2.松本人志、ファービーを語る(笑) 1999.6.10


この前「ガキの使いやあらへんで」を見ていたら、なんと松っちゃんがファービーのネタで番組始まって以来の大滑りしてましたね。
松っちゃん的にはかなり自信があったようで、それが逆にああいう結果を生んでしまったようです。確かに笑いとしては失敗してしまいましたが(逆に面白くするというフォローはもちろん入ってますが)、考え方に対しては、少なくとも僕は「さすが松っちゃん、松っちゃんさすが」と思いました。

松っちゃんが何を言ったのかというと、「話しかけたらだんだん言葉をおぼえるって言うのに、なんで”日本語版”があるんじゃ」というような事です(うろ覚え)。


みなさんもご存知のように、ファービーはアメリカで発売されていました。しかも言葉を覚えるといっても、九官鳥のように実際に人間の喋った言葉を反復するのではなく、あらかじめプログラムされた言葉を喋るだけです。従ってアメリカで発売されたファービーは、いくら日本語で話しかけても英語しか覚えないのです。
そこで日本では日本語を喋るファービーが作られ、発売となったのです。

そして松っちゃんは、アメリカで生まれると必ず英語を喋り、日本で生まれると日本語を喋る「ファービー」という生物を不可解に思い、先のような発言に至ったのでしょう。

ここで視点を変えて、一般の人の目から見るとどうでしょうか。
「ファービーは玩具であり、あらかじめ喋る言葉は決められているのだから、国によって喋る言葉が違うのは当たり前で、おもちゃが擬似的に感情を持ったように振舞うところが面白さのポイントである」というのが一般的な認識だと思います。

この視点の違いに松っちゃんは気が付かなかったのでしょうね。
ただ、ここで気になる点は、松っちゃんは「ファービー」の事を生物だと考えている事です。松っちゃんの言うことはひねくれていると思われがちですが、実はかなり純粋なものの見方とも言えるのではないでしょうか。僕はこういう松っちゃんの発想に「すごいぞ松っちゃん」と、エールを送らずにいられないのです。


・・・・なんか、ファービーの事と言うより、松っちゃんのことを熱く語ってしまった。


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「ファービーの絵本」…鵜川薫 著、1999/8発売
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