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	<title>10円ロケット &#187; かいそう</title>
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		<title>10円ロケット &#187; かいそう</title>
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		<title>「大きくなあれ」</title>
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		<pubDate>Sat, 25 Sep 2010 23:30:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[間違ってた。ぼくが間違ってたんだ。 追っかけられていたぼくはとうとう追いつかれ、 首を切られてしまったんだ。 こんなところに来たのは間違いだったんだ。 どのくらい時間がたったのだろう。 気がつくと、ぼくは生きていた。 頭 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="すぱっ" border="0" alt="すぱっ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2010/09/10_100926_1.gif" width="373" height="333" />     <br />間違ってた。ぼくが間違ってたんだ。     </p>
				<p>追っかけられていたぼくはとうとう追いつかれ、     <br />首を切られてしまったんだ。     </p>
				<p>こんなところに来たのは間違いだったんだ。     </p>
				<p><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="首だけの10円くん" border="0" alt="首だけの10円くん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2010/09/10_100926_2.gif" width="370" height="190" />     </p>
				<p>どのくらい時間がたったのだろう。    <br />気がつくと、ぼくは生きていた。     <br />頭しかないのに。    <br />不思議だった。     </p>
				<p>やがて空が明るくなった。     </p>
				<p>なにもない荒野。    <br />風で何かがこすれる音がする。     </p>
				<p>日が暮れた。     </p>
				<p>いよいよ眠たくなった。     <br />死ぬときって不思議な景色を見るんだな、    <br />そんなことを思いながら意識が遠のいていった。     <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />ぺたぺた、ぺたぺた。    </p>
				<p>ちょろちょろちょろ…。     </p>
				<p>体に水を浴びている感覚がして、はっと目を覚ます。     <br />そこにはさっき見たのと同じ光景。     <br />ただ違っていたのは、     <br />じょうろを持って、ぼくにみずをかけている子がいたことだ。     </p>
				<p><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="じょうろを持った子" border="0" alt="じょうろを持った子" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2010/09/10_100926_3.gif" width="406" height="320" />&#160; </p>
				<p>「助けて！」     <br />そう叫んだ、はずだった。     <br />だけど声なんて出なかった。    <br />まあ、この状態ならしょうがないか。     </p>
				<p>「大きくなあれ」     <br />その子が言った。     </p>
				<p>最初はどういう意味なのか分からなかったけど、     <br />その子はそれから毎日同じ時間にやってきて、     <br />じょうろでぼくに水を浴びせながら同じ言葉をつぶやいた。     <br />それで分かったんだけど、ぼくを植物かなにかと勘違いしているようだった。     </p>
				<p>「大きくなあれ」     </p>
				<p>その子が声をかけてくれるたびにぼくは     </p>
				<p>「ありがとう」     </p>
				<p>と返した。     <br />もちろん、声には出せないので心の中でだけど。     </p>
				<p>それから何日も、何日も、     <br />その子は毎日欠かさず水をやりにきてくれた。     <br />その間、動くこともできずしゃべることもできないぼくは    <br />すっかり身も心も植物になっていた。     </p>
				<p>1日中風に吹かれているだけの生活。     <br />それでも自分を失わずにいられたのは     <br />明日起きたらまたあの子に会えるから。     </p>
				<p>ぺたぺた、ぺたぺた。     </p>
				<p>遠くからあの子の足音が聞こえてくること。     <br />それだけが今のぼくの楽しみだった。     </p>
				<p>だけどそんな生活もある日突然終わりを告げた。     <br />なんの理由もなく。    </p>
				<p>日が昇り、風が吹き、日が落ちる。     </p>
				<p>日が昇り、風が吹き、日が落ちる。     </p>
				<p>ひとりぼっちだった。&#160; </p>
				<p><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="日没" border="0" alt="日没" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2010/09/10_100926_4.gif" width="351" height="274" />&#160; </p>
				<p>風に吹かれていると    <br />だんだんと、どうでもよくなってくるんだ。     <br />だってここにはなにもないから。     <br />なにかを考えたくような、なにもかもが。    </p>
				<p>いつしか、ここでこうしていることが、    <br />ぼくの記憶のすべてになりつつあった。    </p>
				<p>忘れつつあった。    <br />もうあと少し、心のどこかにある     <br />細い細いくもの糸のようなものが切れたら、     <br />それでもう終わっていたんだと思う。&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />ぺたぺた、ぺたぺた。     </p>
				<p>そのときだった。    <br />遠くから、懐かしい、とにかく大好きだった音がかすかに聞こえてきたんだ。     <br />その音はだんだんと大きくなり、     <br />やがて背後までくるとぴたっとやんだ。     </p>
				<p>振り返りたい。けどできない。     <br />なんでできない？ どうしてだっけ。     </p>
				<p>やってみたらいいんじゃない？     </p>
				<p><img style="border-bottom: 0px; border-left: 0px; display: inline; border-top: 0px; border-right: 0px" title="抜け出す10円くん" border="0" alt="抜け出す10円くん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2010/09/10_100926_5.gif" width="296" height="703" />&#160; </p>
				<p>振り返ると、そこにはあの子が笑顔で佇んでいた。     <br />そしてぼくに声を掛けてくれたんだ。     </p>
				<p>「大きくなったね！」     <br />って。</p>
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		<item>
