
ストーリーは壮大な感じで、アニメーション自体もちょっとキレイな感じになっちゃってて。
でも、そんなんじゃなくて、アニメーションの質も普段の安っぽい感じで、ストーリーも、やっぱりラストはのび太がママやジャイアンやしずかちゃんや先生や犬に追っかけられているショットで、「ごめんなさ〜い!」って言ってて、バックではいつもの騒がしいあの音楽が流れている…、そんな映画だったらちょっと見てみたいかもしれません。
え、そんなの映画にする意味ないですか。
そうですか…。

さて、ちょうど今ドラえもんの映画が公開中のようなんですが、まあ、そんなわけで関心はなかったんですけど。
ところがですよ、たまたま近くの映画館の折り込みチラシを見て気がついたんですが、
そこには「21エモン」のゴンスケとオナベの姿があるじゃないですか!
「21エモン」とは、「ドラえもん」の作者である藤子・F・不二雄の漫画で、「ドラえもん」の二番煎じっぽく”エモン”なんてついているので、ちょっと胡散臭い感じがするものの、内容はすごくおもしろくて僕も大ファンな、あの作品ですよ。
これはスゴイことですよー!!

…。

あ、あれ、ひょっとしてまた盛り上がってるのは僕だけですか?
う〜ん、スゴイと思うんだけどなぁ。
どのくらいスゴイかっていうと




あ、すいません。
どのくらいスゴイのか考えているうちに、気がついたら10日もたってしまいました…。
このままだと映画の公開時期が終わっちゃったらいけないので、しょうがなくこのままUPしてしまいましたー。
(もうグダグダです)

「ドラえもん・のび太とロボット王国(キングダム)」公式サイト…ゴンスケは「ロボット大図鑑」というコーナーで、オナベはキャラクターの「登場人物紹介」で紹介されています。オナベは21エモンに出てくるのと別ロボットみたいだけど、ゴンスケはまったく同じ形で性格もあのままのようです。まあ、そんなに活躍するわけでもなさそうだけど、ネット上で画像が見られただけでも嬉しいのです。

キャラコラム54.21エモン世紀へようこそ!(内部リンク)…21世紀最初に書いたコラムが21エモンなんですよ。粋でしょ(^^;)。


#30 居酒屋にガチャガチャ、オフィスにグリコ

2002.3.5

ぽかーん。
春ですねぇ。
え、まだですか? でももう3月だから春でも大丈夫ですよね。
えー、「春眠暁を覚えず」と申しますが、、、と、書いたのはいいのですが、慣れないことを書いていると墓穴を掘ることになりそうなのでやめときます。

さて、先日「大人もガチャガチャ・カプセル玩具、居酒屋などへ販路開拓」(日経B20 2002.3.1)というニュース記事をネットで見ましてね、そうかそうか、そうなのかー、と思いまして。
最近は、食玩やボトルキャップのおまけについていたこともあって、ミニフィギュアが大人の人気を集めてたりしますので、大人のいる場所(=居酒屋など)にそういう感じのフィギュアが入ったガチャガチャを設置するというのも必然的な流れのような気もします。

あとね、ちょっと話は変わるんですが、似たような話として。
このニュースを見る前日に、テレビのニュースで「置きグリコ」なんていうものが取り上げられているのを見たんですよ。
これは、置き薬のような感覚で、オフィスに「置きグリコ」なる箱を置くという実験段階のサービスなんですね。
箱の中にはグリコのお菓子が入っていて、仕事の合間に欲しくなった人が取り出して、お金を払うというシステムで、なんだか「うらやましー」と思ってしまいました(^^)。

オフィスといえば、最近は自分のデスクまわりをキャラクターグッズで飾っちゃう人もけっこういるらしいですね。
今手元に、「87%の日本人がキャラクターを好きな理由」(香山リカ+バンダイキャラクター研究所・著)という本があるんですが(図書館で借りっぱなし…。早く返さねば)、この本にもそんなエピソードが紹介されているんですね。
それに対する香山さんの分析を要約すると、
以前はそういうものは家に置いていて、会社では会社の顔、家では自分に戻ってくつろぐ、という感じだった。
ところが現在では、それでは間に合わなくなってしまい、会社の中で頻繁に人格のスイッチを切り替えなくてはならなくなった、
と。
その原因としては、「大人社会の複雑化」と、「大人の幼児化」を挙げられています。
ストレス社会の現代では、本来の自分に戻って癒される時間が社内でも必要になっている人が増えているということですね。
そんなわけで、人格スイッチの象徴としてのキャラクターグッズが会社の中にまで進出している、ということらしいです。

ここで僕は、そんな大人の話を聞いた子供はどう思うのかな? と、ふと考えてしまいました。
学校って、おもちゃやお菓子の持ち込みはできない場所なわけですよね。
そういう場所にむりやり行かされている子供たちがこういう話を聞いたら、
「大人ってズルい、ちょっとたよりないんじゃない?」って思うだろうか。
それとも、「大人がうらやましい! 私も早く大人になって、自分の机をキャラクターグッズで飾りたい」って思うかな。
そして、大人である(らしい)僕は、子供からどんな反応が返ってきたら安心できるんだろう、なんて思いました。

あれ、なんだか結局慣れないことを書いちゃいましたね。
やっぱり墓穴が…。
あ、今ふと「大人は楽しい〜♪」っていう感じの歌を思い出しましたよ。
真心ブラザーズだったかな、と思ったらエレファント・ラブの方でした(検索した)。


本文とはほとんど関係なくなっちゃいましたが、カプセル玩具関係のリンクです。
コナミとタカラ、超小型玩具“MICRO IR”シリーズ新製品を発表――カプセル玩具事業参入も(ASCII24 2002.1.28)
ときめき3もカプセルに「ドラゴンキューブ」発表(GAMESPOT 2002.1.28)
レッズ…コナミ、タカラとの共同カプセル玩具事業において、フィギュア制作で関わる会社。
ユージン…トミーのカプセル玩具事業を担当する子会社。この会社が居酒屋などに進出するそうです。
ガシャポンワールド…バンダイのカプセルトイ専用サイト。日経B20の記事中で取り上げられていた「ぴよぐるみ」はこちらのページに。
TIME CAPSULE…カプセルといえばソニー・クリエイティブプロダクツのコレも注目ですね。それぞれの会社が、微妙にターゲットずれているのがおもしろいですね。


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