		<title>ぼくはきみのポチ</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2009/02/03/bokuha-kimino-pochi/</link>
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		<pubDate>Mon, 02 Feb 2009 16:08:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[それはいつものように部屋の中を駆けずり回っていたとき、 不意に頭上からやって来たのでした。 ゴチン！ 「いたたっ！ あ、あれ、あれ？ ここはどこだ！？ 見たことない部屋の中だ。 ここで何をしてたんだっけ？？？」 立ち上が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img style="display: inline" title="わん！わん！わん！" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-1.gif" alt="わん！わん！わん！" width="338" height="156" /><br />
				それはいつものように部屋の中を駆けずり回っていたとき、<br />
				不意に頭上からやって来たのでした。</p>
				<p><img style="display: inline" title="ゴチン！" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-2.gif" alt="ゴチン！" width="228" height="220" /><br />
				ゴチン！</p>
				<p>「いたたっ！ あ、あれ、あれ？<br />
				ここはどこだ！？ 見たことない部屋の中だ。<br />
				ここで何をしてたんだっけ？？？」</p>
				<p><img style="display: inline" title="2人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-3.gif" alt="2人" width="167" height="337" /><br />
				立ち上がり振り返るとそこには愕然とした表情で立ち尽くす人の姿が。</p>
				<p>「ああ、ついにこの日が来てしまったのね」<br />
				その女性は話し始めました。</p>
				<p>「あなたは1年前この星にやってきたの。<br />
				その時にね、あなたはピゴリン様に刃向かったのよ」</p>
				<p>「ピゴリン様？」</p>
				<p>「ピゴリン様はその絶対的な力をもってこの星を支配している存在。<br />
				あなたは私たち人民を救おうとしてある計画を立てたの。<br />
				でも計画は失敗し、ピゴリン様の魔法により記憶を封鎖され、<br />
				自分を犬だと思い込まされたあなたは、<br />
				私に引き取られ、今日までこの星で犬として暮らしてきたの。<br />
				たぶん今のショックでかつての意識が戻ったんだと思う」<br />
				<img style="display: inline" title="ピコリン様" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-4.gif" alt="ピコリン様" width="249" height="265" /></p>
				<p>何が何だか分からないけど、とにかくすごい話のようだぞ…。</p>
				<p>「あなたの乗ってきたロケットが<br />
				あの窓に見える倉庫に保管されてるの。<br />
				すぐにでもこの星から脱出した方がいいわ」</p>
				<p>ぼくには唐突すぎて事態を飲み込むことが全然できなかったけど、<br />
				自分が取るべき行動だけはどうにか理解し、<br />
				これまで面倒見てくれた（と主張する）彼女に一言お礼を告げ、<br />
				部屋を出ようとしました。</p>
				<p>「待って！」<br />
				彼女が呼び止めます。</p>
				<p>「ごめんなさい、あなたの名前を聞いていなかったから」<br />
				「あ、”10円”という名前です」<br />
				「そうなの…」</p>
				<p>再度頭を下げ、出口へ向かおうとするぼく。<br />
				「あ、ちょっと！」<br />
				再び呼び止める彼女。振り返ると、泣いてる！？<br />
				<img style="display: inline" title="涙" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-5.gif" alt="涙" width="187" height="181" /></p>
				<p>「ど、どうしたんですか！？」</p>
				<p>「私、この1年あなたと一緒にこのうちで暮らしてきて、<br />
				あなたのこと、本当の…家族なんだって思うようになっていたの。<br />
				最後に1度、抱きしめさせてもらってもいいかな」<br />
				「えっ！」</p>
				<p>そんなこと言われても…。<br />
				今のぼくにとって、目の前の彼女は<br />
				さっきはじめてお会いした知らない人なわけだし。</p>
				<p>「ごめんなさい！」<br />
				慌てて駆け出し、出口のドアを開いた。</p>
				<p>「あ、そこは出口じゃ…」</p>
				<p>そのドアは出口ではなく、別の部屋へと続く入口でした。<br />
				目の前に広がった部屋……。<br />
				<img style="display: inline" title="部屋" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-7.gif" alt="部屋" width="430" height="254" /></p>
				<p><img style="display: inline" title="POCHI&amp;HANA" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-8.gif" alt="POCHI&amp;HANA" width="289" height="100" /></p>
				<p>自然と涙があふれる。<br />
				「ハナちゃん！」<br />
				気がついたらぼくは彼女に抱きついてしまっていました。<br />
				<img style="display: inline" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-9.gif" alt="" width="204" height="186" /></p>
				<p>ロケットの中から、小さくなる星を眺めながらつぶやきました。<br />
				「ハナちゃん、いつかまたこの星に戻ってくるからね。<br />
				いつまでも、ぼくはきみのポチだから」<br />
				<img style="display: inline" title="宇宙から" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2009/02/10-090203-10.gif" alt="宇宙から" width="300" height="178" /></p>
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		<item>
		<title>コチョチョコくん（下）</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2008/10/11/cocho-choco-kun-2/</link>
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		<pubDate>Sat, 11 Oct 2008 11:52:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[（前回からの続き） &#160; タッパーから最初のコチョチョコくんを取り出し 手のひらに乗せ、話しかけます。 &#160; 「君のおかげで、コチョチョコくんがたくさん増えたよ」 「うん、よかったねっ。これで毎日飽きるほ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>（<a href="http://www.charapit.com/10/2008/10/10/cocho-choco-kun/">前回</a>からの続き）    <br />&#160; <br /><img title="タッパー" height="118" alt="タッパー" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-072.gif" width="150" border="0" />     <br />タッパーから最初のコチョチョコくんを取り出し    <br />手のひらに乗せ、話しかけます。    <br />&#160; <br />「君のおかげで、コチョチョコくんがたくさん増えたよ」    <br />「うん、よかったねっ。これで毎日飽きるほどぼくたちを食べられるねぇ」    <br />「そうだね…。ね、コチョチョコくん、    <br />君はずっとタッパーの中に居るけど、    <br />他の子たちみたいに外に出て遊びたかったら言ってよね」    <br />「ありがとう。でもぼくはここで思索に耽るのがけっこう気に入ってるんだ。    <br />あ、でもぼくを食べたくなったら遠慮なくいつでも食べていいからね」    <br />&#160; <br /><img title="手のひらに乗る" height="128" alt="手のひらに乗る" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-082.gif" width="171" border="0" />     <br />&#160; <br />最初のコチョチョコくんは、いつも    <br />”なぜぼくたちは増えるのか”    <br />”なぜぼくたちは食べられることが喜びなのか”    <br />と言ったことを考えているようでした。    <br />&#160; <br />&#160; <br />そんなある日、ぼくの家にお客さんが訪ねてきました。    <br />「こんにちは。チョコくださいな」    <br /><img title="くださいな" height="161" alt="くださいな" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-09.gif" width="105" border="0" />     <br />「え、ここはチョコ屋じゃなくてロケット屋ですけど…」    <br />ぼくは戸惑いながらそう答えました。    <br />「あれ、そうなんですか。チョコの甘いにおいがするから、    <br />チョコ屋さんなのかと思ってしまいました。    <br />そうか、チョコ屋じゃないのか。残念だなぁ」    <br />&#160; <br />どうも、コチョチョコくんが増えすぎたせいで、    <br />チョコの香りが外の通りまで漂ってしまっているようなのでした。    <br />残念そうにしているお客さんを見ていると、    <br />ちょっと気の毒になったのもあって、    <br />コチョチョコくんを1粒、あげることにしました。    <br />お客さんは最初はびっくりしていたけど、口に入れると態度を一変させ、    <br />「これはすごい！ふわっととろけて、幸せな気持ちに包まれる！」    <br />と大変驚いていました。    <br />&#160; <br />そこからは怒濤の勢いでした。    <br />&#160; <br />その日のうちに「幸せのチョコ」の噂は噂を呼び、    <br />コチョチョコくんをほしがる人達がぼくの家に押し寄せてきたのでした。    <br />あまりの勢いに押されて、1粒ずつ配ることにしましたが、    <br />すぐに在庫は底を尽きてしまいました。    <br />冷蔵庫の中のコチョチョコくんを残して。    <br />「もうなくなっちゃったので、配布はもうおしまいです！」    <br />「そんなわけない！ まだ隠し持ってるだろ！」    <br />「わかった、残りは高値で売るつもりだろう」    <br />「それなら1粒1万円で買うから売って欲しいわ」    <br />「いや、私なら3万円出すぞ」    <br />「結局金持ち相手かよっ」    <br />「オラの田植え機やるからダメだか？」    <br />&#160; <br />もうないったら！！    <br />&#160; <br /><img title="ないったら！" height="190" alt="ないったら！" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-10.gif" width="172" border="0" />&#160; <br />&#160; <br />とにかく玄関のドアを閉めようと思い、    <br />先頭にいる人を外へ押し出そうとしました。だけど、    <br />「あ、店主が客に手を出したぞ。捕まえろ！    <br />俺たちはその間に中を探すから」    <br />なんて声が上がり、あっという間に引っ捕らえられてしまったのでした。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="拘置所" height="170" alt="拘置所" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-11.gif" width="296" border="0" />&#160; <br />拘置所の中で思いました。    <br />冷蔵庫の中のコチョチョコくんたちも食べられてしまったかな。    <br />でも、食べられることが幸せだった…んだよね？    <br />&#160; <br />たくさんの幸せをありがとう、コチョチョコくん…。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コチョチョコくん（上）</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2008/10/10/cocho-choco-kun/</link>
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		<pubDate>Thu, 09 Oct 2008 22:22:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[お礼にチョコを2つもらった。 ２つか…。 &#160; &#160; と思っていたら、チョコがもぞもぞと動いたような。 &#160; ぴょこ、ぴょこ！ &#160; わわ、チョコに顔が出てきた！ &#160; 「驚かない [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img title="チョコ2つ" height="119" alt="チョコ2つ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-01.gif" width="148" border="0" />     <br />お礼にチョコを2つもらった。    <br />２つか…。    <br />&#160; <br />&#160; <br />と思っていたら、チョコがもぞもぞと動いたような。    <br />&#160; <br />ぴょこ、ぴょこ！    <br />&#160; <br /><img title="顔が出た" height="107" alt="顔が出た" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-02.gif" width="205" border="0" />     <br />わわ、チョコに顔が出てきた！    <br />&#160; <br />「驚かないで。ぼくたちはコチョチョコくんっていうんだ。    <br />ぼくたちを食べてごらんよ。おいしいよ！」    <br />&#160; <br />え、食べるったって、喋ってるし、手足や顔が、ねえ、顔があるよっ！    <br />とか思っているうちに、チョコの片一方が    <br />ぼくの口めがけて飛び込んで来ちゃった。    <br />&#160; <br />ぱく！ もぐもぐもくもぐ…。    <br />お、おいしい…。    <br />&#160; <br /><img title="おいしい…" height="154" alt="おいしい…" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-03.gif" width="139" border="0" />     <br />&#160; <br />&#160; <br />「ほらねっ」    <br /><img title="ほらねっ" height="88" alt="ほらねっ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-04.gif" width="114" border="0" />     <br />もう片一方が得意げにそう言いました。    <br />&#160; <br />「もっと食べたい？」    <br />「…食べたい」    <br />「じゃあ、いいことを教えてあげるよ。    <br />ぼくをタッパーに入れて冷蔵庫に入れてごらん。    <br />一晩たてば分裂して増えてるから」    <br />&#160; <br />半信半疑で、言われたとおりやってみました。    <br />明くる朝、言われたとおりコチョチョコくんは2人になっていました。    <br />&#160; <br />「ほら、増えたでしょ。    <br />さあ、1つお食べ」    <br />&#160; <br />そう言うと、コチョチョコくんの1人がまた口の中に飛び込んできました。    <br />&#160; <br />ぱく！ もぐもぐもぐもぐ…。    <br />口の中に甘くて香ばしい香りがふわっと広がります。    <br />香りとともに、すごく幸せな気分も体中に広がっていくのが分かります。    <br />&#160; <br /><img title="はーと" height="134" alt="はーと" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-05.gif" width="190" border="0" />     <br />「おいしい…」    <br />&#160; <br />1人になったコチョチョコくんを再びタッパーに入れ、冷蔵庫にしまいました。    <br />その日から、毎日1粒コチョチョコくんを食べる日がはじまりました。    <br />本当は、2人に分裂したコチョチョコくんをもう1日寝かせておけば    <br />4人に分裂するんだから、その方が得だと思うのですが、    <br />我慢できずに食べてしまうのでした。    <br />&#160; <br />&#160; <br />そんな日々がしばらく続きましたが、    <br />どうにか我慢に打ち勝ち、ついには    <br />コチョチョコくんを100人まで増やすことができたのでした。    <br />&#160; <br />増えすぎても持てあましてしまうので、    <br />タッパーには少しだけ入れておいて、    <br />残りのコチョチョコくんたちは部屋の中に居てもらうことにしました。    <br />みんなで走り回ったり、わいわいと遊んでいます。    <br />そのうちの1人がぼくのところにやってきてこう言います。    <br />「ね、ね、ぼくたちのこと、食べたければ言ってね」    <br /><img title="食べてね" height="124" alt="食べてね" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/10/10-081010-06.gif" width="163" border="0" />     <br />&#160; <br />そんな賑やかな中、ぼくは冷蔵庫からタッパーを取り出します。    <br />タッパーの中のコチョチョコくんの1人は    <br />最初にもらったコチョチョコくんでした。    <br />&#160; <br />&#160; <br />（<a href="http://www.charapit.com/10/2008/10/11/cocho-choco-kun-2/">次回</a>へ続く）</p>
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		<title>ひかるくん、雲になる</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2008/09/23/hikarukun/</link>
		<comments>http://www.charapit.com/10/2008/09/23/hikarukun/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 22 Sep 2008 20:11:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[「ねえ、やっぱりやめた方がいいよ」 「ごめん。やめることはできないんだ。これが一生の夢だったからね」 &#160; 夢のことを考えるとき、ぼくはひかるくんのことを思い出すのです。 &#160; &#160; &#160; [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img title="やめた方がいいよ" height="144" alt="やめた方がいいよ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-1.gif" width="264" border="0" />     <br />「ねえ、やっぱりやめた方がいいよ」    <br />「ごめん。やめることはできないんだ。これが一生の夢だったからね」    <br />&#160; <br />夢のことを考えるとき、ぼくはひかるくんのことを思い出すのです。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160;&#160; <img title="あまのがわひかるくん" height="75" alt="あまのがわひかるくん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-2.gif" width="150" border="0" />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />あまのがわひかるくん。そう名乗ってた。    <br />いつものように宇宙船「タコチャン号」に乗って、宇宙の中を移動してたら    <br />何もない宇宙空間をふわりふわりと漂っているんだもん。    <br />見つけたときはびっくりしたなぁ。そんなことはじめてだったからね。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />「ちょうどよかった。少し乗せていってよ」    <br />ひかるくんは最初からのんびりしたしゃべり方でした。    <br />なんでも、目的地まで宇宙空間を漂いながら向かっていたんだけど、    <br />同じところをぐるぐる回ったりして、なかなかたどり着けなかったんだって。    <br />&#160; <br />「ひかるくんは、何しにどこへ向かっているの」    <br />「あっちの方へ、夢を叶えに向かっているんだよ」    <br />「へ、へぇ～」    <br />&#160; <br />夢を叶えにってなんだろ…。    <br />もうちょっと詳しく聞いてみたいけど、聞いていいのかな。    <br />そうこうしているうちに、ひかるくんは    <br />「あ、もうこのへんでいいや」    <br />と言いました。    <br />&#160; <br />このへんと言っても、星ひとつないなにもない空間です。    <br />こんなところでいいのかな。    <br />タコチャン号を止めると、さっそく外へ出ようとするひかるくん。    <br />&#160; <br />「ねえ、ひかるくんの夢ってなんなの？」    <br />思い切って聞いてみました。    <br />「えっとね、雲になることなんだよ」    <br />ひかるくんはそう答えたあと、詳しく説明してくれました。    <br />自分は天の川の精だということ。    <br />天の川の精は大きくなると宇宙に出て、    <br />自分の体を粉々にして雲のようになり、宇宙空間に散らばらせること。    <br />そして、その一粒一粒が新しい星が生まれるときの核になるってこと。    <br />&#160; <br />「体を粉々って…どうやるの」    <br />おそるおそる聞いてみました。    <br />「爆発させるんだよ。体がそういうふうになってるんだ」    <br />「死ぬの？」    <br />「死なないよ。だって、たくさんの星になるんだもの。    <br />体のかたちが変わるっていうのかなぁ。    <br />脱皮する虫って見たことある？ ああいう感じだよ」    <br />&#160; <br />ぼくもけっこう宇宙を旅しているから、    <br />だいたいのことには動じないと思っていたけど、    <br />ひかるくんの言ってることは、まるで理解できませんでした。    <br />とにかく止めないといけない。    <br />&#160; <br />だけど、無理でした。    <br />それがひかるくんの一生の夢だからなんだって…。    </p>
				<p><img title="見ててね" height="164" alt="見ててね" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-3.gif" width="175" border="0" />&#160; <br />「10円くん、ぼくが雲になるところ見ててね。きっときれいだから！」    <br />&#160; <br />ひかるくんは最後にそう言うと、外に飛び出ていきました。    <br /><img title="飛んでった" height="207" alt="飛んでった" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-4.gif" width="120" border="0" />     <br />体全体を光らせながら、打ち上げ花火のように遠くへ飛んでいきました。    <br />そして…。    <br /><img title="ひかるくん" height="384" alt="ひかるくん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-5.gif" width="384" border="0" />&#160; </p>
				<p><img title="光るひかるくん" height="384" alt="光るひかるくん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/09/10080923-6.gif" width="384" border="0" />    </p>
				<p>真っ暗闇な空間に、七色のきれいな雲が広がりました。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />ぼくにとっての一生の夢ってなんだろう。    <br />ずいぶんと宇宙の中をさまよっているけど、    <br />見つけられる気配さえしないよ。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />夢のことを考えるとき、僕はひかるくんのことを思い出すのです。</p>
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		<title>涙の中に</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2007/02/21/namida-no-makani/</link>
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		<pubDate>Tue, 20 Feb 2007 15:44:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[君の涙の中に、ぼくは住んでるよ。 &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &#160; &# [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>君の涙の中に、ぼくは住んでるよ。   <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="涙の中に" height="219" alt="涙の中に" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-1.gif" width="370" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="10円くん" height="212" alt="10円くん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-2.gif" width="360" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="狭いね" height="184" alt="狭いね" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-8.gif" width="250" border="0" />    <br />ここはどこだろう。    <br />なんだか狭いね。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="2人" height="223" alt="2人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-3.gif" width="349" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="出られないようだよ" height="168" alt="出られないようだよ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-9.gif" width="250" border="0" />    <br />ずっと落ちているようだし、    <br />外には出られないようだよ。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="3人" height="226" alt="3人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-4.gif" width="384" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="出られるんじゃ" height="163" alt="出られるんじゃ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-10.gif" width="250" border="0" />    <br />上から出られるんじゃないの。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="4人" height="217" alt="4人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-5.gif" width="361" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160;</p>
				<p><img title="5人" height="209" alt="5人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-6.gif" width="365" border="0" />    <br />無理みたいだよ。    <br />&#160; <br />このまま落ちたらどうなるの。    <br />&#160; <br />ぶつかるよ、地面と。    <br />&#160; <br />地面にぶつかったらどうなるの。    <br />&#160; <br />いいことあるの？    <br />&#160; <br />いいこともあるかもしれないけど、    <br />&#160; <br />まずは体がバラバラになるんじゃないの。    <br />&#160; <br />バラバラか。    <br />&#160; <br />イヤだよ、そんなの。    <br />&#160; <br />じゃあやっぱり上から出ようよ。    <br />&#160; <br />むしろ出ないでこれごと飛んでいこうよ。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; </p>
				<p>&#160;</p>
				<p><img title="みんな" height="227" alt="みんな" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-7.gif" width="371" border="0" />    <br />そういえば、10円くん。    <br />&#160; <br />さっきから黙ったまんまだよ。    <br />&#160; <br />どうしたの。    <br />&#160; <br />なんか言ってよ。    <br />&#160; <br />なんかぼそぼそ言ってるよ。    <br />&#160; <br />なんて言ってるの。    <br />&#160; <br />わからないや。    <br />&#160; <br />あ、外の景色が変わってきたよ。    <br />&#160; <br />いよいよくるよ。    <br />&#160; <br />いよいよいくよ。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="10円くん" height="152" alt="10円くん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/070221-11.gif" width="250" border="0" /></p>
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		<title>穴からお月見</title>
		<link>http://www.charapit.com/10/2006/06/19/otsukimi/</link>
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		<pubDate>Sun, 18 Jun 2006 15:06:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[「言っとくけど、こんなことになったの、10円くんのせいだからね」 &#160; 「あー、はいはい、わかってるよ」 &#160; ぼくの大事な相棒、ロケットのタコチャン号の燃料が切れかかってしまい、 見知らぬ星に不時着し、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><img title="月を眺める" height="105" alt="月を眺める" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-1.gif" width="242" border="0" />    <br />「言っとくけど、こんなことになったの、10円くんのせいだからね」    <br />&#160; <br />「あー、はいはい、わかってるよ」    <br />&#160; <br />ぼくの大事な相棒、ロケットのタコチャン号の燃料が切れかかってしまい、    <br />見知らぬ星に不時着し、タコチャンの食べられそうなものを探すことになったのでした。    <br />まあ、僕が予備の燃料を積んでなかったのが悪いんだけど、    <br />それにしてもひどい言いようだなぁ、タコチャンは。こっそり悪口言ってやろ。    <br />&#160; <br />「このタコ…」    <br />&#160; <br />「え？ なんか言った？」    <br />&#160; <br />タコチャンは地獄耳でした。    <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="食べもの" height="95" alt="食べもの" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-2.gif" width="122" border="0" />    <br />別々になって食べものを探すことになりました。    <br />あ、この変なくだものみたいなのは食べられるかも！    <br />そう思って手を伸ばした瞬間、誰かが横取りしたのでした。    <br />&#160; <br /><img title="シュタ！" height="127" alt="シュタ！" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-3.gif" width="165" border="0" />    <br />&#160; <br />「ヨソモノには渡すものか！」    <br />&#160; <br /><img title="現地の子" height="109" alt="現地の子" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-4.gif" width="97" border="0" />    <br />そう言って現れたのは、どうも現地の子のようでした。    <br />&#160; <br />「それ、君のものだったの。ごめんね」    <br />&#160; <br />「いや、オレのものではないが、おまえにはやんねぇ」    <br />&#160; <br />「…だったら別にいいよ、他の探すから」    <br />そう告げると、現地人くんは首を大きくぶるんぶるんさせてこう言いました。    <br />「この星にあるものはみんなやんねぇ！    <br />あっちに変な形ののりものあったの、あれおまえのだろ。    <br />あれに乗ってさっさと帰れってこった」    <br />&#160; <br />「いやいや、乗って帰ろうにも燃料がないから…」    <br />&#160; <br />と言おうとしたところ、現地人くんは少し離れたところに移動していました。    <br />&#160; <br />「やーい！ これが欲しいなら奪ってみろ！」    <br />&#160; <br />なんて言ってるけど、別にくだものは探せば他にもありそうだし、    <br />別の場所に移動しようとしたところ、    <br />&#160; <br />「おい、こっちだよ！ どこに行こうとしてるんだ」    <br />&#160; <br />なんて言うわけです。    <br />どうも追っかけてきて欲しいみたいなので、後を追ってみることにしました。    <br />&#160; <br />………。    <br />&#160; <br />すぐに追いついてしまいました。    <br />手を伸ばせば捕まえられそうなところまで来ても、    <br />現地人くんはまだ威勢のいいことを言っています。    <br />&#160; <br />「おまえ、見かけによらず速いんだな。    <br />でもこっちには必殺技のスーパーダッシュが、うわぁあぁぁ」    <br />&#160; <br />急にいなくなったかと思ったら、ぼくの視界もおかしくなって、うわぁぁ、    <br />2人して地面の穴に落っこちちゃったのでした。    <br />最近、穴にはまることが多くて困ります。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />この穴はかなり深く、水のない井戸のようになっていました。    <br />中では先客に    <br />「おまえが追っかけてくるからだぞ」    <br />なんて言われたけど、そんなのぼくのせいじゃないし。    <br />ここからどうやって出ればいいのか、ちょっと考えても思いつきません。    <br />&#160; <br />ぐるる～    <br />&#160; <br />おなかが鳴ってしまいました。    <br />すると、現地人くんが半分に割ったくだものを差し出すのでした。    <br />「異星人でも腹減ると鳴るんだな」    <br />なんて言われながら、受け取りました。    <br /><img title="2人" height="132" alt="2人" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-5.gif" width="222" border="0" />    <br />くだものはやけにすっぱかったけど、おいしかったです。    <br />タコチャン、急にぼくがいなくなって心配しているかな…。    <br />&#160; <br />「あ、あれ」    <br />&#160; <br />現地人くんが指さした方を見上げると、    <br />穴の入口から見える空に、ちょうど月がやってきていたのでした。    <br /><img title="穴の入り口" height="110" alt="穴の入り口" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-6.gif" width="189" border="0" /></p>
				<p>なんだか、現地人くん、満足そうなアホづらで眺めています。   <br />&#160; <br />ぼくはそんな現地人くんを眺めながら、    <br />今のこの時間、割と悪くはないな、と思ったのでした。    <br /><img title="悪くない" height="114" alt="悪くない" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/10-060620-7.gif" width="198" border="0" /></p>
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		<title>あきらめびと</title>
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		<pubDate>Fri, 09 Jun 2006 15:14:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[「ぼくのことなら、きみのノートの14巻25ページに書いてあるよ」 &#160; &#160; &#160; ぼくはいろんな星に旅したことがあるけど、 現地の子と仲良くなることってあまりないのです。 でもたまには仲良くなる [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>「ぼくのことなら、きみのノートの14巻25ページに書いてあるよ」   <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />ぼくはいろんな星に旅したことがあるけど、    <br />現地の子と仲良くなることってあまりないのです。    <br />でもたまには仲良くなることもあって、    <br />今日の話も、そんな遠くの星で暮らす友達の話です。    <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="遠くの星" height="267" alt="遠くの星" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/060609-1.gif" width="280" border="0" />    <br />&#160; <br />その星では2種類の人が暮らしていて、    <br />片方の人達は地面で忙しそうに生活しています。    <br />そしてもう片方の人達は空中に漂いながらのんびりと暮らしています。    <br />ぼくの友達、ウオットくんは空中で漂いながら生活する方の人です。    <br />&#160; <br />空中で暮らす人はみんな日記を付けるのが好きで、    <br />だいたいの人は手にノートを持っています。    <br />久しぶりにウオットくんに会うと、決まってぼくのことは忘れているので    <br />前にぼくが会いに来たときのことが書かれているノートのページ数を、    <br />ぼくが教えてあげるのです。    <br />ウオットくんは、そのページをチェックしたあと、    <br />&#160; <br />「あ、ホントだ。会ってるね。また会いたいと思っていたんだよ～」    <br />&#160; <br />って、言ってくれるのです。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br /><img title="ウオットくん" height="83" alt="ウオットくん" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/060609-2.gif" width="100" border="0" />    <br />&#160; <br />ウオットくんとの最初の出会いは、    <br />ぼくがこの星に仕事で来ていた時のことでした。    <br />その時ぼくは大事なモノをなくしてしまって探していたら、    <br />ウオットくんが一緒に探してくれたのでした。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />ウオットくんに何度目かに会ったときのこと、こんな話になりました。    <br />&#160; <br />「10円くん、きみに会うのは何回目だっけ～？」    <br />&#160; <br />「4回目だよ」    <br />&#160; <br />「だったら、もういいかな…。お近づきのしるしに、    <br />この僕のこと、この星のこと、聞いてみる～？」    <br />&#160; <br />「う、うん」    <br />&#160; <br />そう言ってウオットくんは話し始めました。    <br />この星の住人は本当は1種類だってこと。    <br />宙に浮かぶ住人たちも、    <br />昔は地上で暮らしていたこと。    <br />宙に浮かぶ住人たちは、    <br />地上の人から「あきらめびと」と呼ばれていること…。    <br />&#160; <br />「その言葉どおり、地上での暮らしをあきらめた人たちのことなんだよね」    <br />&#160; <br />と教えてくれました。    <br />地上での暮らしに行き詰まりを感じた住人たちは、    <br />自ら意識を解き放ち、自分のからだを捨てるのです。    <br />放たれた意識は、ふわふわしたもうひとつのからだをかたちづくり、    <br />第2の生活を始めます。    <br />それが「あきらめびと」と呼ばれる人達になります。    <br />&#160; <br /><img title="あきらめびと" height="137" alt="あきらめびと" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/060609-3.gif" width="140" border="0" />    <br />&#160; <br />あきらめびとになると、今までのようにものを食べなくても    <br />生きていけるようになるんだそうです。    <br />（なのでみんな働かなくなります）    <br />そして、ぷかぷかと空中に浮かんでいられるようになります。    <br />そしてそして、新しいことをなにひとつ、覚えられなくなるんだそうです。    <br />&#160; <br />「その日に起こったことなら覚えていられるんだけど、    <br />寝て起きるともう忘れているんだ～。    <br />すべてをあきらめたあの日までのことなら覚えているんだけどね。    <br />だからあきらめびとになると、どんなにめんどくさがり屋さんでも、    <br />日記をつけ始めるようになるんだ～。    <br />じゃないと、今までどんなことがあったのか、全然わからなくなるからね。    <br />日記は明日の自分へのメッセージなんだよ」    <br />&#160; <br />と、ウオットくん。ちょっとかっこいい気がしました。    <br />&#160; <br />「そうして朝起きたら、みんな日記を読み返すんだ～。    <br />へー、こんなことがあったのかってね。    <br />そうしている時間は、すごく楽しくて、みんな好きなんじゃないかなぁ。    <br />中には日記を読むだけで、1日のほとんどを使ってしまう人もいるらしいよ」    <br />&#160; <br />「地上の人達もいつかはみんな、あきらめびとになるの？」    <br />&#160; <br />「いや、ならない人も多いよ。    <br />地上の人たちの多くは、僕たちのことを    <br />脱落者だって軽蔑しているからね。    <br />でもこうやって、ぷかぷか浮かんで    <br />その日暮らしするのも悪くないと思うんだ～」    <br />&#160; <br />しばらく間を置いて、ぼんやり空を眺めながらウオットくんは言いました。    <br />&#160; <br />「君みたいに会いに来てくれる人もいるしね」</p>
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		<title>ヘンテコなキミ</title>
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		<pubDate>Sun, 28 May 2006 16:00:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[「バイバーイ！」 &#160; 見えなくなるまで、いつまでも手を振っていたけれど、 ずっと覚えててくれるかな、ぼくのこと。 ぼくは忘れないよ。 &#160; &#160; &#160; コロッケにソースをかけようとするた [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>「バイバーイ！」   <br />&#160; <br />見えなくなるまで、いつまでも手を振っていたけれど、    <br />ずっと覚えててくれるかな、ぼくのこと。    <br />ぼくは忘れないよ。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />コロッケにソースをかけようとするたび、    <br />あの時のことを思い出すんだ。    </p>
				<p>ベンチで寝ている人を見るたびに、    <br />あの時のことを思い出すんだ。    </p>
				<p>網戸がなかなか閉まらないときに、    <br />あの時のことを思い出すんだ。    </p>
				<p>そしてもう2度と会えないことも思い出して、    <br />悲しくなるんだ…。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />「そんなことないよ」    <br />&#160; <br />&#160; <br />どこからか声がした。    <br />振り返ってみたけれど、誰もいない。    <br />当たり前か、この船に乗ってるのはぼく1人だからね。    <br />&#160; <br />「ここだよ。ここにいるよ」    <br />&#160; <br />でもやっぱり声がする。それもすごい耳のそばから。    <br />鏡を見ると頭の上になんかいた。    <br /><img title="コンニチハ" height="132" alt="コンニチハ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/08/060529-1.gif" width="150" border="0" />    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />なにこのヘンテコ。    <br />などと思っているうちに、そのヘンテコはしゃべりだした。    <br />&#160; <br />「待って！ ボクは虫じゃないよ。殺さないでね」    <br />&#160; <br />「殺しはしないよ。で、キミは誰？」    <br />&#160; <br />「ボクのことはいいから、きみのことこそこのボクに教えてよ」    <br />&#160; <br />「え、いやだよ」    <br />&#160; <br />「じゃあ、ボクもいいよ」    <br />&#160; <br />「ここ、ぼくの船だから、出てってくれる？」    <br />&#160; <br />「出てって…、外は宇宙だよね？ 出たら死ぬよね？    <br />やっぱりきみはボクを殺そうとしてる！ ウワーン！」    <br />&#160; <br />「殺さないから。で、キミはなんでここにいるの？」    <br />&#160; <br />「なんでって言うか、ずっとここにいるのさ」    <br />&#160; <br />「ずっと？」    <br />&#160; <br />「ボクは普段は見えないけど、いつもここにいるんだ。」    <br />&#160; <br />「いつもいるの？」    <br />&#160; <br />「そだよ。だからきみの恥ずかしいことも知ってるよ」    <br />&#160; <br />「ぼくは恥ずかしいことなんてしないよっ」    <br />&#160; <br />「へー、ならいいけど」    <br />&#160; <br />「で、キミはずっと姿を消していたのに、    <br />なんで今日はぼくの目の前に出てきたのさ？」    <br />&#160; <br />「それは、きみが出てきてほしそうにしてたからだよ」    <br />&#160; <br />「ぼくが？」    <br />&#160; <br />「そう。なんかね、さみしそうだったから。    <br />でも安心してね。いつもきみのそばにはボクがいるから」    <br />&#160; <br />「別にさみしくないから、いてくれなくていいよ」    <br />&#160; <br />「またまた強がり言って。    <br />あ、そろそろ時間切れだ。    <br />ぼくはそろそろ消えるけど、ま、そう言うことなんで。    <br />じゃあまたね！」    <br />&#160; <br />そう言うと、ヘンテコなキミは    <br />手を振りながら、消えた。    <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />&#160; <br />でも、ずっといるそうです。</p>
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		<title>しっぽくん、飛び出る</title>
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		<pubDate>Sun, 16 Oct 2005 18:07:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>PIT</dc:creator>
				<category><![CDATA[かいそう]]></category>

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		<description><![CDATA[ぼくはいつも道に迷ってしまいます。 広いからね、宇宙は！ その日もてきとうに降り立った星で ぶらぶらとお散歩してました。 &#160; &#160; うっそうとした森の中。 そういう人目につかなさそうなところで 見たこと [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>ぼくはいつも道に迷ってしまいます。   <br />広いからね、宇宙は！    <br />その日もてきとうに降り立った星で    <br />ぶらぶらとお散歩してました。    <br />&#160; <br />&#160; <br />うっそうとした森の中。    <br />そういう人目につかなさそうなところで    <br />見たことのない、へんてこな植物や    <br />変わった動物を発見するのが好きなのです。    <br />&#160; <br />&#160; <br />その日もいつものように    <br />いろんなものを見ては    <br />「おお～！」    <br />なんて驚いたりしていたんだけど、    <br />その日はそれだけでは終わらなくてね。    <br />目の前の茂みが突然ガサゴソ動き出したんだ。    <br /><img title="ガサゴソ" height="216" alt="ガサゴソ" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/07/10-051017-1.gif" width="177" border="0" />    <br />&#160; <br />「な、なんだ！？」    <br />そう思って警戒すると、そこから飛び出したのは    <br />なんだか丸っこい生き物だった！    <br />&#160; <br /><img title="えいや～！" height="151" alt="えいや～！" src="http://www.charapit.com/10/wp-content/uploads/2008/07/10-051017-2.gif" width="200" border="0" />    <br />&#160; <br />この子、「しっぽくん」と言って、この星の住民でした。    <br />めずらしい子（ぼく）がいるので飛び出てみたとか。    <br />ぼくとしっぽくんは    <br />この後いっしょに遊んだりしたあと    <br />お別れするんだけど、その時の話はまた今度です。</p>
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